フランス RankIII 中戦車 Sherman M4A1 tourelle FL10


概要
M4A1の車体にAMX-13の砲塔を搭載した絶妙にキモいチャーミングな外見のフランス中戦車。*1
エジプト軍に購入され、中東戦争でイスラエル軍と砲火を交えた。
ツリー上ではAMX-13に先駆けてオートローダー(自動装填装置)を備えており、かなりの高火力を発揮する。
車両情報(v2.7)
必要経費
| 車両購入費(GE) | *** |
|---|---|
| 乗員訓練費(SL) | 10,000 |
| エキスパート化(SL) | 240,000 |
| エース化(GE) | 550 |
| エース化無料(RP) | 790,000 |
| バックアップ(GE) | 200 |
| デカール枠解放(RP) | 100,000 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 4.7 / 5.0 / 5.0 |
| RP倍率 | 1.54(+100%) |
| SL倍率 | 2.0 / 2.6 / 3.0 |
| 最大修理費(SL) | 6,900 / 6,600 / 5,400 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 28.6⇒56.5 / 17.9⇒30.0 |
| 俯角/仰角(°) | -6/9 |
| リロード速度(秒) (自動装填) | 5.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 63 / 38 / 38 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 40 / 20 / 20 |
| 船体崩壊 | 無 |
| 重量(t) | 30.3 |
| エンジン出力(hp) | 878 / 460 |
| 2,400rpm | |
| 最高速度(km/h) | 42 / 38 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | 42 ~ -5 / 38 ~ -4 |
| 視界(%) | 121 |
| 乗員数(人) | 4 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 75 mm SA50 L/57 cannon | 1 | 60 | 0 |
| 機銃 | 7.5 mm MAC 31 machine gun | 1 | 4950 | - |
弾薬*2
#include(): No such page: 75 mm SA50 L/57 cannon (Early)| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 7.5 mm MAC 31 | 既定 | AP/AP/T | 853 | 13 | 12 | 7 | 3 | 2 | 0 |
車両改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 履帯 | *** | *** | *** |
| 修理キット | ||||
| 砲塔駆動機構 | ||||
| II | サスペンション | *** | *** | *** |
| ブレーキシステム | ||||
| 手動消火器 | ||||
| 砲火調整 | ||||
| III | フィルター | *** | *** | *** |
| 救急セット | ||||
| 昇降機構 | ||||
| IV | 変速機 | *** | *** | *** |
| エンジン | ||||
| 砲撃支援 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
| 前車両 | - |
|---|---|
| 次車両 | - |
解説
特徴
本車の特徴は何と言っても見た目のキモさオートローダー(自動装填装置)を備えた強力な主砲である。同BR帯の中戦車の中でも屈指の貫徹力を持ちながら、このBR帯でもまだ珍しいオートローダーを搭載しているためリロードが非常に速い。それでいて機動性もシャーマン系の中では軽快な方である。一方でAMX-13譲りの揺動式砲塔による砲身の揺れが激しく、防御力も頼りない。
同じく高火力低防御系でたいてい一緒にデッキを組む事になるM4A4 (SA50)と比較すると、貫徹力、仰俯角、砲身の安定性、防御力で劣る代わりに、リロード速度で格段に勝り、砲塔旋回も速く、重量も少し軽い。
シャーマン系の中でも高火力で機動性も良いので、シャーマン系の扱いに慣れているならば買って損はしないだろう。
【火力】
対戦車に使えるのは炸薬のないAPC弾しかないものの、同BRのシャーマン ファイアフライより貫徹力が高く、ボトムマッチでも戦える程の威力を持つ。
特筆すべきはその装填速度で、オートローダーにより乗員の状態に関わらずなんとたったの5秒でリロードが終わり、これにより同格4.7はおろか下手な5.7車両にも負けないほど高い火力を発揮することが出来る。炸薬が入っていないこの砲弾にはうってつけだろう。
しかしその代償として揺動式砲塔ゆえに仰俯角の制限が厳しく、またこのタイプの砲塔の中でも際立って砲身の揺れが激しいなど癖が強く扱いは容易ではない。欠点を理解して上手く立ち回ろう。
オートローダーのマガジン装填数は12発。オートローダー砲塔としては多めな部類の弾数ではあるが、撃ちすぎには注意。
本車のリロードは、主砲を発射するとオートローダーによってマガジンから主砲への装填が開始され、装填が終わった後に発射しないでいると、今度は乗員の手によって弾薬庫からオートローダーのマガジンへの装填が開始されるという仕組みになっている。
つまりマガジン12発を全て撃ち切ってしまうと、乗員による弾薬庫からマガジンへの装填→オートローダーによるマガジンから主砲への装填という順番で長い装填に入ってしまう為、かなりの隙ができる。本車以降のオートローダー搭載車もおおむね同様の手順で装填されていくので覚えておこう。
ちなみにX線表示(デフォルトではoキー)で視覚的に残弾数を見ることができるので適度に確認しておきたい。
本車は以下の通り、砲塔後部の黄色の丸で囲んだ部分にオートローダーのドラムマガジンがあり、弾薬が6×2発配置されている。弾薬は1発消費するごとに1つずつ減少していく。

【防御】
全く違う戦車が組み合わせられている性質上、車体と砲塔とで装甲の形状や厚さにギャップを抱えており、はっきり言って装甲には頼れない。
車体正面は傾斜込みで80~90mm程度なのに対して砲塔正面は傾斜込みでも50~60mmしかなく、対空砲にも抜かれかねない。側面・背面に至っては車体も砲塔もこのBR帯では紙も同然である。概して車体正面であれば弾けるかどうかという程度であり、基本的に被弾すればただでは済まないだろう。
しかも砲塔にはオートローダーのマガジンがあり、弾を切り詰めても弾薬が残っている限り砲塔に弾薬庫を抱える事となるので、一撃爆散のリスクが常に高い。
また、M4A1の車高の高さとAMX-13の高らかなアンテナの組み合わせによって稜線の奥どころか建物の裏にいてもアンテナが目立ってしまうので、隠れる時は注意したい。
【機動性】
足は見ての通りシャーマンであり、エンジンはM4A4(SA50)と同じ性能のものを搭載している。
そのうえで砲塔がかなり軽くなった為、シャーマン系の中でも特に重量が軽く、重心も低めになっており、シャーマン系の中では比較的軽快な機動性を持っている。加えて砲塔の旋回がシャーマン系の中でも特に速く、取り回しがかなり良い。シャーマン系に慣れていれば困ることは無いだろう。
史実
M4A1の車体にAMX-13の砲塔を載せた改造戦車。フランスのバティニョール・シャティヨン社によってエジプト軍向けに作られた。
1956年に開始した第二次中東戦争(スエズ危機)において実戦投入され、イスラエル軍のM50 スーパーシャーマンとの戦闘も経験している。この時生き残った車輛は第三次中東戦争にも投入され、イスラエル軍にも鹵獲されて使用された。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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