イタリア RankI 爆撃機 B.R.20DR チコーニャ
概要
フィアット B.R.20DR チコーニャ(コウノトリ)はVer1.69にて実装された、イタリア空ツリーのランクI爆撃機。
このランクの機体の中ではかなりの爆弾搭載量を誇る。ただそれと引き換えに動きは鈍重で、最高速度も低く、防護機銃も強力とは言い難い。
機体情報(v2.21.0.8)
必要経費
必要研究値(RP) | 4,000 |
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機体購入費(SL) | 2,100 |
乗員訓練費(SL) | 600 |
エキスパート化(SL) | 2,100 |
エース化(GE) | 40 |
エース化無料(RP) | 110,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 1.7 / 1.7 / 1.7 |
RP倍率 | 1.0 |
SL倍率 | 0.3 / 0.7 / 0.7 |
最大修理費(SL) | 370⇒462 / 1,300⇒1,626 / 1,060⇒1,326 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 410⇒452 / 398⇒430 |
(高度4,000m時) | |
最高高度(m) | 7,000 |
旋回時間(秒) | 32.1⇒30.0 / 33.5⇒31.0 |
上昇速度(m/s) | 2.3⇒7.4 / 2.3⇒4.6 |
離陸滑走距離(m) | 750 |
エンジン型式 | Fiat A80 RC.41 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | *** |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 3 |
限界速度(IAS) | 675 km/s |
降着脚破損速度(IAS) | 310 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)-, (離陸)428 km/h, (着陸)280 km/s |
主翼耐久度 | -3G ~ 6G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 (単装) | 7.7mm Breda-SAFAT | 1 | 1000 | 機首 |
機銃 (連装) | 7.7mm Breda-SAFAT | 1 | 1000 | 機体上部 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
7.7mm Breda-SAFAT | 既定 | T/Ball/AP-I/AP-I/AP | 10 | 7 | 4 | - |
汎用 | T/AP-I/AP-I/AP-I | 10 | 7 | 4 | 4 | |
徹甲弾 | T/AP/AP/AP/ | 10 | 7 | 4 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 50kg (25kg) GP 50 | 12 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | - | - | 合計搭載量 696kg (爆薬量300.0kg) |
B | 100kg (50.6kg) GP 100 | 12 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 450 | MCSAP100 | 合計搭載量 1200kg (爆薬量607.2kg) |
B | 250kg (125.7kg) GP 250 | 4 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 300 | MCGP250 | 合計搭載量 1036kg (爆薬量502.8kg) |
B | 500kg (220kg) GP 500 | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 300 | MCRO500 | 合計搭載量 1016kg (爆薬量440kg) |
B | 800kg (357kg) GP 800 | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 450 | MCGP800 | 合計搭載量 1644kg (爆薬量714kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 220 | 130 | *** |
ラジエーター | ||||
銃座7mm | ||||
MCSAP100 | ||||
II | コンプレッサー | 330 | 200 | *** |
機体 | ||||
MCGP250 | ||||
III | 主翼修理 | 280 | 170 | *** |
エンジン | ||||
新しい7mm機関銃 | ||||
MCRO500 | ||||
IV | インジェクター交換 | 360 | 220 | 80 |
カバー交換 | ||||
MCGP800 | ||||
