さびた塊より精製される片手剣。初出は無印。
目次
概要
- 凄くさびた小剣を大地の結晶で研磨していくことでその姿を現す究極の封龍剣。
太古の名工達が龍を封じるために108日間休まず打ち続けたと伝わる。
さびた塊から生成される他の武器と違い、上位版は双剣の封龍剣【超絶一門】に取って代わられる。
また、地域によっては古龍の血を用いた加工を行うケースもあるようだが、
基本的にさびた塊の加工方法である「多くの大地の結晶を用いて研磨、作成する」
というのは全作品において共通している。
- 性能は基本的に攻撃力は下位最序盤~下位中盤の片手剣程度で、作品によってバラつきがある。
斬れ味も完全に研磨しきれている訳でないのか、ぶっちゃけてしまうとあまり良くない。
スキル「斬れ味レベル+1」を用いれば短いながらも青ゲージが出現するが、雀の涙レベルである。
しかし、そうしたハンデを大きく覆すほどの高い龍属性値を持ち、
作品によっては上位の龍属性武器と比較しても、遜色ない火力を叩き出すことも。
また、さびた・太古系近接武器を用いる上でネックとなりやすいマイナス会心もなく、安定している。
- 強化途中である歴戦の剣もまた、特筆に値する武器である。
また作品によっては、さびた小剣→絶一門の他にもオデッセイ系統、鋼氷剣系統に派生する。
MH
- 初代モンスターハンターからの初登場…にして、無印の仕様もあって間違いなく全盛期時代。
コレとかコレとかの先輩である。- スペックは攻撃力83、龍属性は+52(今で言う520相当)。
当時は肉質の関係で属性の恩恵が今の何倍も大きかったため、
手数武器という特性も手伝って非常に強力な武器であった。
その上斬れ味も最大で緑までであったため、他の武器と比較して斬れ味が低いなんてことも無く、
更にオフラインでも製作可能と、夢のような武器だった。
- スペックは攻撃力83、龍属性は+52(今で言う520相当)。
- 特に当時腹に100%龍属性が通ったグラビモス等に担いで行けば、
ほぼ何もさせずに討伐…といったことも不可能ではない。- ただし、物理攻撃力は非常に低いため、龍属性がそれほど通らない相手にはまったく向いていなかった。
それでも有り余るスペックから「チキンナイフ*1」などと表現されることもあったようだ。
- ただし、物理攻撃力は非常に低いため、龍属性がそれほど通らない相手にはまったく向いていなかった。
MHG、MHP
- MHGにも続投。攻撃力に変化はないが龍属性が110も上がった。
今作もその高い龍属性で龍に弱い敵に猛威を奮う!
…と思われたが、片手剣以上に属性を活かせる手数武器である双剣の追加、
モンスターの属性肉質大幅変更、斬れ味青、白の追加なども重なり前作程の活躍は出来なくなってしまった。
- 一方、歴戦の剣は性能そのまま、かつ匠スキルの追加により
こちらよりも遥かに実戦的な火力を得た。
詳しくはあちらのページに任せるが、そのためにこちらの使用率はグッと落ちてしまったかもしれない。
- 移植作品であるMHPでは物理攻撃力が84→112と強化された。
さらに当時は片手剣の性能がぶっ飛んでいたため、無印時代を彷彿とさせる活躍ぶりを見せる。- しかし、MHPでは独龍剣【蒼鬼】がこれの完全上位互換であったほか、
真・黒龍剣や黒滅龍剣といった黒龍系片手剣があったことから、
最終的には倉庫の肥やしになっているプレイヤーも多いだろう。 - 一応、この頃の片手剣はミラボレアスの脚に黄色ゲージでも弾かれない(=悪い斬れ味を無視できる)。
そのため、上記の片手剣群を作るためにミラを倒す際にこれを使ってみてもいいかもしれない。
意外…という程ではないかもしれないが、上記の片手剣が強すぎると言うだけで、
絶一門もミラボレアスが相手なら絶大な威力を誇るのである。
具体的には、上記の龍属性片手剣群を除けば、
ミラボレアスの脚へのダメージがトップのゴールドマロウとほぼ同等のダメージを叩き出す。
実際には斬れ味の差で僅かに劣ってしまうのだが、
ゴールドマロウはG級武器である一方此方はあくまで下位武器である。
ゴールドマロウの作成難易度自体も極めて高く、特に攻略時に関してはこちらを選択する余地は十分にある。
