日本 RankVIII ジェット戦闘機 F-15J(M)イーグル

概要
Update 2.37 "Seek & Destroy"にて追加された、日本ランクVIIIジェット戦闘機である。F-15Jと比べ、アビオニクス面が大幅に進化し、日本ツリーで初めてARHを運用できる機体であった。本格的なBVR戦闘を考慮して、高高度でのエンジン性能も上がっている。
強力なミサイルとアビオニクス、レーダーにより、惑星内最強のF-15の称号を得た。Update 2.41 “Firebirds”にて追加されたF-15Eに速度、アビオニクス、武装において全て劣ってしまって、その称号は奪われてしまった。
機体情報(v2.35.0)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 420,000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 1,120,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 320,000 |
| エキスパート化(SL) | 1,120,000 |
| エース化(GE) | 3,800 |
| エース化無料(RP) | 1,430,000 |
| バックアップ(GE) | 65 |
| 護符(GE) | 3,300 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 14.0 / 13.7 / 13.7 |
| RP倍率 | 2.62 |
| SL倍率 | 1.00 /3.20 / 5.00 |
| 最大修理費(SL) | 2,964⇒4,467 / 8,527⇒12,850 / 10,049⇒15,144 |
機体性能
| 項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 2524⇒2665 / 2488⇒2592 |
| (高度10668m時) | |
| 最高高度(m) | 16764 |
| 旋回時間(秒) | 23⇒20.9 / 25.7⇒21.9 |
| 上昇速度(m/s) | 264.2⇒359.9 / 250.1⇒310 |
| 離陸滑走距離(m) | 750 |
| 最大推力(kgf) | 5660⇒6510 / 5580⇒6070 |
| A/B推力(kgf) | 8010⇒8850 / 7920⇒8410 |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 10.10 |
| 燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
| 搭乗員(人) | 1 |
| 限界速度(IAS) | 1,629 km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/h |
| 主翼耐久度 | -4G ~ 13G |
レーダー
| 分類 | 有無 | 距離 (km) | 対応バンド | 対応レーダーモード |
|---|---|---|---|---|
| 索敵レーダー | 〇 | 19/37/74/148 | I | SRC/PD PD HDN/PDV HDN |
| 追跡レーダー | TRK PD/PD HDN/PDV HDN | |||
| 捜索中追尾 | TWS | |||
| 敵味方識別装置 IFF | - | - |
| 分類 | 有無 | 探知距離 (km) | 対応バンド | 対応レーダーモード | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| レーダー警報装置 RWR | 〇 | 70 | C-J | SRC/PD AI/SAM | 追尾探知/発射探知 |
火器管制装置
| 分類 | 有無 | 対応兵器 | 対応バンド |
|---|---|---|---|
| 火器管制装置 Lead Indicator | 〇/× | ** | ** |
| 連続算出命中点 CCIP CCRP | 〇/× | ** | - |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 通常/ステルス | |||||
| 機関砲 | 20mm JM61A1 | 1 | 940 | 右翼付け根 | 1000/1500 |
弾薬
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
| 20 mm JM61A1 | 既定 | API-T/HEF-I/HEF-I/AP-I/HEF-I/HEF-I | 40 | 36 | 22 | 12 | 6 | 3 |
| 徹甲弾 | API-T/AP-I/HEF-I/AP-I/AP-I/HEF-I | 40 | 36 | 22 | 12 | 6 | 3 | |
| 空中目標 | API-T/HEF-I/HEF-I/HEF-I/HEF-I | 40 | 36 | 22 | 12 | 6 | 3 | |
| ステルス | AP-I/AP-I/HEF-I | 40 | 36 | 22 | 12 | 6 | 3 | |
