武器/黒呪

Last-modified: 2021-11-28 (日) 20:03:36

目次

概要

  • MHからMHP2G、MH3G、MH4Gに登場するディアブロスやその亜種素材を使用した無属性の片手剣。
    角竜の怨念が宿ると言われており、常に角竜がそばにいるかのような気配を漂わせる。
    いずれもG級武器である。
    その見た目は剣と言うより赤い血の付いたトゲの生えた棍棒で、
    MHP2G以前での強化前の存在もあって「釘バット」の異名を持つ。
  • 本項では同系統の強化前である『呪魂』や強化後の『黒呪剣アニマ』、通常種武器の『リベットクラブ』系統、
    そして二つ名持ちモンスターである鏖魔ディアブロスの武器も扱う。

性能

MHP2以前

  • かなりネタにされている強化前の「クギバット」であるが、なんと初代MHから登場している。
    当時は斬れ味がまでしかなかったため、かなりのスペックを誇る片手剣であった。
    しかしと斬れ味ゲージが延長されていくに伴い斬れ味面での欠点を露呈していくことになる。
    のちに「呪魂」というクギバットの強化先が登場したものの、MHGでは片手剣自体が空気だったうえに
    逆に片手剣最強だったMHPでは煌竜剣が猛威を振るっており、呪魂はその陰に隠れていた。
    MH2やP2では片手剣自体の性能が落ち着き、無属性片手剣というだけで残念扱いされる中で
    存在感はお世辞にもある方とは言えなかった(攻撃力は相変わらず高かったが)。
    そしてP2Gにて実装されたG級、その強化先として登場したのが「黒呪」である。

MHP2G

  • 攻撃力はなんと420。同作の片手剣ではグレートククリに次いで2位である。
    斬れ味は発動で白30。そこに20%の会心率を持つ為その攻撃力は数値以上。
    更にスロットを2つ兼ね備えており、かなりの汎用性を誇り、
    最強というわけではないが、十分なスペックを兼ね備えている。
    しかし強敵であるディアブロス亜種の素材を必要とするため、作成難易度は少々高い。
  • 本作の無属性片手剣はライバルが多い。詳細は先述のグレートククリの記事を参照していただきたいが、
    とりあえず最終的にはグレートククリにはちょっと敵わないという性能となってしまっている。
  • なお、この武器とは別にクギバットGが存在する。
    此方も残念性能かと思いきやグレートククリと同等の紫40にスロット1、更に会心率20%も備わる等なかなか優秀。
    そして紫ゲージ時の期待値は白ゲージ時の黒呪を10以上も上回っている
    スロット数では1つ負けているが、総合的に見れば黒呪をほぼ上回っていると見てよいだろう。
    • ちなみに、あの煌竜剣Gとは期待値が10ほど離れる代わりに斬れ味が全く同じである。
      ただ、無属性片手剣における期待値10の差とは実質的に1~2ダメージ程度の差でしかなく、
      幾ら手数重視の片手剣とは言っても扱う人の技量で幾らでも逆転可能な範疇とも言える。
      しかもこちらにはスロット1が備わっており、
      机上のスペックだけ考慮すれば煌竜剣Gを上回っていると考えられなくもない。
      最も会心率は少々不安定な要素でもあるので、そこを考慮すると実質的には同位と見做せるだろう。
    • しかし、グレートククリと比較すると何もしなくても20以上の期待値差が出てしまう。
      その上どちらもスロ1なので、グレートククリと比較すると純粋に劣ってしまう。
      そして、火力を上げようとすればするほどグレートククリとは差が開いていく。
      まあ開くと言ってもそこまで大きくはならないので、見た目の違いで使っていいレベルではあるが…
      • つまり、グレートククリとクギバットGは武器としての性質が完全に被っており、
        その上でグレートククリの方が武器スペックの面で完全に上手なのだ
        一方で黒呪はグレートククリに負けるとはいえ片手剣の仕様上大差はなく、
        しかも白ゲージまでしか出ないことを逆に利用すれば、
        柔らかすぎる敵にはグレートククリより都合が良いこともないことはない。
        したがって黒呪はクギバットGに数値上の武器スペックとしては劣るのだが、
        需要を考えると実用度そのものはクギバットGを上回っていると言えなくもない。
        こうした例は非常に珍しいだろう。

