【天地雷鳴士】

Last-modified: 2026-04-11 (土) 12:39:23

モンスターズシリーズに登場する特性については【天地雷鳴士(特性)】を参照。

概要

DQ7、DQ10オンライン、星ドラ、ウォークに登場する【職業】。DQ7では上級職、星ドラとウォークでは超級職に分類される。
かつては天地雷鳴「師」なのか天地雷鳴「士」なのかで公式表記に混乱があったが、モーンスターズジョーカー3(特性として)やDQ10オンラインでの登場以後は後者が定着している。
具体的にどういう職業なのか全然イメージが湧かないネーミングセンスがいかにもドラクエ的。攻略本では「謎の道士」とされ、説明になってるようでまったく説明になってないなかった。
他作品に則って分類するなら、「仙人」「陰陽師」「隠者」辺りが辛うじて近い感じだろうか?
リメイク版DQ7やDQ10オンラインでは陰陽師的な外見をしており、実際にDQ10オンラインの同職クエストでは【カミハルムイ城】でそのような役割をしている。
 
英語版での名称は、PS版DQ7ではSummonerで「召喚士」を意味する。召喚系の特技は【げんま召喚】しか覚えないわけだが、この職業の代名詞的な技という位置づけの表れだろうか。
3DS版DQ7ではDruidで、本来はケルト民族の賢者を指す言葉。あのモンスターとは関係ないだろう。

DQ7(PS版)

職特性熟練度に応じて消費MPが減る
★8の状態で約半分。
マスター特典最大MP+30
転職条件【賢者】+【スーパースター】を極める。
上級職なし

職補正

ステータス補正
-10%
素早さ+15%
身の守り-10%
賢さ+20%
かっこよさ
最大HP-10%
最大MP+20%

習得特技と必要戦闘回数

Lv称号習得特技累計戦闘回数(ここまで)
1しゅぎょうちゅう【めいそう】-(-)
2ほうろうびと【ザラキーマ】30(30)
3さすらいぼうず【マグマ】60(30)
4やまごもり【めいどうふうま】90(30)
5やまぶし【れんごく火炎】120(30)
6しゅげんしゃ【いてつく波動】150(30)
7てんちのさとり【ジゴスパーク】200(50)
8アースゴッデス【げんま召喚】250(50)

解説

魔法系最高職。
【ジゴスパーク】【れんごく火炎】といった強力な攻撃特技を習得し、補助・回復においても優秀な術を揃える。
職補正や特性は【賢者】の特徴をそのままに強化を施したものとなっており、後衛・魔法系らしく耐久力や物理攻撃力はダウンするが豊富なMPから高位の呪文・特技を連発できる。
ただしこの職に就くには賢者と【スーパースター】のマスターが必要なので、基本職を5つも極めなければならないなど育成が大変。同じ人間最上級職の【ゴッドハンド】が基本職3つで足りるのと比べて、転職への道のりはひときわ長い。
 
たしかにジゴスパークとれんごく火炎は強力ではあるものの、対をなす前衛・物理系のゴッドハンドが習得する【アルテマソード】【ギガスラッシュ】と比較するとやや見劣りする。魔法系最高峰の【マダンテ】【ビッグバン】は隠し特技扱いされているのか、この職ではなく【モンスター職】に与えられている(それぞれ【ローズバトラー】【プラチナキング】で習得)。
【マリベル】【メルビン】であれば【やまびこのぼうし】を装備させて火力を増強できるのだが、本作でやまびこのぼうしを入手するにはゲームクリア後さらに進めなければならない。また、天地雷鳴士自体は【ザラキーマ】しか呪文を覚えないし、この職に至るまでに最低限こなすべき職業で習得済みの高位攻撃呪文となると、賢者で習得する【イオナズン】【マヒャド】のみ。ボス戦でとくに有用な【ギガデイン】【メラゾーマ】は使えないので、火力面ではどうにも物足りなさが否めない。
 