追加武装
| 凡例 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
| RKT | ロケット | BOM | 爆弾 | |
| AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
| GUN | 機関銃/砲 | CM | 対抗手段 | |
| MINE | 機雷 | TPD | 魚雷 | |
| DT | ドロップタンク | |||
| 分類 | 名称 | パイロン | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | - | ||
| AAM | AIM-9L | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| AAM | AIM-9M | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| AAM | AAM-3 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| AAM | AIM-7M | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| AAM | AIM-120A AMRAAM | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||
| AAM | AAM-4 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| BOM | 500lb Mk82 Snakeye high-drag tail fin retarded bomb | 6 | 6 | 6 | ||||||||||
| BOM | 500 lb LDGP Mk.82 bomb | 6 | 6 | 6 | ||||||||||
| BOM | BLU-27/B | 3 | 3 | 3 | ||||||||||
| BOM | 2000 lb LDGP Mk.84 bomb | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
| DT | ドロップタンク | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
爆弾
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量*2 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 500lb Mk82 Snakeye 高抵抗爆弾 | 254 | 117.59 | 82 | 7 | 119 |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量*3 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 500 lb LDGP Mk 82 | 240.9 | 117.59 | 82 | 7 | 119 |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| BLU-27/B 焼夷弾 | 401.4 | 358.3 | - | - | - |
ミサイル
| AIM-9L Sidewinder | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 誘導 方式 | ロックオン距離 (km) | 誘導時間 (s) | 最大G TV*4 | FoV | IRCCM (FoV) | 近接信管 反応距離(m) |
| 84.46 | 4.58 | M2.5 | 819.27 | IR, 全方位 | 11.0*5 3.00*6 | 40.0 | 30 No | 3.6 | No | 5 |
| AIM-9M Sidewinder | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 誘導 方式 | ロックオン距離 (km) | 誘導時間 (s) | 最大G TV*7 | FoV | IRCCM (FoV) | 近接信管 反応距離(m) |
| 84.46 | 4.58 | M2.5 | 819.27 | IR, 全方位 | 6.50*8 3.00*9 | 40.0 | 30 No | 3.6 | SSO | 5 |
| AAM-3 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 誘導 方式 | ロックオン距離 (km) | 誘導時間 (s) | 最大G TV*10 | FoV | IRCCM | 近接信管 反応距離(m) |
| 91 | 4.86 | 2.5 | 812.64 | IR, 全方位 | 11.0*11 3.00*12 | 45 | 40 No | 3.6 | SSO | 6 |