MHP3

  • 今作は上位までなので呪魂までで終了。
    攻撃力はブースト込みで255(他作品の357相当)とかなり高い。
    素では緑な上、会心率がマイナスに転じているため弱体化しているように見える…
    が、攻撃力の増加により総合的には強くなっている。
    なお、2スロットは健在である。

MH3G

  • ディアブロス亜種が凄まじい強化を受けて帰ってきた一方、黒呪は凄まじい弱体化を受けて帰ってきた
    本作では黒呪の先に「黒呪剣アニマ」なる最終強化を得た。
    攻撃力はMHP2G時代と変わらず420
    一段階強化されていることを考えると弱体化されていると言えるのだが、
    それでも本作の片手剣では他の追随を許さない圧倒的な数値で、この下はなんと364まで空く。
    その差、武器倍率換算でなんと40である。
    • これだけ見れば超性能の無属性片手剣なのだが、それ以外がダメ過ぎた
      • 斬れ味はデフォで青30。匠を発動しても青が延長され80になるだけ
      • スロットは完全没収され、会心率は-20%
      • スキル「覚醒」の登場により氷属性を入手したものの、
        属性値はたったの190であり、片手剣の0.7倍補正の前にはもはや無いも同然である。
      というP2G時代と比較すると「何があったの?」と問いたくなるほどの異常な弱体化であり、
      本作においてどうしようもない趣味武器という立場に収まってしまっている。
      それでも愛用するハンターを人々は「黒呪剣マニア」と呼ぶんだとか
  • 何よりも酷いのは斬れ味。青ゲージ止まりなのにその青ゲージも素ではたったの30とかなり短く、
    業物どころかがないとまともに運用できないという酷いありさま。
    弾かれ判定が強化されるG級で緑ゲージは御存知の通り心眼がないと端的に言えば論外である
    その斬れ味を加味しても物理性能がぶっちぎっているならまだ使い道があったかもしれないのだが、
    後述するとおり七星剣【禄存】には完敗している
  • なお、こんな性能でもしっかり「大地を穿つ剛角」を要求されるため、作成難易度は呆れるほど高い
    こいつもそうだが、本作の片手剣は
    入手難易度と性能が見合ってないものが多すぎる気がするのは気のせいだろうか?
  • 他の武器種では残念斬れ味を担当しているのはウラガンキン武器であることが多いが、
    片手剣のガンキン武器はデフォルトで白ゲージを持つという悪くない斬れ味の持ち主。
    そのうえに覚醒させると睡眠属性が発現し、他の片手剣とは一味違った活路を見出せる。
    MHP3時代とは完全に立場が逆転している。
    更に悪いことに、当のギレオムとは強化元が同じである。
    恐らく、ギレオム躍進の反動でこんな立ち位置に叩きこまれたのであろう。
    そう思わないとやってられない。

