【エビルスピリッツ】

Last-modified: 2026-04-19 (日) 21:09:24

概要

DQ5で初登場し、モンスターズシリーズなどの外伝作品にも登場するモンスター。
5つの顔が集まった紫色の人魂のような姿をした不気味な魔物。
同種属に【フェイスボール】【デーモンスピリット】が、ボツ枠に【あくまのひとだま】がいる。
デーモンスピリットとは見た目も特性も酷似しているが、一応【ブラッドハンド】【ブラッディハンド】のような表記違いではなく、別々のモンスターとして扱われており、実際にライバルズエースで初共演している。
主に状態変化系の行動を多用する、厄介なモンスターの決定版。
初出作品では、前作からの既存デザインを続投させての新モンスターにも関わらず色違いがいないという、ある意味【アラクラトロ】【屍騎軍王ゾルデ】の先駆けみたいなスタイルである。

DQ5

本作では色違いがおらず、前作のデーモンスピリットをより凶悪にしたような敵。本作では【ゾンビ系】
【大神殿】【エビルマウンテン】周辺とその内部、【謎の洞窟】と終盤に登場する。幸い【ジャハンナ】などがある【魔界】の南半分には登場しない。
通常攻撃に加え、【あまいいき】【主人公の声真似】【くろいきり】 【たたかいのドラム】と特殊かつ嫌らしい補助攻撃をしてくる。
加えて攻撃回避率や呪文耐性も高く、更にたまに2回行動するなど鬼のようなスペック。
 
特に厄介なのが戦いのドラムで、攻撃力の高い敵がいると一気にピンチになる。
特に大神殿全域でありうる【メタルドラゴン】との組み合わせは最悪。
また、SFC版の【バイキルト】の仕様上、元の攻撃力がそこまで高くない連中にかかっても十分に脅威になる。
当然、エビルスピリッツ自身の火力も相当なものになる。
2回行動も相まって、4匹組の場合運が悪ければ1匹目がドラム→残り3匹にボコボコにされる、ということも。
 
しかし、すぐに黒い霧を使って自ら無効にする場合もあるなど、行動は賢いとは言えない。
実はこいつは最も【判断力】の高いタイプなのだが、たたかいのドラムと黒い霧はどちらも判断力によってキャンセルするアルゴリズムが存在しないため、せっかくの判断力の高さを活かせていないのだ。
特に黒い霧は1/3と比較的選択率が高く、これを無駄に連発する無駄行動に終始することもある。
同時出現した【シュプリンガー】【ルカナン】を台無しにしたり、【あくましんかん】【ザオリク】を封じるなど、足を引っ張るケースも見られる。
良くも悪くもこちらの思い通りにならない相手。
 
集団なら【おたけび】などの行動封じや【ニフラム】が有効。単体なら優先して集中打で倒そう。
攻撃面はかなり強いが、ゾンビ系のためか守備力は周囲のモンスターより際立って低く、HPもそこまで高くはないので打撃でも十分倒せる。
力が高いメンバーならば【ゾンビキラー】の特効もかなり刺さる。
息子のMPに余裕があるなら、黒い霧を使われる前に弱耐性である【ギガデイン】で一掃してしまってもいい。
 
落とすアイテムは【エルフののみぐすり】
確率は1/16とこのアイテムを落とす敵では最高だが、いずれの機種でもカジノで頑張る方が明らかに効率がいい。
カジノ禁止縛りでもない限りドロップ目当てでコイツを狩る意義は薄いだろう。
ただ、エビルマウンテン周辺の【ギガンテス】や謎の洞窟の【ヘルバトラー】を勧誘するために戦闘を繰り返していれば、同じエリアに出現するこいつの討伐数も自然と増えるため、結構手に入る。
 
前作のデーモンスピリットと比較すると、本編終盤から隠しダンジョンまで出現する点では共通しているが、通常攻撃をしてくる、マヒ攻撃・マホトーン・おたけび・仲間呼びを使わない、マホカンタが張られていないといった点で異なる。
HP250・守備力170とやや高かった耐久力も、HP155・守備力67に低下している。
戦いのドラムのおかげで攻撃面は強化されているが、防御面は弱体化していると言える。

