武器/あかしまの神剣

Last-modified: 2023-10-25 (水) 10:15:06

雄々しき風神龍を宿す蒼き剣
風が具現した剣は迅速に薙ぎ、
風を内包した盾は柔靱に護る。
(あかしまの神剣)

風神龍の剣、覚醒蒼き鋭刃
狂風となって万命を切り払い、
百竜の輪廻一切を引き裂く
(神淵ノ風裂キ)

昏きより生まれ、闇に躍り
逆巻く風は、無尽の斬撃。
その刃、終に神をも斬裂かん
(神裂・風雲無尽)

MHRiseに登場する、イブシマキヒコの素材を用いた片手剣。

目次

概要

  • 盾が非常に特徴的で、同心円状に並んだトゲバフンウニで白い円形の物体マシュマロを挟んだ構造をしている。
    また、剣のサイズがやたらとデカく、ニンジャソード辺りをずっと使ってきた人は驚くかもしれない。

性能

MHRise

  • あかしまの神剣Iの時点で、数値にして100という長大な青ゲージに驚かされる。
  • 風神の龍玉を手に入れ、ラスボスから得た古龍の血を用いてあかしまの神剣IIに強化すると、
    その性能は
    • そこそこの攻撃力190
    • おまけ程度の龍12
    • 斬れ味は更に伸びた青110に、匠Lv5で
    • スロットなし
    • 百竜スキルは「属性強化【龍】III」、「空棲系特効」、「風神龍の魂」
    かの極星刃ギリエを彷彿とさせる青長武器である。
  • 低い属性値に対しての属性強化【龍】IIIは割合的に効果が高いので優秀だが、
    滅・昇竜撃のような盾攻撃には属性が乗らないため、空棲系特効を付ける事が多い。風神龍の魂は忘れて良い。
    効果範囲は翼があったり空を飛ぶものと非常に広く、ティガレックスやディアブロス、に対しても適用される。
  • 特に上位互換となる武器は存在しないが、盾攻撃メインの運用ではクギバットに勝てない。
    長大な青ゲージを活かして穿ち斬り連携や風車をメインとする等、立ち回りで差別化していきたい。
  • Ver.3.0ではイブシマキヒコ・ナルハタタヒメとの最終決戦クエスト「百竜ノ淵源」が実装され、強化先が解禁。
    そこで得られる素材を用いて、神淵ノ風裂キに強化できる。
    強化の程はというと
    • そこそこ伸びた攻撃力210
    • 属性値は龍15に増加
    • 更に更に伸びた青120は匠4から出現
    • 百竜スキルは属性強化【龍】がIVに強化
    と、満遍なく強化された。
  • 期待値は中々の値まで伸び、空棲系特効込みでハイニンジャソードを超えるレベルになった。
    また、属性強化【龍】IVを発動すれば属性値を25にまで強化することができ、
    穿ち斬り連携や風車を用いれば属性ダメージにも期待できるようになった。
    • もっとも、いくら属性値が10も上昇するとは言え、基本的に空棲系特効の方がダメージが大きい。
      空棲系特効が効かない相手には有効だが、そんな時は後述する武器と競合してしまう。
    • ただ、属性強化【龍】IVが発動した時のカタログスペックは非常に高く、
      Ver.2.0までのライバルだったセクトウノノワールの攻撃力190・龍24完全に上回る
      勿論セクトウノノワール側にも様々な百竜スキルがあるが、攻撃力20の差は埋まらないだろう。
      かつてのライバルを圧倒するスペックを持つ武器を振り回したいという諸君も決して間違っていない。
  • 青ゲージ運用する場合は斬れ味ケアが一切不要なため、同アップデートで追加された赫耀シリーズとの相性は抜群。
    特に、肉質が柔らかく龍属性も通りやすく、空棲系特効の対象にもなっている
    百竜ノ淵源ナルハタタヒメに対しては大きなダメージを見込める。
    もっとも、神淵ノ風裂キと赫耀シリーズの作成には百竜ノ淵源のクリアが必要だが。いつものことである。
  • 一方、白ゲージ運用する場合は匠Lv4以上というのが非常に重く、
    維持のためには更にもう1つ斬れ味対策スキルが欲しくなるのがネック。
    さらに、同じように匠で白ゲージ運用が可能な物理型片手剣という枠ではクイーンレイピアの壁が厚く、
    10上回る攻撃力と会心率10%、必要な匠スキルのLvが1低い、汎用性に優れた毒属性持ちと勝ち目がほぼない。
    この武器の強みを活かすためには、青ゲージ運用で火力スキルを盛るスタイルの方が適していると言えよう。
  • 龍属性片手剣のライバルとして、龍天剣ヴァミリオルグが挙げられるだろう。
    あちらは低めの攻撃力180と引き換えに素で白90を備え、龍属性値も34とかなり高いが、
    こちらは斬れ味の長さと物理火力で勝っており、特に滅・昇竜撃のダメージでは大きく上回る事ができる。
    また、穿ち斬り連携を連打していると白90であっても足りなくなってしまうため、青120は十分な差別化要素である。
  • 前述の通り空棲系特効込みならば高い期待値を誇り、補助要らずの優秀な斬れ味を持つため伸び代も大きい。
    そのため、一応龍属性武器ではあるのだが、実は普通に無属性武器と座を奪い合えるだけの物理火力を誇る。
    • 例えば闇夜剣【昏冥】の物理期待値は約255、神淵ノ風裂キは特効抜きで約252とほぼ同じである。
      闇夜剣は達人芸Lv3(最大白150になる)を発動させる事があるが、神淵ノ風裂キは素で青120であるため、
      斬れ味ケアスキルを発動した闇夜剣の能力を、神淵ノ風裂キは素で持っているとも言えてしまう。
    また、空棲系特効は鳥竜種*1・飛竜種・古龍種という幅広い対象を取っており、殆どは多かれ少なかれ龍属性が通る。
    物理ダメージだけ見ても同格であるのに、おまけ程度とはいえ龍属性ダメージも上乗せされるわけであるから、
    龍弱点でなくとも特効対象でさえあれば本作の錚々たる無属性片手たち一本毒属性だけどに一歩も引かず、
    あるいは上回るだけのスペックを誇る大業物だったりする。