さすがは腐っても封龍剣というべきか。
片手剣に拘らないなら超絶一門を作って乱舞厨になる方が早いしお手軽ではあるが…
- しかし、MHPでは独龍剣【蒼鬼】がこれの完全上位互換であったほか、
MH2
- 封龍剣【超絶一門】同様、この武器が一番輝いていた作品であると言える。
この時期に追加された古龍種の全ては龍属性が弱点であった上、
テスカト種やオオナズチの角破壊に龍属性が必須であったため、この武器も高い人気があった。- さらに驚くなかれ、物理攻撃力は歴代最高の168。
ランクによるが、小型モンスター程度であればなんとか掃除が可能になった。
そのくせ属性値もMHG時代から変わらぬ驚異の630を誇る。
ソロでミラボレアス種を十分狩れるスペックである。
…にも拘らずオフラインでも作れる。つまりオンラインが終了した現在でもこの性能を味わえる。
この場合、上位個体相手でも充分に通用する性能を下位、それも村個体相手にで振り回すとあり、
エリア移動頻度が高く狩猟時間が掛かってしまいがちなMH2の環境下であるにもかかわらず
龍さえ通れば古龍だろうとなんだろうとほぼ確実に10分未満、
初期位置もキャンプ近くで恵まれている等条件が揃えば5分未満での狩猟も可能。
斬れ味は相変わらず低いのだが、
今作では心眼スキルが発動させやすいのでこれもそこまで大きなデメリットではない。
オフラインではカイザーシリーズやガルルガシリーズと組み合わせると使いやすく火力も上がる。
他にも匠で多少青ゲージも出るので、斬れ味の補完+さらなる火力上昇、を検討するのも面白いだろう。
この圧倒的な性能のせいで、ジャンボ村に眠る宝剣()は…。
- さらに驚くなかれ、物理攻撃力は歴代最高の168。
- MHGやMHPで最大の宿敵であった黒滅龍剣は強烈なマイナス会心を持たされ、
相手の肉質によって上位武器と下位武器を使い分ける状況になっている。
具体的に見ると、今作で特に龍属性の需要があるであろう古龍種+シェンガオレンの肉質は
大体が物理40~50前後に属性30~40程度であり、これは丁度絶一門と黒滅龍剣の上下が入れ替わるボーダーライン。
物理50・属性30のヤマツカミの足辺りになると黒滅龍剣が勝てたりはするが、それも匠必須の白ゲージ時のみ。
そして圧倒的な硬さのミラ系及び腹破壊前のグラビモスに関してはほぼ絶一門が勝つ。
リオレイアなどかなり斬撃に柔らかい相手なら黒滅龍剣が勝つこともあるが、
当時の古龍種の素材及び戦闘そのものの需要、そしてやはり入手面までも考えると絶一門が有利気味である。
なお、その他龍属性片手の一角である独龍剣の方は攻撃力はかなり高くなったものの、
属性値がマイナス640されてたったの10になるという前代未聞過ぎる調整が入り、
実質的に龍属性武器として機能していない。*2
そのため、龍属性片手剣を用いるならば絶一門、といってもほぼ過言ではなかった。
実際に片手剣での上位古龍討伐動画においても、この武器を使用するプレイヤーはよく見られる。- これらの状況に関しては、絶一門がMH2において強い武器であるという事実そのものは変わりないものの
当時の龍弱点の敵の多くが上述の通り物理:属性が1:1に近い等属性寄り肉質であったことや、
マイナス会心の補正が大きく黒滅龍剣側が大きな不利を背負わされていたという点も踏まえると
物理有利気味な肉質が多く会心補正も見直された現行作品において同じ数字の武器が登場した場合、
この評価通りになるかは微妙なところである。
- これらの状況に関しては、絶一門がMH2において強い武器であるという事実そのものは変わりないものの
- 一方で、MH2では絶一門を作るために必要なさびた塊が武器種ごとに区別されており、
さびた片手剣のもとになるさびた小さな塊は、
火山か古塔、森丘のそれぞれたった1箇所の採掘ポイントからしか採取できない。
そのポイントも火山では最も奥のエリア8、森丘もエリア11と遠いエリアであり、
古塔はエリア1で出てくれる上に確率も僅かに高いが、そもそもクエストが受注できないことがザラ。