EFS |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
研究ツリー
前機体 | S.81 |
---|---|
派生機体 | B.R.20M M1 |
次機体 | S.M.79 serie 1 |
解説
特徴
やはり何と言っても800kg×2という搭載量だろう。基地爆撃等その搭載量を活かした運用に徹することで高スコアを狙える。
防護銃座は決して強力とは言えないので敵機に狙われないような立ち回りを心掛けよう。
上下機動は良く効くもののヨーやロールは重い。低速だが、高度さえあれば降下加速しても機体はそこそこ耐える。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
本機と同じく800kg×2を搭載するH6K4とは違い、爆弾槽に爆弾を搭載するタイプのため、基地を2回攻撃することが可能である。800kg爆弾は試合のBRにもよるが、大体一撃で基地を破壊することが出来、効率的にゲージを削ることが出来る。味方爆撃機が基地に向かっているようなら、飛行場に直行してサプライズを狙うのも一興である。飛行場だけでなく、飛行場周辺や主戦場の状況をよく見て敵機が補給に帰るタイミングを待ち構えよう。試合後半、敵機が粗方片付いていれば基地爆をせずに対地した方がゲージをより削れるので有効である(味方爆撃機の搭載量、残存数、制空権の有無等の条件が揃わないと飛行場破壊は難しい為、むやみやたらに基地や飛行場を爆撃するのは悪手である)
100kgを用いた戦車破壊をメインにしていこう。
・爆撃照準器を用いた戦車攻撃のやり方
1.爆撃照準器に切り替える(デフォルトF7)
2.戦車の正面に向かって接近する(軽戦車なら真横からでも当たることが多い)
3.投下時のタイムラグを意識してほんの少し早めに投弾する
アプローチと投下タイミングさえ間違えなければ撃破するのはそう難しくないため、是非挑戦してみよう
S.81よりも100kgの搭載数は減少しているが、12発も積めれば十分だろう。軽戦車程度なら着弾地点が多少ズレても撃破を期待できる。ただやはり慣れは必要であるため、カスタムバトル等で練習した方が良いだろう。
高度4000m前後で油温が下がりだすのでWEPを炊きっぱなしに出来る。4500m~5000m以上になるとエンジン温度も下がりだす。速度は出づらいが機体は頑丈な方であり、急降下で約610kmを過ぎても余裕で耐えるので高空で追いすがられても割と逃げやすい。ただし舵は効き辛くなるので早めの引き起こしも必要である。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
イタリア王国空軍が1934年に提示した新型機要望書に応じてフィアット社で開発された中型爆撃機。
1936年2月に初飛行し9月には空軍に初号機が納入された。1937年からスペイン内戦に参加。人民戦線軍の主力戦闘機I-15シリーズよりも優速だった。
さらにスペイン内戦の戦訓を取り入れた改良型が生産され、最終的な生産数は各型あわせて600機近くに達した。
第二次大戦でも王国空軍爆撃機隊の主力の一翼を担いフランス・北アフリカ・地中海の戦いで活躍する。
対ソ戦線やバトルオブブリテンにも送られたが、流石に旧式化は否めず、特にバトルオブブリテンで大損害を被ってからは雷撃任務や哨戒・輸送など二線級の任務に用いられた。
ただ信頼性自体は高かったため、イタリア降伏後も1946年までは非戦闘任務に用いられていた。
戦間期イタリアの機体は海外にも輸出されているが本機も例外ではなく、ハンガリーやクロアチアなどに輸出された。
その中でもおそらく最も多く購入したのが、日本である。
1937年に日中戦争が始まると、帝国陸軍が使える重爆撃機が旧式化した九三式重爆しかなく、新鋭の九七式重爆が揃うまでのつなぎとして急遽およそ100機が総額6000万円*2で発注され、カプローニCa.135と共に空軍の士官やフィアット社の技師とともに直接大連に送られた。
カプローニは日本陸軍の要求水準に満たないもののBR.20は水準に近く、スペイン内乱などで名声を得ていたこともあり実戦に投入、満州の飛行第12戦隊、飛行第98戦隊に配備され1938年末から翌年初頭の冬季に任に就き、友軍戦闘機の行動範囲外まで行動し国府軍機に対し損害を被っていた。
『イ式重爆撃機』として最終的に85機(88機、78機とする資料もある)が輸入された本機は、当時の日本の機体に比べると性能面では秀でていた。しかし日本機とイタリア機の規格の差や支援体制の不足等から稼働率は低く、前線部隊での総評は芳しいものではなかった。
飛行第12戦隊はノモンハン事件に参加すべく満蒙国境に移動したが、イタリア製の予備部品が底を突くと急速に戦力を減耗し、事件が収束するとイ式重爆撃機は数が揃ってきた九七式重爆へと更新されていった。
日本軍で使用された機体のうち1機は完全な形で国民党空軍に鹵獲され使用されたという。
日米開戦後、既に現役を退いていたにもかかわらず連合国航空技術情報部(TAIU)は日本のBR.20にRuth(ルース)のコードネームを与えた。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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