MH4G

  • ディアブロス通常種・亜種復活に伴い、黒呪剣アニマも復活を果たす。
    本作では一発生産したクリムゾンクラブを地道に強化していくというルートを辿る。
    しっかり最終強化には「大地を穿つ剛角」を要求される。
  • 本作でのスペックは攻撃力476、会心率-20%。期待値は452となる。
    ありがたいことにスロット2つ。覚醒での氷属性は没収された。
    そして斬れ味が改善され、素で青ゲージながら、匠で短いが白ゲージが出現するようになった
    要するに基本的な性能はMHP2Gのものに近いが会心率はMH3G準拠になっている。
    これにより、なんとか戦えるレベルにはなった。なったのだが…。
  • 本作の無属性片手剣にも強敵があまりにも多い。特に強敵なのが以下の2本で、
    • ティガレックス希少種の片手剣、絶衝剣【虎王】
      攻撃力420に会心率20%、期待値441なので一見こちらが勝っているのだが、
      素で超・極長の白ゲージ、匠で短いながら紫ゲージ
      紫ゲージだと普通に期待値が逆転してしまう上、白ゲージでもここまで長いと継戦能力の差が…。
      更に覚醒したら爆破属性220までついてしまうのだからもう大変。
    • ダラ・アマデュラの片手剣、蛇帝鉈エスカマデュラ
      攻撃力462に会心率-10%。期待値は450.45とほぼ同等である。アニマと同等のスロット2つ。
      こちらも斬れ味が素で白50に達している。流石に紫ゲージは持たないが、
      素の白ゲージが十分あるために匠を外し、業物でコストダウンを図ることが可能
      アマデュラ武器らしく覚醒で麻痺200。片手剣にとっては、優位点として十分すぎる。
    …つまり、なんとか戦えるようになっただけであり、限りなく上位互換に近い武器が存在するのである。
    挙句の果てには属性持ちのくせに期待値466白ゲージ武器崩天鉈キクキオンカムなんて化け物も存在し、
    紫ゲージによりアニマを上回る火力を得、狂撃化で更にパワーアップするライズorトゥルー
    素で紫ゲージを有し、キクキオンカム並の火力を持つシュトル=エルダオルも新規参戦。
    本作に於ける片手剣の物理特化武器の環境はまさに世紀末であることを思い知らされる結果となった。
    素直に、環境が悪かったと諦めるべきだろう。
  • 一応、上記に上げた2本は全てレア度10で、極限強化の難易度が高い。
    一方こちらはレア度9であるのはメリットといえるだろう。
    キクキオンカムとライズorトゥルーもレア9であることは言ってはならない
    また素材は全てG★2で集まる。素材面で見ても大地の穿つ剛角が必要だが、
    今作の剛角はMH3G当時と比較すると格段に入手しやすくなったため、
    片手剣とディアブロス・モノブロスの相性の良さもあり、製作難易度はそこまで高くない。
    そしてG★2で製作できる片手剣では間違いなくぶっちぎりの物理性能。
    つまり攻略用武器としては悪くない
    本当に使いようがなかったMH3G当時と比較すれば大幅な改善がされているといえるだろう。
  • …と、記述を終えたいところだが、残念ながら目を逸らせない要素がある。
    始まりは上位モノブロス素材から作製するクリムゾンクラブであることは既述したが、
    ではそこからアニマまですぐ強化できるのかといえばそんなことはなく、なんと5段階も強化過程を挟む
    しかも途中から一発生産の近道もない
    • モノブロス武器の間は悩まされがちなモノブロスハートが不要な点は嬉しい。
      が、リベットクラブというディアブロス武器に強化すると会心率が-10%から-20%に下がる
      強化することで会心率が下がる例はたくさんあるが、最後までこのままである。
      そして5段階も強化しながらも斬れ味が一向に良くならないのである。
      かのアーティのように紫ゲージを得られてもバチは当たらないと思うのだが…。
    • そもそも片手剣は属性重視の武器のため、
      攻撃力特化のこの武器を作るくらいなら良斬れ味な各属性武器を作った方がいい。
      G級では弾かれ判定が厳しくなっているので青ゲージや短い白ゲージでは使い勝手が悪いのも向かい風。
    • 極めつけなのはクリムゾンクラブからは金獣棍にも強化できてしまうこと。
      金獣棍の最終強化である金獣棍【禁呪】は、
      • 属性武器でありながら瞬発火力が今作の生産片手剣で2位
      • 匠で紫が10しかないものの、白に落ちてもなお圧倒的な物理力
        (雷がある程度通るなら他の弱点属性武器を食ってしまうほど)
      という、凄まじい物理性能を誇る。発掘とタメを張る武器と言えばそのぶっ飛び具合がわかるだろう。
      物理面だけならこちらも負けていないが、いかんせん斬れ味の悪さが足を引っ張る。
      スロットも1つ空いているのであまり優位点にならない。
      正直こちらを目指して強化していく方が理に適っている。
      しかもとにかく物理を追求したところで同じくスロットが1つ空いたキクキオンカムの方が
      アニマよりも期待値が上なため、結局トップに立てる要素がない。
      製作難易度は金獣棍の方がはるかに高いが、完成すればお蔵入りになるのは誰の目にも明らかである。