そういうわけで、パーティの役割分担としては攻撃役はゴッドハンドなどに任せて、賢者マスターまでに習得している【フバーハ】【マジックバリア】といった補助や【ベホマラー】による回復を中心に立ち回ることが多くなるだろう。
つまり賢者の戦い方とそれほど変わらないので、育成の労力のわりに性能が見合ってないというきびしい見方もある。
とはいえ、補助面などにおける天地雷鳴士の優位性もちゃんとあり、上述のように職補正と特性が賢者の上位互換なのに加えて、職をマスターすることで【げんま召喚】が使えるようになるという唯一無二の個性を持っている。この特技は使う場面を選ぶものの、ラスボス裏ボス戦両方で貴重な戦力アップを見込むことができるので魅力的。
 
魔法系最高職だけあってモンスター職の【ダークビショップ】と並んで潤沢なMP量を誇るのだが過信は禁物。
ゴッドハンドルートと違って【しんくうは】【がんせきおとし】のようなMP無消費で使える高威力技に乏しいので、【AI】に任せてガンガン攻撃特技を放っていると道中でひとり息切れという事態も起こりうる。状況によってはMP節約を心がけよう。
 
職補正で身の守り・HPがダウンするのが痛いので最終的にこの職でいる理由はそれほどないが、最終盤でMP消費技を連発したい場合はダークビショップとの二択になるだろう。
参考までに、素早さ重視なら天地雷鳴士、防御面重視ならダークビショップの方が向いており、最大MP補正量ではダークビショップの方が1割分上だが、天地雷鳴士のマスター時には最大MP+30の特典がつくので、同条件下でのMP燃費はそれほど大差ない。
 
総合的に見ると、天地雷鳴士自体は必ずしも能力や個性を欠いているわけではないのだが、対をなす前衛・物理系のゴッドハンドが突出した攻撃性能と打たれ強さを併せ持ち、回復もこなせるというあまりに隙のない強さを誇っているために、どうしても比較されて一段低い評価を付けられがち。
また、やはりゴッドハンドとは異なって、普通にプレイしているとストーリーをクリアするまでに就きにくいことが、この職業の出番や価値をいくらか落としているといえる。

DQ7(リメイク版)

転職条件、職補正、特性、マスター特典はPS版と同じ。

習得特技と必要戦闘回数

解説

人間基本職が軒並みマスターしやすくなったことで、天地雷鳴士に就くために必要な総戦闘回数はPS版から400回以上削減されている。このためクリア前に転職することも難しくなくなった。
また、「人間上級職で習得した呪文・特技は転職した際に引き継げない」というリメイク版の仕様変更にともなって、賢者とスーパースターで習得する呪文・特技をほぼすべて習得し直すようになったのだが...そのラインナップの中にベホマラーがないという大きな欠点がある(普通に考えておかしいのでおそらく入れ忘れだと思われる)。
一応、全体回復の手段としてはMP無消費の【ハッスルダンス】があるが、回復量がPS版から引き下げられたためベホマラーの半分程度、この職に就けるようになる終盤のボス戦ではあまりに心もとない。
このままではパーティの急所になりかねないし、最上級魔法職が全体回復呪文を使えないというのも格好がつかないので、【ホイミスライム】などのモンスター職を経由してベホマラーを覚えさせておくことが奨励される。
【ザラキ】【スクルト】も再習得できないが、これらは同様の効果を持つ呪文・特技を習得したり、そもそもゲーム終盤には使う機会がほとんど無かったりするのであまり問題ない。
 
なお、上述の仕様変更によりげんま召喚は天地雷鳴士の職に就いている間しか使えない専用特技となっている。また、道具使用により誰でも幻魔を呼べる【げんまのカード】が登場しているが、配信の【すれちがい石版】でしか入手できない。
 
