シンウインター

Last-modified: 2020-01-15 (水) 10:47:47

◆忍◆ ニンジャ名鑑#488 【シンウインター】 ◆殺◆
イオロフ・メギルビッチの正体は、シンウインターの名をもつニンジャである。「月に這う蔓草と、霜に根を張り咲く花々」ーーアラスカ州シトカの碑文に残された詩、1944

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0058 【シンウインター】 ◆殺◆
エメツ流通の重要拠点であるアラスカ・シトカを支配するロシア系ヤクザクラン「過冬(カトー)」の首領。知性と残忍と権力とカネとカラテを兼ね備えた恐るべきニンジャであり、シトカの人間は誰も彼に逆らう事ができない。

登場エピソード Edit

 

「この街は俺の全てだ。全てが俺の家族であり……俺そのものだ。俺には守るべきものがある。全てだ。俺は全てを守る。ゆえに倒れぬ。……家族は大事だぞ」
「ンッハハハハハハ!貴様は何もわかりはせん!家長たるこの俺のカラテの重み!その意味!強さの責務を!」


人物 Edit

  • アラスカのシトカを本拠地とするロシア系ヤクザクラン「過冬」の首領。本名「アドリアン・メギルヴィッチ・イオロフ」
  • 2037年の時点では末端ロシアヤクザに過ぎなかったが、後にカラテを鍛え、当時のボス(ニンジャ)にゲコクジョ。その一族郎党を皆殺しの末に晒し首にして現在の地位を確たるものとした。
  • シトカを「俺の国」「全てが俺の所有物」と扱っており、治外法権の独立国家を作り上げている。
  • その経歴から察される通りの尊大で残忍な性格。一方で部下の報告に対して気の入っていない受け答えをしたり、捜索を命じている娘のことを「なんとかいう娘」としか覚えなかったりと覇気の薄い態度も散見される。
    • シルバーキーは彼を「何もかもどうでもいいと考えている。ただ力を拡大する事、それで暇を潰してる」と評している。
  • 絶対と称されるほどに強い所有欲を持つ。反面手に入れてしまえばすぐに忘れてしまう。
    • しかし、ひとたび手に入れたものが奪われることや棄損されることには凄まじい怒りを抱く。
       

その出自

  • かつて暗黒メガコーポ同士の激しい戦争に生活を奪われシトカに逃れるも、長旅の中で母は亡くなり、遺された父は暴力を振るうことも辞さない苛烈さで家族に接するようになる。
  • アドリアンは父を憎んだが、暗黒メガコーポの罠がすぐ傍で待ち構えているシトカの過酷な生活においては父の暴力こそが家族を唯一守るものであったこともまた事実であり、その父が希望を見たばかりにボロクズのように命を落としたことは彼の価値観を決定付けることとなる。
  • この荒れ果てた世界では暴力による秩序こそが必要だと考えた彼はヤクザになり、ニンジャソウルを宿し、紆余曲折を経て過冬の首領の地位まで上り詰めた。その過程でソフィア=ユーリア=ディアンタとの間にもうけた子がオリガ、後のザルニーツァである。
 
  • 憑依しているソウルはユミル・ニンジャ。神話時代のリアルニンジャであり、「ユミル」が北欧神話における原初の巨人の名であることを考えるにその中でも相当に高位の存在と推測される。
  • さらに彼は本拠地にユミル・ニンジャ本人の化石を保有しており、ユミル・ニンジャのソウルを宿す彼がそれに触れることで極めて強大なジツを行使することを可能としている。

外見 Edit

  • 短い髪、後退した生え際、丸太めいた腕、そして虚無的な瞳を特徴とする。
  • イクサの際は深海めいた深い青のニンジャ装束を身に纏い、メンポとブレーサーを装着する。

元ネタ・考察 Edit

  • シン(sin)は「過ち」、ウインター(winter)は「冬」であり、直訳すると「過冬」となる。
  • シンウンターという誤記がヘッズの中で多く見られるが、正しくはシンウンターである。

ワザ・ジツ Edit

  • 実際強い。相当に強い。
  • 戦闘スタイルには際立った特徴こそ見られないが、その分ベーシックなカラテが極まっており、生半可な実力では付け入る隙がない。
  • 秀でた体格から繰り出される重く速い攻撃を主軸に据えたイクサ運びは、アラシノケンの初動からその危険性を感じ取って即座に潰しにかかるほどのニンジャ第六感も相まって非常に強力かつ堅牢である。また、ボディチェックサマーソルトキックといった暗黒カラテ技も使いこなす。
    • その戦いぶりは地の文から「枯れ果てた荒野じみた冷徹なカラテ」と評される。
  • スーサイドサイグナスオールドストーンといった並居る強者達を屈服させ、ヌンチャク・オブ・デストラクションを手にしたニンジャスレイヤーとも互角以上に打ち合ってみせたという戦績からも、彼のワザマエの凄まじさが伺えるだろう。
  • ニューロン攻撃への耐性も持ち合わせており、シルバーキーとのイクサでは不意を突かれたにも関わらずジツをほぼ撥ねつけ、彼に衝撃を与えている。

