【魔界神マデュラーシャ】

Last-modified: 2024-04-16 (火) 22:22:38

ジョーカー3プロ

【大魔王マデュラージャ】【主人公】との五日間のイベントバトルを経て成長し、チカラの探求の果てに見出だした【進化の秘法】を用いて強く美しく進化した存在。
通称「魔界の覇者にして不滅の王」。その名の通り【マ素】がこの世からなくなり全ての魔物が消えない限りマデュラーシャもまた倒れることはない。
主人公の好意的な協力でパワーアップする大魔王というシリーズ中でもかなり珍しい存在。なお【リアクター】によると主人公に育てられたかつての大魔王という扱いらしい。
【大魔王の地図】における経験値を与えられて強くなる魔王達のようなものであろう。
かつてマデュラージャはマザーの暴走に巻き込まれた影響で邪悪な心の一部が壊れてしまっていたとされており、主人公との戦いの中でその壊れた心を悪意のない好意的な力で埋め合わせ、その結果神へと進化したのかもしれない。
 
一人称は大魔王時の「我輩」から「我」に変化し、また容姿は体色が濃い紫になって目の色は大魔王時のものから反転して瞳が金に、白目部分は赤になった。(【キング】の頃に戻ったとも言える)
喋り方が大魔王の頃より優しくなり、腕の数は8本に増えて後頭部には炎のようなものを灯し、三日月型の光輪を背負って、宙に浮かぶ金色の壺のような玉座に座すようになった。そう言えば部下の【邪獣ヒヒュルデ】も戦闘時は玉座に座ったままだったような…。
どことなく千手観音像を思わせるようないでたちだが、名称の由来と合わせれば神様というよりむしろ仏様である。
 
DQMJ2Pの【ヒヒュドラード】に始まり、モンスターズの【ラスボス】【裏ボス】は第一形態とのバトルの直後に第二形態を見せることがテンプレとなりつつあったので、連戦覚悟でマデュラージャに挑んだにも関わらず変身なしのまま和解して裏シナリオをクリアしてしまい拍子抜けしたプレイヤーも多いだろう。
その分イベントバトルで新たなる姿を見せられた時の驚きもひとしおで、以前のマンネリな状況を打破したという点では革新的な登場の仕方である。
 
なお非常にややこしいが変身前は「マデュラージャ」で、変身後は「マデュラーシャ」。由来は「マデュライト」+「釈迦」だろうか。
濁音が無くなり柔らかくなった語感やライブラリでの「外見だけでなく心も強く美しく成長をとげた」という解説文も合わせて、邪悪なる者から神へと変わったことを示すものとして的確な改名であると言える。

攻略

六日目以降にこの姿となる。
戦闘時の特徴は大魔王の時とほぼ同じで、HPはつねに9999、MPは無限で、攻撃力、すばやさ、かしこさは全て2100、守備力は1050からスタートし、勝利するごとに守備力はさらに10ずつ、それ以外は100ずつ、際限なく上昇していく。
戦闘開始前に「貴様が以前より強くなったように我もまたチカラの探求を続け強くなったのだからな」と言うがまさにその通りであった。
進化の秘法による無限の成長をゲーム内で表したものだろうが、これにはを跨いで強くなった地獄の帝王もビックリである。
 
ちなみにドラクエ10の【ダークネビュラス】の攻撃力は2952だが、10戦目にしてその値を更新してしまう。(運営経年で全要素のインフレが余儀なくされるオンラインゲームである10の強ボスが比較対象になる時点で何かがおかしい。)
 
理不尽にも程がある強さで、超ギガボディになったことで宣言通り加減ができなくなったらしくダメージ上限が999から9999に跳ね上がっており、何回か勝利していくと、そのうちなんとテンションも攻撃力も上がってないただの通常攻撃で全員に数千ものダメージを与えてくるようになる。
戦闘前には「簡単に終わってくれるなよ?」と言い放ってくるが、この火力で4回行動などもはや痛いとか痛くないとか言う次元の問題ではなく正攻法で撃破するのはほとんど不可能に近い。
ステータスだけ見ると本来味方だったこれを相手しているような感覚にすらなれる。
【負けバトル】の相手ですら裸足で逃げ出す程のインフレっぷりだがHPだけは9999のままなので、先に【雷雲招来】等でこちらからワンパンは可能。
そうでなければ【みがわり】+【根に持つタイプ】【亡者の執念】【ラウンドゼロ】を使うしかない。
 
しかしチートな合体特性【雷神】【テンプテーション】【あやしいひとみ】が開幕で発動することがあったり、開幕【すてみ】を使用してくるなど、倒せる構成を組んでいてもどうしようもない負けパターンがある。そのため事前セーブは必須。
また、スキルの都合上【てんしのきまぐれ】を持ってることもあるので、運が悪いと復活されてしまう。
その次のターンに上記のチート特性で止められて殴り返され、あっさり壊滅してしまうことも。
 