同じ人間最上級職のゴッドハンドはベホマラーが使え、【勇者】は加えてリメイクで【ベホマズン】を習得できるようになったのに対して、前述のように全体回復手段がハッスルダンス止まりなのは残念なところ。
また、MPを消費しない攻撃手段に乏しく、道中で意外とMPを枯渇させやすいというPS版の欠点もそのまま。勇者や【魔物ハンター】のように【しゃくねつ】が使えていれば……。
 
その一方で、新たにメラゾーマとビッグバンを習得するようになって火力は着実に底上げされている。
しばしばリメイク版の天地雷鳴士はベホマラーを自力習得しなくなったことで弱体化したと言われるが、前述のように天地雷鳴士になるまでに必要な戦闘回数は大幅に減っており、ホイミスライム職に寄り道してベホマラーを取得したとしても、まだPS版よりも早く転職できるのでこれは正確ではない(攻略情報を見ないプレイヤーにとっては思わぬ落とし穴だろうが)。
むしろ攻撃性能がアップしたことを踏まえれば、PS版からやや強化されたと言えるだろう。大幅強化された勇者や魔物ハンターの影に隠れがちではあるが……。
 
ともあれ、ベホマラーさえモンスター職を介して引き継いでしまえば、頼もしい魔法役・補助役として活躍が見込める。マスター近くまで育てることで職特性も強化され、ボス戦でMPを湯水の如く使えるのは爽快である。
PS版に比べて【モンスターの心】ははるかに入手しやすくなっているので、じっくり育てれば必要な特技を揃えることはたやすい。
 
なお、就いている職に応じてキャラの見た目が変わる今作では、これに転職すると神主、巫女のような衣装に変化する。
とくにマリベルの衣装は彼女のラインナップでいちばん可愛いと評判で、彼女のパラメータ傾向と相性のよい呪文職の最高峰であることも相まって、マリベルの最終職とするプレイヤーが続出。
そこへきてメルビンはDQ10に登場する【ニコロイ王】にしか見えない。

DQ7リイマジンド

マスター職の一つ。職業アイコンは、3DS版にてマリベルが天地雷鳴士に就いていた際に身に着けていた頭飾り。

データ

データ

職業とくせい【げんま招来】
転職条件【アントリア】討伐以降
【賢者】【スーパースター】【海賊】の中から2つをマスターする
上位職なし(勇者への転職条件にはならない)

 
職補正

ステータス補正
ちから-20%
すばやさ-
みのまもり-9%
きようさ-
みりょく+15%
こうげき魔力+25%
かいふく魔力+18%
さいだいHP-5%
さいだいMP+35%

 
習得呪文・特技と必要熟練度

称号習得呪文・特技熟練度
累計(前から)
1修行中【ひばしら】-(-)
2放浪人【マグマ】55(55)
3さすらい行者【ジゴスパーク】115(60)
4山ごもり【メラガイアー】
【魔力の息吹】
195(80)
5山伏【マヒャデドス】285(90)
6修験者【ベホマズン】400(115)
7天地のさとり【イオグランデ】535(135)
8アースゴッデス【メドローア】715(180)

解説

転職条件が賢者・スーパースター・海賊から2つマスターに変更となり、必ずしも僧侶・魔法使いに就く必要は無くなった。
とはいえ、後述の理由から僧侶・魔法使いを経ていた方が良かったりはするが。
 
これまで魔法職最高峰にふさわしいとは言い難い性能であったが、【ベホマズン】がこの職業専用になり、各系統の最上位呪文の【メラガイアー】【マヒャデドス】【イオグランデ】に加え、【メドローア】も追加されている。
ここに来て名実ともに最強の魔法職となった。
【げんま召喚】はげんま招来に形を変えて再現がなされている。
 
最上位の呪文こそ揃っているものの、いずれも消費MPが膨大な攻撃と全体全回復のみで占められているため、小回りが利きにくい。
前提職にもなっている、単体全回復・蘇生手段を備えた賢者や、強化系の呪文・特技が充実したスーパースターをかけもちしておくとバランスが取りやすくなる。

