M60A3 TTS (TH)

Last-modified: 2025-12-10 (水) 10:04:27

日本 RankVI 中戦車 M60A3 TTS (TH)

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概要

Update 2.49 “Tusk Force”にて追加された、タイ王国陸軍のM60A3主力戦車。
基本的な性能はM60A3 TTS (CN)と同一である。

車両情報(v2.49.1)

必要経費

必要研究値(RP)190,000
車両購入費(SL)520,000
乗員訓練費(SL)150,000
エキスパート化(SL)520,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)950,000
バックアップ(GE)55
護符(GE)2,600

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.0 / 9.0 / 9.0
RP倍率2.2
SL倍率1.5 / 2.0 / 2.3
最大修理費(SL)3,869 ⇒6,109 / 3,952⇒6,240 / 5,050⇒7,974

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)21.4⇒42.4 / 13.4⇒22.5
俯角/仰角(°)-10/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
8.7⇒6.7
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
108 / 76 / 41
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
230 / 49 / 57
船体崩壊
重量(t)48.0
エンジン出力(hp)1,162⇒1,431 / 663⇒750
2,400rpm
最高速度(km/h)53 / 48
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)141
乗員数(人)4

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長1.0x-7.0x赤外線第一
砲手2.6x-8.0x熱線第一
操縦手1.0x赤外線第一

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲105 mm M68 cannon163220
機銃12.7 mm M85 machine gun1900-
機銃7.62 mm M240 machine gun15,950-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
105 mm
M68
M728APDS4.53-1,426265263252240228216
M456HEATFS10.51.271173400
M393HESH14.854.31732127
M416Smoke11.4507323
M735APFSDS3.72-1,501292291284275266257
DM33APFSDS3.79-1,455421419411401391381


武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
M85
既定AP-I/AP-I/
AP-I/AP-I/
API-T
8872826181174


武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
7.62 mm
M240
既定AP/T83513127320


車両改良

解説ページを開く

Tier名称開発量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯6,70011,000310
修理キット2,200
砲塔駆動機構6,700
M393A2
M735
IIサスペンション6,3009,900290
ブレーキシステム
手動消火器1,900
砲火調整6,300
M416
NVD(暗視装置)
IIIフィルター11,00017,000510
救急セット
昇降機構
発煙弾発射機
IV変速機9,10014,000420
エンジン
ESS(エンジン発煙装置)
砲撃支援
DM33
レーザー測距儀

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

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解説

特徴

【火力】
主兵装として105mm M68ライフル砲を搭載する。
弾種は、成形炸薬弾は、HEATFSのM456(貫徹力400mm)、HESHのM393(貫徹力127mm)を運用可能である。
運動エネルギー弾は、APDSのM728(貫徹力265mm)、APFSDSのM735(貫徹力292mm)およびDM33(貫徹力421mm)を運用可能である。その他にHE弾と発煙弾を運用可能である。
戦闘においてはDM33が主弾種となる。

同格主力戦車に比較してDM33は極めて優れた貫徹力を持つ。加えて、LRFと砲手用第1世代FLIRが搭載されている。これらの優れた索敵能力・攻撃力を活かす運用が求められる。

【防御】
車体・砲塔ともに十分な厚みと傾斜を持つ鋳造延鋼装甲で構成されている。
車体正面は傾斜を含めおよそ180~265mmの装甲厚を、砲塔正面は傾斜を含めおよそ150~350mmの装甲厚を持つ。砲塔周縁部は強い傾斜で避弾経始に優れる。側面は車体・砲塔ともに80mm程度の装甲厚しか持たないため、装甲防御力は正面方向以外では有効でないことに注意したい。

第2世代主力戦車の中でも十分な装甲防御力を持ち、機関砲の直撃、支援砲撃や近接航空支援の至近弾に対しては高い生存性を発揮する。しかし戦車砲によるAPFSDSに対しては、避弾経始を考慮した形状や防楯の複雑な構造がこれを防ぐ場合もあるが、原則として十分な防御は期待できない。

同格主力戦車と比較してやや車体寸法が大きく、被弾や露見の危険性が高い。一方で車内容積が大きく搭乗員やモジュールの配置に余裕があるため、被弾時の損害が分散しやすい。

本車両特有の脆弱性としては、車長用キューポラがある。このキューポラは装甲が薄く容易に貫徹されるうえ、砲塔上部に突き出るように配置されているため稜線射撃などで露見しやすい。注意が必要である。

エンジン発煙装置を装備し、排気部から煙幕を展開することができる。砲手FLIRはこの煙幕の影響を受けないため、煙幕を展開しながら敵に射撃できる。

【機動性】
改修後のエンジン出力は750馬力を発揮し、最高速度は前進48km/h、後退11km/h、PWRは14.5hp/tである。
主力戦車に求められる速力は満たしているものの、機動性にはやや難がある。移動中に接敵した場合、退避するのは極めて難しい。進行ルートの選定や周囲警戒には気を配りたい。

【総評】
優れた火力と索敵能力を持ち、充分な装甲防御力を備える。他方で、機動性に関しては課題がある。
運用に関しては、装甲防御力を過信せず、機動面で遅れを取らぬよう味方と適切な距離を維持し戦線を構築することが求められる。優れた索敵能力を持って高い火力を先制攻撃に活かしたい。
正面からであればIFV等の機関砲に対して高い防御力を発揮できる為、脅威が予想される方向に正対することが有効である。被弾しても車内容積の恩恵で少ない被害で済むこともある為、反撃や支援を得る為にも味方との距離を大切にしたい。

史実

1985年から1990年にかけて、タイ王国陸軍はアメリカ陸軍から退役したM60A3 TTS戦車125両を購入した。M60は2001年の国境紛争でミャンマー軍との交戦を経験した。しかし、老朽化が進んだためタイ王国陸軍は2010年に戦車の更新を決定し、T-84 Oplot-Tを導入した。その後、2018年にVT-4が導入されたものの、M60は現在も現役で運用されている。

小ネタ

サンディエゴ戦車暴走事件

1995年5月17日夕方、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴにて、35歳の男が州兵兵器庫に侵入し、保管されていたM60A3を盗み出した。男の乗るM60は火器は使用不能だったが、自動車にバス、信号や標識などを踏み潰しながら暴走した。さらに橋脚の破壊を試みるもこれには失敗し、最後は高速道路の中央分離帯に衝突し停止した。駆けつけた警察官らは戦車によじ登り、砲塔の装填手用ハッチをこじ開け、男に投降を呼びかけたものの、抵抗を続けたため射殺した。
男は退役戦車兵であり車長としての勤務経験があった。除隊後にオートバイ事故を起こし、その怪我が原因で失業し経済的に困窮していた。また事故後すぐに家族との死別や離婚などの苦難にも見舞われた。事件前から男は精神に変調をきたしており、薬物やアルコールの中毒に陥っていたという。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算