大日本帝国 RankVII 戦艦 Yamato-class, IJN Yamato,1945/大和型戦艦一番艦『大和』(1945年仕様)

阿賀野等にも装備されている遮風装置が見て取れる

菊花紋章が一望できる

「大和坂」と呼ばれる第一砲塔から艦橋にかけて続く特徴的な傾斜の様子が見て取れる

概要
Update 2.47 “Leviathans”にて、日本海軍ツリーの最後に実装された、史上最大の超弩級戦艦。大和型戦艦の一番艦である。
帝国海軍が持てる技術の粋を集めて建造された本艦は、攻防両面において既存の戦艦とは一線を画す、まさに決戦兵器であった。その最大の特徴は、主兵装として搭載された三基九門の46cm三連装砲である。この主砲は他国のいかなる戦艦の主砲をも凌駕する破壊力を持ち、遠距離から敵艦隊の中枢を撃ち抜くことを可能にした。
防御面においても、「自身の46cm砲弾の直撃に耐える」という前代未聞のコンセプトに基づき、重要区画に極厚の装甲を集中させる集中防御方式を採用。まさに「浮かべる鉄の城」と呼ぶにふさわしい堅牢さを誇る。ゲーム内においても、その圧倒的な火力と耐久性は全艦艇の頂点に君臨している。
艦艇情報(v2.47.0)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 400,000 |
|---|---|
| 艦艇購入費(SL) | 1,150,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 330,000 |
| エキスパート化(SL) | 1,150,000 |
| エース化(GE) | 2,800 |
| エース化無料(RP) | 1,080,000 |
| バックアップ(GE) | 60 |
| 護符(GE) | 2,800 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 8.7⇒8.7 / 8.7⇒8.7 |
| RP倍率 | 2.32 |
| SL倍率 | 4.50 / 6.00 |
| 最大修理費(SL) | 32,070⇒41,755 / 35,797⇒46,608 |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| シタデル装甲 (前/斜前/側/甲板/傾斜甲板/煙路)(mm) | 300 / 350 / 410 / 200 / 230 / 380 |
| 主砲塔装甲 (前/側/後/天板)(mm) | 660 / 250 / 190 / 270 |
| 船体 | 鋼, 25 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 16 mm |
| 排水量(t) | 72,809t |
| 最高速度(km/h) | 43⇒57.2 / 43⇒49.9 |
| 乗員数(人) | 3332 |
| 偵察機 | 2 |
| F1M2(零式水上観測機) | |
レーダー
| 分類 | 有無 | 距離 (km) |
|---|---|---|
| 索敵レーダー | 有(Type-13,21,22) | 20/20/20 |
| 追跡レーダー | 無 | 無 |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 460mm 九四式四十五口径四十六厘砲 | 三連装 | 三基 | 900 | 11 |
| 副砲 | 155mm 六十口径三年式15.5cm砲 | 三連装 | 二基 | 300 | 2 |
| 副砲 | 127mm 四十口径八九式十二厘七高角砲 | 連装 | 十二基 | 4,800 | *** |
| 対空砲 | 25mm 九六式二十五粍機銃 | 三連装 | 五十基 | 225,000 | *** |
| 単装 | 二基 | 3,000 | *** | ||
| 対空砲 | 13.2mm 九三式十三粍機銃 | 連装 | 二基 | 7,200 | *** |
弾薬*1
艦砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 460mm/45 Type94 | Type 0 HE | HE | 1357.15 | 64.77 | 805 | 0.1 | 123 | 114 | 100 | 87 | 76 | 57 |
