Type 74 (G)

Last-modified: 2025-10-25 (土) 19:11:49

日本 RankVI 中戦車 Type74 mod G/Kai / 74式戦車(G)

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Ver2.7以前

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概要

Update 1.87 "Locked on!"にて実装された、陸上自衛隊の74式戦車G型。通常ツリーの74戦車の最後の改良型。
2023/03/09現在は、削除されたため購入することはできなくなった。
2024/02/08の建国記念日にGE購入の販売形式で復活した。

車両情報(v1.87)

必要経費

車両購入費(GE)8,730
乗員訓練費(SL)10,000
エキスパート化(SL)790,000
エース化(GE)2,000
エース化無料(RP)1,760,000
バックアップ(GE)180
デカール枠解放(RP)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.3 / 9.3 / 9.3
RP倍率2.14(+100%)
SL倍率2.0 / 2.8 / 3.2
最大修理費(SL)*** / *** / ***

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)22.8⇒45.2 / 14.3⇒24.0
俯角/仰角(°)-6/9
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
8.7⇒6.7
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
80 / 30 / 20
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
132 / 67 / 37
船体崩壊
重量(t)37.3
エンジン出力(hp)1,116⇒1,374 / 637⇒720
2,200rpm
最高速度(km/h)59 / 53
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)95
乗員数(人)4

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長1.0x-8.0x赤外線-
砲手8.0x熱線第一
操縦手1.0x赤外線-

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲105 mm L7A3 cannon150**
機銃12.7 mm M2HB machine gun1600-
機銃7.62 mm Type 74 machine gun14,500-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
105 mm
L7A3
M735APFSDS3.72-1,501292291284275266257
Type 93APFSDS3.4-1,501405403396388378370
Type 91HEATFS9.41.571,150400
M416Smoke11.60.05732-
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)
I履帯--
修理キット
砲塔駆動機構
Type 75
IIサスペンション--
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
Type 91
LWS/LR
IIIフィルター--
救急セット
昇降機構
M416
IV変速機--
エンジン
発煙弾発射機
砲撃支援
Type 93

カモフラージュ

クリックで表示
規定
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条件-
説明標準迷彩
後期グリーン迷彩
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条件200GE
説明後期グリーン迷彩
ベージュグレーグリーン迷彩
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条件200GE
説明ベージュグレーグリーン迷彩
二色グリーン迷彩
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条件200GE
説明二色グリーン迷彩
多色迷彩
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条件200GE
説明-
後期二色迷彩
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条件200GE
説明後期二色迷彩
冬季迷彩
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条件撃墜/撃破数:570
説明標準的な冬季迷彩
後期冬季迷彩
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条件200GE
説明後期冬季迷彩
夏季迷彩(アッシュ)
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条件200GE
説明-
夏季迷彩
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条件200GE
説明-
秋季迷彩
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条件200GE
説明-

研究ツリー

前車両
次車両
 

解説

特徴

【火力】
主兵装としてL7A3 105mmライフル砲を搭載し、93式装弾筒付翼安定式徹甲弾(貫徹力 405mm)を運用可能である。装填時間は同口径標準の8.7~6.7秒となっている。

同格主力戦車に比較して93式は優れた貫徹力を持つ。加えて、LRFと砲手用第1世代FLIRが搭載されている。これらの優れた索敵能力・攻撃力を活かす運用が求められる。

仰俯角は-6.0/9.0°とやや控えめになっているが、後述の油気圧式懸架装置を活用することで-12.0/15.0°まで補うことができる。

【防御】
砲塔は鋳造延鋼装甲、車体は均質圧延装甲で構成されている。砲塔は避弾経始に優れた形状をしている。正面は主要部で130~300mmの装甲厚をもち、周縁部はさらに厚くなっている。車体正面は傾斜を含め120~180mmの装甲厚となっている。
74式戦車としては唯一、側面に均質圧延装甲のサイドスカートを装備する。履帯や車体側面への直接被弾を防ぐことができ、成形炸薬弾や対戦車榴弾に対してある程度防御力が向上した。
第2世代主力戦車として標準的な装甲防御力を持つ。機関砲の直撃や、支援砲撃や近接航空支援の至近弾は耐えられるが、戦車砲には耐えられない。
車体に対して砲塔の方が装甲防御力に優れており、また低シルエットのため、姿勢制御機能を用いた車体を隠しての稜線射撃が有効である。しかし前述の通り砲塔であっても戦車砲には無力であるため、被弾しないことが原則となる。

G型に特有の装備としてレーザー検知器を装備する。敵戦車及び航空機のレーザー照射を受けた場合、瞬時に検知し方角を表示して警告する。警告が発せられた時点で敵車両は射撃準備を完了してることが殆どのため、煙幕の展開や機動による退避を即座に行い敵弾を回避したい。

携行弾薬数は16発とすると車体弾薬庫を空の状態にできるため、車体に被弾した時の弾薬庫誘爆のリスクを低減できる。砲塔弾薬庫には常に弾薬が保管されるため注意したい。

【機動性】
改修後のエンジン出力は870hpを発揮し、最高速度は前進53km/h、後退17km/hである。出力重量比23hp/tとなる。
最高速度は60km/hを下回るものの、第2世代主力戦車の中でも優れた出力重量比を持ち、高い加速性能を持つ。従来のE型からの改良として後進ギアが2段となり、後退速度が向上している。迅速な後退が可能となっており、射撃後の身を晒す時間を減らすことができる。

