◆殺◆ ニンジャ名鑑N18 【アースクエイク】 ◆伐◆
ソウカイ・シックスゲイツのニンジャ。身長2m50cmの超巨体。その怪力と耐久力を主な武器とするが、闇雲に暴れ回るのではなく、冷静な判断力を活かして司令塔の役割を果たすことが多い。哲人めいた顔つきで思慮深く、しばしば沈思黙考状態に入る。
◆忍◆ ニンジャ名鑑#18 【アースクエイク】 ◆殺◆
ソウカイ・シックスゲイツ所属ニンジャ。身長二m五十の異常巨体。筋骨隆々でその怪力を主な武器とするが、闇雲に暴れるのでは無く、頑強さを活かして司令塔の役割を果たすことが多い。実際かなりの知能派で、しばしば沈思黙考状態に入る。
登場エピソード
(……ヒュージよ、お前はもうオシマイだ。最後に、俺の役に立ってくれたな)
人物
- ソウカイヤのニンジャにして「シックスゲイツの六人」の一人。
- 敵対組織のニンジャにも高く評価されるほどの実力者であり、また怜悧でリアリスティックな思考回路の持ち主。その冷静沈着な状況判断力はUNIXに例えられる。
- ヒュージシュリケンとは「ヒュージ」「アース」と通称で呼び合う相棒の間柄であるが、そんな彼に対しても決して情に流されない冷酷さも備えている。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【サプライズド・ドージョー】によると、ソウカイヤに入ったヒュージシュリケンの才能を早くから見抜いて相棒に抜擢し、彼がシックスゲイツ入りする前から自らのミッションに同行させていたらしい。
- アニメイシヨンでの担当声優は白熊寛嗣=サン。ちなみに氏の苗字「白熊」は芸名ではなく本名である。白熊以上の巨体を持つアースクエイクを演じるのにこれ以上適した人物はいないだろう。
外見
- 身長2m50cm(物理書籍版では「8フィート超」)の異常巨体。手足も首も野太い。
- 沈思黙考する彼の相貌は「帝政ローマの哲人」に喩えられている。
- 物理書籍版にて加筆されたところによると、メンポは金属製。
- アニメイシヨンでは明らかに設定を上回る超巨体で登場している(ラオモト・カンも同様)。なお、シーンによって他キャラとの身長比が違う気がするのはきのせいだ。いいね?
- 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」でもかなり大きく描かれており、関根=センセイは3巻の設定デザイン集にて「ちょっと『アニメイシヨン』に引きずられ」たとコメントしている。
- 「ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ」では、異常巨体というレベルではないものの長身な背丈の偉丈夫でデザインされている。また知的という側面を重視したのか、落ち着いたアトモスフィア漂うダンディなグッドルッキング・ガイである。
- 「プロトニンジャスレイヤー」では七メートル超。「襲撃のソウカイヤ」では歩くだけで街路樹をなぎ倒し、橋代わりになってヒュージシュリケンやサイボーグニンジャ達を堀の向こうへ渡している。
元ネタ・考察
- アースクエイク(earthquake)は「地震」の意味。
- 彼がその巨体から繰り出すビッグカラテを地震に例えているのだろう。
- 巨体でアースクエイクでニンジャというと、オールドゲーマーには往年の名格闘ゲーム「サムライスピリッツ」の登場キャラを思い出さずにはいられない。残念ながらこちらは鎖鎌は使わないようだが。
ワザ・ジツ
- 怪力を特徴とするビッグ・ニンジャクランのニンジャソウルを宿す、ビッグカラテの使い手。
- ナラク状態のニンジャスレイヤーの攻撃をもしのぐ高いニンジャ耐久力を持つだけでなく、暴走終了後の一対一でのカラテでは彼を圧倒しさえした。
- 巨体から繰り出されるパワフルなカラテに眼が行きがちだが、前述の通り、彼の最大の武器はその優秀な頭脳であろう。冷静で狡猾な状況判断を的確に下せるという点において、レッドゴリラやサイクロプスなど、粗暴さ一辺倒のビッグカラテ使いとは一線を画する。
- N-FILES【サプライズド・ドージョー】では、単純なカラテと一対一戦闘能力の面ではシックスゲイツ随一の強者であったと説明されており、マルノウチ抗争においては敵将パーガトリーのカラテミサイル散弾を真正面から全弾受け止めてなお前進するほどの凄まじい頑強さを誇ったという。
大型ハーレー
- 移動手段として「鋼鉄の猛獣」と形容されるサイドカー付きの大型ハーレーを駆る。
- Twitter上での第1部連載時点では、ニンジャスレイヤーを除くと他にはバジリスクくらいしか存在しない珍しいバイク乗りニンジャであった。
- オムラ・インダストリ製の高性能UNIXを搭載し、ハイテク・ナビゲーション・レーダーやIRC通信を使用可能。