| Type 91 APCBC | APCBC | 1458.3 | 25.05 | 780 | 26 | 870 | 836 | 782 | 732 | 686 | 603 | |
小口径砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
| 155 mm/60 Type 3 | Type 0 HE | HE | 55.79 | 3390 | 920 | 0.4 | 36 | |||||
| Type 91 APHE | APHEBC | 55.79 | 1210 | 920 | 9 | 314 | 277 | 235 | 206 | 184 | 157 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
| 5 inch*2/40 Type 89 | Type 1 HE | HE-DF | 23 | 2310 | 910 | - | 28 | |||||
機銃
| 武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
| 25 mm/60 Type 96 | 規定 | HEF-T/HEF/ AP-T/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
| 武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
| 13.2 mm Type 93 | 規定 | T/AP/HEI/AP | 31 | 30 | 27 | 24 | 21 | 19 |
追加武装*3
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 魚雷 | *** mm △△ | *** | *** | - |
| ロケット | △△ | *** | *** | Rocket Launcher |
| 魚雷 & ロケット | *** mm △△ | *** | *** | Rocket Launcher |
| △△ | *** | |||
| 魚雷 & 爆雷投下軌条 | *** mm △△ | *** | *** | 爆雷 |
| △△ | *** | |||
| 魚雷 & 爆雷投射機 | *** mm △△ | *** | *** | 爆雷投射機 |
| △△ | *** | |||
| 爆雷投下軌条 | △△ | *** | *** | 爆雷 |
| 爆雷投射機 | △△ | *** | *** | 爆雷投射機 |
| 対潜迫撃砲 | △△ | *** | *** | 爆雷投射機 |
| 爆雷投下軌条 & 爆雷投射機 | △△ | *** | *** | 爆雷 爆雷投射機 |
| △△ | *** | |||
| 爆雷投下軌条 & 対潜迫撃砲 | △△ | *** | *** | 爆雷 爆雷投射機 |
| △△ | *** | |||
| 爆雷投射機 & 対潜迫撃砲 | △△ | *** | *** | 爆雷投射機 |
| △△ | *** | |||
| 機雷 | △△ | *** | *** | Mines |
| 魚雷 & 機雷 | *** mm △△ | *** | *** | Mines |
| △△ | *** | |||
| 発煙弾発射機 | *** mm △△△ | *** | *** | - |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
世界最大の戦艦の名に恥じぬ、45口径46cm砲を3基9門を搭載。主力である91式徹甲弾は、炸薬量約25kg、至近貫徹力は870mm、15kmの距離でも600mmの貫徹力を維持しており、遠距離砲戦においては他国の全ての戦艦を一方的に貫徹、撃破できる。更に精度、散布界共にも優れており、狙いが外れなければ十中八九命中弾を得られる。指向門数は前方6門、側面9門、後方3門が可能。側面に対してはかなりの角度まで全砲門を指向できる為、防御体勢を取りやすいが、後述する装甲配置を踏まえて会敵姿勢を考慮する必要がある。なお史実では炸薬量は約33kgであり、何故か7kg近くこのゲームでは炸薬が減らされており、おそらくgaijinの陰謀である