| AIM-7M Sparrow | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 燃焼時間 (s) | 誘導 方式 | 誘導時間 (s) | 最大G |
| 231.0 | 15.09 | 4 | 955.94 | 4.5*13 11.0*14 | SARH | 75 | 25 |
| AIM-120A AMRAAM | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量*15 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 誘導 方式 | 最大射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大G TV*16 | 終末誘導距離 レーダーバンド | 燃焼時間 (s) | 近接信管 反応距離(m) |
| 147.87 | 9.81 | M4.0 | 888.24 | ARH+IOG+DL | 80 | 80.0 | 35 No | 16km Iバンド 全方位 | 1.7*17 5.3*18 | 12 |
| AAM-4 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 燃焼時間 (s) | 誘導 方式 | 終末誘導距離 レーダーバンド | 最大射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
| 222 | 16.18 | 4.0 | 842.78 | 3.0*19 4.5*20 | ARH+IOG+DL | 16km Iバンド 全方位 | 100 | 100.0 | 32 |
機体改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | コンプレッサー | 11,000 | 17,000 | 400 |
| 胴体修理 | ||||
| フレア/チャフ | ||||
| 20mm弾薬ベルト | ||||
| BLU-27/B | ||||
| AIM-9L | ||||
| II | 新しいブースター | 15,000 | 23,000 | 540 |
| 機体 | ||||
| 耐Gスーツ | ||||
| Mk82 | ||||
| AIM-7M | ||||
| III | 主翼修理 | 13,000 | 20,000 | 470 |
| カバー交換 | ||||
| 新しい20mm機関砲 | ||||
| Mk84 | ||||
| AIM-9M | ||||
| AAM-3 | ||||
| IV | エンジン | 26,000 | 40,000 | 940 |
| EFS(エンジン消火装置) | ||||
| AIM-120A | ||||
| AAM-4 | ||||
カモフラージュ
| 標準 | |
|---|---|
![]() | |
| 条件 | |
| 説明 | 標準カモフラージュ 82-8964号機 |
| アニバーサリー迷彩 | |
![]() | |
| 条件 | 770撃墜ポイントまたは200GE |
| 説明 | 第306飛行隊 ゴールデンイーグルス 60周年記念塗装 |
研究ツリー
解説
特徴
先代のF-15Jに、大幅な近代化改修を施した機体。
レーダーには待望のTWS機能、HMS機能*21が追加されたほか、AIM-120A AMRAAM、99式空対空誘導弾 AAM-4の運用能力を手に入れた。
しかし、爆装は相変わらず無誘導爆弾のみのほか、BOLランチャーなどのCM増加装備は一切ない。驕る事無く、基本に忠実に飛行したい。
惑星内屈指のエンジン推力を持つF-15であるが、SJと違い、F100-IHI-200Eにアップグレード。通常推力で6070kgf、アフターバーナー推力で8410kgfという高出力である。
しかし、F-15Jのと比較すると、通常時6140kgf、アフターバーナー使用時8510kgfから約2%のエンジンパワーダウン。これにより低空では加速が若干悪い・・・が、高空ではさらなる速さを得た。
以下、有志検証のエンジンパワーグラフ。


低速、低空では若干SJのほうが加速が良いが、それ以外の領域ではMJのほうが加速、最高速ともに素晴らしいものである。
これにより、後述するBVRAAMを用いた高高度のBVR戦闘では、さらに有利に立ち回ることができるだろう。
TWS(捜索中追尾、英:Track while scan)とは、微弱なロックオン波を複数目標に照射して、同時に多目標を追尾するための機能。
基本的にPDのため、グラウンドクラッターやチャフに惑わされにくい。
ゲーム内におけるメリットは主に2つ。
- 敵のRWRにロックオン警報を発さずに大まかな位置を視覚的に追尾できる
- 多目標を追尾できるので、キーを割り振っておくと、大まかな位置を広範囲に走査できる。
点である。
また、後述するARHの中間誘導にも使用できるため、一度でもレーダーに映ると、「機体が、どのような速度で、どのくらいの場所にいる」といった情報をミサイル本体のデータリンクすることもできる。ハードロックさえしなければ、敵のRWRは、「レーダー波を受信した」挙動をするので、ロックオン警報が鳴り響くことはない。
しかし、デメリットも当然ながら存在する。