DQ10オフライン

職業としては登場しないが、仲間キャラとなった【フウラ】がDQ10オンラインの天地雷鳴士の一部特技を受け継いでいる。

DQ10オンライン

Ver4.0(2017年)よりプレイヤーの職業として登場。
公式イメージではリメイク版DQ7のような衣装で、他の職業と異なり初期レベルが50となっている。
今作では、げんま召喚を主体に、リメイク版DQ7のような攻撃特技を用いる。
詳しくは こちらを参照。

星ドラ

【まものマスター】のレベル99で転職できる超級職。さとりは遥かなる時空を超えての「伝説の英雄との絆」で獲得できる。
 
超得意武器はムチ、弓。得意武器はそれに加えて剣、ハンマー、杖、ムチ、ブーメラン、弓。
【かみくだき】を使えるほか、【げんま召喚】(開幕でCT満タン。5回使用するまで使用する度にCT+6秒。CT短縮スキルの効果は1回目のみ適用され、クエスト終了時に伸びたCTが元に戻る)を使える。
熟練度パネルで呼ぶ幻魔を変更できる。初期は【カカロン】(味方全員のHPを100回復し、混乱&呪い&封印解除)、【バルバルー】(バギ属性ランダム5回攻撃。ヒットする度コンボ数増加。確率で守備力-1段階)、【クシャラミ】(味方全員の攻撃力&攻撃呪文ダメージ+1段階。【リベホイム】)、【ドメディ】(全員にメラ属性攻撃。それぞれ75%で呪文耐性ダウン&一度だけメラ属性ダメージ1.5倍)のいずれかの効果を設定できたり、主に補助特技を強化するパッシブスキルを習得できる。

ウォーク

5周年イベント期間中の2024年9月26日より実装。賢者・【まものマスター】【レンジャー】のうちいずれか2つをレベル70以上で転職可能。
得意武器は「杖」「こん」「ツメ」「ブーメラン」。
 
総じて、攻撃役または補助役を務められる職業で、攻撃には呪文のほか、青色のこころを使ってブレス攻撃で攻めることもできる。
げんま召喚はDQ7やDQ10のように一緒に戦うのではなく、戦闘でげんまの加護や刻印を付与して様々な補助効果が発動させるものに。
加護はカカロンかバルバルーの択一で、カカロンは追加ダメージ、バルバルーは全体攻撃時に数が少ないほど威力増の効果、
刻印もクシャラミかドメディの択一で、クシャラミが自身に付与された効果を仲間とシェアし、ドメディは敵に付与された効果を奪い取って自分のものにするもの。
これらはこころ道でいずれかを有効化することで確率で発動するほか、レベルを上げて召喚のスキルを得ると任意で発動できる。想定する敵に応じて使い分けたい。
げんまの召喚以外に「なかまモンスターの絆」という特性も持ち、お気に入り設定の仲間モンスターと同じ系統のモンスターへの系統ダメージを増加する。
上昇量は素質によって変わり、「極」では20%も伸びる。系統ダメージは乗算の関係にあるので影響力は大きく、とくに補正を増やしにくい????系で恩恵が大きい。
 
ウォーカーズスキルは「晴天の儀」または「雨天の儀」。効果はいずれも10分間。
前者は天候を強制的に晴れにして、スキルHP回復効果を1.5倍に増加。後者は天候を強制的に雨にして、MP消費量を半分にする。
使用時の天候は関係なくどちらも使用可能。スキルHP回復効果目当てに晴天の儀を使用するのも手。
天気のほこらで対象モンスターを選ぶのにも使用できるが、編成を変えると以降の効果が切れてしまうので、挑む際の編成に天地雷鳴士を入れてから使うべき。
 
こころ道は「天道」と「地道」の2つ。カカロンとドメディは天道、バルバルーとクシャラミは地道で有効可能。
天道は呪文の威力強化、地道はブレスの威力強化に重点を置いている。げんま以外は使用する攻撃スキルでセット先を決めたい。