最上型軽巡の主砲換装の際に降ろされた砲を再利用し、砲塔を新たに製造して搭載した。当初は艦中央の両舷と合わせて四基搭載されていたが、対空砲の増設に伴って両舷の副砲は取り外された。総じて優秀な艦砲であり、装甲は薄いもののあらゆる性能が満足できるものとなっている。大和型に搭載されたこの砲は両用砲として使用されており、実際に敵機に対して積極的に対空射撃を行った記録がある。砲塔の新造に伴って最大仰角が55°から75°に強化された説もある。帝国海軍の主要な対空砲である四十口径八九式十二糎七高角砲と比較すると、発射速度で劣るものの初速と加害範囲で勝り、3つの砲身を個別に動かして順射することもできた。
装甲の薄さから大和型の弱点と指摘されることも少なくない。が、両用砲に重装甲を施すと機敏さが損なわれる上、防焔板や消火設備によって使用不能になっても艦に大きなダメージは与えないように配慮されていたようである。
【防御】
航空攻撃に対しては無敵を誇る。島風等の非常に炸薬の多い魚雷を除けば重要防護区画等の装甲区画にさえ当たれば魚雷を無効化し、非装甲区画でも浸水に対する高い許容性により2-3発程度の魚雷が同時に命中しても修理、排水しきれるくらいには魚雷に対する耐久性は高い。さらには艦首艦尾近くまで覆う対小型爆弾の装甲も相まって、並みの爆弾なら当たり所にもよるが特に制限なく耐えられるのではないだろうか。貫通力の高いロケット(タイニー・ティム等)によって重大な損傷を起こす事もあるが、高い浸水への許容量や船体の安定性も相まって無敵というのもあながち誇張ではない。ただし、大和に限らず艦艇の火災が弾薬庫を加害して爆沈する事例が多く確認されている。発生した火災には迅速なダメコンが必要である。
だが戦艦と撃ち合うとなると話は変わる。対峙する他の列強戦艦の貫通力が軒並み向上した結果、ゲーム内の交戦距離では簡単に重要区画を貫通されるようになってしまった。加えて切り詰めた集中防御の影響で一部砲弾庫が喫水線の上に配置されており、弾薬庫の体積の大きさも相まって貫通されたら即爆沈も珍しくない。
とは言え対策が無いわけでは無く、弾薬庫誘爆問題に対する一応の対策としては主砲弾数を450発以下にする事で喫水線やや下まで下げられ、被弾、装甲貫通時の生存性が向上する。装甲厚は舷側410mmの傾斜装甲、水平装甲は200mmと230mmの傾斜装甲で構成されており数値上は相当なものだが、上から見ると8角形型の防郭形状をしており、従来の戦艦のように斜めの防御姿勢を取ると350mmの垂直装甲が敵に正面を向いてしまう。本来の想定交戦距離が20~30kmであることに留意して使用するべきである。
ただやはり大和の410mmの舷側装甲は凄まじく、15kmを超えた辺りからは非常に強固な物となっており、16kmを超えると抜かれることはまず無いと言っても過言ではなく、この距離であれば現在問題になっている2番砲塔横の230mm装甲板が抜かれる可能性もほとんど無くなるため現在の大和の推奨運用距離15-17km前後である。この距離であればこっちは抜けて相手は抜けないという全大和乗組員が望んだであろう状況を再現できる。ただ稀に喫水線下の装甲を抜かれた爆散する可能性がある為この点には留意が必要である。尚、現状の大和の装甲配置には様々な間違いが存在しており、今後の修正が望まれている。例:2番砲塔の230mmの甲板装甲の取付角度が大きくなっており、30~20kmの砲戦距離においても16inchクラスに貫通されかねない。
なお大型アップデート 「Tusk Force」により大和の弾薬庫誘爆問題に修正が入り依然まで対空砲弾薬庫誘爆で主砲弾薬庫全てが爆発し、誘爆即爆沈であったのが誘爆はするものの爆沈はしないようになった。しかし弾薬庫誘爆による浸水で沈没するという本末転倒な自体となっており、大和そのものの区画問題も相まって現在区画の細分化が望まれている。弾薬庫誘爆で意味も分からず爆発四散こそしなくなったものの相も変わらず運用には細心の注意が必要となる。万が一の時にワンチャン生き残るかもしれないお守り程度に思っておこう。
【対空】
大和の最終時に近い形態で実装されており、合計で150門以上の対空砲・機銃を持つ為、間違いなく日本艦で最高峰の対空能力を持つ。但し、127mm砲にVT信管が無いこと、25mm機銃がストッピングパワーに欠ける上に三連装銃架の為撃ち始めが遅れること、中距離対空を担う40mmクラスの対空砲が無いことから、米国等の新鋭戦艦には見劣りする。船体中央に集中配備されており、一度の攻撃で多くの銃座が沈黙してしまうことも弱点。
【速力】
