イタリア Rank III 駆逐艦 Corazziere, Soldati type 1 serie (1943) |ソルダティ級駆逐艦第1グループ コラッツィエーレ
概要
アップデート1.99で実装されたイタリア駆逐艦。
--加筆求む--
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 61,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 230,000 |
乗員訓練費(SL) | 65,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.3 / 4.3 |
RP倍率 | 1.6 |
SL倍率 | 1.1 / *** |
最大修理費(SL) | 2320⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 12 / 12 / 0 |
船体 | 鋼, 16 mm |
上部構造物 | 鋼, 4 mm |
排水量(t) | 2580 |
最高速度(km/h) | 58⇒*** / ***⇒*** |
乗員数(人) | 219 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 120 mm/50 O.T.O. Mod. 1936 | 連装 | 2 | 800 | 1 |
単装 | 1 | 200 | |||
対空砲 | 20 mm/65 Breda | 連装 | 4 | 19200 | 7 |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
120 mm Ansaldo 1936 | HE Dirompente | HE | 22.8 | 1630 | 950 | - | 21 | |||||
APCBC Perforante | APHEBC | 23.49 | 1300 | 950 | 6 | 188 | 160 | 130 | 111 | 98 | 83 | |
HE-TF Contro-aerea | HE-DF | 2.8 | 1630 | 950 | - | 21 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm/65 Breda | Perforante mod.35 | API-T/HEFI-T* | 38 | 36 | 29 | 23 | 20 | 18 |
Granate mod.35 | HEFI-T*/HEFI-T*/HEFI-T*/API-T | 38 | 36 | 29 | 23 | 20 | 18 | |
Perfornante mod.35 | API-T/API-T/API-T/HEFI-T* | 38 | 36 | 29 | 23 | 20 | 18 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm S.I.270 | 6 | 3500 | - |
爆雷投射機 | BTG 100 | 8 | 90 | Bomb Mortar |
魚雷 & 爆雷投射機 | 533 mm S.I.270 | 6 | 3500 | Bomb Mortar |
BTG 100 | 8 |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm S.I. 270/533, X7,2 Tipo I | 1700 | 270 | 89⇒70 | 4.00⇒10.00 |
爆雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) |
---|---|---|
B TG 100 | 126 | 100 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
前任艦から主砲が増加、対空兵装も旧式のポンポン砲から更新されずっと使いやすくなった。
--加筆求む--
【火力】
主砲はダルド級と同じくMod.1936型120mm砲、船体中央付近に単装砲が1門追加され合計5門となっている。
相変わらず装填速度や榴弾の威力に難があるので近距離での撃ち合いには向いていない。
対空砲は65口径ブレダ20mm連装機関砲を4基8門搭載する。
低速・低レートのポンポン砲から脱却したため対空性能は大きく向上した。
…ただし他国の20mm(米英独)が毎分450~480発なのに対しブレダ20mmは毎分240発と射撃レートが低い。
初速はゲーム内から確認できないが史実データ(NavWeaps参考)で比較しても差はほとんど無い。
もっともポンポン砲よりはずっと活躍してくれるためそういうものだと割り切ろう。
魚雷はダルド級と同じI型を同数搭載している。
【防御】
弾薬庫は主砲弾・対空砲弾の両方が水線下に収められている。
更に後部弾薬庫は燃料タンクに囲まれているので安全性は高い。
【機動性】
最高速度はパーツフル改修で65km/h(35kt)とダルド級に比べるとだいぶ遅くなってしまった。
史実
ソルダティ級駆逐艦はイタリア海軍が建造・運用した駆逐艦。イタリアが建造した最後の艦隊型駆逐艦である。
