イギリス RankIV 巡洋戦艦 Invincible-class, HMS Invincible, 1916 / インヴィンシブル級巡洋戦艦「インヴィンシブル」

概要
Ver2.3 "Hot Tracks"にて実装されたイギリス海ランク4の巡洋戦艦。
ドレッドノートショックも冷めやらぬ中誕生し、再び世界に衝撃を与えた世界初の巡洋戦艦である。装甲を犠牲に弩級戦艦と同等の火力と高い機動力を得た。
艦艇情報(v2.55.1.75)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 73,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 230,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 67,000 |
| エキスパート化(SL) | 230,000 |
| エース化(GE) | 1,200 |
| エース化無料(RP) | 570,000 |
| バックアップ(GE) | 40 |
| 護符(GE) | 1,800 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.7 / 5.7 |
| RP倍率 | 1.78 |
| SL倍率 | 4.5 / 6.0 |
| 最大修理費(SL) | 20,800⇒26,098 / 26,244⇒32,929 |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 177 / 152 / 38 |
| 主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 177 / 177 / 177 |
| 船体 | 鋼, 25 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 16 mm |
| 排水量(t) | 20,135 |
| 最高速度(km/h) | 42.3⇒57.5 / 42.3⇒49.3 |
| 乗員数(人) | 1,032 |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 305 mm/45 Mark X | 連装 | 4 | 880 | 5 |
| 副砲 | 4 inch/40 QF mark III | 単装 | 12 | 1,200 | 1 |
| 対空砲 | 76 mm/45 QF 3in 20cwt HA Mark I | 単装 | 1 | 150 | - |
| 3 pdr QF Hotchkiss | 単装 | 1 | 300 |
弾薬*1
艦砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 305 mm/45 Mark X | Mark IIa HE | HE | 386 | 53.13 | 831 | 0.1 | 76 | 72 | ||||
| Mark VIa APC | APC | 389.8 | 13.2 | 831 | 17 | 504 | 455 | 383 | 323 | 273 | 199 | |
| Mark VIIa CPC | SAPCBC | 386 | 36.3 | 831 | 17 | 268 | 241 | 202 | 171 | 144 | 105 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 4 inch*2 /40 QF mark III | 4 inch HE | HE | 14.06 | 721 | 701 | 0.1 | 14 | 11 | 10.8 | |||
| 4 inch SAP | SAP | 15.2 | 520 | 701 | 5 | 71 | 54 | 35 | 23 | 18 | ||
小口径砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
| 76 mm/45 QF 3in 20cwt HA Mark I | 76 mm HE-TF | HE-TF | 5.7 | 352 | 762 | 0.1 | 11 | 9 | 8 | 7 | 6.7 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
| 3 pdr*3 Hotchkiss | 3pdr Mk.2 HE | HE | 1.5 | 132 | 571 | 0.1 | 4.3 | |||||
追加武装*4
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 魚雷 | 450 mm R.G.F. Mark VI** | 28 | 290 | - |
魚雷
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
|---|---|---|---|---|
| 450 mm R.G.F. Mark VI** | 700 | 134 | 56 | 5.49 |
カモフラージュ
研究ツリー
| 前艦艇 | HMS Kent |
|---|---|
| 派生艦艇 | - |
| 次艦艇 | HMS Glorious |
解説
特徴
戦艦としての火力と高い機動力を併せ持った巡洋戦艦。その代償に装甲が犠牲になっている。戦艦と運用方法が近く、英海ツリーで最も早く使用可能な巡洋戦艦であり、さらにランク5からはほとんどが戦艦・巡洋戦艦であるので、巡洋艦と違った運用方法をここで覚えてしまおう。
【火力】
主砲は先に実装されたドレッドノートと同型の12インチ(305mm)45口径連装砲を4基8門搭載する。全砲門を1方向に向けられるアン・エシュロン型配置により実質的な火力はドレッドノートと同等である。装填速度は乗員スキルMax&エース化で30.3秒と平均的。
アン・エシュロン型って何?

