TBF-1C

Last-modified: 2025-12-09 (火) 01:46:06

アメリカ RankI 海軍爆撃機/雷撃機 TBF-1c Avenger(アヴェンジャー)

tbf.jpg

旧モデル

shot 2016.10.08 23.30.03.jpg

概要

アメリカRankI爆撃機。
シングルミッションで再現されている坊ノ岬沖海戦での戦艦大和撃沈を始め、数多くの日本軍艦船を海底へ葬り去った米海軍空母機動部隊の主力艦載機である。
 
単発機としては珍しく機体後部に2つの銃座を持ち、その内上部の銃座は旋回銃座である。そのため比較的自衛能力が高いのが特徴。翼内に装備した2丁の12.7mm機銃も対地攻撃や万一の場合の自衛用としてうまく活用しよう。ただ、SBD-3が機首に装備していたのに対して、TBFは翼内に装備しているため、少し当てにくいと感じるかもしれない。
 
素直な操縦特性、爆撃照準器の装備、更に爆装と雷装が選択可能と乗り手の選択次第で様々な作戦に対応できる。あまり癖もないため、使いやすくバランスの取れた爆撃機である。ただしSBDと異なり急降下爆撃ではなく水平爆撃を行う機体であることには注意しよう。

たかが一門の砲で何ができる!

隊長!雷撃隊が!

必要経費

必要研究値(RP)7,900
機体購入費(SL)10,000
乗員訓練費(SL)3,000
エキスパート化(SL)10,000
エース化(GE)130
エース化無料(RP)160,000
バックアップ(GE)10
護符(GE)530

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング1.7 / 1.7 / 2.0
RP倍率1.00
SL倍率0.2 / 0.4 / 0.8
最大修理費(SL)227⇒301 / 334⇒429 / 551⇒708

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)414⇒452 / 398⇒432
(高度3,650m時)
最高高度(m)7,100
旋回時間(秒)31.1⇒29.0 / 32.4⇒30.0
上昇速度(m/s)3.2⇒7.3 / 3.2⇒5.1
離陸滑走距離(m)307
エンジン型式Wright R-2600-8
最大出力(hp)***⇒1,638 / ***⇒1470
離陸出力(hp)***⇒1,820 / ***⇒1652
毎秒射撃量(kg/s)1.08
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
銃手(人)1
限界速度(IAS)612 km/h (降着脚 397km/h)
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)-, (離陸)-,(着陸)285 km/h
主翼耐久度-2G ~ 6G

レーダー

なし

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機銃12.7mm
ブローニング
21200翼内30/50
機銃
(単装)
7.62mm
ブローニング
1500下部20
機銃
(単装)
12.7mm
ブローニング
1400上部20

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
M2 Browning
前期ベルト
既定T/Ball/I/AP9443027201396
汎用AP/AP/AP/T/I9403027201396
地上目標T/AP/AP/AP8653027201396
曳光弾T/T/T/AP8653027201396
ステルスAP/I/AP9443027201396
 
#include(): No such page: 7.62 mm Browning machine gun gunner
 
#include(): No such page: 12.7 mm M2 Browning machine gun gunner (mid)

追加武装


名称

影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B500lbs
bomb
4-**/-4.3-**/-2.1+**/+4.0--合計搭載量
906.8kg
(爆薬量475.2kg)
T1005kg
Mk.13
1-**/-4.3-**/-1.9+**/+3.570ITC mk.III-
T1005kg
Mk.13/44
1-**/-4.3-**/-1.9+**/+3.570改良済みの魚雷-

爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
500 lb
AN-M64A1
242.6162.81859126
 

魚雷

名称重量
(lb)
爆薬量
(kg)
射程
(km)
水中最高速度
(km/h)
投下可能速度
(km/h)
投下可能高度
(m)
Mk.13-61949290.34.11550 - 2050 - 105
 
名称重量
(lb)
爆薬量
(kg)
射程
(km)
水中最高速度
(km/h)
投下可能速度
(km/h)
投下可能高度
(m)
Mk.13-6 Case2127435.463.66740 - 7590 - 731

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理22013560
ラジエーター
銃座7mm
ITC mk.III
II機体20012055
コンプレッサー
機体
新しい7mm機関銃
12mm弾薬ベルト
AN-Mk 1
III主翼修理28017075
エンジン
銃座12mm
改良済みの魚雷
IVカバー交換29017580
インジェクター交換
新しい12mm機関銃
新しい12mm機関銃
LBC-17

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体SB2U-2
派生機体SBD-3
次機体A-36

解説

特徴

使い勝手のよい500lb(250kg相当)爆弾を4つ装備できるため戦場を選ばず活躍が見込める。二門のM2ブローニング機銃はあわよくば戦闘機の撃墜も狙える威力であり、油断して近づいてくる敵機には手痛い反撃をお見舞いできる。
なお、現状全モードにおいて魚雷はロマン武装でしかないので戦果を求めるなら爆装を選択するべきといえる。海軍ABモードの場合、大型艦の撃沈なども狙えるためそれなりに価値はある。ただ、現バージョンの場合F6Fを使うのが最も効率は良いだろう。