- サイドカーには煙幕弾やソニック・バクチクの発射機構を搭載している。また、ドラゴン・ドージョー襲撃の際にはさらなる切り札も……。
ストーリー中での活躍
- ヒュージシュリケンと共にドラゴン・ドージョー襲撃の任務に赴く。道中でのニンジャスレイヤーとの交戦でヒュージシュリケンが負傷し、冷静さと実力を失ったと見るや即座に囮にする冷酷さ・狡猾さを見せた。
- 冷徹な状況判断とカラテによってユカノやニュービーニンジャ達を蹴散らしドージョーを壊滅せしめ、遅れて現れたニンジャスレイヤーをも追い詰めるが、最終的にはドラゴン・ゲンドーソーとニンジャスレイヤーの二人がかりの猛攻の前に倒れ、インストラクション・ワンの最初の犠牲者となった。
- ちなみに彼が爆発四散した際は、なぜか生首の方が爆発した(他のほとんどのニンジャは胴体が爆発する)。
- 後にこの時の攻撃がドラゴン・トビゲリであったことが判明。打ち倒すのに二人がかりのドラゴン・トビゲリが必要だったとは、やはり只者ではない。
- 初期の1エピソード内であっさり倒されたニンジャだが、マルノウチ抗争で彼のイクサぶりを目撃したと推測されるデスナイトからビホルダーと並んで高い評価を得ていたり、「キョート・ヘル・オン・アース」にて地の文=サンに「ソウカイ・シンジケートの巨星」と形容されるなど、話が進むにつれ作中でもヘッズの間でもその実力に対する評価が上がっている人物である。
- また、登場から実に8年後に掲載されたニンジャスレイヤープラスのN-FILES【サプライズド・ドージョー】では彼のマルノウチ抗争における活躍も断片的にだが明かされており、ビッグニンジャの代表格としての立ち位置は今なお健在といえる。
一言コメント
- ↑それに他のビッグ系統と違って騙しうちしてきたり、小細工しても簡単に見破ってきそうだから、異質で相当厄介というのがわかる。それに打ち合いでは通常ニンジャスレイヤー=サンでは相手になっていないことから中々にヤバイ級のワザマエであることもわかる。 -- 2022-06-25 (土) 22:34:45
- ニンジャスレイヤーとローシ・ニンジャの2人を相手にして生き残れるニンジャがどれだけ居るのかという話ではあるのだなぁ その上で最も恐ろしいのは頑強さでもカラテでもなく(これら二つを前提にしているとはいえ、)その知性だというのも好き -- 2022-06-26 (日) 01:25:45
- 通常死神でもグラマス級の強さなのに、ローシ・ニンジャとかいう各部ボスまではいかないにしても、それに匹敵するワザマエの持ち主ですからね。戦おうにもこの2人対1という時点で無理ゲーでしょう。逃げきれる(生き残れる)ニンジャにしてもゲン・ジツを使う奴らかスロハンかカーバンクルらへんじゃないと厳しそうですね。 -- 2022-06-27 (月) 00:34:20
- 実際ラオモトにリアルニンジャのドージョー襲撃を任せられるだけのことはある強者な。ヒュージとの連携が万全な状態だったらローシ・ニンジャ=サンとすら互角に渡り合えたかもな -- 2022-06-27 (月) 23:52:02
- だがセンセイだけなら十分やりあえそうな強さはありそうですから、やはり個人的にはヒュージがあそこで無鉄砲にインタビューせずヘルカイトからの連絡を待ちまっすぐドージョー放火に行ってたら(死神と遭遇せず死神も多分来なかった?)もしかしたら任務達成出来てたかもしれないからそう考えるとやはりあの任務時はヒュージではなくヘルカイトなどと任務に当たっていたらと思ってしまいますね。でも結果的にセンセイを倒せたのもヒュージのおかげなのですが、、、 -- 2022-06-28 (火) 22:03:55
- 怒らないで下さいね、これだと頭のう指数が低い上に肝心の暴力すらニンジャスレイヤー=サンにボロ負けしたマスター•レッドゴリラ=サンがバカみたいじゃないですか -- 2022-07-04 (月) 17:45:02
- 貴様ーッ!レッドゴリラ=センセイを愚弄する気かぁっ!…でも実際レッドゴリラ&アロンダイトとアースクエイク&ヒュージシュリケンならソウカイヤ側に分がありそうっス。忌憚の無い意見ってやつっス。 -- 2022-07-04 (月) 18:20:23
- しゃあっ ドラゴン・トビゲリ!! -- 2022-07-08 (金) 02:10:20
- 許せなかった…忍殺のコメ欄がタフ語録に汚染されていたなんて…… -- 2022-10-16 (日) 22:43:25
- 特注なのかもしれないけどバイクのシフトチェンジは器用な操作が求められるのでビッグニンジャの巨体でやってるならニンジャ器用さも相当なものなんでしょうネ -- 2023-09-14 (木) 20:41:04