クローザー

Last-modified: 2022-05-17 (火) 18:18:07

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0096 【クローザー】 ◆殺◆
自称ジャーナリストの謎めいたニンジャ。過冬にもソウカイヤにも与さず、異常な状況のシトカを俯瞰している。おそらくは相当なカラテの持ち主。ナスカ崩壊のニュースを辿り、ニンジャスレイヤーを追ってシトカに現れたと言うが……。

登場エピソード

 

「俺はいわばジャーナリストだ。ニンジャのジャーナリスト。アッハハ!」
「たった今、お前は困り果てておったろう?俺を頼りなさい……アハ!アハア!」


人物

  • ジャーナリストを自称するニンジャ。
  • 敵意は見せないが、誠実さの欠片も感じられず、極めて胡乱。陰謀を巡らせるトリックスターのようなアトモスフィアを漂わせる。

外見

  • ジャーナリスト帽を被っている。
  • 地の文曰く「人間めいた顔をしているが、まるで人間の顔をしていない」。

元ネタ・考察

  • クローザー(closer)は通常「閉じるもの」「終結させるもの」の意。
    • 北欧神話に登場する悪神ロキの名が同じ意味を持っている。
    • ポピュラーな用例としては、野球の「抑え投手」がある。
    • 形容詞closeの比較級もcloserと綴り「より近い」ことを意味する。ただしこちらは「クローサー」と発音する。

ワザ・ジツ

  • ニンジャスレイヤーとの初対面では警戒中の彼を相手に何事もなかったかのように間合いに入り、カラテを振るわれても余裕綽々で受け、「なかなかの力」と上から値踏みするような評すら出している。その実力は実際底知れないものがある。

ジャーナリズム能力

  • ニンジャスレイヤーの他には数えるほどの人物しか知らないはずのナスカ崩壊の真相を知っている。「ジャーナリズム」というには明らかに知り過ぎているほどの情報収集能力である。

ソウル隠蔽(仮)

  • ナラク・ニンジャがソウルを探ろうとしたが分からず、不明瞭な唸り声を上げるばかりだった。このような例は極めて珍しく、怪しさに拍車をかけている。
  • サツバツナイトもニンジャ第六感を研ぎ澄ませて正体を探ろうとしたが、恐らくはリアルニンジャであると推測しながらも確信を持つには至らなかった。
    • 彼はクローザーを見据えた時の妙な感覚について、メフィストフェレスとの対峙を連想している。
       
真の力
  • にわかニンジャのカトン・カラテを指先一本で受け止める、サツバツナイトと互角に打ち合うなどカラテのワザマエは相当に高い。
  • 上記のジャーナリズム能力によるものか、失われたカラテ奥義「サツキ」についての知識も有する。

緋色の稲妻

  • カラテ動作を行うたびに周囲に現れる。スリケンや装束、後述のボーの表面を伝うこともある。
  • 単なるエフェクトではなく、相手に直接流し込むことも可能。

ボー・オブ・ザ・トラベラー

  • ドラゴン・ドージョー所蔵のレリックである長く重いボー。
  • まやかしじみた力により、普段はペン大のサイズに変えて持ち歩いている模様。
  • 本人から離れた場所にあっても手元に引き寄せることが出来る。

ストーリー中での活躍

「ネタバレは俺のジャーナリズム能力のプレゼンと考えたまえよ……」
  • コトブキとの合流を目指すも行動に迷っていたニンジャスレイヤーの前に現れ、衝撃的なジャーナリズム能力を見せつけた後、コトブキが向かうサキュバスのアジトであるドージョーの場所を教えた。
  • その後は混迷深めるシトカで誰と戦うでもなく不気味に観察を続ける。
     