- 正確性に欠ける
- 近距離ではレーダーが正確な情報をキャッチできない
TWSとは、システム上、「この辺にいた航空機が直前の状態(飛行速度や進路、上昇、下降など)で飛行していたら大体この辺にいるはず。じゃあこいつはさっきの飛行機だ!」といった具合に判断している。よって、スキャン後に急激な旋回をされたり、山などの陰に隠れられたりした場合、レーダーは目標を見失うか、直前の情報を表示し続ける。したがって、虚空をロックオンしていたり、ありえない速度で表示されたりするときがある。
また、近距離ではレーダー自体の首振り機能も相まって、苦手な領域である。15kmを切ったあたりから挙動が不審になり始める。
その際はACMモードやPDモードで捕捉することをお勧めする。
上記はTWSによる索敵中の画像である。ご覧の通り、複数目標を同時に捕捉、データ収集できていることがわかる。*22
ゲーム内ARHを誘導するためには、いくつか方法がある。
米空、トムキャットを触ったことのある諸氏ならご理解いただけると思うが、それ以外の空軍パイロットは、初の経験だろう。簡単に紹介したい。
どの国のARHミサイルも、基本的に下記の3つの誘導方式を持っている。
- DL、データリンク誘導
- TWSでレーダースコープ上に映し続けておくだけで、ミサイル本体と自機が自動でデータを更新し、ミサイルの針路を修正する。
- IOG、慣性誘導
- 直前の情報をもとに、飛行するであろう未来位置を自動的に予想、自律飛行する。
- ARH、アクティブレーダー誘導
- ミサイル内蔵レーダーを用い、単一目標にターゲッティングする。
発射後、16kmまでは、DL誘導かIOG誘導がなされ、16kmを切ると自動でARHに移行する。
ARHの挙動として、「いったんIOGに移行すると、再度レーダーで捕捉してもDL誘導には戻らず、ARHに移行するまではIOGで飛翔する」特性がある。いったんレーダースコープ上から喪失すると、再度TWSで捕捉しようがSTTロックをしようが、IOGで飛行し続けるのである。より命中させたいのであれば、ロックオンし続けるのが望ましい。
基本的に、レーダーでロックオンし発射するので、SARHのスパローとは大きな差はない。
ただし、いくつか方法があるので、確認したい。
- 1、PD STT SARH*23によりロックオン、発射する方法
- 2、TWSモードにてロックオン、発射する方法
まずは1の方法について解説。
これは、SARHと同じように自機のレーダー波で単一目標を追尾し、誘導する方式。SARHと同じだが、ARHならではの大きなメリットがある。それは、終末誘導時のダブルロックオンによる命中率の向上、チャフへの高い耐性を付与できる点である。
もしミサイル本体が目標を見失っても、STTロックしておくことにより、DL誘導で進路を修正し、再度捕捉、追尾させる芸当も可能である。
ただし命中する(もしくは終末誘導に入る)まで、自機の機首を敵機に向けておかねばならず、RWRにもロックオン警報が鳴り響くため、回避行動をとられてしまう点、TWSの長所である同時多目標追尾ができない点がデメリットである。
次に2の方法について解説する。
上記TWSの特徴を使用した方式。隠密性が高く、自機の機首を向けなくてもよい*24反面、DL誘導による、ある程度正確な誘導を維持するためには、定期的にレーダースコープ上に映さなければならない。中間誘導をさぼると命中率が極端に低くなる。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
初期状態ではAIM-9MとAIM-120を2発ずつしか装備できず、中距離以降の脅威に対抗するには心もとない装備である。
幸い9MにはIRCCMが搭載されているので、近距離戦、特にサイドアスペクトに持ち込むことができれば撃墜を望める。
孤立している敵を死角から急襲したり、味方との格闘戦に夢中になっていたり、ARH中間誘導に余念が無い敵機から集中的に狙うことで、改修は簡単に進むだろう。
また、本アプデからチャフとフレアの個数をある程度変更できるようになっている。AIM-7MもしくはAIM-120Aをアンロックするまでは、フレアを多めにしておくと良い。
ただし、多くしすぎると上空より降りかかってくるARHのロックオンを欺瞞することができないため、フレア全振りなどの極端なプリセットは控えたい。
改修は、チャフ/フレア、9L、7M、ブースター、9M、AAM-3、機体、AIM-120の順で改修するのが良い。7Mまで改修が進めば、実質的に強化されたスパローを武器に、とんとん拍子に改修が進むはずだ。
なお、マルチパスが本アプデにより100mから一律60m*25に変更になったため、より一層基本的なBVRの動きを意識的に行わなければならない。できない奴から餌食となっていくので、今一度自分の動きを見直す時間も必要だろう。
格下機体とマッチするにせよ、強力な27ER、フェニックス、スパローなどは当然ながら、新たにARHも飛んでくる。だが、回避不可能なわけではなく、今までと同じ動きでARHも回避できる。基本を忘れずに立ち回るべきだ。
実質的に惑星内最強のF-15である。AMRAAMで打ち逃した敵は近距離戦にからめとり、AAM-3を投げつけるなど、遠近で全くスキがない機体になった。AMRAAMを最大8発装備可能。