立ち回り

【アーケードバトル】
リロードの早い500lb爆弾×4を用いた対地、対艦攻撃を行っていくことになる。水平爆撃のため動く目標への偏差爆撃が難しいかもしれないが、上手く当てられれば中爆以上のスコアを叩き出すことも容易になるはずだ。制圧戦で制圧している敵機に爆弾をお見舞いするという運用もあり。
二種類ある魚雷を用いた雷撃をリロードしながら行うこともできるが大幅に速度を落として水面付近を直進することは非常に危険なうえ、ABの水上目標は駆逐艦や貨物船が中心であり、魚雷では威力が過剰になりがちである。危険に見合ったリターンはほぼ得られないのが現状なので大人しく爆装したほうがよいかもしれない。

 

【リアリスティックバトル】
空戦は不可能と言っていいので、爆装して敵地上部隊を叩くか、雷装して敵艦船を沈めるかとなる。
雷撃は海面に近い高度を飛ぶので戦闘機の援護を得るか敵戦闘機が来ない状況で無いと厳しい。
MECしている場合は過給機ギアの切替高度は1,768mあたり。

 

【シミュレーターバトル】
要編集

機体情報(v1.43)

史実

TBDデバステータの後継機。「アヴェンジャー」とは復讐者の意味で、TBFアヴェンジャーの発表式典が真珠湾攻撃と同日であったためこれに影響を受けたと考えることもできるが、命名は数ヶ月前既にされていたため関係は無かったとされる。

1941年初飛行。機体は防弾が施され頑丈で構造も生産性に適した簡素なもの。爆弾倉を胴体に抱えているため機体は太く大きく見える。それまでのTBDと比べると航続距離が長くなったため、哨戒任務などでも使われるようになった。
1942年1月から生産が開始されミッドウェー海戦ではミッドウェー島から南雲機動艦隊を攻撃しているが、参加した6機のうち5機を失う損害を受けた。
初陣では戦果を出せなかったものの、TBDの性能を大きく上回っていたTBFは以降主力攻撃機として様々な海戦に参加し多くの日本軍艦艇を撃沈している。「瑞鶴」「大和」「武蔵」等の撃沈に貢献したことはよく知られている。
総生産数は9836機。GM社が生産したタイプをTBMと呼ぶ。
多くの国でも使われ面白いことにTBFにより一番の被害を受けた日本も戦後1959年まで使用した。

左右の翼の下にアンテナが生えているが、実はこれは対艦レーダーであり、史実では悪天候下や夜間での洋上に浮かぶ船の捜索や、陸地の海岸線などを捉えるために使用されていた。波長の長い原始的なレーダーではあるが海面が余分な電波を吸収してくれることと、何分目標がデカいため便利に使えたようである。

因みにパパブッシュが父島を空襲し撃墜された時の搭乗機がこれ。

小ネタ

実装当初は爆撃機ツリーのB-34の下に配置されていたが、アップデートで攻撃機ツリーのSBD-3の下に変更された。


日の丸アヴェンジャー?

グラマン社からゼネラルモーターズ社に生産が変わりTBMと名を変えたアヴェンジャーだが、なんとその中に日の丸を背負って飛んだ機体がいる。
わずかに10組20機ではあるが、TBM-3W2(哨戒レーダー型)とTBM-3S2(対潜攻撃型)のハンターキラーコンビが戦後1954-61年の間、主として海上自衛隊の訓練に携わり我が国対潜の一翼を担っていたのである。


フライト19消失事件

TBFを語る上で忘れてはならないのがこのフライト19消失事件である。1945年12月5日、飛行時間2500時間超の熟練教官チャールズ・テイラー中尉が率いる「フライト19」訓練飛行中の失踪事件で、中尉と訓練生13名を含む合計5機ものTBFが消息を絶った。日本でも魔の海域バミューダトライアングルとして知られる数多くの未解決事故の一つに数えられている。
事故は1945年12月5日午後2時10分、フロリダにあるアメリカ海軍のフォート・ローダーデール基地を飛び立った。この訓練は2時間の予定で爆撃訓練の後午後4時には基地に帰還するものだった。しかし午後3時45分、基地に「コンパスが2つとも狂ってしまいコースから外れたようだ」との緊急無線、続けて「陸地が見えない」「現在位置もはっきりしない」との連絡が入る。その後10分ほど通信が途絶えるが、これ以降原因不明の理由で無線応答がテイラー中尉から変わっている。管制塔は真西を目指せと指示するが、「どっちが西かわからない。何もかもおかしい(奇妙だ)」「基地の北東225マイルにいる戸思われるが、まるで方角がわからない」と応答。その後通信が断続的に入るも徐々に感度が悪くなり、帰還予定だった午後4時過ぎ連絡が途絶えてしまう。しかも事件はこれだけで終わらず、この直後同基地から2機のMariner飛行艇が救援に向かったが、1機が現場海域で行方不明となっている。結局燃料が切れるおおよその時刻午後8時をすぎても帰還はなくこの後、5日間に渡り海域25万平方マイルに及ぶ大規模な捜索が行われるが、今日に至るまで遺体はおろか破片すら発見されていない。

1991年海底調査団体が周辺海域で5機の大戦機の残骸を発見したというニュースがあった。しかしフライト19で失われた気体とシリアルナンバーが一致しておらず、これらの機体は別の海軍グループのものであることが後に判明した。

本件は世界中であらゆる種類の荒唐無稽な理論や憶測の材料となり、現在も動画・まとめサイトや多くのデマが付け加えられたものが散見される(波の高い荒天だったのに快晴だった、や無線内容等)。
原因として磁気異常、空間識失調やメタンハイドレード湧出、UFOなどの数々の可能性が原因として疑われているもののいずれも断定には至っていない。


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外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

TBF-1c / Avenger Mk 1

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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