ドイツ RankIV 重爆撃機 He177 A-5 グライフ

概要
1.77で追加された、ドイツ空ツリーのランクIVの四発爆撃機。
誘導爆弾フリッツXを運用できる
機体情報(v1.81)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 63,000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 240,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 69,000 |
| エキスパート化(SL) | 240,000 |
| エース化(GE) | *** |
| エース化無料(RP) | *** |
| バックアップ(GE) | 110 |
| 護符(GE) | 1,700 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.7 / 5.3 / 5.7 |
| RP倍率 | 1.72 |
| SL倍率 | 1.5 / 3.7 / 4.3 |
| 最大修理費(SL) | 20,000⇒26,400 / 32,000⇒47,508 / 24,000⇒35,952 |
機体性能
| 項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 531⇒582 / 518⇒555 |
| (高度6500m時) | |
| 最高高度(m) | 10000 |
| 旋回時間(秒) | 32.4⇒29.7 / 33.4⇒31.0 |
| 上昇速度(m/s) | 5.9⇒12.5 / 5.9⇒8.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 1600 |
| 最大出力(hp) | 2343⇒2835 / 2317⇒2560 |
| 離陸出力(hp) | 2627⇒3119 / 2601⇒2844 |
| 毎秒射撃量(kg/s) | *** |
| 燃料量(分) | (AB) min1h29 / max4h58 (RB&SB) min1h34 / max5h13 |
| 銃手(人) | 5 |
| 限界速度(IAS) | *** km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
| 主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機銃 (単装) | 7.92mm MG81機関銃 | 1 | 1000 | コックピット前面 |
| 13mm MG131機関銃 | 2 | 1000 | 前方下部 | |
| 1000 | 後方上部 | |||
| 機銃 (連装) | 13mm MG131機関銃 | 1 | 2000 | 前方上部 |
| 機関砲 (単装) | 20mm MG151機関砲 | 2 | 300 | コックピット下方 |
| 800 | 尾部 |
弾薬
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 500m | 1000m | ||||
| 7mm MG81 | 既定 | AP-T/Ball/Ball/AP-I/AI | 13 | 7 | 4 | - |
| 徹甲弾 | AP/AP/AP/AP-T | 13 | 7 | 2 | 100 | |
| AP-T | AP-I/AP-T/AP-I/AP-T | 13 | 7 | 4 | 100 | |
| 13mm MG131 | 既定 | IT/AP-I/IAI/AP-I | 18 | 6 | 5 | - |
| 徹甲弾 | AP-T/AP-T/AP-T/IAI | 18 | 6 | 5 | 170 | |
| 20mm MG151/20 | 既定 | IT/HEI/APHE | 19 | 13 | 6 | - |
| 徹甲弾 | AP-I/AP-I/APHE/IT | 21 | 13 | 6 | 230 | |
| 汎用 | IT/HEI/HEI | 15 | 8 | 6 | 230 | |
追加武装
| 分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
| B | 50kg SC50 | 48 | -1.4/-3.6/-3.6 | -1.7/-1.7/-1.7 | +1.9/+2.7/+2.7 | - | - | 合計搭載量 2400kg (爆薬量1200kg) |