その上、さびた塊シリーズの仕様上、塊を採取できたからといって生産できるかは運任せである。
MH2では任意の塊から大当たりを引き当てる方法もあるにはあるのだが
あるいはラオシャンロンの基本報酬及び部位破壊報酬で5~8%の確率で手に入ったりもするが、
ラオシャンロンとの戦闘も伝説の職人が村に出現していることが前提で、これもやはりランダム。
つまりこの圧倒的な性能の前に立ちはだかるのは言うまでもなく奴である。
MHP2、MHP2G
- 「MH2の状態では強すぎる」と判断されたのか、弱体化を喰らってしまった。
そのため、MHP以前同様龍属性片手剣最強の座は別の武器に譲っているが、
それでも龍属性は520で、この数字は当作品の龍属性片手剣としては独龍剣【藍鬼】と並んで最高の数値。
物理攻撃力もMH2程ではないがMHPよりは高い126であり、
これまでの絶一門を平らに均した感じの武器、と言えるかもしれない。- もちろん、あくまで「最強クラス」でなくなっただけで強さそのものはまだまだ現役。
低い斬れ味を補うことさえ出来れば、上位やG級が相手であっても
龍に弱いボスモンスターはもちろんのこと、
ミラボレアス種やその他古龍種でもその高い属性値から十分撃退または討伐が可能である。
グラビモスとの相性も健在で、破壊前の腹に対しなんと
G級も含めた全ての片手剣で第9位のダメージ*3を叩き出せる。
更に同条件下だと、頭を斬る時のダメージは実に全片手剣中5位。
頭は狙いにくい部位なので無理に狙うことはないが、ここだけ見ればもはや立派なG級武器である。
腹破壊後は物理肉質も柔らかくなるので一気にランクは落ちるが、
それでも下位武器としては大健闘している部類ではなかろうか。
- もちろん、あくまで「最強クラス」でなくなっただけで強さそのものはまだまだ現役。
- とはいえ、上位まではともかくG級ともなると
物理火力の低さや将来性のなさから「一応倒せなくはない」というだけで力不足感は強まる。
が、ウカムルバス討伐後にG武器も生産出来るようになるので、
絶一門の見た目の武器を実用的な狩猟時間によってG級で活躍させること自体は充分可能である。
こちらは攻撃力が藍鬼に並ぶ196に向上し、匠で短いながら紫ゲージまでも登場。
属性値は変わらないとはいえ有用性は大きく高まっているといえる。
といっても、かの真・黒滅龍剣の壁はあまりにも厚いのだが…- しかし、藍鬼は一戦に時間の掛かるラオシャンロンの貴重な天鱗や紅玉、
他にも角などを複数個要求されるなど作成にかなり時間がかかることで知られている。
一方でこちらは大竜玉3個に太古の小さな塊3個、古龍の血10個に勇気の証Sを1個と
楽とまではいかないものの、ウカムルバスを討伐するほどのプレイヤーならば
作成可能時点(=ウカム討伐直後)で揃っている事もありえるような素材及び素材量ではある。
つまるところ、藍鬼は性能に対する制作難易度の高さが際立ってしまっているものの
絶一門Gは真黒滅は勿論藍鬼よりもずっと低い制作難易度であり、即戦力にしやすい。
そういった意味では、真・黒滅と絶一門Gの二武器間ではある程度の棲み分けが出来ているとも言える。
- しかし、藍鬼は一戦に時間の掛かるラオシャンロンの貴重な天鱗や紅玉、
MH3
- 舞台を移したこの作品でも続投。
相変わらずオフラインで作れるほか、わずかではあるが斬れ味が上昇した。
…が、代わりに龍属性値は520→410と大幅な低下を喰らってしまっている。
若干物理寄りの強化を成されたといえよう。
強化で絶一門→滅龍剣【怨絶一門】となる。
攻撃力は140とやはり低いが、斬れ味は従来の絶一門を逸脱する長さである上、デフォルトで青ゲージを持つ。
さらに属性値660と、数値上はMH2以来の輝きを取り戻した。- しかしながら、水中における片手剣の手数と機動力低下による弱体化、
またMHP2G以前の古龍やドドブランゴのような、
特定の属性でないと破壊できない部位を持つモンスターがいないため
この武器の使用人口自体が大きく下がってしまっている。
一応ウラガンキンの顎は龍に弱く切断属性に強いため、心眼を使うことによってこの武器の出番がある……