オーディンの軍勢 Edit

  • ユミルなのにオーディンナンデ?
  • シトカ全域をオーロラで覆うことによって、シトカからの脱出を完全に不可能とする。
    • シトカを脱出しようとしたニンジャスレイヤーはニューロンに激しい攻撃を受け、断念を余儀なくされた。その強烈さは、攻撃を受けた時点でナラク・ニンジャが自らのウカツを悔い、憑依者を守るべく必死の行動を取っていたほど。
  • 対象を選別することは出来ないようで、発動中はシトカが完全な封鎖状態となり、経済的損失をもたらすという難点がある。
  • 己の周囲に濃縮させることも可能であり、これによって相手を分断させて複数人を同時に相手取ることが出来る。

オーロラ掌打(仮) Edit

  • 周囲に展開していたオーロラをエンハンスメント・ジツめいて両腕に纏わせ、打撃を繰り出すヒサツ・ワザ。
  • 攻撃の瞬間、シンウインターの背後には死せるユミル・ニンジャのヴィジョンが聳え立つ。

ストーリー中での活躍 Edit

『ンッンッンッ……ネタバレを察せよと言う事か』

  • 「フラワーズ・フロム・フロスト」にて初登場。手下のニンジャを爆発四散せしめたスーサイドに対し、ホロ映像を通じて落とし前をつけるよう脅迫した。しかしDZが割って入りネオサイタマとの関係を匂わせると、恩を売って見逃すという形で手打ちを行った。
     
  • 「コールド・ワールド」及び「ライフ・アフター・デス」においては、ゾーイの身柄を狙う過冬の首領として物語に対する絶大な影響力を発揮しているが、本編中の時間軸では基本的に部下に指示を下すのみで殆ど行動はない。しかし最終セクションでは「オーディンの軍勢」を発動、またその場に現れていたサツガイと平然と交流するという一幕を見せる。ゾーイを欲しがるサツガイに対し、一度は難色を示すものの、相応の対価を条件として承諾した。
     
  • その後はしばらく登場せずにいたが、ニンジャスレイヤーの手によってワイズマンが次々と爆発四散を遂げ、さらには「ハート・オブ・ダウントロッデン・ソウルズ」にて実の娘であるザルニーツァが敗北したことを受けてついに堪忍袋の緒が切れ、本拠地を去っていった。
     
  • そして「カウンシル・フジミ」にて<筋>の前に直接その姿を現し、スーサイドサツバツナイトを打ち破り、ヌンチャクを手にしたニンジャスレイヤーとのイクサでも優位に立つという恐るべきワザマエを披露。そのままゾーイを奪い去っていったが、依然としてニンジャスレイヤーには凄まじい憎悪を抱いている。
     
  • 「ドラゴン・インストラクション」ではゾーイの運命を不憫に思ったザルニーツァから突如反抗されるも、これを圧倒的なカラテでねじ伏せた。
     
  • 第4部シーズン2も大詰めとなった「フリージング・フジサン」にてついにサツガイと再び相まみえ、ゾーイと引き換えに脈打つハッポースリケンを手に入れる。彼はそのスリケンをユミル・ニンジャの化石の額に突き刺し……。

「フリージング・フジサン」以降

シトカ・ニンジャ Edit

 

「ドーモ。俺はシンウインターであり……そうだな、カイデンは、シトカ・ニンジャと名乗る事にしよう」


人物 Edit

  • 「フリージング・フジサン」にて何とリアルニンジャになった。カイデン・ネームは「シトカ・ニンジャ」
    • サツガイから入手したハッポースリケンをユミル・ニンジャに突き刺すことでその力を吸収し、リアルニンジャ化したようだ。

外見 Edit

  • 「カウンシル・フジミ」での戦闘時よりも一回り大きくなっており、身体にはオーロラじみた邪悪な輝きの力が満ちている。

ワザ・ジツ Edit

  • カラテのワザマエ、オーロラの力はリアルニンジャ化する前の比ではなく、遥かに強力になっている。
    • ナラク曰く「ユミル・ニンジャの延長上の力」。
  • かつて両腕にのみ纏わせていたオーロラは全身に纏わせられるようになり、身体への打撃の衝撃を拡散、相殺することを可能としている。
    • 実質的に打撃が無効になるという反則級の能力であり、これを突破するためにはニンジャスレイヤーの赤黒の炎などによってオーロラを強制的にかき消すか、あるいは彼がオーロラを身に纏わせられない時に攻撃するしかない。

