アメリカ RankI 急降下爆撃機/艦上爆撃機 SBD-3 Dauntless(ドーントレス)
概要
アメリカのランクI艦上爆撃機。
太平洋戦争序盤、F4FやTBDと共に米海軍の辛い時期を支え、ミッドウェー海戦では日本の正規空母4隻を撃沈。その後もアメリカの猛反撃の立役者となった名機である。
OK!センターに捉えた。1000lbの火の玉を喰らいやがれ!
機体情報(v1.43)
基本情報
必要研究値(RP) | 5,900 |
---|---|
機体購入費(SL) | 6,300 |
乗員訓練費(SL) | 1,800 |
エキスパート化(SL) | 6,300 |
エース化(GE) | 80 |
エース化無料(RP) | 140,000 |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 410 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.7 / 1.7 / 1.7 |
RP倍率 | 1.06 |
SL倍率 | 0.4 / 1.1 / 2.7 |
最大修理費(SL) | 530⇒670 / 1,000⇒1,266 / 1,000⇒1,266 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 422⇒456 / 409⇒439 |
(高度4500m時) | |
最高高度(m) | 5700 |
旋回時間(秒) | 26.6⇒24.3 / 27.8⇒25.5 |
上昇速度(m/s) | 7.9⇒14.3 / 7.8⇒9.8 |
離陸滑走距離(m) | 291 |
エンジン型式 | Wright Cyclone R-1820-52 |
最大出力(hp) | 889⇒1023 / 879⇒950 |
離陸出力(hp) | 939⇒1074 / 930⇒1000 |
毎秒射撃量(kg/s) | 1.08 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 1 |
限界速度(IAS) | 740 km/h |
降着脚破損速度(IAS) | 450 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)490 km/h, (離陸)469 km/h,(着陸)320 km/h |
主翼耐久度 | -13G ~ 13G |
レーダー
なし
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機銃 | 12.7mm ブローニング | 2 | 360 | 機首 | 6/9 |
機銃 (単装) | 7.62mm ブローニング | 2 | 2000 | 後部 | 10 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm M2 Browning 前期ベルト | 既定 | T/Ball/I/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
汎用 | AP/AP/AP/T/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
地上目標 | T/AP/AP/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
曳光弾 | T/T/T/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
ステルス | AP/I/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.62 mm | 既定 | T/Ball/Ball/ Ball/AP/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
徹甲弾 | T/AP/AP/AP/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
追加武装
分 類 | 名称 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B & B | 1000lb AN-M65(A1) | 1 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | *** | △△△ | 合計搭載量 ***kg (爆薬量***kg) |
100lb AN-M30(A1) | 2 | |||||||
M | 1000lbs mine | 1 | -39/-35 | -0.6/-0.5 | +0.2/+0.3 | *** | △△△ | - |
G | 12.7mm M2ブローニング | 4 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | *** | DGP-1 | - |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
100 lb AN-M30A1 | 45.35 | 24.5 | 79 | 2 | 67 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
1000 lb AN-M65A1 | 453.6 | 240.4 | 113 | 11 | 138 |
*[Mk.13 Mod 0]は、磁気機雷だと考えられるが、サイトがないので欄外に記載させてもらいました
ガンポッド
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm M2 Browning 後期ベルト | 既定 | API-T/AP/AP/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