MHXX

  • ディアブロス復活に伴い通常種武器が登場。
    「リべットクラブ」→「クギバット」→「バンジンキョウフ」とネタのような名前に変わる。
    究極強化のバンジンキョウフの性能は
    • 高水準な攻撃力350
    • 少々気になる会心率-5%
    • ディアブロス武器の宿命である無属性
    • スロット2
    • 斬れ味は素は青60だが斬れ味レベル+2で紫30が現れる
    結論から言うと、匠+2運用前提の物理特化武器である。攻撃力は決して低くはないのだが、
    属性武器や状態異常武器が好まれる片手剣では、物理特化タイプはいささか趣向に合わないか。
    相変わらず打撃武器のような見た目だが、切断属性でちゃんと尻尾も切れる。
    また、減気の刃薬がなければ疲労やスタンの効果が剣(?)にないのもしっかり片手剣。
    • 悪くない性能ではあるのだが、MHXXの無属性片手剣界隈は恐ろしいほどの激戦区である。
      特に攻撃力360・紫ゲージ40・会心率-10%の断骨のタバールには数値面で完全に食われている。
      しかし、タバールはスロットを持たず、バンジンキョウフ側がスロットを活かして
      「見切りをランクアップさせられる」といった状況なら、実質会心率が5%の武器と言えなくもない。
      スロットを活かさなければほぼ完全な劣化になってしまうが、
      逆にスロットによって逆転の可能性を秘めているという面白い関係になっている。

MHRise

  • 新大陸のMHWではリストラされたディア片手剣だが、MHRiseにて見事復活。
    最終強化はもはやお馴染みのクギバットとなる。
    その性能はと言うと…
    • 圧巻の攻撃力230
    • 会心率-5%
    • 斬れ味は素で青50、匠は青が伸びるのみ。
    • スロットなし
    • 百竜強化は会心率強化III、防御力強化II、小型特効
    と、物理方面においては現状で最高クラスの性能を備えている。
  • 今作の片手剣は釘バットだけに斬れ味をキープしながら高いDPSを誇る「ハードバッシュコンボ+旋刈り」、
    通称「バッ旋」が注目され、片手と揶揄されるほど物理寄りの運用の人気が高い。
    クギバットはこのバッ旋における最適解とも言える性能なのである。
    おかげで物騒なクギバットを担ぐ片手剣使いが多発してるとか。バットでバッセンだがホームランは打てない。
    • 片手剣は敵との距離がある場合は鉄蟲糸技の飛影もよく使うのだが、
      それを挟んでも丁度いい程度の最低限の斬れ味を持っている。
      斬れ味が物足りなく感じるのであれば砥石使用高速化を発動させれば良いだろう。
    • 青ゲージが50とかなりの長さがあるため、穿ち斬り連携の適正もトップクラス。
      また、弱体化されてもなお最高クラスのDPSを誇るジャストラッシュはバッセンより斬れ味を消費するが、
      クギバットなら躊躇せずにガンガン使う事ができる。
  • マイナス会心はわずか5%なので、百竜強化で打ち消すもよし、
    見切り、弱点特効等のスキルをつけて稼ぐも良しと困ることは無い。
    百竜強化に関してはボーンククリから引き継ぐことで攻撃力IIをつけることが出来るので
    スキルで会心率を改善できるのならば、そちらを選択しても良いだろう。
    • 高攻撃力&マイナス会心率の武器だが、攻撃力IIの方が僅かに期待値が高い。
      しかし、ここに痛撃を発動させ、超会心Lv2を発動させると期待値で横並びになり、
      超会心Lv3から逆転し始める。
      発動させるスキルや、オトモの強化咆哮の有無などと相談して決めよう。
  • とはいえ、無属性物理片手剣の中でのライバルもいない訳では無い。
    ナルガクルガ片手剣の闇夜剣【昏冥】は、
    そこそこの攻撃力に高い会心率、さらには素で白ゲージまであり、スロットも兼ね備えた優等生。
    強力なお守りが入手できれば攻撃7, 弱点特効3, 超会心3などを同時発動できるため、
    ここまで来ると僅かに逆転を許す事になる。
    だだ、あちらは会心率が頭打ちになるのが速いため力の解放や強化咆哮のバフを最大には活かせず、
    最大火力となる白ゲージの長さも30と短いため、継続的な火力では容易に上回れる。
    そして闇夜剣は斬れ味維持のためにハードバッシュ連携を中心に戦わざるを得ないが、
    クギバットは穿ち斬り連携もジャストラッシュも自由に扱えるだけのゲージの長さがある。
    また、超会心が無い素の物理期待値ではあちらが斬れ味白だとしてもこちらが上であり、
    スキル自由度ではクギバットの方が遙かに優れている。
  • 青ゲージでも昏冥を上回る期待値を持つプリンセスレイピアIIも優秀。
    無視できない数値の毒属性も備えており、会心率10%も備えるため会心構成との相性もクギバットよりは勝る。
  • 意外なところではジャギィ片手剣のコマンドダガーも強力なライバル。
    あちらは攻撃力220とこちらより10低く、斬れ味が素で長い緑。
    鈍器使いを考慮してもこちらに火力は及ばないのだが、
    匠Lv2以上で白ゲージが現われるためこちらの火力を抜き去る。
    白ゲージを活かした瞬間的な火力や、鈍器使いによる継戦能力の高さ、
    百竜スキルの鉄蟲糸技強化による瞬発力などがウリの片手剣と言ったところだろう。
    ただし、現状の装備では匠が非常に発動させにくく、護石でスキルポイントをかなり稼ぐ必要がある。
    スキルや装備の自由度、護石用意の難易度ではこちらに軍配が上がると言えるだろう。