1936年発注の第1グループ12隻と1940年追加発注の第2グループ7隻(2隻は未成で就役は全17隻)に分けられる。
イタリア海軍の駆逐艦はダルド級以降兵装に大きな差異はなく、船体形状と機関出力の向上で改良を続けていった。
ダルド級で問題になったトップヘビーを解消するため船体を拡大・改設計したマエストラーレ級、マエストラーレの機関出力を向上したオリアーニ級につづき、さらに出力アップで高速力を狙ったのがこのソルダティ級である。
ソルダティは軍人・兵士の意味で、姉妹艦各艦の名前は兵種・兵科の名前から取られている。
Corazziere(コラッツィエーレ)は精鋭胸甲騎兵部隊の意味で、16世紀ごろから使われた呼び名。のちに国王の警護部隊(近衛騎兵)となり、現在では儀仗騎兵隊を指す言葉になっている。
ダルド級より大型化したマエストラーレ級以降の船体はほぼ同じもので、ボイラー3基・タービン2基2軸推進の機関配置もダルド級から変化はない。
機関合計出力が5万馬力まで上げられたことで最高速力は35ノット(軽量状態の公試では40ノット)に向上した。
中央部の魚雷発射管の間に単装砲1門があるが、竣工時は信号弾発射機で後に交換されたものである。
第2グループはこの単装砲が竣工時から装備されていたことと若干対空機銃が追加されたくらいの差しかない。
第1グループも改修でそれぞれ追加搭載したため、実質的に差はなかった。ただし追加改修の内容が艦と時期によって異なっていたため、「コラッツィエーレ」と課金艦の「ジェニエーレ」のような差が生まれている。
「コラッツィエーレ」はソルダティ級のうち起工順では11番目、就役順では8番目の艦。
1937年10月7日OTO社リヴォルノ造船所で起工、翌5月22日進水、1939年3月4日に就役した。
「コラッツィエーレ」「アスカリ」「ランチェーレ」「カラビニエーレ」の姉妹艦4隻で第12駆逐隊を編成した。
1940年7月カラブリア沖海戦に参加。イギリス戦艦に対して雷撃を行うが、損害・戦果共になし。
11月のタラント空襲時にはタラント軍港に在泊していたが、こちらも損害はなかった。
その後も地中海で哨戒、機雷敷設、船団護衛、主力艦隊の護衛などで活動する。
1941年にはマタパン島沖海戦、第1次シルテ湾海戦に参加する。しかしシルテ湾海戦の翌日、撤収中に姉妹艦「グラナティエーレ」と衝突事故を起こし、双方とも艦首を失って大破してしまう。
「コラッツィエーレ」はギリシャ沿岸に曳航され、応急修理ののち改めて本土で大修理を行った。
失った艦首の再建と対空砲の追加を含む修理には翌1942年5月までかかったが、復帰するとすぐに護衛任務に就いた。
11月に再び空襲で損傷を負い、翌年2月にはドイツ軍の輸送艀と衝突事故を起こす。更にそのすぐ後にはナポリで米軍の空襲を受け、またも艦首を切断し大破。応急処置を受けた後、ジェノヴァに曳航され修理に入る。
この修理中に後部の魚雷発射管を撤去し、跡地に37mm連装対空機関砲を設置する改修を受けたが、修理が終わりきらない9月にイタリアが降伏。ドイツ軍に接収されるのを防ぐためジェノヴァ港内で自沈・着底した。
自沈した場所が浅く、転覆もしなかったためドイツ軍はすぐに浮揚させて修理を始めたが、その後1944年9月の空襲で被弾浸水し再び着底。今度はドイツ軍も修復を諦めた(1945年4月までに一度は浮揚させたものの自沈させたとする説もある)。残骸は終戦後も放置され、1953年にようやく解体された。
ソルダティ級19隻のうち、前述の通り第2グループの2隻は未完成で放棄。コラッツィエーレ以外の16隻中8隻が戦没、1隻が嵐で沈没した。7隻が大戦を生き延びたが、戦後フランスに3隻、ソ連に2隻が賠償艦として引き渡された。
これらの賠償艦は1950年代中盤から1960年代初頭にかけて全艦退役・解体された。
残る2隻「グラナティエーレ」と「カラビニエーレ」は戦後もイタリア海軍に残った。前者は1958年に退役、1960年に除籍解体された。後者は1960年に試験艦に類別変更、OTOメララ砲などの開発に貢献し1965年に除籍。1978年に解体された。
--加筆求む--
ソルダティ級駆逐艦 | ||
---|---|---|
1 | Aviere | - |
2 | Ascari | - |
3 | Artigliere | - |
4 | Alpino | - |
5 | Camicia Nera | - |
6 | Carabiniere | - |
7 | Granatiere | - |
8 | Corazziere | - |
9 | Geniere | - |
10 | Fuciliere | - |
11 | Bersagliere | - |
12 | Lanciere | - |
13 | Velite | - |
14 | Corsaro | - |
15 | Bombardiere | - |
16 | Mitragliere | - |
17 | Legionario | - |
18 | Carrista | ※未成艦 |
19 | Squadrista | ※未成艦 |
小ネタ
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外部リンク
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