USS Baltimore

Last-modified: 2025-11-18 (火) 02:34:50

アメリカ RankV 重巡洋艦 Baltimore-class,USS Baltimore (CA-68),1943

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凄まじい対空兵装

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概要

2020年度のOperation W.I.N.T.E.R.イベントで入手できるアメリカの重巡洋艦。
装填速度が改善された主砲・最強クラスの対空性能・優秀な装甲……と今までの米重巡とは一線を画する。
--加筆求む--

艦艇情報(v2.**)

必要経費

乗員訓練費(SL)230,000
エキスパート化(SL)790,000
エース化(GE)1,800
エース化無料(RP)780,000
バックアップ(GE)20
護符(GE)2,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング6.0 / 6.0
RP倍率2.02
SL倍率4.5 / 6.0
最大修理費(SL)***⇒21,854 / ***⇒26,095

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
シタデル装甲
(前/側/甲板)(mm)
152 / 152 / 64
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
203 / 83 / 37
船体鋼, 19 mm
上部構造物鋼, 17 mm
排水量(t)11420
最高速度(km/h)52⇒71 / 52⇒61
乗員数(人)1560

レーダー

なし

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲8inch/55
Mark12 cannon
三連装31350***
副砲5inch/38
Mk.12 cannon, mount MK.32
連装64320***
対空砲40mm
Bofors L/60 Mark2 gun
四連装1296000-
20mm/70
Oerlikon Mk.II autocannon
単装2443200-

弾薬*1

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艦砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
8 inch*2/55
Mark 12
8 inch Mk.14 CommonCommon117.948408237.51109986777061
8 inch Mk.21 APCBCAPCBC151.922107628374322267232208184
8 inch Mk.25 HCHE117.99500823-62
8 inch Mk.17 SP CommonSP Common117.9346108238131118102918372
 

小口径砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
5 inch*3/38 Mk.125 inch AAC Mk.34HE2532207920.436
5 inch AAVT Mk.31HE-VT2532207920.000136
 

機銃

武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
Bofors L/60
規定HEFI-T4
 
武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
Oerlikon SS
規定HEF-T/AP-T343226211816

追加武装*4

なし

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

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派生艦艇
次艦艇
 
 

解説

特徴

今までの米重巡で最大の欠点となっていた主砲の装填速度は改善され高速化、装甲やモジュール配置も極めて優秀。
そして何より多数の対空砲・機関砲を装備する最強クラスの対空性能を持つ万能の重巡洋艦である。
--加筆求む--

 

【火力】
主砲は8インチ(203mm)55口径3連装砲塔を3基9門搭載する。
この砲塔は今までの米重巡が搭載していたものより旋回性能が早く取り回しやすくなっている。
悩まされてきた装填速度も改善、乗員スキルMaxで17.48秒となりエース化で15.2秒となる。
今までの米重巡の装填速度が乗員スキルMaxで19.67秒・エース化でも17.1秒なのでかなりマシになった。
ただし8インチ砲最速リロード勢の日英独は13.8秒~12秒なのでこれらと比べるとやはり遅め。
 
砲弾は徹甲榴弾(APCBC)以外は他の米重巡とほぼ同性能。
むしろ初速が若干落ちているため通常弾系(Common Shell)は貫徹力も微減している。
……が、本艦のAPCBCは強力な超重量砲弾(Super Heavy Shell)であり、貫徹力と炸薬量が大幅に強化されている。
大重量により貫徹力増大を狙った砲弾であり初速は低いものの貫徹力は大きく強化された。
炸薬量も従来の1.65kgから2.26kgまで増量されようやく8インチ砲弾として遜色ない加害力を持つようになった。
 
対空性能はアメリカツリーどころか全海軍ツリーを見回しても比類のない凄まじさ、強力無比そのものである。
対空砲としては軽巡クリーブランドと同様の配置で5インチ(127mm)連装砲を6基12門搭載。
どの位置から攻撃されても3~4基の砲塔が反応するため死角がない、ただし対空砲弾(HE-VT)は開発の必要がある。
機関砲は4連装ボフォース40mmを12基48門、20mm70口径の単装エリコンMk.IIを24門搭載。
中距離からは40mmが、もし近距離まで近づかれても20mmが滝のように降り注ぎ敵機をはたき落としてくれる。

 

【防御】
装甲自体は一見するとそれ程でもないがモジュールの配置や装甲の材質などにより極めて堅牢である。
まず弾薬(装薬)庫だが船体中央の奥底、それも艦底付近という極めて被弾しにくい場所にある。
それを圧延硬化装甲76mmで側面を防御、更に前部から中央部にかけて燃料タンクで覆う二重の保護を持つ。
ただし燃料タンクによる保護は後部弾薬庫まで届いていない、船内の奥底にあるため被弾する可能性は低めだが……
 
機関部などを守る船体中央の装甲は喫水線を中心に上下152mmの圧延硬化装甲、さらに燃料タンクの二段構えである。
この部分は水中弾で装甲の下に被弾する恐れがあるが燃料タンクで覆われているので破片などの被害は極力防げる。
 