だが、近距離の事も考えて、AMRAAMを4~6発、AAM-3を2~4発で調整しながら搭載すると良い。現状ではAAM-4はARH内最低クラスの性能となっているので、AMRAAMを優先的に搭載すると良い。
AAM-4を4発、AMRAAMとAAM-3を2~4発、調整して搭載すると良い。
AAM-4が実質的にAMRAAMの上位互換ミサイルとなったので、AAM-4メインの立ち回りになる。
7Mスパローは特段の理由がなければ搭載せずとも良いだろう。
基本的なBVRの動きは諸氏なら理解しているかとは思うが、高度、速度の乗っている状態であればAMRAAMは60km先の敵機も狙うことができるし、20km先であっても回避の時間すら与えないほど高速度で飛翔する。よって、いかにエネルギーを重視した戦い方をするかで、味方の命運が決まるといっても過言ではない。
まず、上空拠点からのスポーンが増えた。*26この状態であればマッハ1前後の速度エネルギーは確保できているはずなので、マッハ1.0-1.1程度を維持しながら上昇。
目安は、コックピット視点にして、HUDを覗き込めば+25~+30の角度が中心に来るくらいである。
この状態で上昇すれば、約2分後には10000mの高空に到着する。この程度まで上昇したならば、あとは速度を稼ぐ飛行方法に切り替えよう。
さて、この時点でTWSで索敵しながら、ARHの動向や敵機の数、味方機の状態を確認しておこう。
数的不利ならあきらめるのも手だが、チープショットを使うと、時間稼ぎや相手のCMの無駄遣いに貢献できる。
もし数的に同数以下なら、DLZを確認しながら必殺のAMRAAMを撃ち込む。RWRに注意しながら、中間誘導をすると良い。
高空の敵が排除出来れば、下界の味方機の動きはある程度自由になるほか、敵機の数も減っているはずだ。あとはミサイルを撃ちおろすもよし、帰投して再出撃するもよし。パイロット諸氏らの健闘を祈る。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
F-15Jの近代化改修機。機体性能に大幅な違いはないものの、レーダーやアビオニクス関係の更新、充実化が図られたモデルである。
F-15MJとも。*27
J-MSIP機の近代化改修計画は、計画当初は改修の進捗状況によって「形態一型」と「形態二型」に分けられており、いずれも三菱重工業を主契約としていた。
だが実際に機体を改修する予算計上が進むにつれ当初の改修計画が変更されたため、この区分は正式に使われなくなったという。しかし、実際には当初計画の改修項目を多く踏襲して改修している。
中期防衛力整備計画(平成17~21年度)においては、当初は期間中に26機を量産改修する予定だった。
ところが米国のF-22Aの輸出規制措置により、老朽化したF-4EJ改を代替する予定だった第4次F-X機の選定を2008年(平成20年)以降に先送りとしたため、J-MSIP機の近代化改修でF-4EJ改の減勢による防衛力低下を補う必要が生じた。
このため2008年(平成20年)度と2009年(平成21年)度に、当初は形態二型に予定されていた統合電子戦システムの搭載と次期輸送機の調達を先送りして、浮かせた予算を多数の近代化改修に割り当てた。
さらに、これに合わせて2009年(平成21年)度に、中期防を改訂して改修機数を48機とした。2010年(平成22年)度からは、先送りされた統合電子戦システムの搭載予算が「F-15の自己防御能力向上」名目で別途計上されている。この時点では4個飛行隊分の88機を対象に近代化改修を行うとされていたが、中期防衛力整備計画(平成26~30年度)における「F-15の近代化改修」機数が26機と明記されたため、J-MSIP機の近代化改修機数は98機に増加、さらに2014年(平成26年)8月に近代化改修機数はJ-MSIP機全機である102機であるとされた。
しかし平成31年行政事業レビューでは94機、うち納入済み90機とされている。令和元年度の防衛白書の解説「戦闘機体制の構築」では近代化改修を行っていない機体が8機あるとされた。
航空雑誌等ではこれらの改修機のことを纏めてF-15J改と呼んでいる。また、海外では「近代化」を意味する「modernized」の頭文字のMが付加されてF-15MJと呼ばれている。
デフォルトスキンは82-8964号機。1998年に導入され、現在は石川県小松基地第6航空団の第306飛行隊にて運用されている。
垂直尾翼に描かれた金の鷲「ゴールデンイーグル」は同隊のマークであり、石川県の県鳥”犬鷲”をモチーフとする。
追加スキンは2014年、72-8960号機に施された航空自衛隊創立60周年記念塗装であり、同じく306飛行隊のゴールデンイーグルに由来する塗装となっている。
形態一型相当
「F-15の近代化改修」名目で予算計上が進められた。
実施された改修内容として、
- セントラルコンピューターの再換装(CP-1075A/AYK→CP-1075C(P)/AYK)
- 火器管制レーダーをAN/APG-63から改良型機械式アンテナアレイのAN/APG-63(V)1へ換装。*28
- 空調設備(LPWS→HPWS)と発電装置(50KVA→75KVA)の改良*29
- AAM-4/-4Bの運用能力獲得