と思いきや、それも新顔の一門外の方が適している。
他に龍が通る敵であれば紫ゲージを持つアルスタの方が強力である。
もっとも入手難易度は三武器中最も低いため、それまでの繋ぎとしては強力な武器。
またオフラインでは唯一の龍属性片手剣になるので、現在となっては重宝する一振りである。
- しかしながら、水中における片手剣の手数と機動力低下による弱体化、
MHP3
- 基本スペックはMH3時代の数値に対し攻撃力を1.4で、属性を10で割っただけであり、
MH3と比較しても攻撃力ブーストが掛けられる以外、全く同じスペックである。
また水中戦のオミットにより龍属性が有効な敵が減ってしまい、
MH3やMH3Gよりも使いどころが限られてくる。- 一応、怨絶一門に関しては、かのアルスタが白ゲージ止まりなこともあるほか、
一門外と比較すると総合的な性能はこちらが勝るため、
入手難易度の低さも相まって、MH3(G)時代よりは需要がある。
- 一応、怨絶一門に関しては、かのアルスタが白ゲージ止まりなこともあるほか、
MH3G
- 「破龍剣【邪絶一門】」に強化できるようになったが、残念なことに上位止まり。
それどころかP3時代に見下していた問題外さんは凄く風化した片手剣自体がG級限定になり、
さらにこちらも祀導神器【不門外】というさらなる強化を手に入れ、
龍700というイカれた属性値・匠発動で紫60という強烈な斬れ味により
一部の古龍などには十分実用範囲内として活躍できるようになった。
そして上位武器のこちらは、属性値は言うまでもなく、
物理攻撃力から斬れ味まで何ひとつとして勝っている部分がないという完全劣化武器となってしまった。
一応過去の絶一門一族と比較すると匠で白ゲージが付き、更に攻撃力182と
順当にスペックが上昇してはいるのだが、属性値が龍520とP3時代から何も進歩していない。
折角なのだから、邪絶一門→一門外という強化ルートを辿っていればそれなりの需要はあったかもしれない。
- なお、こいつらが猛威をふるっているため、
基本的に他の属性片手剣自体が(一部を除いて)ほとんど見向きもされなくなってしまっている。
この剣も例外ではなく、ドス時代の面影なんてあったものではない。MH4に期待するしかないだろう。
一応類似の系列と思われるある不門外はメチャメチャ活躍しているものの……。
MH4
- 本作でもさびた塊を鑑定して手に入れた凄くさびた片手剣から精製・強化することで入手可能。
ただし、完全に研磨するには大量の大地の結晶の他に火炎袋や氷結袋、そして勇気の証が必要で、
村クエストだけだと早くてもシャガルマガラを倒してからでないと作ることができない。
- 物理攻撃力は126、龍属性値は420と、他の多くの武器同様にMH3Gとほぼ同じデータである。
強いていえば属性値が10上がってこそいるが、まぁ誤差の範囲と言える。
その為全体的な性能はMHP2G以前に比べて控えめであるが、
それでもその時点で手に入る龍属性片手剣としては、ずば抜けた属性値を誇っている。
- 上位武器として封龍剣【怨絶一門】も登場。
封龍剣【絶一門】をさらに強化することで入手可能で、攻撃力は168、龍属性値は520にまで上昇する。
強化に当ってはいにしえの龍骨や大地の結晶といった採取アイテムの他、大型モンスターの素材と言えば
火竜の延髄くらいしか要求されないため、HR5に上がれば割りと早い段階で製作することができる。今作のラスボスは龍属性がよく通るため、「早くHR解放したい!」という人はこの武器を担いで挑むのも良いだろう。
- 同作に登場する龍属性片手剣であるTHEディテクターや獄剣リュウリン、祀導器【一門外】と比較した場合、
THEディテクターや獄剣リュウリンは攻撃力や斬れ味こそ上回っているが、龍属性値はこれに及ばず、
逆に祀導器には攻撃力と斬れ味で勝るも、属性値とスロット数(あちらは3スロットもある)では劣っている。
しかし、いずれも上位の後半にならないと手に入らない武器のため、上位中盤では重宝するだろう。
MH4G
- 本作でG級武器として3Gにも登場した破龍剣【邪絶一門】が作れるようになった。
