フランス RankIV フリーゲート Elan-class, Commandant Domine/エラン級通報艦 コマンダン・ドミネー

概要
Update 2.51 “Spearhead”にて追加されたフランスの通報艦。1947年以降に改装された後のモデル。低い船体と高い上部構造物といった特徴的な見た目をしている。
フランスの通報艦としては初めての駆逐艦スポーンである。
艦艇情報(v2.51.0)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 61,000 |
|---|---|
| 艦艇購入費(SL) | 230,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 65,000 |
| エキスパート化(SL) | 230,000 |
| エース化(GE) | 820 |
| エース化無料(RP) | 440,000 |
| バックアップ(GE) | 40 |
| 護符(GE) | 1,400 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 3.3 / 3.3 |
| RP倍率 | 1.6 |
| SL倍率 | 2.6 / 4.2 |
| 最大修理費(SL) | 5,840⇒7,405 / 8,441⇒10,703 |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 8 / 8 / 0 |
| 船体 | 鋼, 16 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 4 mm |
| 排水量(t) | 890.0 |
| 最高速度(km/h) | 38.1⇒52 / 31.7⇒37 |
| 乗員数(人) | 106 |
| 偵察機 | - |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 105mm /45 SK C/32砲 | 単装 | 1 | 100 | 12 |
| 副砲 | 40mm Bofors L/60 Mark 3 | 単装 | 1 | 2,000 | 1 |
| 対空砲 | 20mm /70 Oerlikon Mk.II | 単装 | 6 | 10,800 | - |
弾薬*1
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 10.5 cm SK C/32 | 10.5 cm Sprgr. L/4.4 Kpf.Z | HE | 15.1 | 1550 | 900 | - | 20 | |||||
| 10.5 cm Sprgr/ L/4.4 Bd.Z | HE with base fuse | 15.1 | 1550 | 900 | 3 | 50 | 42 | 33 | 28 | 25 | 21 | |
| 10.5 cm Sprgr. L/4.4 Zt.Z | HE-TF | 15.1 | 1550 | 900 | - | 20 | ||||||
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 40 mm Bofors L/60 | 汎用 | AP-T/HEFI-T | 874 | 81 | 78 | 69 | 61 | 55 | 50 |
| 40mm HE | HEFI-T/HEFI-T/ HEFI-T/AP-T | 874 | 81 | 78 | 69 | 61 | 55 | 50 | |
| 40mm AP | AP-T/AP-T/ AP-T/HEFI-T | 874 | 81 | 78 | 69 | 61 | 55 | 50 | |
| 武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
| 20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 34 | 32 | 26 | 21 | 18 | 16 |
追加武装*2
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 爆雷投下軌条 | Mk.VII | 2 | 35 | 爆雷 |
爆雷
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) |
|---|---|---|
| Mk.VII | 196 | 130 |
カモフラージュ
研究ツリー
| 前艦艇 | Marne |
|---|---|
| 次艦艇 | La Surprise |
解説
特徴
戦後改修によって西側艦艇ではおなじみの40㎜ボフォース砲と、T22やドイツの沿岸砲艇ではおなじみの10.5cm/45 SK C/32と、20㎜機関砲を装備しており、対艦・対空・対ボートの全ておいて痒いところに手が届く仕様となってはいる。しかし、通報艦としては初のフリーゲート分類と駆逐艦スポーンであるため、何でもこなせるかといえばそうではなく、これまでのアラス級やマルヌ級のボートスポーンの通報艦を使っていたフランス沿岸艇プレイヤーからしてみれば使いづらい代物となっている。(イメージとしてはアミアンやアコニトを駆逐艦スポーンで出撃させるくらいのイメージ)