アン・エシュロン型とは、カイオ・デュイリオ級戦艦(初代)で初めて採用された主砲配置方式である。主砲塔を艦の首尾線に対して斜めに、つまり梯形配置をすることで、片舷・前後方向いずれにも比較的広い射界を確保できる点に特徴がある。また、背負式配置に比べて重心が低く、トップヘビーを回避しやすいという利点も備えていた。もっとも、この方式は艦の運動性能がまだ低く、限られた排水量の中で広い射界を確保せねばならなかった時代背景の産物である。
しかし問題も少なくなかった。射角によっては発砲時の爆風の被害を受けやすく、さらに砲塔を舷側寄りに配置するため船体幅の増大を招き、結果として速力性能に不利をもたらす問題があった。
やがて艦艇の大型化が進み、背負式砲塔が弱点を克服すると、同方式はアン・エシュロン型の利点を内包しつつ欠点を解消するに至る。こうしてアン・エシュロン型は、その歴史的役割を終え、次第に姿を消していった...。

画像の右側が艦首方向で、左舷に主砲を向けた場合のインヴィンシブル。艦首方向を0度とした場合。4基すべて向けられるのは90~125度であり、後方の敵艦に対して攻撃する場合は左舷を向けた方が良い。

画像の右側が艦首方向で、右舷に主砲を向けた場合のインヴィンシブル。艦首方向を0度とした場合。4基すべて向けられるのは55~90度であり、前方の敵艦に対して攻撃する場合は右舷を向けた方が良い。
使用可能な砲弾はHE・APC・SAPCBCの3つである。
HEは53.13kgにもなる炸薬量が特徴である。インヴィンシブルはBRが低く、戦場には駆逐艦や軽巡洋艦といった軽装甲の相手が多く出現する。こうした目標にこの榴弾を叩き込めば、乗員をごっそり削ると同時に激しい浸水を引き起こすことができる。場合によっては一斉射だけで浸水から撃沈に持ち込めることも珍しくない。浸水を狙う際は、水線付近を意識して照準すると効果的だ。
APCは炸薬量は少ないが高い貫徹力を持つ。ボトムマッチに巻き込まれてしまった場合はこれで対抗しよう。戦艦の主砲塔の直下を狙うと、弾薬庫に誘爆し大ダメージを負わせることができる。
SAPCBCはそこそこの貫徹力と多めの炸薬量(36.3kg)が特徴である。重巡洋艦のような、榴弾が効きにくい相手に使うと効果的だ。
副砲は4インチ(102mm)単装砲を12門搭載、毎分20発と凄まじい速度で連射可能な高性能副砲だ。次に開発できるコロッサスも副砲に4インチ砲を持つがこちらは毎分8発と連射速度がガタ落ちしている。英戦艦特有の配置で全て艦橋に設置されているため戦艦の榴弾や爆弾を食らうと纏めて破壊される事も。
魚雷発射管は艦首両舷に1門ずつ、艦尾両舷に1門ずつ、艦尾の舵の間に1門、全て固定式である。射程も炸薬量も小さく、たくさん当てればそこそこの損害を与えることができるかもしれないが、なくても困らないだろう。
対空砲は艦尾に3インチ(76mm)単装砲が1門、後部艦橋の後方に3ポンド(47mm)単装砲が1門搭載。3インチ砲は時限信管榴弾を、3ポンド砲は着発榴弾を使用する。残念ながら航空機に対しては完全な力不足である。
【防御】
火力面では戦艦そのものな本艦だが防御面においては巡洋艦に近い。喫水線の舷側装甲は152mmの圧延硬化装甲、さらに背後に50.8mm装甲を持つ。甲板は19.5mm+38.1mmの二枚装甲となっている。石炭庫による補助的な防御は船体中央をカバーするが第一・第四砲塔下の弾薬庫までは届いていない。弾薬庫は側面を63.5mmの装甲で保護、1番から3番砲塔下の弾薬庫は喫水線よりかなり下に位置している。ただし4番砲塔下の弾薬庫は喫水線ギリギリに位置しているためかなり危険。
……ここまで記述した通り本艦の装甲は巡洋艦相手なら鉄壁であるが、戦艦相手だと簡単に装甲を抜かれてしまう。舷側付近にある主砲塔が誘爆すると、乗員が多く配置されている付近の機関部にも損害が出て致命傷となりうる。乗員の数自体は1032名と多めなのが不幸中の幸いである。
【機動性】
駆動系パーツ全改修によりRBで49km/h(27kt)を叩き出す。巡洋戦艦だけあって弩級戦艦と比べるとかなり早い。
史実
本級は、第一海軍卿ジョン・アーバスノット・フィッシャーの提唱する「高速力は最大の防御」をコンセプトにし、戦艦並の攻撃力と巡洋艦並の行動能力を併せ持つ艦として誕生した世界最初の巡洋戦艦である。当たらなければどうということはない
弩級戦艦ドレッドノートの建造と並行して、戦艦と同等の単一口径主砲を備え、かつ速力においてそれを凌駕する大型装甲巡洋艦として計画され、新たに巡洋戦艦(英語を直訳すれば戦闘巡洋艦)という艦種名を与えられた。本級の出現により、従来の装甲巡洋艦は一気に旧式化してしまうこととなった。
本級とドレッドノートを比較すると、主砲こそ2門少ないものの主砲口径は同じで、機関出力は「ドレッドノート」の約1.8倍で速力は4.5ノット優であり、水線部装甲は約55%となり、巡洋戦艦の性格が顕著に現われている。常備排水量は800t近く少ないが逆に全長は12m上回っており高速を出しやすい抵抗の少ない船形であった。
従来の装甲巡洋艦は、「基準戦艦よりも速く、防護巡洋艦よりも強い船」という性格を持ち、広大なシーレーンを抱えるイギリス海軍にとって重視されてきた艦種であった。しかしその設計はすでに成熟段階に達しており、技術的な優位を築きにくくなっていたため、イギリスは他国に対して数で対抗せざるを得なかった。ところが、その装甲巡洋艦自体が年々高価になり、「数を揃える」という前提も次第に現実味を失っていく。
装甲を強化しても、戦艦の下位互換が生まれるだけ。火力を強化しても、当時の主砲はなかなか当たらないし新兵器の魚雷も実績がない。速力を強化しても、もともと優速である以上さらなる向上の効果は限定的であり、未経験の蒸気タービン導入には不安が残る。こうして装甲巡洋艦という艦種は、設計思想そのものが行き詰まりを見せていた。
この閉塞を打ち破ったのが、フィッシャー提督の提唱したドレッドノートのコンセプトである。単一口径の主砲による統制射撃、そして蒸気タービンによる高速力を組み合わせることで、従来の戦艦を凌駕する戦闘力を実現するという発想であった。
そしてこの革新的な思想は、行き詰まっていた装甲巡洋艦の後継にも応用される。単一口径の主砲による統制射撃、そして蒸気タービンによる高速力を組み合わせることで、従来の装甲巡洋艦を凌駕する戦闘力を実現する。すなわち「弩級戦艦より速く、装甲巡洋艦より強い船」
こうして巡洋戦艦という新たな艦種が誕生したのである。
艦歴
1905年度計画によりアームストロング社で建造。1908年就役。
第一次世界大戦開戦後、1914年8月28日ヘルゴラント・バイト海戦に参加。続いて南大西洋に向かい巡洋戦艦「インフレキシブル」とともに1914年12月8日フォークランド沖海戦で独東洋艦隊を撃破した。この両海戦はドイツの装甲巡洋艦が巡洋戦艦に圧倒される結果となり、巡洋戦艦のコンセプトが良く活きた結果となった。
1915年のダーダネルス海峡の戦いにも参加。その後グランド・フリートに編入された。
そして1916年5月31日、ユトランド沖海戦にホレース・フッド提督座乗の第3巡洋戦艦戦隊の旗艦として参加した。当初有利に戦闘を進めていたものの、突然あたりの濛気が晴れ、本艦は空の明るい一部を背景に艦影を明瞭に現わしたため、約8600メートルの近距離にあったドイツ巡洋戦艦デアフリンガー・リュッツオウからの主砲弾が砲塔を貫通・誘爆して船体を真っ二つに割り、ぽっきりと折れて轟沈した。フッド提督以下乗組員1032名のうち、生存者はわずか6名であった。
「当たらなければどうということはない」ということは、言い換えれば「当たってしまえばどうにかなってしまう」のであった。ユトランド沖海戦は巡洋戦艦のコンセプトが悪く活きてしまった結果となった。