必要な素材は主に天空の結晶、いにしえの巨龍骨、そしてコスモライト鉱石が少々ほど。
天空の結晶は上位の未知の樹海で腐るほど取れ、巨龍骨もG級ならどのフィールドの骨系採取ポイントで
運が良ければ入手できるが、コスモライト鉱石はG級天空山でしか取れないため完成はG★2までお預けとなる。- 現在ではイベントクエストでG★1からも製作可能。
かなり早い段階で製作が可能になり、ほぼ最速で作れるG級龍片手剣として少しは価値が上がった……かも。
- 現在ではイベントクエストでG★1からも製作可能。
- 性能も物理攻撃力266、龍属性値は600と、以前と同じく典型的な属性偏重武器である。
斬れ味ゲージは凄まじく長い青にそこそこの白ゲージで、匠で白ゲージがさらに伸びるが生憎紫ゲージは出ない。
スロットも一つで、会心率補正も特に存在しないが、継戦能力という点においてはかなり優れていると言える。
- 本作の龍属性片手剣はとにかく激戦区で、
THEシャロック、狼牙剣【欲獄】、祖龍霊剣、真・黒龍剣、そして祀導神器【封解】と、
作れるものだけでもかなり優秀なものが揃っている。
バランス型のシャロックと狼牙剣、祖龍霊剣および物理型の真・黒龍剣は土俵が違うとして、
同じ属性特化型の祀導神器【封解】は属性値が740、斬れ味も匠で紫ゲージが付き、
さらにスロット3つ完備と一見上位互換だが、武器倍率で劣り、斬れ味も紫10、白20と非常に短いので、
継戦能力と匠のいらないスキル自由度で差別化が可能。- しかし、正直祖龍霊剣や黒龍剣あたりは幾ら土俵が違えど、
こちらが相当有利な条件下であっても物理火力の圧倒的な差のせいで負けてしまうことも多々ある。
とはいえ作成難易度はこちらが圧倒的に低いのでそういう意味での土俵分けは出来ているか。
- しかし、正直祖龍霊剣や黒龍剣あたりは幾ら土俵が違えど、
MHX
- 本作では凄くさびた片手剣をLV3の「さびた片手剣」にしてから派生。
さびた片手剣の強化回数こそ増えているがその分1レベルごとの必要素材は少なく、むしろ強化はしやすくなった。
派生後、レベル3まで強化すると最終形である「封龍剣【怨絶一門】」へ銘を変える。
攻撃力140、龍属性値52とMH4の性能と同じ。
匠で若干白が出るが実用的な長さでなく、匠を付けるなら青ゲージ延長のためくらいに割り切るか、
白ゲージの維持のため剛刃研磨との併用を考えたい。
その緑ゲージの長さを活かして、今作の新顔スキルの鈍器使いで火力を底上げするのもありか。- ライバルとして張り合ってきた祀導器【一門外】は、周りの攻撃力上昇から物理火力の低さがより明確に。
また、相変わらず龍属性を大きく弱点とする相手は少なかったり、
別属性も弱点としていたりすることが多いため、攻撃力が40高いこちらの方が一門外より汎用性はある。
とはいえ、MHP3のように煌黒剣アルスタが猛威を振るう上、MH4時代のライバル達も健在のため、
スキルを適切に選ぶことで、やはり差別化を図らなければいけない。
- ライバルとして張り合ってきた祀導器【一門外】は、周りの攻撃力上昇から物理火力の低さがより明確に。
- なお、MH2以来に同じく「封龍」の名を冠する封龍宝剣(のオリジナル)との揃い踏みを果たした。
絶一門の全盛期にあんまりな性能だった封龍宝剣も、物理火力偏重の龍属性片手剣として安定した性能を獲得。
当時からのハンターであれば感慨深いものがあるかもしれない。
MHXX
- 例に漏れずこの武器もG級強化できるようになった。
4Gの時と同様に、最終強化で「破龍剣【邪絶一門】」となる。
性能は龍属性60、攻撃力はなんと250と大幅上昇。
4Gの時は武器倍率190、実質属性値は変わらず60なので、かなり強化されたと言える。
斬れ味は素で白30と心許なく匠で紫も出ないが、今作は混沌の刃薬中なら超高速で斬れ味を回復でき、
絶対回避【臨戦】もあるので斬れ味のケアは業物だけでも問題ないだろう。
今作では同じ系列の祀導神器【封解】がより封解ない不甲斐ないことになっているので、
こちらの方が使う機会がある。
- 神滅剣アル・ゾディアや新たな龍属性武器、赫醒剣アルゴルクが強力なライバルだが、