【総評】
通常の74式戦車E型と比較し、索敵能力が大幅に向上し、レーザー検知器の装備や後退速度の改善などを受けより扱いやすくなった。
しかし砲火力は変わらず、装甲防御力の強化は限定的であることから、基本的な車両の性格はE型と変わらない。地形適応能力を活かし、被弾を避ける運用が要となる。G型で付与された能力を存分に活用したい。

油気圧式懸架装置のすゝめ

本車両をはじめとして、74式戦車、90式戦車、10式戦車は油気圧式懸架装置(サスペンション)を装備している。
この懸架装置は油気圧を用いた能動的な伸縮が可能であり、車体の姿勢制御を行える。車高を上げると踏破力を強化でき、逆に下げると投影面積を削減できる。また、前傾や後傾で不足する俯仰角を補える。特に前傾姿勢は稜線射撃との相性が良く、最小限の露出で砲を敵に指向できる。極めて有効な戦術であるため、積極的に活用していきたい。

さて、ここではゲーム内で姿勢制御機能を扱うための操作設定を記述する。
この姿勢制御機能はゲームの既定の操作設定ではキーの割り当てがなく、操作設定を変更する必要がある。

まず、前述の戦車のうち1両(STB-2を推奨)でテストドライブを行う。次にEscキーを押し表示を切り替え、画面の「コントロール」の項目を選択する。既に地上車両の操作設定が選択されているので、左側のタブから「サスペンションの制御」の項目を選択する。すると、各方向に応じた設定欄が現れる。各設定欄をダブルクリックして、任意のキーを押すとそのキーに機能が割り当てられる。使用する分の割り当てを終えたら、設定を保存してテストドライブに戻り、キーを押して車両の動作確認を行い、問題なければ完了である。
筆者としては、Ctrlキーと各方向に対応したW/A/S/Dキーの同時押しの割り当てを推奨する。移動方向を制御するキーと同じキーで姿勢制御を行うので、直感的に操作できるはずである。同じ要領で、CtrlキーとE/Qキーに上下を、Xキーに中心位置を割り当てると良い。

注意点として、走行中とエンジン停止中は姿勢制御機能を使用できない。修理中の場合、完了するまで姿勢を変えられなくなる。
また、90式戦車の場合、車高の上下と前傾・後傾のみが可能で、左右には傾けられない。74式戦車および10式戦車は全方向に可能である。

この油気圧式懸架装置を用いた車体の姿勢制御は、防衛省(当時防衛庁)によって60年代から研究されていたものであり、74式戦車を筆頭に現代の10式戦車まで受け継がれる個性的で実用的な機能である。特に稜線射撃との組み合わせは極めて有効である。

史実

Type 74Gはゲーム内通常ツリーにも存在する74戦車の改修型である。量産4輌と試作1輌のみが存在する。制式化されているため、4輌と少数であるが正式な量産車となる。
74式戦車の運用寿命の延命も期待され、1992年に製作が行われた。1993年には試作改修型として1輌が完成し、4輌が正式に74式戦車(G)として改修された。車体後部の銘板には「74式戦車(改修)」その下に「形式 74(改)」と表記されている。
従来の74式戦車にパッシブ式暗視装置や発煙弾発射機と連動するレーザー検知装置などを装備したもので、前述の他、90式戦車のものに類似したサイドスカートが装着可能となり、起動輪にはリング状の履帯離脱防止装置を装着している。
改修による性能の向上は良好なものであったが、主に予算の都合で改修車は試作車を含む5輌のみで終了し、既存車への大規模な整備は見送られた。
正式に改修された4輌は富士教導団戦車教導隊で運用され、富士学校・富士駐屯地の開設記念行事や富士総合火力演習に参加して一般公開されている。その後、改修車4輌はE型に準じた状態に復元されたが、パッシブ式暗視装置及び連動型レーザー検知装置の装備は継続されており、第1機甲教育隊にて運用されていたが、同隊の廃止に伴い全車用途廃止となった。その後1台が駒門駐屯地にて静態保存されている。訪れた際にはぜひとも違いを探してみよう。

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 仕事早いっすね…お疲れ様です -- 2019-03-13 (水) 07:51:39
  • 東京マ〇イが出した架空銃みたいな名前してんなぁ -- 2019-03-13 (水) 10:27:41
  • 戦車研究が余りにも非効率すぎていよいよ限界が来ていたところだ、初有料プレ車でこれを買うのは有りですか? -- 2019-03-13 (水) 17:55:08
    • 補助をちゃんと持っていくなら良いんじゃね? 初プレ車という情報だけで判断すると高ランクすぎるような気がしないでもないが -- 2019-03-13 (水) 18:36:24
      • 一応74ブラザーズを持っていくつもりです -- 2019-03-13 (水) 19:44:35
      • そのぐらい進められてるなら、念の為補足するとプレ車の前にプレ垢買った方が良いかもね。それでもなお足りんなら存分に買え。ただし開発数と先が少ない日陸だと90式開発すると腐らせる可能性があるが… -- ? 2019-03-14 (木) 00:19:29
  • PS4版だとまだ発売されてない...まだか...? -- 2019-03-13 (水) 18:15:28
  • PS4で最近始めてみたんですけど74式戦車Gってもう販売終了しちゃいましたか?いくら探しても出てこなくて……もしあるならどこにあるか教えてほしいです。 -- 61式こそ正義? 2023-02-08 (水) 22:20:55
  • これモバイルだとイベント車両なんだよなぁ…解せん… -- 2025-01-04 (土) 23:15:31

*1 爆薬量はTNT換算