MHR:S

  • サンブレイクへのアップデートにより、神裂・風雲無尽に強化できるようになった。
    • 一気に上昇した攻撃力340
    • 属性値は龍21まで増加
    • 素で紫20(匠で延長可能)だが、その直後に突如長大な青が来る個性的な斬れ味
    • 上位と変わらず装飾品スロットは無し
    • 今作から追加された百竜スロットはLv2
    Riseと同様に、高い攻撃力を持つ優秀な武器となった。
  • 良くも悪くも目を引くのが紫20長すぎる青から構成される個性的すぎる斬れ味。
    サンブレイクでは剣を使ったアクションが大きく強化されたため、紫20の後に即青に落下する斬れ味は心許なく、
    発売当初は同攻撃力龍属性値56ケア不要の白140を持つ赫絶の連翼アクルスの下位互換と見なされていた。
    しかし、研磨術【鋭】と組み合わせることで、短い紫と青まで一気に墜落する欠点がメリットになる事が判明。
    今作の片手剣は斬れ味消費が激しいが威力の高い剣主体の立ち周りと、
    斬れ味消費が少なくスタン値も溜めれるが威力がやや落ちる盾主体の立ち周りと差別化されているため、
    「研磨術発動後に盾攻撃でスタン→剣攻撃でラッシュし斬れ味消費→再び研磨」という流れを作ることができる。
    使いやすさではアクルスに大きく劣るものの、最高火力では他の追随を許さない武器となった。
    • 特に、研ぐ時間を確保しやすいイブシマキヒコや百竜ノ淵源ナルハタタヒメには最適解と言えるほどであり、
      某動画サイトにはそれぞれ僅か3分台で軽々と狩猟してしまうものも投稿されていたりする。
  • 攻撃力340・会心率0%・素で紫ゲージという高いスペックにより、物理期待値はなんと全片手剣3位*2
    研磨術【鋭】という相性が良すぎるスキルもあるため、無属性片手剣を脅かしているとも言えてしまう。
    • あえて達人芸を発動させて紫20を維持して戦うという選択肢も無くはないが、
      その場合、火力スキルを盛りまくったアクルスに物理期待値で追いつかれ、龍属性値の差で逆転されてしまう。
      達人芸が付いた神おまを引いたとかでない限り、研磨術【鋭】を発動させる方が無難か。
  • Ver.13では重撃の刃薬を使用時に斬れ味を素早く20回復出来るようになった。
    これでも研磨術【鋭】の発動条件を満たせるため、この武器との相性は特に良い。
    優秀な鉄蟲糸技である風車や滅・昇竜撃との競合が気になるが、組み合わせての採用を検討できるだろう。
  • なお、MRのイブシマキヒコと戦えるのはMR20からであるためラスボスまでの攻略には使えない。
    とはいえ、神淵ノ風裂キから「イブシマキヒコの素材のみ」で一気に神裂・風雲無尽まで強化することができ、
    アクルスはMR70まで待たなくてはいけない*3ため、MRを上げていく過程においては非常に頼りになる武器である。
  • 本武器はVer.15で追加されたスキルや仕様との相性が抜群に良い。
    まず、同Verで武器の傀異スロットを解放した際のボーナスが追加。
    この追加により、傀異スロットを最大解放させると本武器は最終的に斬れ味紫40に達する。
    デフォルトで実質匠2を獲得出来るようになったのは本武器に限った話ではないのだが、これだけではまだ終わらない。
    同じくVer.15にて追加されたスキル、天衣無崩疾替えを行うと斬れ味が50回復する。というもの。
    つまり、研磨術【鋭】と天衣無崩を組み合わせると、
    斬れ味がになった瞬間に疾替えを行うことで、紫40に戻しつつ、研磨術も発動させる。
    という運用が出来るようになる訳である。
    砥石や重撃の刃薬を使って研磨術を発動させてきた本武器だが、ついに疾替えを行うのみで発動させられるようになった。
    しかも紫ゲージが40もあるため、またすぐに研がなければならないという状況も起こりにくい。
    ただ、天衣無崩の運用全般の話ではあるが、吹っ飛ばされる攻撃を受けたり、
    モンスターから離れすぎると解除される仕様のため、
    用いる際にはモンスターからの攻撃を上手く躱せるプレイヤースキルが必要になる。

関連項目

モンスター/イブシマキヒコ
武器/イブシマキヒコ武器
武器/かんなりの神剣 - の素材の片手剣


*1 狗竜2種など翼を持たない種は対象外
*2 護法王・フドウ之天剣と同率
*3 イベントクエストを利用すればMR10から作成できる。