大きく火力が劣るわけではないので、強化難度の低さもあって十分使っていけるだろう。
MHF
- 凄腕ランクで真封龍剣【絶一門】へと強化可能。
攻撃力220に加え、龍属性770を併せ持つため、非常に強力である。
現在は龍属性1500の刻竜剣【逆鱗】が出現したが、
こちらにも低レア度をウリにしたHC武器派生の裏封龍剣【絶一門】が追加されている。
裏封龍剣のレア度はなんとたったの1。
最序盤から適正レア度ボーナスの効果を享受できる驚異的スペックである。- ただし現在のMHFにおいて、適正レア度ボーナスはそれほど大きな利点を有するものではない。
HCクエストで斬れ味ゲージが一段階ランクアップするのが最大のメリットととらえるべきだろう。
- ただし現在のMHFにおいて、適正レア度ボーナスはそれほど大きな利点を有するものではない。
- MHF-G5.1でG級技巧武器「神封龍剣【絶一門】」へと強化可能となった。
Lv50時の性能は、- 武器倍率500を超える攻撃力717
- 刻竜剣【逆鱗】と同じ属性値である龍属性1500
- 斬れ味レベル+1で空色ゲージが発生する
- 当然とばかりに持つスロット3
この武器倍率500以上+紫を超える空色ゲージは、
長い間無属性のG級片手剣ダードラウラのみの特権であったが、
その牙城を打ち崩しかねない性能である。
また、元々がそうであったようにこの武器も属性に極限まで特化しており、
龍属性1500はシジルで更に上乗せ可能。2000に達するのはさほど難しくないだろう。
つまり高レベルの物理性能に超高レベルの龍属性を両立した武器という、
何がなんだか良く分からない武器となってしまうのである。
- G級の片手剣で龍属性に特化した武器は、天廊武器を除けば、
G級進化武器「真大蛇ノ剣【絢爛】」ぐらいであり、地味に貴重である。
G級進化武器はともかく、天廊武器についてはこの武器と同じぐらいの物理と、
2000近くの属性値を発現させる事はできるが、こちらもシジルの焼き付けで十分カバーできるだろう。
龍属性が良く効くG級モンスターも増えてきており、その点では追い風と言える。- ちなみに真大蛇ノ剣【絢爛】は龍属性1600、つまり属性値だけなら100しか違わない。
物理で大きな差があるため、総合性能では真大蛇ノ剣【絢爛】が圧倒することになるが、
作成難度は文字通り根本的に異なるものになっているので、あまり気にしなくてもよいだろう。
- ちなみに真大蛇ノ剣【絢爛】は龍属性1600、つまり属性値だけなら100しか違わない。
- ただし、近年では龍属性を含む複属性の超高倍率片手剣が激増しており、
かなり工夫しないとアドバンテージを引き出すことができなくなってきているのも事実である。
プレイヤーの手腕が試されるだろう。- とはいえどうしたことか、辿異種ドラギュロス☆4の片手剣である
絶極冥雷剣【白鷺】は攻撃力784に会心30%、閃転強化*4こそ持つが龍属性が1050しかない。
そして龍を含む複合属性を持つ辿異種素材の片手剣も軒並みこのレベルの属性値に収まっていたし、
いくら物理も重視されるMHF-Zの環境とはいえ500近くの属性差はなかなかのもの。
流石に進化武器には及ばず、火力以外では発達部位破壊での不利を持ってしまうとはいえ
属性差を考慮すれば(実際に使うかはさておき)辿異種相手にも充分戦える実力を持っていたと評価できる。
そんなものが辿異種実装のだいぶ前から存在していたのだから、その存在感の大きさは推して知るべし。
- とはいえどうしたことか、辿異種ドラギュロス☆4の片手剣である
- SP武器版として「アクアエイジSP」も存在する。水属性と麻痺属性の双属性。
カラーリングは白で、所々青い。
こちらは古の武器デザインのレプリカモデル。当然、性能は大きく異なる。
MHST
- 外伝作品であるMHSTにも無事に登場。詳しくは述べないが、本作では何気に世界観的に重要な立ち位置にある。
ある程度ゲームを進め、アユリアから依頼されるサブクエストの攻略をこなしていくと、
彼女から譲ってもらう形で入手することができる。
- メインシリーズでは属性重視で物理火力が控えめといった性能だったが、
