Su-30SM

Last-modified: 2025-12-19 (金) 13:55:11

ソ連 RankVIII ジェット戦闘機 Su-30SM

SU30SM_PFP.webp

概要

Update 2.45 “Hornet's Sting”にて追加された。Su-27の改良型の一種である。
エンジンに推力偏向ノズルが追加され、驚異的な機動性を備えている。また、レーダーが強化されたり、対空対地の新兵器を装備が可能になったりしている。

機体情報(v2.45.0)

必要経費

必要研究値(RP)420,000
機体購入費(SL)1,120,000
乗員訓練費(SL)320,000
エキスパート化(SL)1,120,000
エース化(GE)3,800
エース化無料(RP)1,430,000
バックアップ(GE)65
護符(GE)3,300

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング14.3 / 14.3 / 14.3
RP倍率2.62
SL倍率1 / 3.2 / 5
最大修理費(SL)3,013⇒4,469 / 8,670⇒12,858 / 10,218⇒15,153

機体性能

項目数値
(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)2208⇒2409 / 2164⇒2304
(高度12000m時)
最高高度(m)16000
旋回時間(秒)25.0⇒23.1 / 25.6⇒24.0
上昇速度(m/s)171.2⇒241.6 / 160.5⇒205.0
離陸滑走距離(m)750
離陸推力(kgf)6720*2⇒7750*2 / 6630*2⇒7220*2
A/B推力(kgf)11140*2⇒12210*2 / 11040*2⇒11660*2
毎秒射撃量(kg/s)11,85
燃料量(分)min13 / 20 / 30 / max44
搭乗員(人)2
限界速度(IAS)1540 km/h
フラップ破損速度(IAS)(離陸)652 km/h, (着陸)600 km/h
主翼耐久度-4G ~ 11G

レーダー

航空機用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
対応バンド対応レーダーモード
索敵レーダー-500km/h~5000km/hISRC PDV HDN
追跡レーダー**/**/**/**I-
捜索中追尾〇(ESA)10/25/50/100/200ITWS
敵味方識別装置
IFF
--TWS/SRC PDV HDN/
TWS+NoITWS
ARH DL8ITWS
 
#include(): No such page: RWR_dummy
 

レーダー用新テンプレ*1

火器管制装置

分類有無対応兵器対応バンド
火器管制装置
Lead Indicator
〇/×****
連続算出命中点
CCIP
CCRP
〇/×**-

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃***mm
△△△
****△△△
機関砲30mm
1150△△△
機銃
(単装)
***mm
△△△
****△△△

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)

 

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追加武装

凡例
記号意味記号意味
RKTロケットBMB爆弾/機雷
IBMBナパーム弾GBU誘導爆弾
AGM対地ミサイルAAM対空ミサイル
TRP魚雷GUN機関銃/機関砲
CM対抗手段DTKドロップタンク
 
分類名称パイロン
12345678910111213
AAMR-73
AAMR-27ET
AAM△△△
BMB△△△
BMB△△△
GBU△△△
RKT△△△
RKT△△△
AGM△△△
GUN△△△
 

名称
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
BMB**lb
△△
*-**/-**-**/-**+**/+****
BMB**kg
△△
*-**/-**-**/-**+**/+****
TPD**kg
△△
*-**/-**-**/-**+**/+****
GUN**mm
△△
*-**/-**-**/-**+**/+****
RKT**mm
△△
*-**/-**-**/-**+**/+****
AAM△△*-**/-**-**/-**+**/+****
AGM△△*-**/-**-**/-**+**/+****
 

ミサイル

R-73
誘導
方式
弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
近接信管
反応距離(m)
最高速度
(M)
tΔV
(m/s)
ロックオン距離
(km)
FoV
(°)
IRCCM
FoV
(°)
誘導時間
(s)
最大過負荷
TV*2
(G)
IR
全方位
105.06.0862.5870.3111.0*3
3.4*4
4.5FOV
0.75
2040
Yes
 
R-27ER
誘導
方式
弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(M)
tΔV
(m/s)
燃焼時間
(s)
誘導時間
(s)
有効
射程
(km)
最大過負荷(G)
SARH+IOG+DL
全方位
350.024.0351,075.873.2*5
4.8*6
6067.535
 
R-27ET
誘導
方式
弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
近接信管
反応距離(m)
最高速度
(M)
tΔV
(m/s)
ロックオン距離
(km)
FoV
(°)
IRCCM
FoV
(°)
誘導時間
(s)
最大過負荷
TV*7
(G)
IR
全方位
343.024.085.751,137.7718.0*8
4.8*9
2FOV
1.33
6035
NO
 
R-77-1 AAM
弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(M)
tΔV
(m/s)
燃焼時間
(s)
誘導
方式
終末誘導距離
レーダーバンド
最大射程
(km)
誘導時間
(s)
最大過負荷
(G)
19015.56M4.01123.297.0*10
なし*11
ARH+IOG+DL16km
I
全方位
12012050
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理*********
ラジエーター
**mm弾薬ベルト
**mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー*********
機体
新しい**mm機関銃
新しい**mm銃座用機関銃
III主翼修理*********
エンジン
**mm弾薬ベルト
爆弾懸架装置
IVインジェクター交換*********
**オクタン燃料使用
カバー交換
新しい**mm機関砲
ロケット懸架装置