Ver.2.0以降

  • Ver.2.0では様々な武器の最終強化が追加され、数多くのライバルが出現。
    特に、ほぼ同じ物理期待値を持ちながら毒28を持つクイーンレイピアは超強敵。
    青ゲージの長さではこちらが少し上回っているが、毒属性を考慮すると逆転されてしまうだろう。
    素の会心率でこちらが下回っている為、強化咆哮の術等を考慮すると逆転の余地があるが、
    クイーンレイピアはオトモガルクを採用すれば良いため、明確な強みとは言い難い。
  • アップデートで解禁された轟剣【虎眼】も強力なライバル。
    素の物理期待値でクギバットを上回り、百竜スキルの攻撃力強化IIIで更に伸ばせる。
    白ゲージは20しか無いが、所謂「バッセン」や滅・昇竜撃を中心とした立ち回りなら問題無し。
    また、クイーンレイピアとの差別化に必要な強化咆哮の術は、轟剣【虎眼】の方が活かしやすい。
  • 総じて、発売初期の無双っぷりは流石に鳴りを潜める形となった。
    とはいえ青50の斬れ味ゲージは未だに優秀な部類であるため、ひと工夫加えて運用していきたい。

MHF

  • 黒呪に加え、SP武器として白色の「怨魂SP」も存在する。
    角竜の怨念が宿るという角を徹底的に磨き上げた一品。

マサクルクラブ

MHXX

  • 今作はディアブロスの二つ名である鏖魔ディアブロスの武器も登場。
    今までの呪魂・黒呪と同じような立ち位置にあるが、この武器には更に狩技ゲージ上昇効果がついている。
    「マサクルクラブ」→「マサクルクラブダム」→「鏖剣クリスタ」その見た目で剣を名乗るか
    究極強化の鏖剣クリスタの性能は
    • バンジンキョウフを上回る攻撃力370
    • かなり酷くなった会心率-30%
    • 相変わらず無属性
    • スロット0
    • 斬れ味は素で白20、斬れ味レベル+2で紫30
    通常種武器の攻撃力をそのまま上げたような性能。やっぱり無属性。
    スロットを無くした代わりに、ほんの少し攻撃力が上がって、狩技ゲージ上昇効果がついた。
  • しかし残念ながら、他の鏖魔武器と比べると評価はあまりよろしくないのが現状である。
    その理由は片手剣にとって特に無視できない「無属性」、これが最大の原因となる。
    もう片手剣使いならすでに分かっていると思うが、
    片手剣は手数武器である関係上、物理よりも属性持ちの方が重視される武器種である。
    そのため、攻撃力が平均レベル、又は控え目な場合でも属性を持っている方が、
    結果的にダメージ効率が良い事になる。
    単純に言えば、いくら高い攻撃力を持っていたとしても、
    無属性という要素は片手剣にとって相性が悪い、この一言に尽きる。
    • さらに言えば、今作には物理が有効な極限状態のモンスターが存在しないため、
      無属性片手剣の需要が大幅に減った事も一つの原因になる。
    • もっと言えば、素材元である鏖魔ディアブロスと何度も戦う際にも当然属性持ちの片手剣を使う事になる。
      そして鏖剣クリスタが完成する頃には、無属性も含めた他のライバル達はもうとっくに完成している事が多いため、
      使用する機会はほぼないと言ってもいい。
  • とまぁ、ここまで残念な事ばかり言ってきたが、
    こいつの持つ性能は実に凄まじいものだった。
    会心率こそマイナスだが、痛恨会心会心の刃薬でカバーできるため、大きな問題にはならない。
    会心の刃薬を使えば実質的には攻撃力370に会心率0%、匠で紫の武器として扱える。
    • なお、攻撃力370に会心率-30%、紫持ちというのは4Gの頃のキクキオンカムをも上回っている。
      こう書けば、この武器の物理火力の高さが実感できるだろうか。
  • ちなみに他の片手剣と同等の火力を目指すなら、このマイナス会心率でも超会心運用の方が期待値が高い。
    裏会心を採用した紫ゲージの期待値は約523。これでも高いが、裏会心の装飾品は攻撃と相反しており
    会心率に干渉せず、汎用性が高くて効果的なものはかなり限られている。
    また裏会心が発動する装備で片手剣向けのものは無いといっても過言でないほど不足っぷり。*1
    ちなみに、会心の刃薬を使用し弱点特効と超会心を発動させた紫ゲージの期待値は約617である。
    この時点で裏会心を相当上回っているが、さらに見切りや混沌の刃薬によるお手軽ブーストも待っている。
    • つまり、逆に言ってしまえばマイナス会心を補えば凄まじい火力になるということである。
      それなりに強力なお守りがあれば、斬れ味レベル+2・業物・見切り+2・弱点特効・超会心
      という構成が組め、この状態に会心の刃薬と混沌の刃薬を併せれば会心率が100%になり、
      期待値は爪護符猫飯込みで驚きの約762と恐ろしいことに。
      二つ名武器特有の狩技ゲージ補正があれば中々の速度で連発できるので非常に強力。
  • この武器もバンジンキョウフ同様にタバールがライバルと言えるか。
    こちらは会心率を20%ダウン、紫ゲージを10白に変換させた代償に、
    武器倍率+10と狩技ゲージ補正を得たといった感じである。
    一見釣り合わないと見えるが、「最大火力」を追い求めた場合はクリスタに軍配が上がるし、
    ゲージ補正も倍率が高く、優秀な狩技が揃っている片手剣では十分なアドバンテージである。
    • また同じ二つ名武器である鬼濤十手【同心】は素の期待値でこちらを上回り
      素の白・匠で出る紫共に長いためスキル込みの瞬間火力では優位なものの
      総合能力ではいささか不利なところ。
  • このように、武器種と性能があまり噛み合わない残念武器と思うかもしれないが、
    実際は隠れた才能を持つ強力な武器でもある。
    もし上記の期待値を実感したければ、一回使ってみてはいかがだろうか。

