T-54 (1951)

Last-modified: 2025-08-25 (月) 02:44:38

ソ連 RankV 中戦車 T-54(1951) / T-54 (1951年型)

_20210326_023831.JPG

Ver2.3以前

履帯更新前
shot 2015.11.12 15.35.37.jpg

概要

本格的な生産型であり、単にT-54と言えば殆どの場合はこの型を指す。
砲弾に新たにHEATFSが追加され重装甲の敵に対しても対処しやすくなっている。

車両情報(v.2.43.0.40)

必要経費

必要研究値(RP)61,000
車両購入費(SL)340,000
乗員訓練費(SL)98,000
エキスパート化(SL)340,000
エース化(GE)1,300
エース化無料(RP)780,000
バックアップ(GE)50
護符(GE)2,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング8.0 / 8.0 / 8.0
RP倍率2.02
SL倍率1.4 / 2.0 / 2.4
最大修理費(SL)4,271 ⇒ 5,779 / 4,757⇒6,436 / 6,745 ⇒ 9,126

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)9.5⇒18.8 / 6⇒10
俯角/仰角(°)-4/17
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
9.7⇒7.5
スタビライザー/維持速度(km/h)無し
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
100 / 80 / 45
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
200 / 160 / 65
重量(t)35.5
エンジン出力(hp)806⇒992 / 460⇒520
2,000rpm
最高速度(km/h)50 / 56
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -8 / *** ~ -8
視界(%)83
乗員数(人)4
 

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長1.0x-5.0x赤外線/熱線第一/第二・三
砲手3.5x-7.0x赤外線/熱線第一/第二・三
操縦手1.0x赤外線/熱線第一/第二・三

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲100 mm D-10T 戦車砲134**
機銃12.7 mm DShK 機関銃1250-
機銃7.62 mm SGMT 機関銃13500-

弾薬

名称弾種弾頭重量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
BR-412APHE16.0895210208188164144126
BR-412BAPHEBC16.0895215212191167146128300
BR-412DAPCBC16.0887245235211185161141600
BR-412PAPCR8.01050251250217169114991200
3BM-8APDS5.714152972962892762512471400
3BK-5HEATFS12.09003801400
OF-412HE15.088019

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯3,82033,000975
修理キット
砲塔駆動機構
BR-412B
BR-412P
IIサスペンション4,28037,0001,100
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
発煙弾発射機
IIIフィルター5,10041,0001,200
救急セット
昇降機構
BR-412D
3D3
IV変速機6,60055,0001,550
エンジン
追加装甲
3BM-8
3BK-5

カモフラージュ

名称条件説明
Standard初期スキン
 
スキン画像(クリックで表示)

スキン画像

Standard
[添付]

研究ツリー

前車両T-44-100
派生元車両T-54(1949)
次車両T-55A
 

解説

特徴

T-54の1951年型。

 

【火力】
主砲の100mm D-10Tは、T-54 1949からの持越しであるが、新たにHEATFSである3BK-5を使用することができる。これは貫徹力380mmであり、APDSに比べて高い貫徹力を誇る。また初速が1400m/sを超すAPDSや、西側諸国の火砲にはないAPCBC等多種多様な砲弾を使い分けらるのは西側にはない特徴である。すなわち、マッチングしたBR帯によって使用する砲弾を選べるのである。

装填速度に関しては砲塔が窮屈なせいか若干遅めなので、少なくともエキスパート化はしておきたい。

 

【装甲】

shot 2015_0.12.04 10.51.04.jpg

お椀型の砲塔は、正面を向けていればどこも230mm以上の装甲厚を誇り、イギリスの20ポンド砲やL7砲のAPDSも場所によっては防げる。しかし高貫徹力を誇るL7砲のHEATFSを防ぐことは難しいのであまり過信しすぎないようにしよう。車体は砲塔に比べれば薄いものの、BR6.7周辺の戦中戦車、特にTiger II (H)などには抜かれることはほぼないため、格下相手には多少は強気に出られるソ連代々伝わる格下殺し専門業

 

【機動力】
平地では46km/hまで出すことができるが、27km/hを超えたあたりから加速が鈍くなるので最高速を出せる環境はあまりない。後進速度は-7km/hであまり速くなく、砲塔旋回速度も遅いので、中戦車よりも重戦車に近い扱いになる。

 

【総評】
豊富な弾種による敵を選ばない火力、局部的ながらも非常に厚い装甲、そこそこの機動力と1951年の車両にしてはバランスの良い車両ではあるが、機動性では西側に劣る場面も多いのが実情。ただしこれまでのT-54と異なりHEATFSが使えるので格上相手でも十分一矢報いることは可能であり、本車に合った立ち回りをすれば十分な戦果を得られるだろう。
余談だが、1947年バージョン1949年バージョンより車高がちょっと低い。

砲塔の形状

1951 f.jpg
1951 s.jpg
1951 b_0.jpg

史実

キエフの大祖国戦争歴史博物館で展示されるT-54の1953年型

 T-54(ロシア語:Т-54テー・ピヂスャート・チトィーリェ)は、ソビエト連邦で開発された中戦車である。1946年にソビエト連邦軍に「中戦車T-54」(«средний танк Т-54»)という制式名称でして採用され、1947年に量産型が完成した。当初はT-44Vと呼ばれたが、すぐにT-54に改称された。

 被弾を極力回避するための低い姿勢、避弾経始を突き詰めて生まれたドーム型砲塔、西側中戦車を大きく凌ぐ100ミリ砲といった西側の戦車技術水準をはるかに越えた設計と、圧倒的な生産量で東西冷戦初期の西側陣営を恐怖のどん底に陥れた画期的戦車である。ソ連軍のみならず東側主要国や第三世界諸国で供与・ライセンス生産が行われ、東西代理戦争の前線でも頻繁に姿を見かける兵器となった。

 
 最も驚異的なのはT-54/55シリーズの総生産数であり、なんと10万両以上である!これはM4シャーマンシリーズの約5万両、T-34シリーズの約4万両といった記録をぶちぬいた、文句なく人類史上最多量産された戦車である。

 1951(1953)年型は砲塔後部に残っていたショットトラップを引き起こす部分を無くし、完全なお椀型にしたものである。このお椀を逆さまに被せた様な砲塔形状は、これ以降の砲塔形状のベースになった(T-90や最新のT-14はちょっと違うが)。煙幕発生装置と照準器が新型の物に換装され、特に照準器は3.5~7倍までの望遠が可能になった。

 

なお、北朝鮮では未だ現役である。走る骨董品。

小ネタ

車内が狭いと言われるT-54/55だが、実際にT-54の操縦経験のある軍事評論家の古是三春氏によれば、意外なことに車内は自衛隊の61式戦車や74式戦車よりも幾分広いという。(『ソ連・ロシア 戦車王国の系譜』より)

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。