彼は帽子を投げ捨て、懐からネタバレを取り出した。

(((なんたるウカツ……こ……こやつは……ケイトー……ニ……ン……)))――ナラク・ニンジャ

  • 「カウンシル・フジミ」及び「アルター・オブ・マッポーカリプス」における描写から、その正体はケイトー・ニンジャであることが極めて濃厚となった。
     
  • 「カウンシル・フジミ」にて突如「筋」に現れた彼は、シンウインターの襲来を伝えた上で、マスラダに「ナラクの力を使わねば勝てない」という「助言」をしてその場を去る。そして、シンウインターとニンジャスレイヤーらのイクサを遠巻きに見守る。
  • シンウインターの圧倒的な力に対し、マスラダはクローザーの思惑通りにナラクの力を解放することを選ぶ。それを見た彼は、手に持っていたペンを瞬時に謎めいたボーへと変化させ、ニンジャスレイヤーの心臓に突き立てんとする!彼の目的はマスラダからナラクを引き剥がし奪うことだったのだ。
  • 三本足のカラスの妨害に手こずらされてわずかに狙いが逸れたものの、ナラクを奪い取らんとする致命的な一撃を加えることに成功し、マスラダのローカルコトダマ空間に侵入する。だがそこにマスラダとニューロンで繋がっているシルバーキータカギ・ガンドーが現れ、形勢不利と見た彼は計画を一旦断念し、潔く撤退した。
     
  • 「アルター・オブ・マッポーカリプス」では地上のイクサを俯瞰していたが、ナラクの力を引き出したニンジャスレイヤーに歓喜し接近を試みる。しかしそこに現れたのは……クローザーの謎を解いた国際探偵・サツバツナイトであった!

「久しいな、ケイトー・ニンジャ=サン!」――サツバツナイト

  • 正体を看破されたことで己をケイトー・ニンジャとして認め、彼と交戦。サツキを見切った上で緋色の稲妻を流し込むという恐るべきワザマエを見せつけるも、三本足のカラスに阻まれ千日手の形となる。その後はサツガイとのイクサを終えたマスラダを追おうとするフジキドを妨害し、最終的には余裕綽々と乱戦を生き延びた。
  • フィルギアによると、ケイトー・ニンジャは幾つかの名を使い分けているとのことで、「クローザー」はその一つだった模様。第4部シーズン3ではクローザーの他にも「スカーレット」や「ギャラルホルン」といった名で活動している様子が見られた。

一言コメント

「存分に書き給えよ……」
  • wi-fi狩りされてるはずの親王領でどうやってインターネットしているのだろう。単純に未発見のサーバに繋いでるのか、衛星通信装置か何かがあるのか、あるいは彼自身がコトダマ空間へアクセスする能力を持っているのか -- 2020-03-02 (月) 21:30:03
  • 異常な情報収集能力もあるしコトダマやオヒガンや龍脈や無線に自前でアクセスできる能力はあってもおかしくないな。 -- 2020-03-02 (月) 22:54:35
  • 流石にいくらカラテとジツが神話級に相応しいバケモンでも、ダイダロス=サンやヴィジランス=サン、サキュバス=サンみたいにネットのカラテに関してはそれほど強くは無いだったら実際情けないもんな。 -- 2020-03-03 (火) 05:12:22
  • クセツ=サンを実際苦節させて来る胡散臭さだけど、ロキならああやって昔から他のニンジャにもちょっかいかけてたんだろなw -- 2020-04-20 (月) 06:06:48
  • コイツ自体が「ケイトー・ニンジャです」ってアイサツしたり、他の奴からもケイトー呼ばわるされてるから、カゲムシャや化身でなく本人なのは確定したのかな? -- 2020-05-05 (火) 09:08:53
  • えーとつまりヤリオブザハントの所有者がこいつに移った事によりザイバツのマークがクローザーに転移したということでOK? -- 2020-05-17 (日) 05:08:11
  • ゴキゲンのようだがこれからも先どうなるか。こんな奴でもバケモノ同士のイクサなら普通にダメージ受けてたし安心したが、抜けた歯はやっぱり直せないのか? -- 2020-05-17 (日) 13:38:13
  • 親知らずを抜くためにわざと殴られたのだよ!とか言い出したりして -- 2020-05-17 (日) 13:56:57
  • なんか喋り方とか見下した態度とか異常な洞察力とかが邪悪なシャーロック・ホームズって感じだ。まぁ探偵に追われる側なんだが... -- 2020-06-03 (水) 01:35:14
  • どちらかと言えばプロフェッサー・モリアーティーな?そういえばフジキドの中の人がワトソンで、ガンドーは探偵でヤク中と言う事は・・・なんたる偶然か!? -- 2020-06-03 (水) 06:36:50