汎用 | AP-I/AP-I/ API-T/I/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
地上目標 | API-T/I/AP/ AP/AP-I/AP-I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
曳光弾 | API-T | 23 | 22 | 16 | 10 | 0 | 0 | |
ステルス | AP-I/I/AP-I/I | 23 | 22 | 16 | 10 | 3 | 3 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 400 | 300 |
ラジエーター | |||
銃座7mm | |||
II | コンプレッサー | 330 | 250 |
機体 | |||
新しい7mm機関銃 | |||
DGP-1 | |||
III | 主翼修理 | 370 | 280 |
エンジン | |||
12mm弾薬ベルト | |||
Mk 13 Mod 0 | |||
IV | インジェクター交換 | 640 | 480 |
カバー交換 | |||
新しい12mm機関銃 |
△△△ | |
---|---|
条件 | なし |
説明 | 標準カモフラージュ |
研究ツリー
解説
特徴
前方固定武装に12.7mm機銃を2挺、後部に2連装7.62mm銃座を搭載している。特に固定武装の12.7mm機銃は機首配置のため当てやすく、自衛能力は同ランクの艦上爆撃機の中では随一。ベルト次第で地上目標の撃破にも使えるため、爆撃後に機銃掃射をしてさらなる戦果を求めるのもいいだろう。なお、12.7mmの弾薬数が1.65アップデートで1200発から360発に激減している。
急降下爆撃機なので、当然ダイブブレーキが装備されている。SBDのダイブブレーキはフラップと兼用となっている。(急降下爆撃についてはD3A1を参照。)爆装は100ポンド爆弾2発と1000ポンド爆弾1発のセットのみで、両翼下の100ポンド爆弾から先に投下される。
他に追加武装として12.7mmガンポッドを搭載することが可能。ガンポッドを搭載すると12.7mm機銃6門という同ランクの戦闘機並みの火力となり、爆撃機スポーンとあいまって爆撃機狩りが捗るが、ガンポッドを搭載すると飛行性能が落ちる為注意が必要。
速度もそこそこあり、縦旋回に関しては優秀ではあるが、横旋回はあまりよろしくはない。そもそも比較対象が九九艦爆やJu87しかいないので仕方ないといえばそうなのだが…
総合的に見れば、このBR帯では強力な1000ポンド爆弾と当てやすい機首配置の12.7mm機銃を持ち、機体強度も十分ある優秀な艦爆である。旋回能力以外は同ランクの九九艦爆より勝っているので使いやすい印象を受けるだろう。
立ち回り
【アーケードバトル】
爆弾なら、迎撃に注意しつつ地上目標上空でひたすら爆撃。ガンナーを育てておくと、いろいろ助けてくれる。
ガンポッドなら戦闘機には一撃離脱、防護の厚い爆撃機にはAP系弾薬多めの地上目標ベルトでヘッドオンも選択肢に入る。主翼に被弾すると出火しやすい印象。
【リアリスティックバトル】
1000ポンド程度の爆弾では基地に投下してもまるで足りないので、本機は赤と黄に点滅する敵AI地上部隊や艦艇を削ってゲージを削るのが本分。急降下時でも安定する優れた飛行特性を活かし、地上1500mあたりから敵地上物の真上を通過した時にスロットル0%に絞りスプリットSで急降下、エアブレーキ(初期設定ではHキー)を展開して高度300m~200mあたりで投弾、機首を起こしスロットル100%に開きエアブレーキを格納。(出撃前に爆弾の信管に何秒かの遅延をセットしないと爆風でこちらも吹き飛ばされる)
狙い目は友軍機の12.7mmAPでも撃破できない戦車など装甲目標や、艦上爆撃機らしく1000ポンド1発で撃沈可能な駆逐艦などに直撃させて本来の働きをさせるのも良いだろう。
また、爆撃機故の空中スポーンを活かし、初手ガンポッド搭載で出撃し4500m以上に昇り重戦闘機運用も可能。エンジンが弱い感じが否めないので、基本的に高度は下げず、ガンポッドで高所の爆撃機を狩るのがいい。
【シミュレーターバトル】
取り回しの悪い筒形照準器が装備されているが、照門と照星があるためそちらを利用すると多少照準がつけやすくなる。ズームした際に照星が照門の中央に来るように頭の位置を調整しよう。運動性はあまり高くないものの安定性は高く、些細な操作ミスで墜落する事はないだろう。トリムはエルロン1%、ラダー5%、エレベーター3%を目安に適宜エレベーターのトリムを調整すると水平飛行が保ちやすい。
本機の爆装では小基地を爆撃した所で効果が薄く、爆弾での地上襲撃も非効率である。その為、ガンポッドを装備して軽トーチカを破壊するか敵爆撃機を迎撃するかのどちらかの運用がメインになるだろうか。
史実
SBDは第二次大戦時にアメリカ軍によって運用された艦上爆撃機。開発・製造はダグラス社で、設計主任はエド・ハイネマン。愛称は"Dauntless"
SBDはもともとノースロップ社が開発を進めていたBT-1・BT-2から発展した機体である。これをダグラス社が引き継ぎ、様々な改修を行ってSBDが誕生した。性能は非常に高く、日本の九九式艦上爆撃機と比べると操縦のしやすさ、安定性、運動性などでは軽量で軽快な九九式艦爆に劣るが、爆弾搭載量は倍以上で、速度や航続距離でも九九艦爆より優れていた。
これに満足した米軍ではあったが、独空軍のJu87スツーカの影響を受け、防御強化などを中心に改良がなされることになる。そのため初期型であるSBD-1は1939年に少数が生産されただけで、すぐに改良型であるSBD-3に取って代わられた。