- 通信装置への電波妨害対処機能付加
- 飛行記録装置の搭載
- 射出座席の改良
- 戦術データ交換システム端末(MIDS-LVT(3))の搭載に向けた空間と配線の確保
形態二型相当
引き続き「F-15の近代化改修」名目で予算計上が進められた。全94機の計画数のうち試改修機2機を除く92機が予算計上されており形態一型相当の8機分についても再度計上された。
実施された改修内容は、形態一型相当の改修要素に当初計画の形態二型から「統合電子戦システムの搭載」を割愛した次の要素を追加している。
- ヘルメット装着式表示装置(HMD:Helmet Mounted Display。JHMCSを採用)搭載によるAAM-5の完全な運用能力獲得
- 戦術データ交換システム端末(MIDS-LVT(3))の搭載
小ネタ
AAM-4、99式空対空誘導弾は、「アメリカはNATOの同盟国にしかAMRAAMを売らないのではないか?」*30という懸念のもと開発された、国産ミサイルである。
当時の防衛庁は同等以上の性能を求め、三菱に研究開発を要請した。
その結果開発されたAAM-4のスペックは、書籍によれば、
- 射程は100km以上
- 最大速度マッハ4-5
- 高いECCM性能
が特徴とされ、AIM-120Bと比較して1.2倍程度の性能であるという。*31
また年代も新しく、少なく見積もってもAMRAAM以上の性能で実装されること間違いなし、と界隈ではざわついた。
そしてDEV2.36.0.20、初お披露目。秘密のベールに包まれていた性能が、ついにあらわになった。
- 最大射程は80km
- 重量はMICA-EMの2倍(ブースター、サステナー込み223kg)
- 燃料もMICA-EMの約2倍(燃焼後重量70kg、発射前重量223kgなので、実質的に約150kgが燃料となっている)
- 燃焼時間はMICA-EMとほぼ同じ
- 最大旋回負荷は40G
そのスペックで惑星の空を牛耳ること間違いないと思われていたが・・・
DEVでは大変お粗末な仕上がりとなっていたのである。
簡単にいえば、「約150kgの燃料を一瞬で燃焼させるが、その直径(MICA-EMの2倍近い太さがある)、重量故に、エネルギーを速度、射程に変換できない」状態であった。*32
動画サイトで、「AAM-4 DEV」などと検索してもらえると、当時の動画が見つかることであろう。
BOT機にですら当たらず、挙げ句の果てにはAMRAAMなど他の連中にも追い越される始末であったという。バグレポページには、当時の悲惨さを物語るやり取りが残されている。
そして2024年6月19日。運命のアップデート2.37。幾分かマシになって実装されるだろう・・・と思っていた惑星民に悲劇が襲いかかる。
なんと、DEVの性能のまま実装されてしまったのだ。がっくりと肩を落とした惑星民も多い事だろう。
gaijin社は、一度実装されるとバグレポなどであからさまに間違っていない限り、最低限の修正で終わらせ、大幅な手直しをあまりしないスタンスのため、もう性能が上がる事はない・・・
血も涙もない惑星民が、珍しく涙を流そうとした、
その時であった。
2024年6月20日のパッチノートで、空気抵抗が若干減少するアナウンスが流れたのだ。
つまり、今まで抗力に奪われていたエネルギーをミサイルが蓄え、速度と射程に変換しやすくなったのである。
これには惑星民も歓喜。
本サーバーに実装された後のミサイルで変更があったのは過去に1回のみ。実装後1年たって、射程の延長やIRCCMの付与が行われたマジック2のみである。
これに続いて2例目となったのだ。
まだ希望は残されているのであった。
さらに、この話には続きがあった。
なんと、あのGaijin社が、「AAM-4のサステナーが無いのは歴史的ではない」*33、というバグレポを承認したのだ。
つまりどういうことかというと、今までは
「ブースターで一瞬の速度を稼ぎ、あとは惰性で飛行する」ような挙動が、「ブースターで加速してサステナーでその速度を維持する」挙動になったのだ。
したがって、射程も広がり、弾着までの速度を維持しやすいミサイルにグレードアップされたのだ。
DEVサーバーとはまるで違うそのミサイルは、撃てば50km先の敵機の撃墜も狙えるほど高性能なものになったという。
さらに、AIM-120A AMRAAMの空気抵抗係数が増加、フィンAOAがスパローと同程度になったことにより、AAM-4には実質的な追い風となったことも重なり、2.37.0.74現在、低速時は曲がりやすく、長距離も届く、AMRAAMの上位互換のミサイルとなってしまった。
ちなみにだが、他のARH(R-77やRダーダーらも係数の変更が行われており、弱体化したのはAMRAMMのみ、他は強化)も軒並み数値が変更されており、12-13kmの発射距離では、AMRAAMよりもAAM-4のほうが早く着弾するようになってしまったのである。
こうなると弱体化されそうである。チャンチャン。
多数映画で出演している本機であるが、映画ではF15の機体にF16という字幕が出たり、怪獣に一蹴されたり、挙句の果てには搭載不能な空対艦ミサイルを搭載するなど、やりたい放題である(そういうところが好きなんだけど)
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