日本 RankV 戦艦 Fuso-class, IJN Fuso,1944 / 扶桑型戦艦一番艦『扶桑』
概要
Update 2.21 “Fire and Ice”で実装された、個性的過ぎる違法建築(公式見解)大日本帝国海軍の超弩級戦艦。金剛と同時期に建造され、レイテ沖海戦では西村艦隊に所属しスリガオ海峡で米艦の魚雷を受けて沈没した。
艦艇情報(v2.21.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 380,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 990,000 |
乗員訓練費(SL) | 280,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 7.0 / 7.0 |
RP倍率 | 2.08 |
SL倍率 | 2.2 / 2.9 |
最大修理費(SL) | 23,720⇒*** / 30,850⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 243 / 305 / 67 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 279 / 229 / 229 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 16 mm |
排水量(t) | 39782 |
最高速度(km/h) | 39⇒*** / 39⇒*** |
乗員数(人) | 1900 |
レーダー
なし
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 36cm/45 Type 41 | 連装 | 6 | 1080 | *** |
副砲 | 15cm/50 Type 41 | 単装 | 16 | 2400 | *** |
対空砲 | 5inch/40 Type 89 | 連装 | 4 | 1600 | *** |
25mm/60 Type 96 | 連装 | 16 | 48000 | *** | |
単装 | 33 | 49500 | *** | ||
三連装 | 8 | 36000 | *** | ||
13.2mm Type 93 | 単装 | 10 | 18000 | *** |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
36 cm/45 Type 41 | 356 mm ordinary SAP | SAPCBC | 635.58 | 62.4 | 780 | - | 301 | 280 | 248 | 222 | 199 | 168 |
356 mm Type 91 APC | APCBC | 671.3 | 11.1 | 771 | 18 | 635 | 593 | 529 | 476 | 431 | 366 | |
356 mm Common Type 0 | HE | 621 | 29.5 | 805 | - | 85 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
15 cm/50 Type 41*2 | Type 0 HE | HE | 45.26 | 3170 | 850 | - | 35 | |||||
Type 4 SAP | SAP | 45.26 | 2920 | 850 | 8 | 81 | 68 | 52 | 40 | 34 | 34 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
5 inch*3/40 Type 89 | Type 1 HE | HE-DF | 23 | 2310 | 910 | - | 28 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
25 mm/60 Type 96 | 規定 | HEF-T/HEF/ AP-T/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
13.2 mm Type 93 | 規定 | T/AP/HEI/AP | 31 | 30 | 27 | 24 | 21 | 19 |
追加武装*4
なし
研究ツリー
解説
特徴
艦橋
【火力】
主砲は36cm砲12門。日向と同じ門数で、金剛・榛名の1.5倍。火力投射量に換算すると16,111kg/minとなり、実装時点では惑星内最高。炸薬量が62kgもあるSAP、635mmの貫徹力を持つAP、着火率に優れるHEを環境に応じて使い分けたい。
【防御】
- 【装甲配置】
- 装甲は日向から強化され、舷側の実質装甲が日向が約230mmだったのに対し約270mmに増厚、天板などの水平防御が、日向では砲塔横に垂直に近い角度で着弾したとき、100mm程度の実質防御しかなく、頻繁に弾薬庫を加害されていたのに対し、扶桑は少なくとも200mm程度の装甲があり、弾薬庫誘爆にも強くなっている模様。
- 【対空能力】
- 対空面では、89門の25mm機銃と10門の13mm、8門の12cm高角砲を搭載し、日向最大の欠点であった対空能力が大幅に改善されている。
- 【乗員数】
- 乗員もレイテ沖突入時の人数である1900人(!)と日向から500人以上増えており、実装時点でゲーム内で最大の乗員数である(史実での規定乗員数は1,637名だったが、レイテ突入時には対空砲座を増設した関係で、かなり多くの乗員が乗っていた)。
【機動性】
51km/hと日向とほぼ同じ。同BRの戦艦の中では最速の低速戦艦といった感じの位置づけになる。
史実
1911年に拡張された六六艦隊計画に基づき、1915年、扶桑型一番艦の超弩級戦艦『扶桑』として呉海軍工廠で竣工した。二番艦に「山城」、本来姉妹艦になるはずであった艦に、伊勢型の「伊勢」「日向」が存在する。英国のヴィッカース社で建造された金剛と違い、扶桑は河内型を雛形に、金剛の設計を取り入れて日本が独自に建造した。この時点ではまだ一般的な高さの艦橋だった。
*5
建造直後に問題となった主砲の爆風や船体防御の不足を改善するため、1930年から1933年まで呉海軍工廠で近代化改装を施され、現在の形の艦橋になった。その翌年の1934年にも改装が行われ、射撃式装置や対空火器、水上偵察機の増設、機関の改修を行った。
*6
太平洋戦争開始後は、長門とともに第一戦隊に所属し、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、渾作戦などに参加したが、交戦する機会はなかった。
1944年、扶桑は「山城」「最上」「満潮」「朝雲」「山雲」「時雨」からなる西村祥治率いる第一遊撃部隊第三部隊(西村艦隊)に編成され、スリガオ海峡を経由しレイテ湾に突入することとなった。
西村艦隊 所属艦 | |
戦艦 | 扶桑型「扶桑」「山城」 |
重巡洋艦 | 最上型「最上」 |
駆逐艦 | 朝潮型「朝雲」「山雲」「満潮」 白露型「時雨」 |
道中で空母エンタープライズなどの空襲を受け、500lb(250kg)爆弾がカタパルト付近に直撃、小破した状態で、スリガオ海峡に到着。
*7
10月24日夜、スリガオ海峡に配備されていた魚雷艇部隊と接触、「山城」「扶桑」「時雨」の三隻でこれらに探照灯を照射し、砲撃した。25日未明、米軍のオルデンドルフ少将が率いる第7艦隊第77任務部隊第2群と交戦。単縦陣を組み砲戦を開始しようとしたが、直後に雷撃を受けて全電源喪失、被雷した艦首から進水し、午前4時30分頃沈没した。その後「山城」「最上」も米艦の砲撃を受け、炎上し戦闘能力喪失。結果、西村艦隊は時雨を除き全滅した。
2017年、マイクロソフトの共同創業者のポール・アレン氏の海底探査チームにより、山城・扶桑・満潮・朝雲・山雲・最上の6隻がスリガオ海峡で発見された。
小ネタ
違法建築艦橋
説明用画像**
日本海軍の特徴的な艦橋は、パゴダマスト*10と呼ばれ、既存の三脚マストの上に、探照灯やその他の足場、見張り台、シェルターなどを備えたもの。船の重心が高くなり転覆しやすくなることと引き換えに、測距儀や見張り所、探照灯を高い位置に設置できるというメリットがあったが、欧米では採用されなかった。(日本より進んだレーダーにより、索敵・測距や夜戦の射撃管制ができたことも一因)
また、扶桑の艦橋は艦橋基部の後ろ側がえぐれており、いかにもアンバランスな印象を受けるが、これはカタパルトの関係で三番砲塔を前向きに設置したため。二番艦の山城は後ろ向きに設置したため、残念ながら比較的バランスのとれた見た目になっている。
ちなみに一番艦橋が高い艦が扶桑型なのかは、大和型の設計図が残っていないこともあり不明。諸元値や写真を見る限り、大和といい勝負をしている。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。