ソ連 RankVII 軽戦車 2S38
概要
Update 2.21 “Fire and Ice”にて追加された。
お値段9090GE(これでもカリオペより650GEも安いのだが)。性能はそれ相応かも?
車両情報(v2.21.0)
必要経費
車両購入費(GE) | 9090 |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 10000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 200 |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.0 / 10.0 / 10.0 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 57.1⇒113.0 / 35.7⇒60.0 |
俯角/仰角(°) | -5/75 |
リロード速度(秒) (自動装填) | 0.5 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / *** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 60 / 43 / 13 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 43 / 43 / 43 |
重量(t) | 21.5 |
エンジン出力(hp) | ***⇒954 / ***⇒500 |
2,600rpm | |
最高速度(km/h) | 78 / 71 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -23 / *** ~ -21 |
視界(%) | 79 |
乗員数(人) | 3 |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 有/無 | **/**/** |
追跡レーダー | 有/無 | ** |
光学索敵センサ | 有/無 | **/**/** |
光学追跡センサ | 有/無 | ** |
敵味方識別装置 | 有/無 | ** |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | 4x-9.4x | 有 | 熱線 | 三 |
砲手 | 4x-9.4x | 有 | 熱線 | 三 |
操縦手 | 1.0x | 無 | 赤外線 | - |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 57mm 2A90 cannon | 1 | 148 | -・80・120 |
機銃 | 7.62mm PKTM Machine gun | 1 | 750 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
57mm 2A90 | BR-281U | APCBC | 2.8kg | 13g(TNT換算20.02g) | 1000m/s | 151 | 147 | 132 | 114 | 100 | 87 |
OR-281U | HE | 2.8kg | 150g(TNT換算231g) | 1000m/s | 17 | 17 | 15 | 13 | 11 | 10 | |
3UO8 | HE-VT | 2.8kg | 150g(TNT換算231g) | 1000m/s | 17 | 17 | 15 | 13 | 11 | 10 | |
3UBM22 | APFSDS | 0.95kg | N/A | 1500m/s | 225 | 221 | 209 | 193 | 177 | 161 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** | *** |
修理キット | *** | |||
砲塔駆動機構 | *** | |||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | *** | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | *** | |||
砲火調整 | *** | |||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | *** | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
弾薬開発3 | ||||
IV | 変速機 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | - |
---|---|
次車両 | - |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
主武装に57mmの対空砲を装備している。主に使う弾種はAPFSDS,HEVT,APHEの3つがあり状況によって上手く切り替えると良いだろう。APFSDSは至近距離で225mmの貫徹力があり、第三世代MBT相手でも弱点狙撃で正面から撃破出来る性能があり、第二世代MBTに関しては車体正面を余裕で貫通する程なのでこのランク帯で遭遇する殆どの車両を蜂の巣に出来るだろう。ただし加害力は低いので正確にモジュールや乗員を狙う必要があるので気を付けよう。APHEは側面を取れば高い速射性能と加害力が合わさり相手を一瞬で撃破出来るが、車両によってはエンジンや複雑な車体形状で吸収されてしまうので気を付けよう。そしてこの車両で1番の強みは57mmのHEVTと光学ロックによる高い対空、防空性能である。光学ロックなので敵にロックしていることを悟られずに遠距離の航空機から高速で横方向に飛行している航空機もリードアングルによって正確な射撃ができる。そしてこのHEVTは曳光弾では無いので敵に射撃されている事を悟られにくいという強みもある。最後にこの車両は高解像度の第三世代FLIR(サーマル)を装備しているので遠距離の狙撃、識別、索敵性能が非常に優れているので上手く活かそう。レーザー警報装置も搭載しているためヘリやドローンに狙われてもすぐに身を隠すことができるだろう。