未改修時43km/h、全改修時約50km/h(27kt)と、前述の排水量に比しては優速な部類。しかしその巨体故に加減速は悪く、速力の調節による回避方法などはほとんど意味をなさない。
【機動性】
7万3000トンの巨体故に惰力はそれなりに大きいものの、実際の大和型と同様に一旦舵が効き始めるとよく曲がる特性を持つ。
【運用】
大和は必ず砲弾を450発以下 そして出来るなら必ずエキスパート化させよう。
戦場での主な運用方法としては三番砲塔を向けた引き撃ちが主となるが大和乗りによく見られるのが三番砲塔部を向けすぎるというものである。大和は八角形状の装甲配置となっており、引き撃ちの体勢は非常にシビアである。少角度を誤って運用すると三番砲塔が抜かれて大爆発を起こすため必ず防御分析で最適な角度を確認しよう。
次にスポーン直後に爆散させられる問題であるが、これらはすぐにスポーンせず味方がスポーンをし撃たれていることを確認してスポーンをしよう。スポーツ後の立ち回りとしてはすぐさま回頭を行い引き撃ちの体勢へと移行し、敵艦から少しでも遠い位置に移動することが最重要となる。
【防御】の欄に書いてある通り大和の最適な運用距離は15-17キロでありこの距離であれば多少傾けるだけで敵の砲弾を完封する事が可能な為この距離を必ず守るべきである。幸い、大和の遠距離での貫徹力は8.7戦艦群でもトップであるため15-17キロの距離でも敵艦の装甲を貫徹し撃破できる火力があるため距離を離して敵艦の装甲を抜けずにキルを取れないという事態に陥ることはない。ただこの距離になってくるとABでは補正があるにせよ多少のエイム力が必要とされる為当たらないという場合をエイムを鍛える事を推奨する。ちなみに敵艦が真横をさらしているのならばアイオワであれば15Km、ソユーズであれば何と18kmから貫通可能であり更に陸奥、ネルソン、コロラド等の軍縮時代の16inch級戦艦ならば23kmというとんでもない距離から貫徹可能という途方もない火力があるため遠距離においては無敵である。また、敵8.7戦艦群と戦わざるを得ない場合、ABなら敵の発砲タイミングを見計らい前後に動く事で謎に脆い大和の区画破壊を防ぎ命中弾を減らす事ができる為、これを推奨する。とは言えこれらは14-17キロ程度の交戦距離での話であり、14キロを切った際は三番砲塔をあえて抜かせるというのもまた一つの手である。また、三番砲塔を抜かれた際にそのまま浸水で沈んでしまうという事態が発生しているとの報告が上がっているが、艦を停止させれば38-40%で止まる場合が殆どである為船を停止させる事が出来れば浸水で沈む事は殆どなくなる。とは言えこれらの運用は運頼みの一面を持ち合わせており、更には火力の低下を引き起こす為本当に不味いときの切り札である事も留意しよう。大和は適切な運用を行えば火力も高く、それなりの防御性能も持ち合わせているが、逆を言えば適当に使えば弱いとも言える為、大和本来の性能を活かすためには丁寧に運用する事が最重要となる。
長々と綴ったが、まとめとしては砲弾を450発以下にして戦場では時間をおいてスポーンし、15-17キロ程度の位置取りを行い敵の砲弾が飛んできたら前後に動くことで対処しあとは持ち前の火力を活かして遠距離から46センチの超大口径砲弾で敵艦をぶん殴ることである。
史実
--加筆求む--
大和は大和型戦艦の1番艦として呉海軍工廠にて建造された、世界最大の戦艦である。
1942年、ミッドウェイ海戦に主力部隊として出撃せるも、南雲機動部隊敗北により転進した。
1944年、マリアナ沖海戦及びレイテ沖海戦に参戦。
1945年、連合国軍が沖縄に上陸したことを受け、沖縄への海上特攻が下命される。
同4月6日、第2水雷戦隊と共に呉を出港。
同4月7日、正午頃から米機動部隊の艦載機の攻撃を受ける。
同日午後2時23分、左舷への浸水が止まらず転覆。その後主砲弾薬庫の誘爆により、坊ノ岬沖に沈没。合わせて4,044名の戦死者を出し作戦は失敗。残存艦艇は反転、帰投した。
小ネタ
Devが終了し、大和がLiveサーバで使用可能になった現在でも、大和は複数の設定ミスやモデリングミスを抱えている。230mm傾斜装甲の角度が過大であり、2番砲塔の横部分では傾斜の増大を傾斜装甲の面積増大によって吸収しきれていない。410mm舷側装甲も20°の角度を持つのは船体中央部分のみであり、他は傾斜が緩くなってしまっている。また、水中弾防御も本来であれば14°のはずが20°の角度が付けられており、先述の舷側装甲の角度を緩める原因になってしまっている。2番砲塔バーベット内の50mm装甲が砲塔ローラーパスに届いておらず、主砲塔の重量を支えられていない。弾薬庫配置は概ね史実通りであるが、3番砲塔の弾薬庫配置は上にずれてしまっている疑いがある。155mm副砲も最大仰角が75°に強化されていた可能性がある。