リメイク版

2回行動はオミットされたものの、それでも集団で現れると手を焼く敵。
【マヌハーン】が謎の洞窟限定になったため、クリア前にたたかいのドラムを使える唯一の敵ということになる。
なお、PS2版では倒したとき他の敵のようにフェードアウトしない。謎すぎる。

DQ8

冒険中盤の【闇の遺跡】全域と【ライドンの塔】内部に出現。ゾンビ系ではなく【エレメント系】
また、今作ではフェイスボールの下位種となっている。実際、「悪の魂」という名は、【天の祭壇】よりも、暗黒神を祭る遺跡に出現する方につけるのが自然だろう。
行動は通常攻撃のほかに、それぞれ1/6の確率で甘い息と【マヒ攻撃】になった。
通常攻撃の頻度が高く、DQ5と比べればかなり大人しくなったが、【ダメージ軽減能力】を持つためテンションを上げないとダメージを与えにくい。
その一方で、テンションを上げると甘い息で眠らされて無効にされる。集団で出やすいので、とにかく面倒くさい。
ただし、エレメント系なので【おどかす】に弱い。ぜひとも活用しよう。
 
落とすアイテムは、通常枠が【まんげつ草】(1/32)、レア枠がエルフの飲み薬(1/256)。
今作でもエルフの飲み薬を落とすが、DQ5とは打って変わって落とすのは非常に稀になった。

3DS版

新たにスカウトモンスターが追加された。
詳しくはこちらを参照。

DQM1、2

【図書館のとびら】(PS版ではさいはてのとびら)と【ねむりのとびら】に出現。
ゾンビ系の基本配合種族で、ゾンビ系に【ドラゴン系】との配合で生まれる。 見た目にドラゴンの要素がどこにも見当たらないのだが…
基本配合で生まれるにも関わらずモンスター図鑑では後ろの方(3ページ目)に掲載されており、代わりに【スカルゴン】が基本配合で生まれるモンスターの位置に掲載されているので、当初はゾンビ系×ドラゴン系でスカルゴンになる予定だったが開発途中で変更されたと思われる。
ステータスは優秀で、特技も本編シリーズに忠実で「くろいきり」を覚える。シナリオで連れ回してもよし、対戦向けにくろいきり遺伝の配合相手にしてもよしと中々小回りが利くモンスター。
他は【甘い息】【まぶしいひかり】と補助一辺倒。5出演時やフェイスボールの特徴も受け継いでいる。
その分敵で出た時の厄介さは据え置き。十分な注意を。
ドラゴン系との配合で【がいこつけんし】ができる。
 
PS版の図鑑には「ひとりでも たいくつしない」と書かれている。
顔が5つもあるため、話相手には困らないということなのだろう。というかコイツの単位は"一人"という表現で合ってるのか?
GB版の図鑑には「おおくのまよえる たましいが あつまった しゅうごうたい。」とあるので魂の数だけ自我があるのだろうか?
同じく顔が5つある【やまたのおろち】もそれぞれ独立した自我を持っているのだろうか?

【シオン預言書】には「おおくの まよいし たましいが いだいなるおうを うみだす…。」との一文があるが、こいつを用いた特殊配合パターンにそれらしいものはない。

ジョーカー1

ゾンビ系のBランク。
ランクこそ中堅所だが、MP、素早さ、賢さは全モンスター中でもトップクラスまで伸び、
能力値合計もSランクの【キラーマシン】とそれほど変わらないが、HPが伸び悩むせいでやや使いづらい面もある。
敵としては野生の個体がラストダンジョン深部に出没。
こちらを見ても何の反応も示さず襲ってもこないので、【ガルマッゾ】戦を控えたプレイヤーには無視されるだろう。
しかし、こいつはなぜか最強クラスの武器である【ボルカノブレイカー】を所持しており、乱獲に遭いひたすらぬすっと斬りを浴びることになる(DQ11の【メビウスの盾】並みの意外性である)。
本編よろしく妨害技に長けているため、狩る際は【ひかりのはどう】を覚えさせたモンスターがいると対処しやすい。
所持スキルは【アンデッド】
ライブラリには「顔が苦しげなのは溺れ死んだ人の亡霊だから」と怖い内容がさらりと書かれている。

