イギリス RankIV 重巡洋艦 County-class, HMS London (69), 1945 / カウンティ級重巡洋艦「ロンドン」

概要
Update 1.97 “Viking Fury”にて実装されたイギリス海ランク4の重巡洋艦。
ケントと共に実装された英国海軍ツリー初の8インチ砲搭載重巡。これまで薄い装甲に悩まされてきたカウンティ級であったが、ついに装甲が強化された!さらに対空性能も強化され、強力な防空能力とかっこいい見た目を得た。
艦艇情報(v2.55.1.88)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 30,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 185,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 53,000 |
| エキスパート化(SL) | 185,000 |
| エース化(GE) | 1,100 |
| エース化無料(RP) | 520,000 |
| バックアップ(GE) | 40 |
| 護符(GE) | 1,700 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.7 / 5.7 |
| RP倍率 | 1.72 |
| SL倍率 | 4.5 / 6.0 |
| 最大修理費(SL) | 11,261⇒14,663 / 10,929⇒14,231 |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 25 / 88 / 35 |
| 主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
| 船体 | 鋼, 25 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 12 mm |
| 排水量(t) | 13,315 |
| 最高速度(km/h) | 51.2⇒69.7 / 51.2⇒59.7 |
| 乗員数(人) | 793 |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 8 inch/50 Mark VIII | 連装 | 4 | 1,200 | 2 |
| 副砲 | 4 inch/45 Mark XVI | 連装 | 4 | 1,600 | 1 |
| 対空砲 | 40 mm QF Mark VII | 単装 | 4 | 8,000 | - |
| 40 mm 2pdr QF Mk.VIII | 八連装 | 2 | 35,840 | ||
| 20 mm/70 Oerlikon Mark V | 連装 | 8 | 28,800 | ||
| 20 mm/70 Oerlikon Mk.II | 単装 | 4 | 7,200 |
弾薬*1
艦砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 8 inch *2/50 Mark VIII | 8 inch HE | HE | 116.1 | 10000 | 855 | 0.1 | 62 | |||||
| 8 inch Mark I.B. SAPCBC | SAPCBC | 116.1 | 5200 | 855 | 9 | 270 | 238 | 193 | 157 | 128 | 88 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 4 inch*3/45 Mark XVI | 4 inch HE | HE | 15.88 | 1550 | 811 | 0.1 | 20 | |||||
| 4 inch SAP | SAP | 17.35 | 600 | 811 | 5 | 101 | 83 | 60 | 44 | 33 | 26 | |
| 4 inch HE-TF | HE-TF | 15.88 | 1550 | 811 | 0.1 | 20 | ||||||
| 4 inch HE-VT | HE-VT | 15.88 | 1550 | 811 | 0.1 | 20 | ||||||
機銃
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 40 mm Bofors L/60 | 規定 | HEFI-T | 874 | 6 | 5 | 4 | |||
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 40 mm 2ポンド砲 | 規定 | HEF | 701 | 4 | 3 | ||||
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 830 | 34 | 32 | 26 | 21 | 18 | 16 |
追加武装*4
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 魚雷 | 533 mm Mk.IX | 8 | 105 | - |
魚雷
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
|---|---|---|---|---|
| 533 mm Mk.IX | 1693 | 340 | 67⇒56 | 9.60⇒12.35 |
カモフラージュ
| △△△ | |
|---|---|
![]() | |
| 条件 | - |
| 説明 | 標準カモフラージュ |
| △△△ | |
| [添付] | |
| 条件 | △ |
| 説明 | △ |
研究ツリー
| 前艦艇 | HMS Norfolk |
|---|---|
| 派生艦艇 | - |
| 次艦艇 | HMS Invincible |
解説
特徴
ケントに比べ水上機が使用できなくなったものの、対空性能・装甲・機動力が向上、特に対空性能の強化は凄まじい。ただし全体的な脆さは相変わらずで真っ向からの撃ち合いに弱いのは変わらない。
【火力】
主砲はケントと同じ武装であるので、そちらを参考にしてほしい。優秀な8インチ砲である。
副砲は装填時間の短い4インチ連装砲が片舷2基、両舷4基搭載している。近接信管つき榴弾が使用可能なので、対空機銃の射程よりも遠距離の敵機に対しても撃墜が見込める。