多色の竜巻 Edit

  • 過剰充填したオーロラを竜巻状に放射するヒサツ・ワザ。

ドス・ダガー Edit

  • ニンジャスレイヤーの猛攻に追い詰められたシンウインターがオーロラを濃縮して生成した武器。
  • その密度はあまりにも高く、ニンジャスレイヤーのブレーサーを貫通するほどの強度を誇る。
  • さらに、逆手に構えたドス・ダガーを投げ槍の形に変化させて放つという芸当も披露している。

ストーリー中での活躍 Edit

「シトカは俺であり……。シトカの民は俺の所有物だ。そのネタバレを好きにしていいのは、俺だけだ」

  • 「フリージング・フジサン」及び「アルター・オブ・マッポーカリプス」にて、ニンジャスレイヤー達と最終決戦を繰り広げる。
  • ニンジャスレイヤーにはオーロラと赤黒の炎の相性の悪さもあり当初は圧されていたが、ドス・ダガーによる起死回生の一撃で形成逆転し、ドス・ダガーを変化させた投げ槍によって地面に縫い留める。
  • 続いて向かってきたスーサイドの攻撃にも耐え切り、ボトルネックカットチョップで首を刎ねんとするが、ガーランドのインターラプトによって阻止される。同時にサツバツナイトがニンジャスレイヤーの元へ向かおうとするのを警戒した彼は、ニンジャスレイヤーにはザルニーツァを差し向け、残る三人はオーロラの障壁の内側に取り込み己一人で相手取ることを選択する。
  • 並以上のニンジャでも秒殺は免れないであろう状況下において、シンウインターはスーサイドとガーランドを退け、左手の指を全て失う代償を負いながらもサツバツナイトを戦闘不能に追い込むという凄まじいワザマエを見せつける。しかしその間にニンジャスレイヤーはザルニーツァとのイクサに勝利し、さらにはナラクとの和解を経て新たな力を開放する。
  • なおもカラテで立ち向かおうとするが、左手の指は欠け失せ、オーロラはナラクの妨害によって己の身体に取り込めず、そして手駒も全て失った彼にはもはやイクサを制する力はどこにも残っていなかった。

「他所者風情が……!俺はシトカだ……俺が世界だ!」
「違うな」「貴様はニンジャだ。おれが殺す」――ニンジャスレイヤー

  • 最期は瞬き一つせず、ハイク一つ詠まず、ヌンチャクに首を刎ねられて爆発四散した。

一言コメント

「何という事だ。何たるコメント」

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 劇場版の強大な大ボスめいた存在だったと思うが、復活したリアル・ニンジャ達とザイバツにいいとこ奪われてしまった感が・・・。劇場版の大ボス倒したと思ったら、本編の強大な敵組織が乱入してくるパターンな。 -- 2019-06-01 (土) 18:31:03
  • 強いのは確かだったけど、他の大ボス達と比べると野望がショボンいと言うか、ハングリー精神が足りない。 -- 2019-07-29 (月) 22:51:47
  • マスラダ達が来る前にサツガイに家族を生き返らせてもらおうとしてようだし希薄とはいえ近しい者への情を持ってはいる。所有欲や支配欲も歪ながらも故郷への愛着の形なのだろうとは思える。本来持っていたはずの人間性があのような虚無的な形になってしまった理由についてもう少し描写してはしかった -- 2019-07-30 (火) 09:03:05
  • オーロラをジツとして使うがオーロラ・ニンジャクランとは関係ないのだろうな 向こうは雪原戦闘特化のクランだし -- 2019-08-29 (木) 02:58:25
  • ↑4 その後の展開どころか、シンウインター=サンが死んだ回の〆が「工具ボックスの横にはドラム缶が二つあり、一方には赤、一方には黒のペンキが、偶然満たされていた」で全部吹っ飛んだ、アガメムノン=サン以上に不憫なラスボス -- 2019-10-29 (火) 11:14:00
  • この人がリアルニンジャになった原理がわからなかったけど、もしかしてユミル・ニンジャに対するゲコクジョに成功したからなのか? -- 2019-11-01 (金) 18:49:42
  • この人も幹部のワイズマンも部下へのパワハラ・理不尽行為はなかったような……? サンシタのソウル憑依者なら過冬が一番エンジョイ出来る組織かも -- 2019-11-01 (金) 20:35:01
  • 一番痛かったのが、サツガイと若干キャラかぶってたとこ -- 2020-01-14 (火) 21:35:59
  • 後、偉そうにしててもサツガイに世話になってカイデンしたのもボスらしくない。 -- 2020-01-14 (火) 22:00:05
  • ↑少し前のツイートで「祝福は受けない、サツガイの下になってしまうからだ」的なことが書かれていたのに、結局、特殊なシュリケンをもらうという点が、読者からすと「結局、サツガイの援助を受けているやん」という風に映ったのかもしれませんね。あのシュリケンは、一応、サツガイにゾーイを渡した代償なので、厳密には「一方的に、サツガイの世話になった」わけではないのですが。 -- 2020-01-14 (火) 22:18:18
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