ジョーカー2・2プロ

【魔界】に生息し、イメージ通り状態異常攻撃を使用するためスカウトが面倒。
最大MP、素早さ、賢さの伸びが良く、呪文を使うのに向いているため、強力な呪文を覚えるスキルを引き継がせておきたい。
【れんぞく】(3回)、【こんらん攻撃】の特性を持っているが、攻撃力は低い。

プロフェッショナル版では【メラゴースト】4体か【ゴースト】の4体配合で作ることもできる。
野生で出現するのはクリア後と非常に遅いが、ちょっと頑張れば序盤からでも作れる。
戦力にするもよし、位階配合上位陣への足掛かりにするもよし。やはり賢さはかなり伸びるがHPの伸びが悪いので注意。
特性に【ビリビリボディ】が追加。
最強化で【ときどき冥界の霧】を習得。

テリワン3D

【らいうんの扉】【とこやみの扉】に出現。

特性は【スタンダードボディ】【れんぞく】(3回)、【こんらん攻撃】、+25で【バギブレイク】、+50で【ときどき冥界の霧】
【最強VS体技】との相性が非常によく、全ガード+を選んだ際にはメラ・デイン半減、ベタン吸収、それ以外全ての攻撃を激減にする。
ベタン以外は半減や激減なので自身の冥界の霧で自爆することもないのが強み。

【くさった死体】を配合すれば【病魔パンデルム】を生み出せる。

イルルカ

位階487、ゾンビ系のBランク。486は【あくまのきし】、488は【死神スライダーク】
ゾンビ系としては【デスタランチュラ】の一つ上、【じごくのメンドーサ】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
 
装備可能武器はハンマーと杖。所持スキルは【アンデッド】
特性は【スタンダードボディ】【れんぞく(3回)】【こんらん攻撃】
+25で【バギブレイク】、+50で【ときどき冥界の霧】【新生配合】で呪いブレイク。
さらに【メガボディ】化で【AI2回行動】【ギガボディ】化で【アンチみかわしアップ】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-10。
 
攻撃・妨害重視の特性ラインナップだが、正直イマイチ。
攻撃力数値が低いのにれんぞく、ブレイクの無いこんらん攻撃、
扱いにくいうえランダムなときどき冥界の霧、有効な場面の少ない呪いブレイクと、
バギブレイク以外は総じて微妙なのが実情である。パーティ入りさせる価値は低い。
 

  • ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
    HP:468 MP:261 攻撃力:200 守備力:425 素早さ:517 賢さ:455
  • ステータス上限の基準値(新生配合済み・スタンダードボディ)
    HP:1598 MP:699 攻撃力:568 守備力:1112 素早さ:1188 賢さ:1085

ステータスは後衛タイプ。HPと攻撃力が低いが、その分ほかは高い。
妨害向けの配分がれんぞくや混乱攻撃などの特性と合っていないのが残念。
 
耐性はなかなか特徴的。ゾンビ系の基本のほか、ギラ・ザキ・呪文封じ半減を持ち、
基本では半減の毒が無効に、弱点のマヌーサも等倍に上がっているが、
デイン・マホトラ・斬撃封じ・踊り封じが弱点になっている。総合的な上昇幅5と標準的。
 
野生個体は【ピラミッド】に現れる。
配合方法は変わらず。位階配合のほか【ゴースト】4体か【メラゴースト】4体での4体配合でも作れる。
【砂漠の世界】の夜に現れる【ゴースト】を頑張って4体スカウトすれば、配合解禁直後からBランクのコイツに飛べる。
序盤の配合素材としてはかなり優秀である。下位モンスターとは次元が違う成長率で戦力にもなる。
面倒だがやる価値はあるだろう。
 
