HMS Fiji

Last-modified: 2026-05-01 (金) 00:12:06

イギリス RankIV 軽巡洋艦 Crown Colony-class, HMS Fiji (C83), 1941 / クラウン・コロニー級軽巡洋艦「フィジー」

shot 2026.04.26 03.38.41.webp

概要

Update 2.53 “Line of Contact”にて実装されたイギリス海ランク4の軽巡洋艦。
ツリーの下にあるサウサンプトンよりも新しいが、タウン級を小型・軽量化したものだからか開発の順番が入れ替わっている。一段低いBRでありながら、サウサンプトンと同等の6インチ砲12門の優秀な火力を扱うことができる。

艦艇情報(v2.55.1.80)

必要経費

必要研究値(RP)59,000
車両購入費(SL)185,000
乗員訓練費(SL)53,000
エキスパート化(SL)185,000
エース化(GE)1,100
エース化無料(RP)520,000
バックアップ(GE)40
護符(GE)1,700

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング5.7 / 5.7
RP倍率1.72
SL倍率4.5 / 6.0
最大修理費(SL)10,821⇒14,663 / 10,502⇒14,231

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
シタデル装甲
(前/側/甲板)(mm)
51 / 89 / 51
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
51 / 25 / 25
船体鋼, 25 mm
上部構造物鋼, 8 mm
排水量(t)10,724
最高速度(km/h)50.0⇒68.1 / 50.0⇒58.3
乗員数(人)920
偵察機1
Walrus Mk.I

レーダー

艦艇用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
索敵レーダー
(Type 279)
20/40
追跡レーダー-

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲6 inch/50
BL Mark XXIII
三連装42,4002
副砲4 inch/45
Mark XVI
連装21,6001
対空砲40 mm 2pdr
QF Mk.VIII
四連装217,920-
12.7 mm
Vickers Mk.V
四連装432,000

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

艦砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(mm)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
6 inch
*2/50
BL Mark
XXIII
6 inch
HE
HE50.839608410.137.4
6 inch
CPBC
SAPBC50.8170084172161851411057761
6 inch
HE-TF
HE-TF50.839608410.137.4
6 inch
HE-VT
HE-VT50.839608410.137.4
 
武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(mm)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
4 inch*3/45
Mark XVI
4 inch
HE
HE15.8815508110.120
4 inch
SAP
SAP17.3560081151018360443326
4 inch
HE-TF
HE-TF15.8815508110.120
4 inch
HE-VT
HE-VT15.8815508110.120
 

機銃

武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
2ポンド砲
規定HEF70143
 
武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
Vickers Mk.V
規定AP/HEI/T7532421181615

追加武装*4

分類名称搭載数費用
(SL)
搭載条件
魚雷533 mm Mk.IX680-

魚雷

名称重量
(kg)
爆薬量(kg)水中最大速度
(km/h)
(初期⇒改修)
射程
(km)
(初期⇒改修)
533 mm Mk.IX169334067⇒569.60⇒12.35

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前艦艇HMNZS Leander
派生艦艇
次艦艇HMS Southampton
 

解説

特徴

装甲が薄くなったサウサンプトン、といった感じである。基本的な使い方はあちらを参考にするといいだろう。

水上機としてウォーラスが使用可能である。これはキングフィッシャーオスプレイと違って胴体が着水する「飛行艇」であり、かなりクセのある操作感と引き換えに、300km/hで着水しても壊れない丈夫な機体が特徴である。左舷からしか発艦できないのは注意。

またレーダーが使用可能である。敵機が来ていないかを警戒をすることはできるだろう。

 

【火力】
アリシューザリアンダーと同じ6インチ砲を12門も使用可能である。徹甲弾が無くて格上に対抗するのは少し難しいが、短めの装填時間と優秀な炸薬量もあって使いやすい主砲である。砲弾はHE(榴弾)・SAPBC(徹甲榴弾)・HE-TF(時限信徹甲榴弾)・HE-VT(近接信管榴弾)の4つを使用可能。HEは焼夷性能こそ高いが加害性能に欠けるため普段は使い勝手の良いSAPBCを使うのがオススメ。

副砲は4インチ(102mm)連装砲を2基4門、右舷と左舷に1基づつ搭載されている。こちらもHE・SAP・HE-TF・HE-VTの4種を使用可能、射撃レートも早くHE-VTを使用出来るため信頼性が高い。ただリアンダーよりも数が少ないので、 敵機を撃墜するための弾幕は少し足りない。

魚雷は3連装発射管を両舷に1基づつ、合計6本搭載していて、射程と炸薬量はそこそこ。射角は艦首方向を0度とした場合、40~140度と広くて扱いやすいが、長距離砲戦メインの多い戦いではあまり出番が無く、誘爆の危険性も考えるとあえて搭載しないのも手だ。

対空機銃は40mmポンポン砲が8門、12.7m機銃が8門と、あまり信頼できる数ではない。レーダーも活用して敵機の警戒は怠らないようにしよう。

 

【防御】
サウサンプトンと比べると舷側装甲が全体的に30mmほど薄くなっている。ただ、砲塔正面と上面に50.8mmの装甲が追加されていることや、水平装甲は50.8mmとサウサンプトンの31.75mmよりも厚くなっているといった利点もある。弾薬庫付近の舷側装甲が貼ってある範囲は広くなり、乗員もサウサンプトンより多くなっている。このように単純な劣化ではないのがうれしいところである。

艦橋はでかくて被弾しやすい。そして相変わらず艦橋の装甲は9.525mmと薄く、操舵不能になりやすい。英海ツリーとはそういうものである。

 

【機動性】
軽巡としては少し遅め。

 

史実

クラウン・コロニー級軽巡洋艦とは?

