ドイツ RankI 爆撃機 BV 138 C-1
概要
Update 2.9 “Direct Hit”にて追加されたドイツの飛行艇。長距離偵察や機雷掃海、物資・兵員輸送などの支援任務にも幅広く使用された。
ゲームではDo 17 Z-7と同じくMG151が銃座ではあるが使用でき、BR1.7帯では同じく銃座ではあるもののMG131が使える唯一の機体。
機体情報(v2.11.0.42)
必要経費
必要研究値(RP) | 4,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 2,100 |
乗員訓練費(SL) | 600 |
エキスパート化(SL) | 2,100 |
エース化(GE) | 40 |
エース化無料(RP) | 110,000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.3 / 1.7 / 1.7 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | 170 ⇒ *** / 480 ⇒ *** / 720 ⇒ *** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 266⇒*** / 253⇒*** |
(高度***m時) | |
最高高度(m) | 2800 |
旋回時間(秒) | 41.0⇒*** / 44.2⇒*** |
上昇速度(m/s) | 0.6⇒*** / 0.6⇒*** |
離陸滑走距離(m) | 700 |
最大出力(hp) | 671⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | 809⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | *** |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 3 |
限界速度(IAS) | *** km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機銃 (単装) | 13mm MG131 | 1 | 1450 | 後部上面 | ** |
機銃 (単装) | 20mm MG151 | 2 | 1900 | 機首/後部 | ** |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
13mm MG131 | 既定 | IT/AP-I/IAI/AP-I | 18 | 17 | 6 | 5 | 3 | 3 |
徹甲弾 | AP-T/AP-T/IAI | 18 | 17 | 6 | 5 | 2 | 2 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20mm MG151 | 既定 | IT/HEI/APHE | 19 | 17 | 13 | 6 | 6 | 6 |
汎用 | IT/HEI/HEI | 15 | 13 | 8 | 3 | 3 | 3 | |
徹甲弾 | AP-I/AP-I/APHE/IT | 21 | 17 | 13 | 6 | 6 | 6 |
追加武装
凡例 | ||||
---|---|---|---|---|
記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
RKT | ロケット | BOM | 爆弾 | |
AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
GUN | 機関銃/砲 | CM | 対抗手段 | |
MINE | 機雷 | TPD | 魚雷 |
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
BOM | SC50 汎用爆弾 | 6 | -3.6/-5.0 | -0.3/-0.3 | +0.6/+0.9 | ** | 初期追加武装 | 合計搭載量 300kg (爆薬量150kg) |
爆弾
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
機体改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 300 | 180 | 50 |
ラジエーター | ||||
銃座13mm | ||||
II | コンプレッサー | 330 | 200 | 60 |
機体 | ||||
銃座20mm | ||||
III | 主翼修理 | 370 | 220 | 70 |
エンジン | ||||
新しい13mm機関銃 | ||||
IV | インジェクター交換 | 480 | 290 | 90 |
カバー交換 | ||||
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Do 17 E-1 |
---|---|
派生機体 | - |
次機体 | He 111 H-3 |
解説
特徴
火力
BR1.7でありながら20mmMG151機関砲2門、13mmMG131機関銃1門とかなりの重武装である。