【火力】
10.5㎝砲が主砲、40㎜砲が副砲、20㎜砲が対空砲扱いとなっており、10.5㎝砲は対艦や対ボート、40㎜砲はすべての役割において、20㎜は対空や対ボートにおいて効果を発揮する。なお、40㎜と20㎜は同時発射不可。ちなみに爆雷も装備してはいるが、数が2個と極端に少ないうえに現時点(ver2.51)で役に立つわけでもないので持っていかなくてよい。
- 10.5cm砲
10.5cm砲
T22やAF D3、M-17、M-802が装備しているものと同じものであり、榴弾・弾底信管付き榴弾・時限信管付榴弾を使うことができる。通常榴弾はボートに、通常榴弾・弾底信管付き榴弾は同じBR帯の駆逐艦相手に効果を発揮する。対ボートにおいて弾底信管付き榴弾を使うと過貫通を起こす恐れがあるため、榴弾を使うとよい。
ただし欠点が大きく言って二つある。
一つ目は射界に制限があることである。後方にポン付けしているため前方に砲を指向できないのは勿論、側面においても俯角制限がある。右側面にあるポールみたいな構造物によって砲が上がる仕様となっており、側面で主砲を発射していると地味に打てないゾーンに入ってイライラすることがあるので、特に照準モードで直進しながら射撃するときは気を付けよう。ちなみにポールがない左側面にも砲が上がる仕様が存在する(多分バグ)。ちなみに砲が上がるゾーンでの最小射程は約9㎞。
二つ目は、砲が1門で対ボートにも対艦にも非常に心もとない点だ。ほかのドイツ艦艇は2門以上搭載しており、砲火力が最低でも半減している。さらに弾数が100発と弾種選択に大きく制限がある上にミスを連発すると弾があっという間に無くなる上にスコアも稼げてないという事態が発生する。
- 40mm砲
40mm砲
西側諸国ではおなじみのボフォース砲であり、対ボート・対空において効果を発揮する。波による揺れが軽減されており、安定した射撃を行うことができる。欠点を挙げるとすれば、後方への射撃は不可能であることと、20㎜と同時に射撃できないので自動射撃モードで同じ船を撃っていると20㎜の曳光弾と40㎜の曳光弾の区別がつきにくく40㎜でダメージを与えられているかが分かりにくいこと、あと駆逐艦スポーンである+速度が遅いのでマップによってはボートと対面する前に試合が終わることである。【防御】
船体は16㎜と駆逐艦並みの装甲となっており、それなりに堅い。また、船体が非常に低い位置にあり、弾薬庫誘爆がめったに起こらないのは良点。ただし、上部構造物がそれなりに高い+前面および側面において占有面積が大きいため被弾しやすい・壊れやすい点には注意しておこう。動きがゆっくりで敵プレイヤーから目を付けられやすいので目立つような動きは避けよう。【機動性】
駆逐艦スポーンとしてはゆっくりめ。このあたりのフリーゲートに分類される沿岸艇と同じくらいで動くことができる。
史実
エラン級通報艦の歴史
エラン級通報艦は対潜や掃海を目的に作られた二等通報艦である*3。しかし、これらの船がそのような目的に使われることはなく、主に一等通報艦のような船団護衛の任務に就くことが多かった。
1936~1938年の間に13隻が起工し、1939年代から1940年にかけて就役した。1940年のドイツによるフランス侵攻後はダイナモ作戦によってイギリスが入手する・またはその後にイギリス鹵獲するか(8隻)、ヴィシー・フランスにそのまま継承された(5隻)。
イギリスが入手したものに関しては自由フランスに3隻*4はすぐ引き渡しされ、4隻*5は1942年の連合軍の北アフリカ上陸後に引き渡しされ、2隻*6はしばらくして自由フランスに引き渡しされた。
ヴィシーフランスが継承したものは1942年のアントン作戦の抵抗として1隻*7を除いてすべて自沈処分を受け、その後引き上げられてイタリア軍またはドイツ軍の所属となった。イタリア軍属になったものに関しては1943年9月にイタリアが無条件降伏するとドイツ軍に鹵獲された。ドイツ軍属のものはイタリアからの接収艦も含めて連合軍の空襲を受けて沈没するか、1944年以降自沈処分を受ける運命となった。
自由フランスに引き渡しされたものに関してはイギリスによる改修を受けつつ、自由フランス海軍として第二次世界大戦に参加し、ダカール沖海戦や船団護衛等で戦果を上げた。戦後は武装等の改修を受け、フランス海軍にて主にインドシナ植民地等で運用され続けたが、1953年にCommandant Boryが売却されたのを皮切りに1950年代後半から現存するエラン級の予備役編入・退役が進み、多くが売却されたのち解体された。
参考資料(すべて2025年11月6日20:15最終閲覧)
Commandant Dominié(コマンダン・ドミネー)の歴史
コマンダン・ドミネー(Commandant Dominié)は1938年の2月にLa Rieuseという名前で起工し、1940年の5月にCommandant Dominiéの名で就役したエラン級通報艦に分類される船である*8。