クラウン・コロニー級軽巡洋艦は、1936年の第二次ロンドン海軍軍縮条約の制限(基準排水量8000トン以下、主砲6.1インチ以下)のもとで、タウン級軽巡洋艦、その中でもサウサンプトン級軽巡洋艦を基礎として設計された軽巡洋艦である。艦名はイギリスの王冠植民地(クラウン・コロニー)に由来し、フィジーなどの植民地各地の地名が採用されている。

もととなったタウン級は、条約の穴を突いて建造された1万トン級の大型軽巡であるに対抗するため、6インチ三連装砲4基12門を備えた1万トン級の堂々たる艦であった。本級も基本的にはこの武装を引き継いでいるが、条約制限と現実的な運用要求の板挟みの中で設計の見直しが行われた。広大な植民地の警備や情勢の悪化を考えれば、「高性能だが数が揃わない艦」よりも「やや抑えた性能でも数を確保できる艦」が求められたのである。その結果、船体は全長を約10m短縮し、装甲も簡略化して小型・軽量化が図られた。機関出力は低下したものの、軽量化の効果で速力はほぼ維持されており、航続距離にやや影響が出た程度にとどまっている。

戦争後期になると、水上戦闘の比重が低下する一方で航空機の脅威が増大し、本級もそれに応じた改装を受けることとなる。X砲塔や防御上脆弱であった水上機関連装備を撤去し、その分を対空火器の強化に振り向けた。この改装を建造中から反映した後期3隻は「セイロン級」、それ以前の8隻は「フィジー級」と呼び分けられることもある。

最終的に本級は11隻が就役し、そのうちフィジーとトリニダードの2隻が戦没した。

フィジーの戦歴

フィジーはクラウン・コロニー級軽巡洋艦のネームシップとして、1938年3月30日に起工、1939年5月31日に進水、1940年5月5日に就役し、本国艦隊に配属された。1940年8月30日には、シャルル・ド・ゴール率いる自由フランス軍を支援するメネス作戦に参加するため出航したが、9月1日にドイツ潜水艦U-32の雷撃を受けて帰還、約6か月に及ぶ修理を余儀なくされた。この修理期間中にレーダーの装備と対空火器の強化が行われている。復帰後はデンマーク海峡での哨戒任務に従事したが、ドイツ装甲艦アドミラル・シェーアのデンマーク海峡突破を許してしまっている。その後はジブラルタルのH部隊に編入され、エジプトへの戦車輸送を護衛するMD4作戦にも参加している。

1941年5月、クレタ島の戦いにおいて本艦の運命は大きく転機を迎える。ドイツによるクレタ島攻撃の情報をつかんだ地中海艦隊はクレタ島付近を哨戒していた。フィジーは軽巡洋艦グロスターとともにクレタ島西方で哨戒にあたり、戦艦ウォースパイト・ヴァリアントが所属するA部隊と連携して行動していたが、ドイツ空軍の激しい空襲を受ける。対空戦闘を行ったが、戦果を挙げられないまま弾薬だけが消耗していく。やがてエーゲ海での敵輸送船団捜索に移行する頃には、両艦とも対空弾の残量は著しく低下していた。その後、対空弾の残弾が少ない巡洋艦(エイジャックス・オライオン・ダイドー)は一時撤退したが、対空弾がフィジーには30%、グロスターは18%しか残っていなかったにもかかわらず、フィジーとグロスターは再編したA1部隊と共に戦場に残ることになった。しかし、この判断は結果として両艦を過酷な状況へと追い込むこととなった。

フィジーとグロスターは、空襲で沈没した駆逐艦グレイハウンドの救助にあたっていたC部隊の駆逐艦カンダハー・キングストンを支援するため、現場へ向かった。このときフィジーとグロスターの対空弾の残弾がわずかであることを知ったC部隊の司令官は、14時57分に両艦に撤退を命令した。しかし、4隻はドイツ軍による苛烈な空襲を受けることになる。

激しい空襲の中で、ついに15時30分頃、フィジーは対空弾を撃ち尽くし、防御手段をほぼ失ったままの航行となった。その後もA1部隊の合流を試みるも、その約20分後、グロスターがJu87の攻撃を受けて致命的な損傷を被る。フィジーは救助を試み、救命いかだを降ろして乗員の収容にあたろうとしたが、なおも続く空襲により断念せざるを得なかった。

その後も攻撃は止まず、19時頃、Bf109による爆撃でフィジー自身も被弾。ボイラー・機関部への浸水により艦は傾斜しながらもなお航行を続けたが、続く攻撃で損傷は決定的となる。そして1941年5月22日19時30分頃、フィジーは転覆・沈没した。しかし、このときには日没が近づいていたこともあり、同行していたカンダハーとキングストンによって多くの乗員が救助された。一方、より早い時間帯に沈没したグロスターの乗員は救助の機会に恵まれず、多くの乗員が亡くなってしまった。数時間の差が、両巡洋艦の乗員の運命を大きく分ける結果となったのである。

この戦闘の結果は、イギリス海軍に重い教訓を残した。以後、巡洋艦は出撃時に対空弾薬の残量が40%を下回らないよう厳命されることとなり、苛烈な航空脅威に対する認識が改めて強化されることとなった。

 
クラウン・コロニー級軽巡洋艦
フィジー級
1Fiji-
2Nigeria-
3Mauritius-
4Kenya-
5Trinidad-
6Jamaica-
7Gambia-
8Bermuda-
セイロン級
1Ceylon-
2Uganda-
3Newfoundland-

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。


*1 爆薬量はTNT換算
*2 152 mm
*3 102 mm
*4 爆薬量はTNT換算