【防御】
車体はBMP-3がベースなので正面は12.7mmに耐えるが側面だと容易に抜かれる。車体上部はきつい傾斜がかかっているので時々APFSDSすら跳弾する事があるが基本撃たれたら抜かれると思って立ち回ろう。砲塔は無人化してあり弾薬は砲塔下に収納されている。搭乗員は車体前部に横一列で並んでいる。車体前部を真横から、もしくは車体中央の弾薬を抜かれたら即死なので気を付けよう。一見被弾は厳禁かと思いきや、車体後部はエンジン、変速機が非常に小さくスカスカなので撃たれても無傷な事がある。他にも装甲が薄すぎてAPFSDSなどが当たっても殆ど破片が飛散しないので車体中央を撃たれてもしっかり弾薬に直撃しないと誘爆せずに耐える事もある。以上の事から見た目以上のしぶとさがある事もあるが、基本は被弾しないように立ち回ろう。
【機動性】
原型のBMP-3から、エンジン馬力そのままに3.5t増えているため、PWRは落ちている。それでも、小型でもパワフルなエンジンと優秀な変速機、軽量な車体で機動性は良好、おまけの水上航行能力。良好な機動性を活かして側面取り、裏取りに徹する事をおすすめする。
史実
後ろの車両はT-15(AU-220M搭載)
2S38 Derivatsiya-PVOはロシア軍が保有・運用している戦車で、一見歩兵戦闘車にも見えるが、れっきとした対空戦車である。2K22"ツングースカ"の後継車両として開発された車両であり、2018年の武器見本市"Army 2018"にて初公開され、2020年の対独戦勝記念パレードに参加した。
車体はBMP-3をベースにし、主武装として57mm 2A90機関砲、副武装に7.62mm PKTMを装備している。砲塔は無人化されており、乗員はT-14のような装甲カプセルに保護されている。
小ネタ
57mm・・・対空砲・・・対戦車・・・ウッ頭が!となる方もいるだろう。それも当然、ソビエト/ロシアでは57mmの大口径砲を対空砲として採用した戦車は後にも前にもZSU-57-2と2S38、こいつらだけである。大事なのはパワーだ!
両方ともS-60対空砲をベースとして開発されており、いわば従兄弟のような存在。
下は各国57mm機関砲を装備している車両の比較表。
2S38 | PT-76-57 | ZSU-57-2 | WZ305 | ZSU-57-2 (FIN) | ZSU-57-2 (IL) | Begleitpanzer 57 | |
主砲 | 57mm 2A90 cannon | 57 mm AU-220 cannon | 57 mm S-68 cannon | 57mm Bofrs L/70 Mk.1 cannon | |||
毎分発射数(ファイアレート) | 120発/分 | 140発/分 (70発/分×2) | 200発/分 | ||||
弾薬搭載数 | 148 | 100 | 296 | 148 | |||
レーダー/IRST | 有 | 無 | 有 | ||||
BR(AB/RB/SB) | 10.0/10.0/10.0 | 7.7/8.3/8.0 | 7.0/7.0/7.0 | 8.7/8.0/8.0 | 7.0/7.0/7.0 | 9.7/9.3/9.3 | |
HE-VT 高性能信管の有無*2 | 有 | 無 | 無 | 有 | 無 | 有 | |
ATGM AAM SAM | 無 | 有 ATGM TOW | |||||
NVD TVD | 有 | 無 | 有 |
さて、57mm砲の肝心の威力。その辺の自動車に当たれば木っ端みじん、草木をなぎ倒し、航空機をいともたやすく引き裂く・・・と少し誇張気味ではあるが相当なものであると推測されている。
例えば、有名なA-10のコピペだと、「・30ミリ機関砲の弾道から3m離れた場所で敵兵が頭から血を流して倒れていた(と言うより頭も体も無かった)」といった少し眉唾気味のものも存在し、破壊力という点ではあまり正確に記述されていない。よって、ここで簡単に計算したいと思う。
もし仮にBR281U(APCBC 弾速1000m/s 重量2.8kg)を軟目標に射撃した場合の着弾時の運動エネルギー「K」は、
1/2・M・V^2 で表される。
Mは質量[kg]、Vは速度[m/s]なので、代入すると、
1/2×2.8×1000^2
となる。
したがって、K=1,400,000J(ジュール)となる。
いまいちピンとこない方もいるかもしれない。これを分かりやすく自動車で表現したい。
普通車(車重 1500kg)であれば、150-160km/hで激突したときのエネルギーと同じくらいである。
BR281Uの先端の面積は500円玉と同じくらいの面積(約3cm2)なので、その一点にそんなエネルギーが集中することとなる。上記のコピペはあながち間違っていなさそうだ。
ちなみに同戦車のAPFSDS 3UBM22だと、1068750Jとなり、これは1500kgの普通車が大体135km/hで激突した時と同じくらいの運動エネルギーとなる。
ただし、実際には着弾までに空気抵抗でいくらか減速するし、風や湿度の影響もあるため、大体このくらいと覚えておくのが良い。
125mm砲のAPFSDSだと、7398400Jとなり、57mm砲の7倍近い威力がある。
恐ろしい。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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