余談

  • アニマはラテン語で、生命や魂を意味する。
  • MHP2Gではディアブロス武器としては珍しく会心率がプラスだった。
    他のディアブロス武器の多くがマイナス会心になっている中で特異な性質である。
  • MH3Gでは、デフォルトでゲージしかない武器でも匠でゲージを得る武器がそれなりにあり、
    同じく、ディアブロス亜種の素材から作られるレイジングテンペストもその一つである。
    なので、同じ様な仕様なのかと期待したプレイヤーの心境はどのようなものだったろうか…。
    • レイジングテンペストのように、匠で紫ゲージが出ていれば、
      計算上は七星剣【禄存】を遥かに超えてぶっちぎり最強の無属性片手剣となっていた。
      もちろんそこまで行かなくても、白ゲージさえあれば七星剣【禄存】を期待値で上回る。
      その上でもし覚醒が爆破属性だったりしたら、冗談抜きでぶっちぎり最強の片手剣となっていただろう
      …もちろん、そんなことにならないようにバランスを取った結果があの性能なのであろうが。
  • ディアブロス素材のランスで似たような武器として角王槍グレオスホーンが存在する。
    これもまた、匠でデフォルトの青ゲージが更に伸びるタイプの武器である。
    そして同カテゴリの武器の中でもトップの武器倍率を誇るという点も共通している。
    もちろん、マイナス会心を持つ点も同様。
    作成に大地を穿つ剛角を要求される共通点も一緒。
    しかしこちらは、覚醒を発動させても無属性、
    その上完全上位互換の武器が存在しており、割を食っている武器である。
  • デフォルト青ゲージの4本のディアブロス最終強化武器の内、匠で紫ゲージが出るのは、
    レイジングテンペストと角王剣アーティラートである。
    レイジングテンペストは言うまでもないとして、アーティラートも無属性大剣ではかなりの上位に位置する
    強力な大剣である(よりによってこいつに劣っているためあまり見かけることはないが)。
    攻略サイトの情報が充実していなかった3G発売当初、初めて大地を穿つ剛角を手に入れた時、
    それを使って最初にレイジングテンペストやカーディアーカを作った人は、
    実に運が良かったと言わざるを得ない…。
    前述した他の2本と双剣のブロス=ケイオスはレイジングテンペストの少々度を越した優良性能故に、
    他の武器種やディアブロス武器内での兼ね合いの為、
    劣悪性能に貶められてしまったのだろうか…。
    …彼等に比べたら、この中ではアーティラートやディアホーンは、まだ恵まれていた方である。
  • ちなみに、このおどろおどろしい外見は別に獲物の返り血でうんたらかんたらというわけではなく、
    加工時に用いた古龍の血が表面に浮かび上がったものらしい。
    しかしシリーズ全体で見ると、そんなもの使わない作品の方が多い
    また、MH3G版は覚醒させると申し訳程度の氷属性が付くが、
    そもそもディアブロスは熱く乾燥した砂漠に住んでいるモンスターであり、氷属性を最大の弱点としている
    このように、角をそのまま使っている割には謎の多い武器である。