| インヴィンシブル級巡洋戦艦 | ||
|---|---|---|
| 1 | Invincible | - |
| 2 | Inflexible | - |
| 3 | Indomitable | - |
小ネタ
ジョン・アーバスノット・フィッシャーとはどんな人なのか?
ネルソン提督に次ぐ超重要人物、ドレットノート、初期の空母、巡洋戦艦、はたまた珍兵器…そんな彼は「近代イギリス海軍の父」と呼ばれた
そんな彼が生まれたのは1841年、ウィリアム・フィッシャー陸軍大尉の長男として誕生します。
家庭は裕福ではなかったようで、13歳にして海軍へ入隊。
そこでメキメキと頭角を現し、22才で砲術将校として世界初の全鋼製の装甲艦「ウォーリア」へ配属。
28才の若さで海尉艦長(海軍中佐)に就任。ドイツへ魚雷や機雷の技術の調査に派遣され、イギリスはそれ以来、魚雷などの開発に力を注ぐ事になります。
1874年、フィッシャーさん33才の時、艦長(海軍大佐)へ昇進。
1876年から1883年の7年間に5隻の艦の艦長をなどを経て、1905年、フィッシャーさん64歳にして海軍のトップ、第一海軍卿へと登りつめます。
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外部リンク
コメント
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