1940年6月のドイツのフランス侵攻においては何とかファルマスに到着。7月3日にプリマス港で正式に鹵獲され、自由フランス海軍に移管された。それ以降は自由フランスの海軍として1940年のダカール沖海戦におけるダカール港侵入作戦の先鋒を務めたり、カメルーンに上陸するド・ゴール将軍の船団護衛を務めたり、リーブルヴィル上陸作戦ではSavorgnan de Brazza通報艦*9とともに掃海作業に従事し、Savorgnan de Brazzaのヴィシーフランス側Bougainville*10撃破を支援したりした。そのあとは船団護衛の任務に就いた後、1942年にイギリスに戻って102㎜砲を搭載したり、機関銃を増設するなどのイギリス風の改修を受けそれ以降は船団護衛やドデカネス諸島戦役、ドラグーン作戦(プロヴァンス上陸作戦)に参加した。
戦後はインドシナ植民地の配属となった*11。第一次インドシナ戦争が激化する中、サイゴン(現ホーチミン)を拠点に主にインドシナ植民地沿岸やメコン川流域、トンキン湾にて哨戒活動や違法活動船の拿捕、要請があれば攻撃などインドシナ戦争におけるフランス軍の作戦に参加し、色々活動を行った。インドシナ在任中、改修や補修工事等を受けるために3回ほどインドシナを離れており、1947年末~1948年にかけてラ・パリス港に、1950年にはトゥーロン港に、1953年には日本の浦賀港に寄港している。
第一次インドシナ戦争がジュネーヴ協定の締結によって終結したあとは、1954年12月にフランスのブレストに戻り、1955年には予備役に編入され、1960年10月に退役・解体された。
- 就役時
- 100㎜砲1門と13.2㎜Hotchkiss機関銃を四連装を1基、連装機銃を2基+対潜装備(爆雷等)
- 1942年改装
- 100mm砲をイギリス駆逐艦でよく用いられる102㎜連装砲(QF 4-inch naval gun Mk XVI)に換装
- 40㎜ポンポン砲を1門追加(13.2㎜4連装機銃を換装したものと思われる)
- 13.2mm四連装機銃を撤去し、12.7mm連装機銃を4基、12.7㎜機銃(単装)を2基追加。
- 掃海・対潜関係の装備の換装
- 1947年~1948年改装
- 102㎜連装砲を10.5㎝/45 SK C/32砲に換装
- ポンポン砲や機銃類の装備を一切撤去し40mmボフォース砲を1門、20㎜エリコン機関砲4門追加
- 掃海・対潜関係の装備の換装
参考資料(すべて2025年11月6日20:15最終閲覧)
- Wikipedia エラン級通報艦 (日本語)
- Navypedia-ÉLAN avisos-minesweepers (1939 - 1940)
- Wikipedia French sloop Commandant Dominé(英語)
- uboat.net - FR Commandant Dominé1940~1941
- COMMANDANT DOMINÉ(1940/1960)
- Marcophilie navale le courrier des Marins - Commandant Dominé aviso France Libre chantier Dubigeon Nantes Tuyên Quang
- PDF1949~1950
- Musée de la résistance en ligne - Aviso commandant Dominé
- Forums Geneanet - Aviso-Dragueur "Commandant Dominé"
- フォーラム提案ページ - 630t minesweepers, Élan class
--加筆求む--
| エラン級通報艦 | ||
|---|---|---|
| 1 | Élan | シリア戦役に参加し1944年までトルコに抑留 |
| 2 | Commandant Bory | アントン作戦におけるトゥーロン港での自沈処分を回避し、自由フランス海軍に合流(連合軍の北アフリカ上陸後) |
| 3 | Commandant Delage | - |
| 4 | Commandant Duboc | ダカール沖海戦に参加。その後インド洋に派遣され日本軍と交戦 |
| 5 | Commandant Rivière | イタリア軍に移管され「FR52」に。連合軍の空襲を受けて沈没 |
| 6 | La Capricieuse | 終戦まではイギリス海軍が運用 |
| 7 | La Moquese | 戦中は西地中海での哨戒任務や1943年のドデカネス諸島の戦いに参加。戦後はインドシナ植民地にて活動 |
| 8 | Commandant Dominié (La Rieuse) | - |
| 9 | La Boudeuse | - |
| 10 | La Gracieuse | - |
| 11 | L`Impétueuse | イタリア軍に移管され「FR54」に。ドイツ軍属となるがマルセイユにて自沈処分。 |
| 12 | La Curieuse | イタリア軍に移管され「FR55」に。ドイツに接収された後は「SG25」として再就役し、1944年にトゥーロンにて自沈処分 |
| 13 | La Batalleuse | イタリア軍に移管され「FR51」に1943年にラ・スペツィアにて自沈処分を受けるがその後ドイツ軍によって回収されて「SG23」として再就役、1944年にジェノヴァにて再び自沈処分 |
小ネタ
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外部リンク
コメント
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