魚雷も新型のMk.IXを搭載する。射角は艦首方向を0度とした場合40~140度と広く、そこそこ走行距離が長いため使い勝手は良好。ただ長距離砲戦メインの多い戦いではあまり出番が無く、誘爆の危険性も考えるとあえて搭載しないのも手だ。
ロンドンの特徴である対空装備は、ケントと比べ大幅に増設・新型化されBR5.7として十分な対空性能を得た。搭載しているのは40mmボフォースが4門、40mmポンポン砲が16門、20mmエリコンが20門と圧倒的である。副砲の近接信管付き榴弾と組み合わせることで、強力な防空網を形成可能である。この機銃群は小型艇の対処にも力を発揮するだろう。
ポンポン砲はver1.97の時点では本艦しか搭載していなかった8連装40mm機関砲という変わったものを搭載している。
【防御】
装甲の薄いカウンティ級の中でも、機関部を守る舷側装甲は88.9mmに増加し、保護する範囲も多少前方に伸びた。ただしケントにあったバルジは撤去されている。
ケントより悪化したところとして、ロンドンは乗員の多くが非装甲区画に配置されているので、乗員が非常に削られやすい。機関部上部の非装甲区画はロンドンの弱点となっている。ノーフォークよりはマシであるが。
防御面におけるケントとの違いはこれくらい、中央部が多少固くなったとはいえ全体的に貧弱なのは変わらない。艦橋はでかい上に相変わらず無装甲なので、よく破壊されて操艦不能になる事も変わらない。
【機動性】
パーツ全改修で60km/h(32kt)となっている。バルジを撤去したおかげか、巡洋艦としては標準的な速度を発揮可能になった。ただその影響か、転舵するとかなり傾斜するようになってしまっているのは注意が必要である。
史実
カウンティ級重巡洋艦のうち、ケント級重巡洋艦に続いて建造された4隻がロンドン級重巡洋艦である。基本設計はケント級を踏襲しつつ、実用面での反省点に手を加えた改良型となっている。
ケント級では、B砲塔と艦橋の距離が近すぎたため、主砲を横方向に射撃すると艦橋が爆風の被害を受ける問題を抱えていた。ロンドン級ではこの点が見直され、艦橋を後方へ移動し、両者の距離を7.5mに拡大している。また就役時の魚雷はMark Vを装備していたが、その後も発射時の落下衝撃に耐えられるよう改良が重ねられ、Mark VからMark VII、さらに長射程のMark IXへと更新された。
一方で速力向上のために、もともと防御力に余裕があったとは言い難いケント級から、なんと水雷防御用のバルジを撤去してしまった。これには改良によって条約で決められた排水量を超過してしまう対策という面もある。とはいえ、防御を完全に放棄したわけではなく、防御区画外にあった電信室や配電盤室の配置を見直すなど、限られた条件の中での工夫も見られる。
さらにロンドンは、1939年3月以降、クラウン・コロニー級軽巡洋艦の設計を参考に大規模な改装を受けた。対空装備と装甲の追加、箱型艦橋への変更、煙突の3本から2本への削減など、大きな変化を遂げている。しかし、その代償として重量が増加しすぎた結果、船体に過大な負荷がかかり、亀裂が生じるという問題も発生した。この改装は他艦にも実施する予定であったが、戦時下という事情もあり実施されず、結果的にロンドンのみの個性となっている。
ロンドン級4隻はいずれも大戦を生き延びており、幸運なクラスであったと言えるだろう。

改装前のロンドン
ロンドンは1926年2月23日に起工、1927年9月14日に進水し、1929年1月31日に就役した。就役後は地中海艦隊の第1巡洋艦戦隊に所属し、旗艦としての任も務めている。スペイン内戦では、戦闘任務のみならず民間人の避難支援にも従事した。
1939年3月には前述の大規模な改装を受け、特徴的な艦影へと生まれ変わった。復帰から間もなく、1941年5月には戦艦ビスマルクの捜索に参加。その後はドイツ輸送船への襲撃や援ソ船団護衛といった任務に投入された。
しかしこの酷使は、改装によって重量が増した船体に少なからぬ負担を与えていた。任務中には船体の亀裂が発見され、1941年10月に修理を実施。その後も船団護衛に復帰するが、再び亀裂やリベットの脱落が確認され、1942年12月には再度の修理を余儀なくされる。この際、船体の補強に加え、新型レーダーの搭載や対空火力の増強も行われた。
復帰後は東洋艦隊に編入され、終戦まで極東海域で任務に従事する。戦後はさらに改装を受け、中国艦隊に配属されたが、1949年4月20日、アメジスト事件に遭遇する。これは、国共内戦で混乱が広がる中、イギリス大使館員の避難の護衛のために、長江を南京へ遡行中のフリゲート艦アメジストが中国人民解放軍の砲撃を受け、拘留された事件である。これを受けてロンドンは救援に向かったが、自身も激しい砲撃を受けて撃退され、救出は果たせなかった。
その後もしばらく極東で活動を続けたが、さらなる運用に耐えうるかどうかの調査のため本国へ帰還する。しかし20年以上に及ぶ酷使により機関の状態は悪化しており、戦後の財政事情も相まって近代化改装は断念された。こうしてロンドンは1950年1月、解体のため売却され、その長い艦歴に幕を下ろした。
| カウンティ級重巡洋艦 | ||
|---|---|---|
| ケント級 | ||
| 1 | Kent | - |
| 2 | Berwick | - |
| 3 | Cumberland | - |
| 4 | Cornwall | - |
| 5 | Suffolk | - |
| 6 | Australia | オーストラリア海軍へ貸与「HMAS Australia」 |
| 7 | Canberra | オーストラリア海軍へ貸与「HMAS Canberra」 |
| ロンドン級 | ||
| 8 | London | - |
| 9 | Devonshire | - |
| 10 | Shropshire | - |
| 11 | Sussex | - |
| ノーフォーク級 | ||
| 12 | Norfolk | - |
| 13 | Dorsetshire | - |
| 14 | Surrey | ※未成艦 |
| 15 | Northumberland | ※未成艦 |
※カウンティ級重巡洋艦は設計の違いからケント級、ロンドン級、ノーフォーク級の3つのサブクラスに分類される。
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