13mmMG131機関銃の弾薬は焼夷弾が多くて敵を燃やしやすい規定か、貫通力が高い弾(徹甲曳光弾)が多い徹甲弾ベルトにするのかは個人で好きな方を選ぶと良い。
銃座配置は機首及び機体後部に20mmMG151機関砲を1門ずつ、13mmMG131機関銃は中央のエンジンの後ろ、機体上部に配置されている。
射界は良好で、全ての銃座が180度旋回でき、13mmMG131機関銃は真上も狙うことができる。
しかし、飛行艇であるが故に下方は銃座の死角になっており、本機を狙うなら下方からの突き上げが有効だろう。
爆装は50kg×6と貧弱であり、本格的な爆撃能力はない。
防御
防御力についてだが、そもそも装甲がなく、高いとは言えない。
その上、エンジンが被弾しやすい配置になっているため、注意しよう。
機動性
鈍足である。スペック上の最高速度は約280km/hであるが、実際は高度1000mでも200km/h程度しか出ない。
因みにRBでは400km/h程で空中分解してしまう。
旋回時間も約40秒、上昇速度も約1m/秒程度である上、最高高度も2800mと低く、飛行性能は極めて劣悪と言わざるを得ない。
総評
銃座火力は良好だが、防御、機動性ともにかなりの問題を抱えている。本機を乗りこなすには、まずは銃座での迎撃の習熟が必要である。
立ち回り
【アーケードバトル】
上昇速度が極めて遅く、50kg爆弾6つ以外の搭載ができないので高所からの爆撃はほぼ不可能。
一方で、ある程度の味方による援護があれば戦闘が激しいエリアでの低空爆撃が可能。
前線に沿って被弾を減らす為に蛇行しつつ行き来しながら続けて爆撃をすると爆撃による戦果を上げやすい。
それなら1000m以下からの緩降下爆撃を繰り返し、精密爆撃による敵地上部隊を確実に破壊したい。
搭載弾数が6つなので敵機が沢山来ない限りは十字のマークがハッキリと表示されるまで狙いを定めて一つずつ投下。
非力なエンジンなので一つでもやられると高度維持で精一杯になるが、
その後が意外と粘り強いので無理さえしなければ自前の20mmと13mmでの撃墜も望める。
相手が一流の腕でさえなければ予備機なら2,3機つけられても味方が来るまで持つ事が多いので諦めずに味方の居る方向に向かおう。
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
原型となる機体は1934年にハンブルク航空機がHa 138の名称で開発を開始した飛行艇である。当初はBMW社製エンジンを2基搭載する計画だったが、エンジンの開発が遅れた為にそれを断念し、Do 18(未実装。本機と同じく飛行艇)と同じユンカース ユモ 205を3基搭載する形で再設計された。1937年に完成した機体はHa 138と名づけられたが、方向安定性が極端に低く、荒天時における機体の強度不足も指摘された。また、この開発の途中で会社名がブローム・ウント・フォス社に変更されたため、開発中の機体もBV 138となった。
BV 138の1号機は1939年2月に初飛行した。艇体の延長やエンジンの換装により機体の安定性は向上したが、BV 138Aと名づけられた増加試作機は、荒れた海面における運用時の構造上の強度不足が指摘された。このため一時BV 138Aは工場にて補強を受けた。補強を受けたBV 138Aを原型として、エンジンを強力なものに換装したBV 138Bが少数機生産された後、1941年に本型であるBV 138Cが登場した。BV 138Cは機体の各所を補強したうえ武装も強化しており、主力運用機として227機が生産された。
完成したBV 138は手始めに北欧侵攻のヴェーザー演習作戦に参加した後、ノルウェー沖や大西洋、地中海でUボートと連携した船団攻撃に加わり、機雷掃海や物資・兵員輸送などの支援任務にも幅広く使用された。
--加筆、修正求む--
小ネタ
思わず二度見するような複雑なシルエットだが、よくよく見るとP-38やP-61のような双ブームレイアウトの一種とわかる。中央胴体が翼を挟んで二股になっており、エンジンナセルと艇体に分岐しているだけで……やっぱり他に類を見ない。
この柔軟かつ合理的設計を施したのが、ドイツが誇る鬼才リヒャルト・フォークト博士である。
博士は超巨人飛行艇 BV 238や超左右非対称機 BV 141に代表される異形機から、主翼端にごく小さなブームでオフセットされた【鋏翼】なる小翼、つまりウィングレットの祖先まで、画期的なデザインを次々と世に送り出した。
その天才を以てしても、本機のデザインはかなりの挑戦であったのか、すべてのナセルを艇体から分離した、より自重的な図面をバックアップとして残している。設計案 P.111、超左右非対称飛行艇である。やっぱり自重なんてなかった。
なお、博士は本邦とも縁が深く、川崎航空機に請われて九二式戦闘機の設計を指導した。この時格別の薫陶を受けた人こそ、後に九二式の後進たる九五式戦、三式戦飛燕を生む土井武夫氏である。九二式戦がごく普通の複葉機であったことは、飛燕が双胴や超左右非対称機ではない所以なのかもしれない。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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