①7°であるはずの傾斜甲板装甲の角度が全体的に過大
最小でも8°、2番砲塔横では隆起した形状のせいでさらに大きく、しかも凹んだ形状でモデリングされており、最大で20°近くまで傾斜してしまっている。本来であれば2番砲塔横でも傾斜部の面積を増やしたことで傾斜角度は全て7°になるはずだが、全体的に水平装甲の高さが上すぎることや後述の2番砲塔と副砲の間の角度が原因でこのような事態になっていると考えられる。但し、大和型のこの部分については船体中央が「7°」であるという資料しかなく、隠された弱点だったする意見もある。これが真実ならば、大和は想定交戦距離で自身の砲撃に耐えられない。帝国海軍きっての大スキャンダルになりうる。
②2番砲塔と副砲の間の装甲の角度と厚み
資料によって角度と厚みにひどい差があり、混乱をきたしている。角度は7°から19°、装甲圧は230mmから320mmまである。320mm装甲圧に関しては230mmの誤植の可能性がある為、前述の問題を解決しうる角度に関して事実が明らかになることを願う。
③垂直装甲の傾斜角
現在の大和で410mm装甲が20°の傾斜を持つのは艦中央部のみであり、砲塔付近では16°まで傾斜が緩められている。もちろん真横からの投射であれば船体のカーブによって20°に近い傾斜角になるが、本当にこの設計だったのかは疑問が残る。というのも、砲塔部分の角度が変わったことを示す資料は見つからないからだ。また、最大装甲圧200mmの水中弾防御と410mm装甲の繋ぎ目で角度が変化するはずが、そのはるか下の部分で変化してしまっており、これも410mmの傾斜を緩めている一因と考えられる。テーパー形状の水中弾防御が実装されず、200mm装甲が針のような面積しか持たないことも問題だが、現在WT海軍に容積装甲は実装されていない為実装は難しいかもしれない。
④2番砲塔のバーベット内装甲
砲塔の重量を支える役割を兼ねる50mm円筒装甲の高さが2番砲塔のみ足りず、砲塔にローラーパスを介して接触できていない。
⑤3番砲塔の弾薬庫
砲弾庫と装薬庫が0.5段づつ上にずれており、これでは砲塔内に補充できない。砲塔バーベット内の階層モデルが間違っている可能性もある。
⑥海軍旗の掲揚位置が違う
日本艦全てに言えるが、戦闘時は艦尾ではなく後櫓に戦闘旗として掲揚されるはずだ。
⑦155mm副砲の最大仰角
副砲塔の新造に伴って最大仰角を55°から75°に強化した説があるが、それを裏付ける明確な資料が無い。
大和に関しては複数のバグレポートが認可されている他、社内レポートの存在が確認された為現在装甲などのリモデルが進行している...はずである。大型アプデ一回で爆沈の設定は変更された為、開発者は関心を失ったわけでは無い様だ。
1943年12月25日、大和は米潜水艦「スケート」の魚雷1本を被雷した。
命中時の衝撃に同乗していた陸軍兵達が驚いたものの、乗組員の説明で落ち着きを取り戻し、艦は生じた傾斜を注水で復元してそのままトラック泊地へ向かった。一本の魚雷程度では特に航行に支障無く帰投できてしまう大和型の抗堪性を乗組員に印象付ける出来事となった。
問題は、この時の被雷で3,000t以上もの浸水が生じていた事である。大和型の対水雷防御は350kg~400kgのTNTに耐えられる設計であったが、TORPEX爆薬等によって連合軍の使用する魚雷の威力は想定以上に向上していた。更に、舷側装甲を内側から支える支持材が衝撃を受け止めきれずに押し込まれてしまう大和型の有名な欠陥もこの被雷で露わとなった。
大和型の2隻はギネスに認定されている。
大和・武蔵は「史上最大の戦艦」として。
武蔵は「世界一被弾火薬量の多い軍艦」としてそれぞれ認定されている。
広島県呉市の大和ミュージアムに大和の1/10スケールの模型があり、さらにその近くに大和の前甲板をイメージして作庭された大和波止場なるものも存在する。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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