日本 RankI 軽爆撃機 Ki-32 / 九八式軽爆撃機
概要
Update1.79 "Project X"にて実装された、日本空ツリーのランクI軽爆撃機。
悪くない機動性と、そこそこな爆装で扱いやすい機体である。何故か重戦ツリーに置かれている現在のところ本ゲームに実装されている日本軍の軽爆撃機の中では唯一の陸軍機である。
機体情報(v2.5.0.45)
必要経費
必要研究値(RP) | 2,900 |
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機体購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1,000 |
エース化(GE) | 10 |
エース化無料(RP) | 96,000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 1.0 / 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1 |
SL倍率 | 0.2 / 0.3 / 0.5 |
最大修理費(SL) | 104⇒134 / 157⇒197 / 188⇒237 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 403⇒442 / 395⇒423 |
(高度3,950m時) | |
最高高度(m) | 7,000* |
旋回時間(秒) | 14.8⇒13.1 / 15.2⇒14.0 |
上昇速度(m/s) | 5.8⇒12.4 / 5.5⇒7.6 |
離陸滑走距離(m) | 300 |
エンジン型式 | 川崎 ハ9-II乙 |
最大出力(hp) | 707⇒861 / 699⇒775 |
離陸出力(hp) | 798⇒952 / 760⇒866 |
毎秒射撃量(kg/s) | 0.16 |
燃料量(分) | min37 / 45 / 60 / max125 |
銃手(人) | 1 |
限界速度(IAS) | 600 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)564 km/h, (離陸)518 km/h,(着陸)280 km/h |
主翼耐久度 | -9G ~ 12G |
レーダー
なし
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
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通常/ステルス | |||||
機銃 | 7.7mm 八九式機銃 | 1 | 200 | 左翼 | 5/7 |
機銃 (連装) | 7.7mm 八九式機銃 | 1 | 540 | 後部 | 3 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.7 mm 八九式機銃 | 既定 | T/IAI/Ball/AP/AP/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
汎用 | T/AP/IAI/AP | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 | |
曳光弾 | T/T/T/AP | 10 | 9 | 7 | 4 | 0 | 0 | |
ステルス | I/AP/AP/AP/IAI | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.7 mm 八九式機銃 | 既定 | T/IAI/Ball/AP/AP/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
徹甲弾 | T/AP/AP/AP | 10 | 9 | 7 | 4 | 0 | 0 | |
AP-T | T/AP | 10 | 9 | 7 | 4 | 0 | 0 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 50kg (19.6kg) 九四式五十瓩爆弾 | 9 | -10.8/-10.8 | -2/-2.3 | +2.3/+2.0 | - | - | 合計搭載量 450kg (爆薬量176.4kg) |
B | 100kg (46kg) 九四式百瓩爆弾 | 4 | -18.7/-19.4 | -2/-2.3 | +2.1/+1.9 | 50 | 10 in (mod24) | 合計搭載量 400kg (爆薬量184kg) |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
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九四式五十瓩爆弾 | 50 | 19.6 | 65 | 2 | 70 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
九四式百瓩爆弾 | 100 | 46 | 73 | 5 | 105 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 胴体修理 | 300 | 180 |
ラジエーター | |||
7mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 250 | 150 |
機体 | |||
新しい7mm機関銃 | |||
10in(mod24) | |||
III | 主翼修理 | 370 | 220 |
エンジン | |||
銃座7mm | |||
IV | インジェクター交換 | 480 | 290 |
カバー交換 | |||
新しい7mm機関銃 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | |
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次機体 | Ki-45 tei |
解説
特徴
軽爆撃機とは主に単発の爆撃機を指し、軽快な機動性を生かして前線での対地支援に用いられる。
すなわち攻撃機に似た特徴を持ち、攻撃機に分類されることもある。
九九艦爆と比べてペイロードが大きく、50Kg爆弾9個または100Kg爆弾4個、最大450Kgを搭載する。