| B | 250kg SC250 | 12 | -2.2/-4.3/-4.3 | -2/-2/-2 | +2.4/+3.4/+3.4 | 900 | ETC 250/IV | 合計搭載量 3000kg (爆薬量1500kg) |
| B | 500kg SC500 | 6 | -2.2/-4.3/-4.3 | -2/-2/-2 | +2.4/+3.4/+3.4 | 900 | ETC 500/IV | 合計搭載量 3000kg (爆薬量1560kg) |
| B | 1000kg SC1000 | 4 | -2.9/-5/-5 | -2.6/-2.6/-2.6 | +3.1/+4.6/+4.6 | 900 | ETC 1000/I | 合計搭載量 4000kg (爆薬量2400kg) |
| B | 1832kg SC1800 | 2 | -2.9/-5/-5 | -2.4/-2.4/-2.4 | +2.9/+4.2/+4.2 | 450 | ETC 1800 | 合計搭載量 3664kg (爆薬量2000kg) |
| B & B | 1832kg SC1800 | 2 | -24.5/-24.5/-24.5 | -4.1/-4.1/-4.1 | +5.5/+8.4/+8.4 | 1400 | ETC 1800 | 合計搭載量 6664kg (爆薬量3560kg) |
| 500kg SC500 | 6 | |||||||
| B | 1570kg PC 1400 X (Fritz X) | 3 | -29.5/-29.5/-29.5 | -3.3/-3.3/-3.3 | +4.0/+6.1/+6.1 | 680 | FX 1400 | 合計搭載量 4710kg (爆薬量960kg) 誘導爆弾 |
機体改良
| Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
|---|---|---|---|
| I | 胴体修理 | 3100 | *** |
| ラジエーター | |||
| 7mm銃座用弾薬ベルト | |||
| ETC 250/IV | |||
| 20mm銃座用弾薬ベルト | |||
| II | コンプレッサー | 4400 | *** |
| 機体 | |||
| 新しい7mm銃座用機関銃 | |||
| ETC 500/IV | |||
| III | 主翼修理 | 3900 | *** |
| エンジン | |||
| 爆弾懸架装置 | |||
| 13mm銃座用弾薬ベルト | |||
| ETC 1000/I | |||
| 新しい20mm銃座用機関銃 | |||
| IV | インジェクター交換 | 5100 | 8800 |
| カバー交換 | |||
| 新しい13mm銃座用機関銃 | |||
| ETC 1800 | |||
| FX 1400 | |||
カモフラージュ
研究ツリー
| 前機体 | Ju 188 A-2 |
|---|---|
| 次機体 | Ar 234 B-2 |
解説
特徴
ランク4の四発重爆撃機。最大で6.6トンの爆装(1800kg爆弾x2+500kg爆弾x6)が可能。一見飛行場破壊が容易に思えるが、1800kg爆弾が2発同時に投弾されるため飛行場破壊以外では爆装量をフルに活かした爆撃が行えない。1000kg爆弾x4の組み合わせで最も効率的な爆撃が行えるだろう。4人分隊であれば2機が1000kgx4、更に2機が1800kgx2+500kgx6の組み合わせで出撃を行えば理論上ではあるが飛行場破壊まで到達出来る。
防護機銃に関しては、前方と尾部にMG151/20機関砲が各1門、前方にMG81機銃が1門、胴体にMG131機銃が各2門搭載されているが直進してくる航空機以外には致命打は与えるのは困難と言ってもいいだろう。
また、ver1.79より誘導爆弾であるFritz Xが3発、搭載可能になった。爆弾投下後、Alt + WASDキーで誘導できる(デフォルトキー設定)。 →解説 He 111 H-6
立ち回り
【アーケードバトル】
大型機にしては良好な機動性と上昇力 そして最後まで改修した爆弾は基地をワンパスすることが出来る爆装量
銃座もそこそこ強くて かなり扱いやすい 尚最近修理費が上がった為何もしないで撃墜されると大赤字になる模様
【リアリスティックバトル】
AB同様RBにおいても良好な機動性を発揮する。本機は爆撃機スポーンより約1000m高い長距離爆撃機スポーンが利用出来るので初動の爆撃目標到達は容易であろう。不安であれば自基地後方で待機し味方戦闘機の到達を待つのも一つの手段と言える。
【シミュレーターバトル】
まさかの地上発進。