なお船体を広く保護する燃料タンクだが攻撃を喰らいすぎると消滅する
前部と中央部の2つに分割されているため一気に全部消滅する事は無く、耐久力も割と高いため簡単には消滅しないが。
ただしパーツが大きいためどちらか一つでも消滅すると保護範囲がごっそり減ってしまう。
 
砲塔は正面が203mmで側面が82.5mmの圧延硬化装甲と極めて頑丈。
揚弾筒とそれを囲む弾頭弾薬庫を守るバーベットは178mmの圧延硬化装甲で保護されている。
 
艦橋モジュールは前部165.1mm・後部139.7mm・側面及び上面&底面は50.8mmの断片防御装甲で保護。
実装当初の艦橋モジュールは無装甲だったがアップデートにより装甲化された。
無線室は船体側の装甲に囲まれた部分に位置しているため破壊されにくい。
 
乗員は1560名と米重巡でぶっちぎりの最多乗員数でありタフネスさにも秀でている。
 
……欠点としてはヘレナやクリーブランドにも共通する「副砲の一時弾薬庫が起爆しやすい」点が挙げられる。
6基もある副砲の直下には40発を収納可能な一時弾薬庫があるがなんと一切装甲化されていない。
クリーブランドには31.75mmの断片防御装甲があったが本艦にはそれすら無い、
ヘレナも同じく無装甲だがこちらは6基と数が多く一時弾薬庫が誘爆する確率がより高いため危険極まりない。
爆発しても致命的な被害は出ないものの副砲・周辺のモジュールや区画への被害、炎上被害などが発生してしまう。

 

【機動性】
駆動系パーツ全改修によりRBで61km/h(33kt)となる。

 

史実

ボルチモア級重巡洋艦について

米海軍が第二次ロンドン海軍軍縮条約切れを見越して建造を行った重巡洋艦。
他の重巡とは違い、1万トンの排水量制限がないためムリなく大型化・重装甲化に成功しており、非常に強力な艦級として仕上がっている。
同型艦は14隻であり、これは英カウンティ級の13隻を上回り世界最多の同型艦を持つ重巡洋艦となっている。
太平洋戦線への投入はクリーブランド級と比較すると遅れ、ソロモン等の激戦区に投入されることはなかった。

大型で余裕のある船体から戦後も長く活動した船が多く、同型艦のうちミサイル艦として改修を受けた5隻と第七艦隊旗艦として活動していたCA-73セントポールがベトナム戦争にまで従軍している。

CA-68について

CA-68「ボルチモア」はボルチモア級重巡洋艦の一番艦。
艦名はメリーランド州ボルチモアに由来する。

1941年5月26日にフォアリバー造船所で起工。1943年4月15日に就役した。
6月から10月にかけてアメリカ沿岸で整調航海と演習、砲術訓練を実施。10月29日に真珠湾に到着し、ガルヴァニック作戦の火力支援艦隊の一員として活動を続ける。
マリアナ沖海戦ではTG58.1の護衛艦艇として米海軍の勝利に貢献した。
1944年7月に米本土に帰還し、ルーズベルト大統領を乗せて真珠湾およびアラスカに向かう。11月に戦列に戻り、第3艦隊に所属し火力支援を継続した。
終戦後の1946年に一度退役。モスボールされるものの、朝鮮戦争中の1951年に再就役。
第6艦隊の一員として地中海に派遣され、ソ連海軍巡洋艦隊への警戒に当たった。
1955年1月には第7艦隊に転属し、8月まで極東で活動をつづける。
1956年5月31日にブレマートンで予備役として退役し、1971年に除籍された。

--加筆求む--

 
ボルチモア級重巡洋艦
1Baltimore-
2Boston-
3Canberra-
4Quincy-
5Pittsburgh-
6Saint Paul-
7Columbus-
8Helena-
9Bremerton-
10Fall River-
11Macon-
12Toledo-
13Los Angeles-
14Chicago-

小ネタ

概ね5Km以内の駆逐艦なら主砲で砲撃するよりも、対空砲を手動操作して攻撃するほうが手早く撃沈できる。軽巡、重巡も非装甲区画の乗員削りぐらいはできるので、”弾薬庫が誘爆して主砲が撃てない”といった状況での悪あがき程度にはなる。

北朝鮮海軍の大戦果?!

北朝鮮の平壌にある戦勝記念館には、 朝鮮戦争中の1950年7月2日、注文津港海戦において北朝鮮の第21号魚雷艇が「ボルチモア」を撃沈したと主張する展示がいくつかある。
しかし、上記の通り1950年のボルチモアはブレマートンで予備役として停泊しており朝鮮戦争には参戦すらしていない。
ちなみにこの第21号魚雷艇、写真で見る限りはほぼ間違いなくG-5である。英雄金建玉ごっこがしたい人はぜひG-5でボルチモアを狙ってみよう。射程だけはあるのでやれないことはない。
最も現時点では、史実同様にボルチモアが戦場に出てくることのほうがすくないので誤認戦果を挙げるところまで再現することになってしまいそうだが。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 203 mm
*3 127 mm
*4 爆薬量はTNT換算