ちなみに、裏ボス時のマデュラージャにあったつねに【マホカンタ】が無くなっているので呪文も通じるようになっているのだが、相手の賢さが異常すぎて呪文のダメージはあまり期待できなかったりする。【マジックマスター】持ちならば安定してダメージを与えられるが。
ただし【会心完全ガード】の方はそのままであるため、会心連発作戦は全く通じない。
 
同じモンスターズ作品としては、イルルカまでの【勝ち抜きバトル】の敵がこのマデュラーシャと同レベルの強さになっている。
しかし、これらの勝ち抜きバトルの連中は上限999ダメージで打ち止めになっていた上にスタンバイも使用可能、【チェンジ】や状態異常が有効などと穴だらけであり、さらに開幕雷神で終了などの理不尽要素を持たないため、こちらの方がはるかに危険。
 
が、超ギガボディ故に単体でしか出てこずワンターンキルが容易な為、同作の日課コンテンツとしては取り巻きがウザくなっていく【ドン・モグーラ】【キングモーモン】等よりは対処はずっと楽。
簡単に終わるか、簡単に終わらせられるかのどちらかである。
 
勝利するとタネ・きのみなど貴重なアイテムを貰える。周回を続けるごとに最大10個まで数が増えていく。
撃破後に種をくれる点と最終的にもらえる種の数はDQ8における地獄の帝王と一致している。やはり同じ進化の秘法の使い手として意識しているのだろうか…
五日ごとに分身体の大魔王マデュラージャをくれるのも同じ。
ちなみに種と分身以外の報酬は
経験値100000P 10000G
となっており、どちらも勝利数に応じて倍増する。

仲間として

モンスターとしては、???系のSSランク。名前にマデュラと入っているがブレイク系ではない
特性は【超ギガボディ】【いてつくはどう】(固定)、【プレッシャー】【とうそうほんのう】【AI3~4回行動】【秘めたるチカラ】
+25で【即死攻撃】、+50で【アンチみかわしアップ】、+100で【つねにアタカンタ】が解禁される。
HP守備が低めで、それ以外はかなり高い。つまり、【ガルビルス】【ガルマザード】【ダースガルマ】と似たステータス配分だが、守備も640と非常に低いのですぐに死んでしまう。
合体特技は【フォースドハック】、合体特性は【超やみのはどう】。前述の設定とは裏腹に【進化の秘法(特性)】は自力習得しない。
マデュラーシャの場合、特に進化の秘法による記憶障害などの副作用は無いようなので、賢さが下がる特性は似合わない気もする。
仮に持っていたとしても、攻撃力の基準値が960と高めだとは言え比較的高めの賢さ(1380)をドブに捨てることになるので少々勿体ないか。
スキルは固有の【魔界神マデュラーシャ(スキル)】。ライドタイプは空中。
 
火・爆発・重力半減、氷結・闇無効だが水・電撃・光弱点で等倍が風・地のみと言う偏った耐性を持つ。
脆いものの固定特性、合体特性、合体特技全てが堅実で強く、マヒ、呪い以外の状態異常を素で半減し即死無効と耐性は優秀と言える。
ぶっ飛んだ強さこそ持たないが、今までの個性が強い位階最上位とは違いとても堅実な強さのモンスターになっている。
 
無印版の【ダグジャガルマ】に代わるVer1.1までの今作の配合の終着点にて頂点に位置しており、【WORLD】【ダークドレアム】【グランドラゴーン】【魔剣士ピサロ】の4体配合で生まれる。
WORLD以外の3体は配合に大魔王マデュラージャを使用するため、普通に作ろうとするとマデュラージャが3体(最大15日かかる)も必要になる。
すれ違いでの素材スカウトや【カラーフォンデュ】を使えばWORLDやマデュラージャを消費せずに済むため、積極的に活用していきたい。
変身前共々、通信コインで交換できないため完成した個体は手放さないよう大事に扱おう。
 
ちなみに、2017/03/15に彼を作る上で必要となる【アルダララ】が配信されたことで作れるようになった。
よって、それ以前に通信対戦等で使われていたマデュラーシャ及び素材として配られていたカラーフォンデュは、全て改造によって入手された非正規品なので注意。
 
