ソ連 RankVIII ジェット戦闘機 Su-30SM

概要
Update 2.45 “Hornet's Sting”にて追加された。Su-27の改良型の一種である。
エンジンに推力偏向ノズルが追加され、驚異的な機動性を備えている。また、レーダーが強化されたり、対空対地の新兵器を装備が可能になったりしている。
機体情報(v2.45.0)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 420,000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 1,120,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 320,000 |
| エキスパート化(SL) | 1,120,000 |
| エース化(GE) | 3,800 |
| エース化無料(RP) | 1,430,000 |
| バックアップ(GE) | 65 |
| 護符(GE) | 3,300 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 14.3 / 14.3 / 14.3 |
| RP倍率 | 2.62 |
| SL倍率 | 1 / 3.2 / 5 |
| 最大修理費(SL) | 3,013⇒4,469 / 8,670⇒12,858 / 10,218⇒15,153 |
機体性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 | |
| 最高速度(km/h) | 2208⇒2409 / 2164⇒2304 |
| (高度12000m時) | |
| 最高高度(m) | 16000 |
| 旋回時間(秒) | 25.0⇒23.1 / 25.6⇒24.0 |
| 上昇速度(m/s) | 171.2⇒241.6 / 160.5⇒205.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 750 |
| 離陸推力(kgf) | 6720*2⇒7750*2 / 6630*2⇒7220*2 |
| A/B推力(kgf) | 11140*2⇒12210*2 / 11040*2⇒11660*2 |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 11,85 |
| 燃料量(分) | min13 / 20 / 30 / max44 |
| 搭乗員(人) | 2 |
| 限界速度(IAS) | 1540 km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (離陸)652 km/h, (着陸)600 km/h |
| 主翼耐久度 | -4G ~ 11G |
レーダー
| 分類 | 有無 | 距離 (km) | 対応バンド | 対応レーダーモード |
|---|---|---|---|---|
| 索敵レーダー | 〇 | -500km/h~5000km/h | I | SRC PDV HDN |
| 追跡レーダー | 〇 | **/**/**/** | I | - |
| 捜索中追尾 | 〇(ESA) | 10/25/50/100/200 | I | TWS |
| 敵味方識別装置 IFF | 〇 | - | - | TWS/SRC PDV HDN/ |
| TWS+ | No | I | TWS | |
| ARH DL | 8 | I | TWS | |
火器管制装置
| 分類 | 有無 | 対応兵器 | 対応バンド |
|---|---|---|---|
| 火器管制装置 Lead Indicator | 〇/× | ** | ** |
| 連続算出命中点 CCIP CCRP | 〇/× | ** | - |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機銃 | ***mm △△△ | * | *** | △△△ |
| 機関砲 | 30mm | 1 | 150 | △△△ |
| 機銃 (単装) | ***mm △△△ | * | *** | △△△ |
弾薬
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
追加武装
| 凡例 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
| RKT | ロケット | BMB | 爆弾/機雷 | |
| IBMB | ナパーム弾 | GBU | 誘導爆弾 | |
| AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
| TRP | 魚雷 | GUN | 機関銃/機関砲 | |
| CM | 対抗手段 | DTK | ドロップタンク | |
| 分類 | 名称 | パイロン | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | ||
| AAM | R-73 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||||
| AAM | R-27ET | 〇 | 〇 | |||||||||||
| AAM | △△△ | |||||||||||||
| BMB | △△△ | |||||||||||||
| BMB | △△△ | |||||||||||||
| GBU | △△△ | |||||||||||||
| RKT | △△△ | |||||||||||||
| RKT | △△△ | |||||||||||||
| AGM | △△△ | |||||||||||||
| GUN | △△△ | |||||||||||||
| 分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | |||||
| BMB | **lb △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| BMB | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| TPD | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| GUN | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| RKT | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| AAM | △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| AGM | △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
ミサイル
| R-73 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 誘導 方式 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 近接信管 反応距離(m) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | ロックオン距離 (km) | FoV (°) | IRCCM FoV (°) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 TV*2 (G) |
| IR 全方位 | 105.0 | 6.08 | 6 | 2.5 | 870.31 | 11.0*3 3.4*4 | 4.5 | FOV 0.75 | 20 | 40 Yes |
| R-27ER | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 誘導 方式 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 燃焼時間 (s) | 誘導時間 (s) | 有効 射程 (km) | 最大過負荷(G) |
| SARH+IOG+DL 全方位 | 350.0 | 24.0 | 35 | 1,075.87 | 3.2*5 4.8*6 | 60 | 67.5 | 35 |
| R-27ET | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 誘導 方式 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 近接信管 反応距離(m) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | ロックオン距離 (km) | FoV (°) | IRCCM FoV (°) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 TV*7 (G) |
| IR 全方位 | 343.0 | 24.0 | 8 | 5.75 | 1,137.77 | 18.0*8 4.8*9 | 2 | FOV 1.33 | 60 | 35 NO |
| R-77-1 AAM | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 燃焼時間 (s) | 誘導 方式 | 終末誘導距離 レーダーバンド | 最大射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
| 190 | 15.56 | M4.0 | 1123.29 | 7.0*10 なし*11 | ARH+IOG+DL | 16km I 全方位 | 120 | 120 | 50 |
機体改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 胴体修理 | *** | *** | *** |
| ラジエーター | ||||
| **mm弾薬ベルト | ||||
| **mm銃座用弾薬ベルト | ||||
| II | コンプレッサー | *** | *** | *** |
| 機体 | ||||
| 新しい**mm機関銃 | ||||
| 新しい**mm銃座用機関銃 | ||||
| III | 主翼修理 | *** | *** | *** |
| エンジン | ||||
| **mm弾薬ベルト | ||||
| 爆弾懸架装置 | ||||
| IV | インジェクター交換 | *** | *** | *** |
| **オクタン燃料使用 | ||||
| カバー交換 | ||||
| 新しい**mm機関砲 | ||||
| ロケット懸架装置 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
Su-27SMでは物足りなかったレーダーが、TWS ESAを使用可能なN011Mへと大幅アップグレード。一度捕捉すれば常時進行方向が更新できるようになったほか、N001の泣き所であった首振りも可能に。これにより戦闘の幅が大きく広がるはずだ。
アップデート2.45にて追加された変態機動モード【AoAリミッター解除モード】と、下記の推力偏向ノズルを組み合わせることで、とんでもない機動性を披露する事ができる。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
新ミサイルR-77-1(通称:R-76)が使用可能になった点が最も大きい。これは、敵機が直線で進んでいればアムラームよりも早く着弾する一方、少しでもクランクされると一気に速度を失ってしまうため、アムラームのような使い方はすべきではない。
ただし、加速度をしめすtΔVはR-27ER以上のため、R-77では届きにくかった中距離の敵機はもちろん、近距離でも優秀な旋回、加速能力を目の当たりにできるだろう*12。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
推力偏向ノズルについて
これはエンジンの推力をある程度偏向し、機動性の確保と安定性を得るための技術。
WT内では初の技術で、低速での格闘に大きく寄与するだろう。
離陸時にもこれは確認できる。