本作では物理と龍属性のバランスが良い安定した性能の龍属性片手剣と言ったところ。
入手した段階では他に龍属性の片手剣は一切登場していないため、事実上ライバルはいない。
ストーリー後半にかけては龍属性弱点の相手も多いため、何かと役に立つはず。
また、武器固有のアクティブスキルは味方一体の龍耐性を上げるドラゴンガード。
本作で強敵とされるジンオウガ亜種への対策としては非常に便利だろう。
- ある条件を満たすことでできるようになる上位強化を施すと、銘が封龍剣【怨絶一門】に変化する。
引き続き安定した性能ではあるが、
やり込みを続けていくと最終的にとある上位互換と言える龍属性片手剣が登場してしまう。
物理火力や属性値はもちろん、アクティブスキルまで完全に被ってしまっているため、こちらの立つ瀬がない。
とはいえ、その武器の強化完了までのつなぎとしてならば十分に働いてくれるはずだ。
- なお、主要登場人物の一人であるシュヴァルがリオソウル装備に着替えて以降はこの封龍剣【絶一門】を獲物にしている。
上述の通り本作ではやや特殊な入手経路を持つ武器であるが、
シュヴァルがどのようにしてこの片手剣を手に入れたのかは一切不明。リオソウルの入手経路は語られているが…
いずれアニメ版などで入手までの経緯の詳細が描かれるかもしれない。- ちなみに見た目がプレイヤーのものと若干異なり、
ヒビ割れの範囲がほぼ刀身全体まで広くなっている。
- ちなみに見た目がプレイヤーのものと若干異なり、
MHST2
- 本作でも登場。
ストーリーが終盤に入るとメラルー商会で入手できる。
- 武器性能が簡略化され、
同属性の場合スキルや属性値等の差別化要素が無くなり、
状態異常も付与されない為、
本作では単純な龍属性の片手剣という立ち位置。- 龍属性武器としては入手が最も早いものの、
本作のストーリーでは入手以降龍属性が弱点のモンスターがほとんど登場しない上、
入手可能になって割とすぐにネルギガンテのネルガルジャックが入手可能になる為、
龍属性武器が必要だがこの武器しか存在しないという状況がほぼ発生しない。
この為、前作に比べると需要が少なくなってしまっている。
- 龍属性武器としては入手が最も早いものの、
- では入手の価値が全く無いのかと言われるとそんな事は無く、
龍属性は弱点モンスターが少ない代わりに耐性のあるモンスターもほぼ登場せず、
単純な攻撃力がトップクラスな事から、
片手剣の中での汎用武器として活躍させる事ができる。
特にストーリー攻略を早く進めたい場合弱点武器を揃えながら進むのは手間なので、
とりあえずこの武器を強化して突き進むという手も有効。- ネルガルジャックがある為独自の価値が無いとは言うものの、
ネルガルジャックとの差は攻撃力1と防御力7しかない。
また、ネルギガンテはストーリー中に強化素材を求めて何度も戦うのは非常に時間がかかるが、
この武器はネルギガンテから古龍の血さえ入手すればあとは採取(と探検)で素材が揃う。
ほとんど差が無いネルガルジャックにネルギガンテ素材を使うよりは、
他の武器種を揃える方が有意義だろう。
- ネルガルジャックがある為独自の価値が無いとは言うものの、
- という事で前作の龍属性武器としての需要とは異なるものの、
今作でもストーリー攻略に使っていける性能となっている。
- なお、クリア後は上位武器として封龍剣【怨絶一門】も登場するが、
なんと絶一門からは強化できず生産のみの為、
攻略に使われた絶一門の出番は遅くとも上位龍属性武器を生産した時点で終了となる。- また、怨絶一門も上位武器には上位互換が複数存在する上、
汎用武器としても無属性武器の性能に追い付かれてしまっている為、
龍属性武器の繋ぎの立ち位置となっている。
もっとも、他の龍属性武器とは1つを除いて性能差は大きくなく、
強化も絶一門程ではないが他に比べれば簡単な方なので、
繋ぎと言わず使い続ける事も十分可能ではある。
- また、怨絶一門も上位武器には上位互換が複数存在する上、
- ある共闘パートナーも使用しているが、
クリア後は討滅の尖兵に乗り換えてしまう。