  • 冒頭では「トゲの付いた棍棒」と述べたが、実はよくよく見るとトゲの下に申し訳程度の刃がついている。
    他の棍棒よりはまだ切断武器と言い張れる…かもしれない。
  • 無印時代のクギバットの説明分には、東方伝来の牙付き棍棒と言われており、勇者の武器だと骨ジジは語る。
    こんな外観の武器では、勇者の武器と呼ぶには程遠いが…。
    むしろ、悪人の武器と呼ぶべきだろう。
  • 何かと間違われやすいが通常種武器としての生産時の銘は、
    ペ(pe)ット」ではなく「ベ(be)ット」である。
    ちなみに直訳すれば「釘棍棒」。…強化後であるクギバットと大して意味は変わらない。
    変に日本語なせいでネタ臭漂うよりかはカッコいいとか言わない
    • ついでにMHXXで追加された強化先であるバンジンキョウフはおそらく「万人恐怖」。
      読んで字のごとく「皆が恐怖する」という意味であるが、
      この言葉のさらに元ネタと言えるのが室町幕府第六代将軍足利義教
      比叡山延暦寺の焼き討ちや、天皇の生母から庶民に至るまで幅広い層の人間を些細なことで処罰する
      恐怖政治ぶりをこの言葉で表現され、のちの世においては彼の代名詞ともなってしまった。
      その政策ゆえか敵どころか家臣達からもよく思われておらず、
      最後は「次は彼が粛清されるのでは」という噂を真に受けた家臣に殺されてしまう。
      砂漠の暴君として君臨するディアブロスの武器銘としては中々ふさわしいだろう。
      籤引き将軍という異名や暗殺された宴の名目としては、クギバットから連なるネタ臭漂う銘がふさわしいかもしれない
      ひょっとすると往時暴れていたであろう、釘バットを振りまわす不良のことも含んでいるかもしれない。
      こちらなら「蛮人恐怖」とでもしておくのが適切かも。
    • 二つ名武器はというと、こちらはデンマーク王のクリスチャン2世
      若い頃は勝手に城から抜け出し、今で言う不良のような輩と遊び回り、罪もない市民を脅し、
      さらに良家の娘に乱暴するなど王族としては最悪とも言えるような状態だったようだが、
      この人はスウェーデンを侵略した際に反抗した勢力に恩赦を申し出て晩餐会に誘っておきながら、
      そこで反抗勢力を一網打尽にしてほぼ全員を処刑した*2という鬼のような所業も働いている。
      こんなことをしでかしたせいか、結局は(もともと貴族に嫌われていたこともあって)デンマークから追放された。

関連項目

モンスター/ディアブロス亜種
モンスター/ディアブロス
モンスター/鏖魔ディアブロス
武器/ディアブロス武器


*1 最も物理期待値に優れる鏖魔シリーズでは斬れ味レベル+2と業物の併用が不可で、スキルの逆恨みもMHXXの片手剣のブレイヴスタイルの出番がそれほど注目されていないことで活かしにくい。
*2 「ストックホルムの血浴(Stockholm Bloodbath)」として知られる。ちなみに鏖魔ディアブロスの英語名は"Bloodbath Diablos"。これも何かの偶然だろうか。