開戦後は珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦と多くの海戦に参加し米軍の主力を担う。大戦中盤からは後継機であるSB2Cヘルダイバーが開発・実戦配備されたが、色々と欠点の多い機体であったため、SB2C配備後もSBDの改良・運用が続けられた。現場のパイロット達は、後継機がデビューし性能不足が目立ってきてもなおSBDを「Slow But Deadly(遅いけれど必殺)」と称賛していたとか。ちなみにSB2Cはその汎用性の高さから上層部の高い評価を得ていたが、現場のパイロット達からは「Son of a Bitch 2nd Class(二流のロクデナシ)」とこき下ろされた。
総生産数は7140機。陸軍航空隊向けにもA-24の名で製造され、イギリス、フランス、ニュージーランド、メキシコでも運用された。
※国によっても異なるが、おおよそ大戦期の区分では「艦上爆撃機」とは一般的に急降下爆撃をこなす航空機である。だが当時の米軍海軍は艦上爆撃機に偵察を行わせていたため「SB(ScoutBomber)」の符号が付けられている。
ちなみに日本では艦上攻撃機が偵察を行っていたが、これは航続距離の問題である。アメリカの場合はTBDよりもSBDの方が航続距離が長かったのだ。無論、日本海軍でも短距離の偵察や哨戒任務には艦爆を用いることもあった。
小ネタ
文字通り、本来は艦上爆撃機であるSBDだが、実はF4Fと同じく制空、直掩任務に使われており、九九艦爆や九七艦攻を撃墜したりしている。
これはSBDに限った話ではなく、大抵の急降下爆撃機が九九艦爆、Ju-87も同様にある程度空戦に参加できるように設計されている。例えば、九九艦爆の場合、大戦初期にはPBYやグラマンなどの米軍機を撃墜している。
ただし、これらの機体はあくまで役割は急降下爆撃機であり、本職の制空戦闘機を相手にするにはかなり厳しかった。
よくSBDはその頑丈性が強調されるが、実際には日本海軍の航空兵力が健在だった戦争序盤、かなりの犠牲を払っていた。
例えば、珊瑚海海戦では空母翔鶴を狙ったヨークタウン攻撃隊のSBD24機の内、約半数が未帰還または帰還したものの修理不能、レキシントン攻撃隊のSBD4機は隊長機を含む2機が未帰還というかなりの出血を強いられている。(ちなみにレキシントンSBD隊が4機とかなり少ないのは、悪天候で18機が引き返した為。)
ミッドウェー海戦では、ミッドウェー基地の海兵隊所属のSBD16機が南雲機動部隊を攻撃するため出撃、最終的には隊長機を含む8機が被撃墜・未帰還となっている。南雲機動部隊を壊滅させたエンタープライズのSBD30機は、空母4隻撃沈の大戦果と引き換えに14機が未帰還となっている。TBDやTBFの艦攻隊も含めると、ミッドウェーでは米海軍の攻撃隊はことごとく壊滅、あるいは大幅な再編成が必要な程の深刻な打撃を受けたと言える。
ヘル・ダイバーとも比喩されるように、急降下爆撃機隊は非常に死亡率の高い航空科であった。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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- こいつなんかめちゃくちゃスピンし易くないか? -- 2016-08-07 (日) 16:54:18
- そんなことないと思う 安定性は高い方だしSB2Cに比べても使いやすいと思う -- 2016-08-09 (火) 21:38:44
- この間横移動した人ですぞ・・・びっくりしたわ。 -- 2016-08-12 (金) 03:15:30
- ほんこれ。曲がろうとするとテールスライドする。マジでどうなってんだと思った -- 2016-08-20 (土) 22:52:43
- うかつにケツについた敵機の攻撃避けようとランダム行動とると酔っ払いみたいな動きになって制御不能になる -- 2016-09-02 (金) 18:46:52
- この間横移動した人ですぞ・・・びっくりしたわ。 -- 2016-08-12 (金) 03:15:30
- トプ画も古くなってきたので新しいやつにしたいんだけど、こんなのどうでしょうか? -- 2016-09-19 (月) 00:05:32
- 良いと思うで。エアブレーキあると更に好みかも -- 2016-09-19 (月) 00:10:38
- エアブレーキ開いても、なぜかリプレイで再生するとなかったことにされてしまうんや(´・ω・`) -- 木主 2016-09-19 (月) 00:13:15
- 何度かクライアント立ち上げなおしてみ。動翼の動きが反映されるときとされないときがある -- 2016-09-19 (月) 05:04:44
- とってもいい。もうすこし上下に余裕ある方がなおさら良いと思う。エアブレーキだめなら水平飛行でもいいんじゃないかな -- 2016-09-19 (月) 00:34:54
- 良いと思うで。エアブレーキあると更に好みかも -- 2016-09-19 (月) 00:10:38
- 小ネタを追加しました -- 2016-10-03 (月) 03:24:46
- 最近、この機体の機首が可愛いと思ってしまった。 べちゃーって平らになってるところとか。 -- 2016-11-05 (土) 20:25:10
- 尾翼を塗りつぶしてラウンデルを陸軍航空隊に変更したスキン欲しい・・・それとも陸軍型も実装予定? -- 2016-11-06 (日) 14:47:33
- WEPが灰色になる(流星での水メタノール枯渇?)が、開幕直後に起こりました。一応報告。 -- 2016-12-26 (月) 13:24:36
- 急に機体が表示されなくなってフルステルス状態になって草w戦闘から戻っても戻らないw -- 2017-02-21 (火) 20:27:42
- どゆこと? -- 2017-02-21 (火) 21:35:36
- 海軍における魚雷艇の天敵…駆潜艇居ると話は変わるが魚雷艇だけのマッチだとガンポ付けて無双する。 -- 2018-10-24 (水) 06:16:40