この手の大型爆撃機は長距離爆撃機用空中スポーンから出撃することが多いが、本機は戦闘機などと同じく飛行場から離陸させられる。この離陸が一番の正念場と言っていいほど難易度が高い。
この機体の特性として300km/h辺りでは揚力を得やすい代わりにその速度まで到達しないとほとんど揚力を得られないというかなりシビアな特性があり、レシプロ機用の短い滑走路で最大爆装時に出せる180~200km/hではかなりギリギリの離陸になる。Me 264やAr 234 B-2のようにブースターがあればよかったのだがそんなものはない。
まず出撃する飛行場は山に囲まれていない、進路上に背の高い木がない場所を選ぶこと。そうしないと速度と高度を稼ぐのが間に合わずまず墜落する。離陸手順はゆっくり出力を上げながら当て舵で進行方向を維持、滑走路が終わるギリギリまで速度を溜めて焦らずに機首を上げる。しばらくは離陸フラップのままで飛び、高度が稼げてから格納。地形的に余裕がない場合は戦闘フラップを展開して揚力を確保しつつゆっくり速度を稼ごう。
離陸さえしてしまえば他の大型爆撃機よりもよっぽど扱いやすい機体である。特にピッチの動きは機敏で、急降下爆撃能力を求められた名残かピッチダウンは戦闘機のような鋭さがある。防護機銃の死角となる機体直下を取られたらこれで急降下して死角に入らせないようにしてやるといい。
史実
He177は、ドイツが開発した初の戦略爆撃機で、He111の後継機にあたる。一見すると双発機に見えるが、しっかりエンジンを4つ積んだ立派な四発機である。愛称はグライフだが、これはA-5から呼ばれるようになった。

1937年に中止となった「ウラル爆撃機」計画に続く、「A爆撃機」計画に沿った機体として、ハインケル社が開発・製造したのがこのHe177である。「A爆撃機」計画より「ウラル爆撃機」計画は極めて厳しい条件となっていた上、途中で急降下爆撃能力が追加で求められていたため、開発は困難ともいえるレベルであったいい加減急降下爆撃諦めろよ...。この要求性能を満たすべぐ、ハインケル社はこれでもかというほどの新機軸を盛り込んだ。
エンジンはBf109に搭載されていたDB601を2基連結し、1つのエンジンにしたDB606を搭載して、大出力を確保した(当時のドイツに単発大出力エンジンは無い)。一見するとトンデモエンジンだが、第二次世界大戦前に試作されたHe119で信頼性ありと判断されたため、そのまま搭載された。とは言え、"信頼性有り"と判断されただけなので、実際には冷却能力不足もあって飛行中にしょっちゅう火を噴いた。整備性の悪さも原因であり、A-3の後期型から採用されたDB610エンジンでは改良され、信頼性も高くなった。プロペラも、試作機までは幅の広い4翔だったが、試作機は幅が細められている。
防護兵装は極めて強力で、20mm機関砲を2門、13mm機銃と7.92mm機銃を3門ずつ搭載していた。中でも画期的なのが、コックピットから遠隔操作できる機銃塔で、空気抵抗の削減に大きな貢献を果たした(位置は機体上面の連装13mm機銃塔)。なお、尾部銃座が初期型はコンパクトで居住性が悪かったので、後期型からは拡大された(これに伴い垂直尾翼の形状変更)。
機体はかなり頑丈であった。通常の爆撃機ならまだしも、何故か急降下爆撃性能が求められていたこともあり、機体構造・機体強度もかなり高く、この重量は本機の性能低下につながった。
小ネタ
ホルテンHo 229 V3の試作機の(あの馬鹿でかい)前脚は本機の主脚のタイヤを流用している。
双発機のような外観だが、実際は双子型エンジンを搭載する立派な四発機である。
搭載されたエンジンはDB 606AならびにB、のちにDB 610。DB 606A/BはDB601を並列にし、クランクシャフトをギアで結合してプロペラシャフトを回す「双子型エンジン」と呼ばれるもの。AとBの違いは回転方向。
DB 610はDB 601の改良型であるDB 605を同じ様に双子型エンジンとしたもの。
ちなみに本機以前にもHe119という双子型エンジン搭載の偵察爆撃機があり、そこからのフィードバックを受けている。ただHe119は使い物にならず制式採用には至らなかった。後に日本に売却されそのエンジン配置を参考に、双子型エンジンを搭載した偵察機『景雲』が生まれている。
外部リンク
●公式Devログ
The Fritz-X guided bomb: right on target!
●DMM公式
ハインケル He 177 A-5 グライフ:炎の矢
フリッツX誘導爆弾:目標命中!
コメント
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