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体Su-27SM
派生機体
次機体
 

解説

特徴

Su-27SMでは物足りなかったレーダーが、TWS ESAを使用可能なN011Mへと大幅アップグレード。一度捕捉すれば常時進行方向が更新できるようになったほか、N001の泣き所であった首振りも可能に。これにより戦闘の幅が大きく広がるはずだ。
アップデート2.45にて追加された変態機動モード【AoAリミッター解除モード】と、下記の推力偏向ノズルを組み合わせることで、とんでもない機動性を披露する事ができる。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
新ミサイルR-77-1(通称:R-76)が使用可能になった点が最も大きい。これは、敵機が直線で進んでいればアムラームよりも早く着弾する一方、少しでもクランクされると一気に速度を失ってしまうため、アムラームのような使い方はすべきではない。
ただし、加速度をしめすtΔVはR-27ER以上のため、R-77では届きにくかった中距離の敵機はもちろん、近距離でも優秀な旋回、加速能力を目の当たりにできるだろう*12

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

推力偏向ノズルについて

これはエンジンの推力をある程度偏向し、機動性の確保と安定性を得るための技術。
WT内では初の技術で、低速での格闘に大きく寄与するだろう。
離陸時にもこれは確認できる。
shot 2025.03.20 08.52.03.jpg
ちなみに格闘中はこんな感じだ。
shot 2025.03.20 08.32.58.jpg

0-850km/h程度の速度域で有効になるようで、AoAリミッター解除をするとUFOのような機動でR-73を撃ち込めるようになる。
しかしながら、当然AoAが大きくなるにつれエネルギーの損失も激しくなる。低空だとそのまま失速して墜落することもある。注意が必要だ。

史実

Su-30シリーズは、1980年代後半にソ連のスホーイ設計局がSu-27「フランカー」を基に開発を開始した双発・2人乗りの多用途戦闘機で、当初は長距離迎撃任務を目的としたSu-27PUから派生し、ソ連崩壊後の1990年代に輸出市場を意識したSu-30MKとして進化しました。この時期、ロシアの軍事産業は経済的苦境に直面しており、新たな資金源として国際市場への展開が急務でした。その中で、インドとの関係がSu-30の歴史に大きな転機をもたらします。1996年、インド空軍はSu-30をベースに大幅なカスタマイズを施した「Su-30MKI」を発注します。この契約は単なる輸出に留まらず、ロシア、フランス、イスラエルの技術を統合した共同開発プロジェクトとなり、Su-30MKIは推力偏向ノズルやカナード(前翼)、N011Mバルス電波位相アレイレーダーを搭載した高性能機として2000年に初飛行を達成しました。2002年からインド空軍への配備が始まり、ヒンドゥスタン航空(HAL)によるライセンス生産も進行。総計272機の調達計画が立てられ、2024年までに約260機が運用されるに至りました。この過程で、インドは機体の国産化率を高め、独自のアビオニクスや兵器システムを統合し、Su-30MKIを自国の戦略に最適化したのです。
一方、このインド向けモデルの成功は、ロシアに新たな気づきを与えました。Su-30MKIで実証された推力偏向ノズルや多用途性の強化は、ロシア自身の空軍が求める次世代性能と合致しており、輸出向けに開発した技術が自国に還元される逆輸入の契機となりました。これを受けて、2012年、ロシア空軍はSu-30MKIの技術を基にした「Su-30SM」を発注。イルクート社で生産されたこの機体は、推力偏向ノズルや改良型レーダーを採用し、2013年から配備が始まりました。シリア内戦での実戦投入を経て、Su-30SMはロシアの主力戦闘機として定着し、2025年現在も130機以上が運用されています。こうして、インドへの輸出から始まったSu-30MKIの進化が、ロシアへの逆輸入という形で結実し、Su-30シリーズは冷戦期技術と現代戦の橋渡し役として航空史に名を刻む存在となりました。その後も、中国やアルジェリアなど14カ国以上に輸出され、近代化と運用が続いています。

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 レーダー用テンプレ
*2 Thrust vectoring、推力偏向
*3 リアアスペクト
*4 オールアスペクト
*5 ブースター
*6 サステナー
*7 Thrust vectoring、推力偏向
*8 リアアスペクト
*9 オールアスペクト
*10 ブースター
*11 サステナー
*12 確かにΔVは1123.29m/sとR-27ERの1075.87m/sを上回るが、燃焼終了後の重量でR27ERが211.5㎏あるのに対してR-77-1は119kgと軽く、実際に得られる運動エネルギー(空気抵抗を無視した場合)においてR-27ERの122.4MJに対してR-77-1は75MJと61%程度しかしかないため、空気抵抗の差(太さとCxKの違いからR-27ERのおおよそ0.67倍)を加味すると実質的な到達距離ではR-27ERにわずかに劣る計算となるが… とはいえ、空気抵抗ではロフトする分有利なので、あまり変わらない