SP版では【超ギガボディ】化で【最後のあがき】を習得。

DQM3

ゾンビ系Dランク。
野生では【流神殿の魔界】・中級の冬、上級の全季節で星空が出ている時に出現する。
ドロップアイテムは【くさったにく】、レアドロップは【ゴーストクローク】?
ゾンビ系と悪魔系の系統配合でも生み出される。
 
特性は【こんらん攻撃】【しっぺがえし】(Lv20)、【風ブレイク大】(Lv40)、【2回行動】(Lサイズ)、【みかわし無効】(Lサイズ)、【わるあがき】(LサイズLv60)。
所持スキルは【死の誘い】
 
【おばけプレート】との配合で【デスソーサー】【マネマネ】との配合で【ドルマージュ】【なげきムーン】との配合で【フェイスボール】が生み出される。
【フレイム】【ブリザード】【じごくのたまねぎ】との配合で【ギャスモン】が生み出される。

バトルロード2

第1章から登場。
ステータスはHP:663 ちから:62 かしこさ:118 みのまもり:17 すばやさ:73。
使える技は「ドルマ」と「マルチブレス」。
前者は暗黒の呪文で敵1体を攻撃。
後者は敵全員に呪い、ダメージ+毒、守備力ダウン、マヒのいずれかの効果を与えるブレス。
暗黒に強い敵がいるなら、マルチブレスで敵の邪魔をしよう。
僧侶と組むとドルマが「ラリホー」になる。こうすると攻撃しづらくなるので、暗黒に強い敵がいない場合は変えない方がいい。
見ての通りみのまもりの数値はかなり低いのだが、実は打撃耐性を持っていたりする。そのため、打撃属性の技を当てると、それなりのダメージが通っているのに「これはあまり効いてないぞ!」とマイクマンに言われてしまう。

…とはいうものの、「それなりのダメージ」が実にクセモノで、耐性すなわち割合カットはやはり強力であることに変わりなく、実のトコロ、みのまもり自体は高いけど打撃耐性自体は持たないヤツよりよっぽど頑丈である。
少なくともみのまもり自体はそれなりに高いはずなのに打撃弱点である【ゴールデンゴーレム】はコイツ(ら)の垢を煎じて飲んでいただきたい話である。

割合ダメージカットの重要さは他のゲームで言うと、少年ヤンガスでいう【ちからのたて】の印複数合成、風来のシレンでいうヌーンクイーンと考えたらわかりやすいかもしれない。
それぐらいこのモンスターの“防御力”は低いどころかすこぶる優秀な部類で、さらにHPも回避率も高めな部類なので、マルチブレスの状態異常祭りもあって敵として相手した場合まともに対抗しようとすると大変な目に遭う。

強いて言えば魂は軽すぎるから風属性、やはり「エビル」だからか光属性、そしてなぜだか氷属性の3つが弱点なので、対戦相手としてはそこが突破口になるだろうか?

ライバルズ

第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。戦士専用のレア。

2/2/3 ゾンビ系
ステルス このユニットの攻撃は味方リーダーの攻撃としても扱う

第4弾以前の環境で高く評価されていた【ドロヌーバ】とまったく同一のスタッツ+ステルスというだけでも強いが、付加されたリーダーの攻撃としても扱われる効果がとにかく優秀。
5弾以降の戦士には【ライアン】【レックス】【マッドファルコン】など、リーダー攻撃に反応するカードや攻撃回数で強化される優秀なカードが多く追加されているので、それらの効果を起動する1枚として大いに活躍する。
軽いユニットな上、ステルスのお陰で1回は攻撃を通しやすいのが活躍の理由。
ゾンビ系であるため、ゾンビ系シナジーも受けることが出来る。
ほとんどの戦士デッキに必須級の強力なカードであった。

ダイの大冒険

原作では未登場だが、2020年版新アニメの第2話ラストに登場(ひょっとしたらデーモンスピリットかもしれないが)。
連載版第1話(勇者の家庭教師!!の巻)冒頭における、魔王軍の怪物たちに町が襲撃されるシーンの【フレイム】が差し替えられたものとみられる。