F-86K(FR)

Last-modified: 2023-12-06 (水) 03:18:42

フランス RankⅥ ジェット戦闘機 F-86K(FR) Sabre Dog(セイバードッグ)

War Thunder Screenshot 2020.11.29 - 18.37.26.17 (1).jpg

概要

1.89で追加されたフランスのジェット戦闘機。F-86の名が示すとおりセイバーを元に設計された機体だが、中身はほぼ別物。
アメリカで開発された「F-86D」という機体の輸出型でイタリアツリーにも同型機が存在する。輸出にあたって機密保持のために対空ロケット兵装はオミットされ、代わりに機関砲が装備されている。また、索敵レーダーは装備されているものの火器管制装置は取り外されている。

機体情報(v1.**)

必要経費

必要研究値(RP)380000
機体購入費(SL)990000
乗員訓練費(SL)280000
エキスパート化(SL)990000
エース化(GE)2200
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)***
護符(GE)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.0 / 9.0 / 9.3
RP倍率2.14
SL倍率*** / *** / ***
最大修理費(SL)3430⇒4507 / 9140⇒12009 / 15000⇒19710

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)***⇒1121 / ***⇒1111
(高度海抜m時)
最高高度(m)15500
旋回時間(秒)***⇒26.6 / ***⇒27.0
上昇速度(m/s)***⇒71.3 / ***⇒56.0
離陸滑走距離(m)1000
最大出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
離陸出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
毎秒射撃量(kg/s)10.10
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
銃手(人)***
限界速度(IAS)*** km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h
主翼耐久度-***G ~ ***G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機関砲20mm
M24A1
4528機首

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)費用(SL)
10m500m1000m
***mm
△△△
既定△/△/△/△/△******
汎用△/△/△/△/△*********
空中目標△/△/△/△/△******
地上目標△/△/△/△/△******
徹甲弾△/△/△/△/△******
曳光弾△/△/△/△/△******
ステルス△/△/△/△/△*********

追加武装


名称
(爆薬量)
種類


影響【AB/RB/SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
AAMAIM-9B Sidewinder2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****重量**kg

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター
**mm弾薬ベルト
**mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー******
機体
新しい**mm機関銃
新しい**mm銃座用機関銃
III主翼修理******
エンジン
**mm弾薬ベルト
爆弾懸架装置
IVインジェクター交換******
**オクタン燃料使用
カバー交換
新しい**mm機関砲
ロケット懸架装置

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体F-84F(FR)
派生機体
次機体F-100D(FR)
 
 

解説

特徴

通常のセイバーとの違いはアフターバーナーが付いている点と、レーダー、及びミサイルがある点である。ただしレーダーは大して使い物にならないのでアフターバーナーとミサイル位しか取り柄はない。

アフターバーナーが付いているためセイバーの上位互換のように感じるかもしれないが、実は同BRのF-40と比べると重量は1.5トンも増加している。重い、重すぎる。その影響もあり実質的に常時アフターバーナーを焚く事が求められる。焚かなければただの下位互換である。
重量増加の結果機体強度も著しく低下している。元々セイバーは高速時の格闘戦はやや慎重になる必要があったが、本機は重量が増加した結果限界-Gは-4Gまで。限界+Gは+9Gまでしかない。高速時に旋回やミサイルを避けようとピッチアップをすれば容易に羽根が吹き飛ぶ。
何より厳しいのが環境インフレによりメリットがほぼ機能していない点である。
アフターバーナーを焚いてもBRが下回る機体に単純な機体性能が劣る始末であり、強度の関係上格闘戦もままならない。その上Ver1.110現在まで修理費が高額に推移しているため、性能に対して見合わない額の修理費が要求されている。
現環境ではかなり難のある機体といえよう。86Kが余程好きという訳でなければ横のツリーのエタンダールの使用を推奨する。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
開幕からアフターバーナーを焚くことによりそこそこの上昇力を得ることが出来るので迂回せず上昇という事も可能であるが、同格のMig-15bis/17と比較すると劣る程度であるので過信は厳禁。
上昇をしたらセオリー通り一撃離脱に徹すると良いだろう。離脱時はアフターバーナーを焚くことにより一気に加速が出来るため多少旋回を行ってEを失っても朝鮮戦争期のジェットが相手であれば離脱は可能。

しかし大きな弱点として旋回能力の悪さが挙げられる。同格の純戦闘機と比べると旋回性能は下から数えるほどの性能であり、仮に尻に付けることが出来ても旋回を入れられると追いつけないという場面には多々遭遇するだろう。
その上主翼強度は異様なまでに低く、10Gもかければほんの短時間でも主翼が折れ、8-9G程度でも数秒間も続けば折れてしまう。格闘戦は不可能と思って良い。
またアフターバーナーがあると言っても最高速の水準はセイバー止まりである。最高速を維持してきた敵機が後ろに着いた場合は旋回でも振り払う事は出来ず、当然速度で引き離すことも出来ないのでオーバーシュートを狙う事以外は不可能であろう。

よって本機は初動に全てがかかっていると言っても過言ではない。アフターバーナーをフルに活用して序盤の内に少しでも優位な形を作りたい。
--加筆求む--

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

ソ連の爆撃機を迎撃するために全天候戦闘機が欲しい!でも1から図面引くと多分予算降りない!*2というわけでF-86から派生したということにした*3のがF-86Dセイバードッグ。そしてF-86Dから「機密上輸出したくないパーツ」を引っこ抜いた結果、FFARマイティ・マウスロケットと連動するFCSが無くなった(=マイティ・マウスが撃てなくなった)ため機銃で武装したのが本機・F-86Kとなる。

輸出型だけあって米軍ではK型は使用されておらず、本ゲームで実装されているフランスやイタリア*4の他、西ドイツやオランダでも使用された。
--加筆求む--

小ネタ

セイバードッグの輸出モデルは性能低下型たる本機・K型なのだが、一部の国には対東側の都合などからD型が輸出された。
日本もD型を輸出された国の一つであり、10年ほどと短期間しか配備されてはいなかったものの、F-86D"月光"*5は現代でも「自衛隊初の全天候戦闘機」として運用ノウハウを得ることができた名機…と評されている。


なぜこんなにも性能的に残念かと言うと、そもそも原型機の86D自体が迎撃専用機として作られていたというのが大きい。
「アフターバーナー付きエンジンで迎撃態勢に入って、FCSと連動したロケットで爆撃機を迎撃!」と言うのがF-86Dである。86Dの時点では機銃は積んでおらず、FCSやレーダーを積んだ結果自重も増加しているため機動力も落ちており、ロケットで迎撃する以外なにも考えられていないような機体だったのである。
それをほぼそのまま戦闘機として改装したのが本機であり性能が残念なのは当然の事とも言えよう。
なお似たような経緯を持ち、同じく海外に戦闘機や戦闘爆撃機として売り込まれた戦闘機が存在するがそれはまた別のお話…。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。

旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)

*1 爆薬量はTNT換算
*2 当時の米軍は朝鮮戦争関連の出費がかなり多かった都合で節約ムードだった
*3 75%程度がF-86から新設計されている。つまり普通のF-86と共用できるパーツは25%…
*4 ちなみに一部個体はフィアット社がイタリア国内で生産
*5 もちろんJ1N1ではない