なおver1.2のアップデートによって、【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】のコラボモンスターがマデュラーシャより上の位階に加わったことで位階最上位ではなくなった。
また、魔界神マデュラーシャ×【キルバーン】×【ミストバーン】×【大魔王バーン】の4体配合で【鬼眼王バーン】が生まれるようになり、配合ツリーの頂点でも終着点でもなくなった。
両方の扱いとも次回作に再登場する上では珍しくなかったのだが、現行のモンスターズシリーズでその立場を失ったのはマデュラーシャが初である。
マデュラーシャを入手できるようなプレイヤーならばバーンシリーズを揃えることは容易いので、一応希少度合では鬼眼王バーンと大差は無い。
とはいえ、やはり苦労して手に入れたマデュラーシャ。
手放したくない人は、カラーフォンデュの力でマデュラーシャを2体生み出すことも可能なので、使ってみるといいだろう。

余談

秘法を用いて進化したとのことだが、【エスターク】【デスピサロ】のように記憶障害を起こしたりはしておらず、副作用は特に見られない。
また、彼らや【エビルプリースト】のような鎧武者然とした姿やそこからの発展形態ではなく、多手多腕になったりと変化の仕方は【ミルドラース】に近いものとなっている。ただし角の形状はエスタークらのそれに近い。
【おうごんのうでわ】を装着した様子は見られなかったので、これが完全な進化の秘法であるかは不明。
背中に金色の三日月型のものが浮いているが、これがおうごんのうでわの代替なのかそれとも別物なのかも不明。
 
なぜか【創造神マデサゴーラ】との共通点が多い。
両者共に名前の語頭が「マデ」から始まり、大魔王から神へと進化した存在であり、腕と脚の合計した本数が10本になっている。
背と下部が金色で上部が紫色と大まかなカラーリングが一致している他に、戦闘前の口上も酷似している(簡単に終わってくれるなよ?)(簡単に壊れてくれるなよ!)。
同じく裏シナリオのボスである【ダグジャガルマ】が歴代DQのラスボスを意識したキャラデザインになっているので、こちらもそうしたのかもしれない。

イルルカSP

配合方法はWORLD×大魔王マデュラージャに簡略化されている。
【邪神ニズゼルファ】【マジェス・ドレアム】と共に本作の配合の頂点に立っており、この3体の中で唯一Ver.1.0.0時点でも正規プレイで入手することができた。
なので、三体の中では1番作成が簡単だったりする。【ポンポコあにき】がタマゴの運ゲーだったりするが、これはヒヒュドラードが錬金鍵で出るので不要。
3人の中で簡単とは言ったが本当に簡単なわけはなく、【JESTER】側の神獣をすべて用意するのがかなり大変。【JOKER】と違って系統で神獣を変えられないからだ。
………というわけでこれらを揃えられなければこいつを作成するなど不可能。
 
ただ幸いなことに、WORLDがなんと夢見るタマゴの虹の卵(しかもハテナマスではない通常マス)で出る。マデュラーシャを作りたい人は、ルーレットを外したらタスクキルしよう。
その他2体は配合過程で【名もなき闇の王】、即ちプスゴンとレイダメテスを要するため、かなりの運ゲーを強いられる。なのでWORLDがタマゴで出た人は名もなき闇の王より先にマデュラーシャが出来ていたりする。
 
特性はDQMJ3Pから大きく変わり、【やみのはどう】【ギロギロ】【星のおくりもの】【AI3回行動】、秘めたるチカラを習得。
プラス値が25以上で【ときどき赤い霧】、50以上で【しっぺがえし】、新生配合で【つねにマホカンタ】を習得。
星のおくりものとしっぺがえし以外は優秀なものが多いため、しっぺがえしが入れ替え候補にあがるが、しっぺがえしはデメリット指数が高くなく、特性の自由はききづらい。
デメリット指数が高いものばかりで、小さくすると問答無用でデメリット特性を押し付けられる。
所持スキルは変わらず「魔界神マデュラーシャ」。
【アイアンブロー】を習得できる唯一のスキルであるが肝心の本人とは相性が良くない。
 
完全に余談だが、他の多くの超ギガボディのモンスターと異なり表シナリオをクリアしないと手に入らないモンスター(オンライン【他国マスター】除く)は要求されないため、やろうと思えば表シナリオクリア前から味方として使役できる貴重な超ギガボディであるが表シナリオクリア前にマデュラーシャなんか生み出したらまず間違いなく廃人である

DQMSL

大魔王マデュラージャの転生先として登場。リーダー特性は「全員にHPと全属性呪文ダメージ+20%」。
技は敵全員の中からランダムで5回メラ系ダメージを与え、弱点を突くと1,8倍になる呪文「獄炎招来」。
最初に発動でき、3ターンの間斬撃&体技を無効化するが、戦闘中1回しか使えない「魔界神の構え」。
全員にドルマ系の体技ダメージを与え、状態変化とため状態を消す「ほとばしる暗闇」。
特性は秘めたるチカラ&いきなりマインドバリア、そしてメラ&イオ&ドルマブレイクでかつ偶数ターンにさらに1段階耐性を下げる「フォースドブレイク」。