大型爆弾は無く、手数を生かしての地上攻撃に向いた機体と言えるが、急降下爆撃機では無いため、一定の降下角を超えると投弾不能になる。
機体性能は良好で、特に瞬発的な旋回性能は戦闘機と比べても遜色ない程だが、7mm機銃1丁では如何ともしがたい。
また、出力重量比は戦闘機に及ぶべくもないので、維持旋回となるとすぐにエネルギーを失ってしまう。
しかし軽く、翼面荷重も低いので低速で粘り続ける事が可能。
防御機銃は連装なので複葉機であれば落とすこともあるが、金属単葉機相手では威嚇程度にしかならない。
立ち回り
【アーケードバトル】
【空戦】
ABでの本機の立ち回りとしては敵地上部隊の破壊である。
本機は50kg×9発という九九艦爆や九七艦攻と比べると多少爆弾の数が多いが所詮50kg爆弾。「ばらまく」のではなく「狙う」を意識して、一両一両丁寧に破壊していこう。爆弾を投弾し終えたら長居は禁物、自軍セクターの方に上昇しつつ逃げることをお勧めしたい。やはり本機は軽爆撃機であり、戦闘機との格闘戦には向かない。爆弾が再装填されたら反転、再び地上部隊を破壊していこう。
翼内に7.7mm機銃を一門だけ搭載している。九九艦爆などの7.7mm×2搭載の機体に比べると少し倒しにくくなっている。曳光弾で弾道を確かめつつ、地上部隊を正確に狙っていきたい。倒せないと思ったら無理をせず、再度攻撃を試みよう。機銃掃射するときは周りに敵がいないか、しっかり確認してから行おう。
最後に後部銃座について。自分で操作せず、逃げることに専念しよう。後部銃座は敵が後ろについているのを教えてくれるレーダー的存在とでも思っておこう。
【アーケード海戦】
50kg爆弾1発で大抵の魚雷艇は撃沈できる。その爆弾が9発搭載されており、さらに空戦では貧弱な7.7mmも海戦では心もとないとはいえ魚雷艇相手なら撃沈も可能。そのうえ、低速低空で非常に扱いやすい。射撃中の魚雷艇に肉薄し爆弾投下、爆弾回復中は機銃掃射でほぼOK。
防御が貧弱なので、射撃しておらず、対空警戒をしっかりしていそうな相手には接近しないほうが良い。対空装備があるBR帯の場合は日本軍機の定め、一瞬で撃墜されてしまうため低空からの侵入し遮蔽物の影に隠れながら接近するほうが安定するかもしれない
【リアリスティックバトル】
基地爆撃するにはあまりにも爆装量が足りないので敵AI地上部隊を叩きチケットを削るのが仕事になる。RBではABの様なバーチャル爆撃照準が地表に表示されないので当てるにはカスタムバトルなどで練習しておく必要がある。爆撃機として中高度の空中スポーンしたら敵機スポーン位置から離れた敵地上部隊に向け時速600km/hを越えない様注意しながら緩降下で加速し向かう。持ち前の安定性と運動性の高さにより精密爆撃がやりやすい。爆弾の多さを活かして敵戦車やトーチカを優先して破壊していこう。
手早く全弾投下したら敵機がこちらに向かってくる前に戦域を離れ基地へと帰還。敵機に襲われても適切な回避機動をとればしばらくは飛んでいられるだろう。
エンジンは過熱しやすいのでこまめに冷却したほうがいい。
再出撃は敵機の少ない方面に向け進出し発見されない様なら爆弾投下に加え、機銃で榴弾砲や装甲車など非・軽装甲目標を叩いても良い。
【シミュレーターバトル】
爆弾メインで中戦車等を破壊するのが主要な運用方法かと思われる。
コックピットから撃てる武装は7.7㎜が一門で200発しか積んでないので、榴弾砲を破壊するにもしっかり沢山当て続けないと、最悪一つも破壊できないなんて事もあり得る。ランク1の航空機という事もあるが、速度が遅いので地上部隊を攻撃しに行くまでに時間がかかる。自軍の飛行場からそう遠くないところで戦闘が発生したら行くようにするといいだろう。敵戦闘機に襲われても持ち前の旋回性能で回避する事も可能だ。安定性が有るので失速ギリギリの機動を行っても立て直しがし易い。
搭載されている機銃は前後合わせても弾数が(前:200、後:270)と少ないので、相手のミスや味方の連携無しで撃墜まで至らしめるのは難しいだろう。弾を撃ちつくしてしまうと、相手が諦めるまで回避に専念する事になる。
史実
九八式軽爆撃機は、大日本帝国陸軍の軽爆撃機。連合軍のコードネームはMary(メアリー)。開発・製造は川崎航空機。
1936年(昭和11年)、陸軍の九三式単軽爆撃機の後継機開発指示に、川崎が参加し三菱と競作になったのがキ32である。川崎では陸軍が購入していたハインケル He 118を参考に開発を進め、1937年(昭和12年)3月に試作1号機が完成した。
キ32は胴体内に爆弾倉を持った単発の中翼機で、空気抵抗の少ないスパッツ付きの固定脚を装備していた。エンジンは自社製のハ9を水冷式から液冷式に改良したハ9-II乙を搭載した。このエンジンは当時の国産エンジンとしては高性能だったものの、元のエンジンに改良を重ねたため性能的には限界に近く、また故障が多いものだった。
陸軍の審査は1937年5月から開始された。キ32は性能的には三菱の機体(キ30)と甲乙付け難かったが、エンジンの信頼性の低さが問題となり結局三菱製の機体が九七式軽爆撃機(九七式単軽爆撃機)として採用された。しかし、支那事変(日中戦争)の勃発による新鋭爆撃機の需要に三菱の生産力が追いつかないと陸軍では判断し、1937年8月にキ32の増加試作機5機の製造を川崎に命じた。翌年完成した増加試作機は各部が改良されており性能向上が見られたため、1938年(昭和13年)8月にキ32も九八式軽爆撃機として制式採用されることになった。川崎ではすぐに大量生産体制を敷き、ピーク時には月産50機を記録した。
九八式軽爆撃機は機体性能自体は優れていたものの、エンジンのトラブルが多く大型ラジエターからの水漏れ等の故障が頻発するなど整備員泣かせの機体であった。このため部隊での稼働率は低く、現場での評判は芳しくなかった。それでも支那事変の中期以降は主力軽爆撃機として各地で活動し、太平洋戦争(大東亜戦争)初期のシンガポールの戦いや香港攻略戦にも参加した。1942年(昭和17年)以降は前線から引き上げられ、訓練部隊や司令部飛行班に回された。
生産は1940年(昭和15年)5月まで続けられ、九七式軽爆撃機を上回る854機生産された。
(参照:九八式軽爆撃機-Wikiedia)
小ネタ
ハ9-II乙エンジンはHe 51 A-1などが搭載しているBMW社製エンジンをもとに改設計したもの。実はChi-Ri IIやHo-Ri Prototypeもこのエンジンを搭載している。
--加筆求む--
外部リンク
●DMM公式
川崎キ32:三軍の爆撃機
コメント
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