ちなみに格闘中はこんな感じだ。

0-850km/h程度の速度域で有効になるようで、AoAリミッター解除をするとUFOのような機動でR-73を撃ち込めるようになる。
しかしながら、当然AoAが大きくなるにつれエネルギーの損失も激しくなる。低空だとそのまま失速して墜落することもある。注意が必要だ。
史実
Su-30シリーズは、1980年代後半にソ連のスホーイ設計局がSu-27「フランカー」を基に開発を開始した双発・2人乗りの多用途戦闘機で、当初は長距離迎撃任務を目的としたSu-27PUから派生し、ソ連崩壊後の1990年代に輸出市場を意識したSu-30MKとして進化しました。この時期、ロシアの軍事産業は経済的苦境に直面しており、新たな資金源として国際市場への展開が急務でした。その中で、インドとの関係がSu-30の歴史に大きな転機をもたらします。1996年、インド空軍はSu-30をベースに大幅なカスタマイズを施した「Su-30MKI」を発注します。この契約は単なる輸出に留まらず、ロシア、フランス、イスラエルの技術を統合した共同開発プロジェクトとなり、Su-30MKIは推力偏向ノズルやカナード(前翼)、N011Mバルス電波位相アレイレーダーを搭載した高性能機として2000年に初飛行を達成しました。2002年からインド空軍への配備が始まり、ヒンドゥスタン航空(HAL)によるライセンス生産も進行。総計272機の調達計画が立てられ、2024年までに約260機が運用されるに至りました。この過程で、インドは機体の国産化率を高め、独自のアビオニクスや兵器システムを統合し、Su-30MKIを自国の戦略に最適化したのです。
一方、このインド向けモデルの成功は、ロシアに新たな気づきを与えました。Su-30MKIで実証された推力偏向ノズルや多用途性の強化は、ロシア自身の空軍が求める次世代性能と合致しており、輸出向けに開発した技術が自国に還元される逆輸入の契機となりました。これを受けて、2012年、ロシア空軍はSu-30MKIの技術を基にした「Su-30SM」を発注。イルクート社で生産されたこの機体は、推力偏向ノズルや改良型レーダーを採用し、2013年から配備が始まりました。シリア内戦での実戦投入を経て、Su-30SMはロシアの主力戦闘機として定着し、2025年現在も130機以上が運用されています。こうして、インドへの輸出から始まったSu-30MKIの進化が、ロシアへの逆輸入という形で結実し、Su-30シリーズは冷戦期技術と現代戦の橋渡し役として航空史に名を刻む存在となりました。その後も、中国やアルジェリアなど14カ国以上に輸出され、近代化と運用が続いています。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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