G5N1

Last-modified: 2023-12-03 (日) 18:40:53

日本 RankIV 重爆撃機/長距離爆撃機 G5N1 / 深山

shot 2016.12.15 16.41.47.jpg

オマケ?

shot_G5N1.jpg
↑最後部の機銃座から操縦席までは一直線になっているので操縦席まで見える。
深山.jpg
↑操縦席の後ろ。地図が広げられている。

概要

ランク4の大型陸上攻撃機にして、初めて手に入る他国でいう所の重爆撃機。ちなみに読み方は「しんざん」。
戦略爆撃機をも凌ぐ図体の巨大雷撃機という、日本面丸出しの珍兵器大和魂が形になったような斬新なコンセプトだが、肝心の魚雷は支給されていないようだ。

機体情報(v1.91.0.75)

必要経費

必要研究値(RP)75000
機体購入費(SL)250000
乗員訓練費(SL)52000
エキスパート化(SL)***
エース化(GE)***
エース化無料(RP)480000
バックアップ(GE)80
護符(GE)1550

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.0 / 4.3 / 5.3
RP倍率1.66
SL倍率1.5 / 4.1 / 5.8
最大修理費(SL)5,200⇒6,780 / 10,750⇒13,598 / 9,520⇒11,833

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)495⇒531 / 484⇒512
(高度7620m時)
最高高度(m)11156
旋回時間(秒)25.2⇒23.6 / 25.9⇒24.4
上昇速度(m/s)4.8⇒10.5 / 4.8⇒7.2
離陸滑走距離(m)489
エンジン型式*** ***
最大出力(hp)1222⇒1491 / 1208⇒1340
離陸出力(hp)1388⇒1657 / 1374⇒1506
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
銃手(人)6
限界速度(IAS)520 km/h
降着脚破損速度(IAS)*** km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h
主翼耐久度-***G ~ ***G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃
(単装)
7.7mm
九七式
63916前方x3、側部x2、下部x1
機銃
(単装)
20mm
九九式一号
2900上部x1、後部x1

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳費用(SL)
7.7mm
九七式
既定T/AI/Ball/AP/AP/I-
徹甲弾T/AP/AP/AP60
AP-TT/AP60
20mm
九九式一号
既定T/HEF/AP-I-
徹甲弾HEF-T/AP/AP-I/AP/AP-I160
空中目標HEF/HEF-T/HEF/AP/HEF-T160

追加武装


名称

影響【AB/RB/SB】費用
(SL)
搭載条件
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
ターン
アラウンドタイム
(sec)
B60kg
九七式六番陸用爆弾
24-0.0/-0.0/-0.0-1.4/-1.2/-1.2+0.7/+1.3/+1.3--初期装備
B250kg
二五番通常爆弾二型
12-0.0/-2.2/-2.2-2.7/-2.4/-2.4+1.6/+2.9/+2.9900-初期装備
B800kg
八〇番通常爆弾一型
4-0.0/-2.2/-2.2-2.8/-2.5/-2.5+1.7/+3.0/+3.090014 in-

爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
九七式六番陸用爆弾6025.365269
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
九九式二五番陸用爆弾253104816118
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
八〇番通常爆弾一型
(八〇番改一爆弾)
80042910614178
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター交換
タレット7mmベルト
14 in (mod35)
IIコンプレッサー交換******
機体交換
新しい7mmマシンガン
III翼修理******
エンジン交換
タレット20mmベルト
IV新しいエンジン噴射******
カバー交換

新しい20mm機関砲

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体Ki-67-I Ko
派生機体---
次機体G8N1
 
 

解説

特徴

搭載量3.2tの爆装が最大の特徴。
一方で銃座は上部銃塔と尾部に一号銃が1挺ずつ、他に限定旋回の7.7mmが6挺と九七式飛行艇に毛が生えた程度。
運動性も劣悪であり、特に高速域で昇降舵を大きく動かすと慣性が働いて操作不能になる*1。300km/hを超えたらゆっくりとした操作を心がけ、500km/hを超えたら微調整以外出来ないものと割り切ろう。
加えて速度もあまり出ないので、前方に敵の迎撃機が見えたら生還は諦め、すぐに高度を下げて小基地特攻に切り替える事。護衛や高度がないまま敵陣に突っ込むのは死にに行くような物である。

立ち回り

【アーケードバトル】
改修を完了できればなかなかの上昇力があるものの、未改修状態ではかなりきつい性能。低速な上に、機動性能も劣悪で、扱いやすい機体とは言いがたい。
出撃したらまずはしっかり上昇。しばらく自軍基地上空にこもってしっかり高度を確保しよう。高度は7000mほどはほしい。8000mあればほとんど大丈夫。
800kg爆弾4つの装爆量はなかなか強力で、敵基地・飛行場にたどり着くことさえできればどんどん溶かすことができる。だが、機体性能が低い・装爆量が多いということは、それだけ狙われやすいということでもある。しっかりと高度を確保する、護衛を依頼するなどの対策を怠れば、すぐに敵に目をつけられ、撃墜されてしまうので注意。

 

【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【空RB】
開幕は迂回上昇必須。最低でも高度6000~6500mは確保したいところ。800kg爆弾4つを無事に小基地に落とすことができれば御の字だが迂回上昇を挟んだすえの行動であるが故に、この時点で味方チームのゲージが半分近く削られていることも。さらに未改修の状態では水平飛行でも300km/h台を出すのがやっとであり、投下地点にたどり着くにもまさに牛歩の歩みだ。
防御性能に言及すれば20mm一号銃のおかげで襲い来る敵機をなんとか返り討ちにできるといったところ。このランク帯では7.7mm機銃6門はもはや牽制にしかならないが諦めずに撃ちまくろう。
【陸RB】
スポーン時は味方が制空権を奪取しているかどうかを見極めたうえで出撃したい。本機の速度では敵を振り切ることはまず難しく、爆弾投下だけを考えてむやみに敵の中に突っ込めばすぐに敵機の胃袋の中だろう。防護性能の貧弱さと緩慢な機動性は如何ともしがたいが、無事に800kgを投下し敵車両を撃破できれば仕事は終わりだ。
二回目以降の出撃時はとにかく高度を意識し上昇。途中で敵機の出撃を確認した場合は諦めて基地へ退避しよう。

 

【シミュレーターバトル】
鈍重な空中性能、貧弱な銃座、脆い上に巨大で目立つ機体、高額な出撃費と見渡す限り欠点だらけ。にもかかわらずBRは5.3で会敵は死を意味する。
飛龍よりは高速とはいえ、撃墜されれば大赤字*2なので実際には自軍の飛行場周辺かその裏側あたりで高度を稼ぐ必要がある。目標到達までに5000m以上にしておけば大体は成功して帰還できるが、稀に6000m以上を巡回する敵エース機もいるので注意。また、高度を上げれば、小基地であっても相応に発見し難い事も勘案しよう。
最善の防御策は、直援機に護って貰う事だ。殊に自分が戦闘機に乗れないと変態の群れ荒武者揃いの戦闘機乗りは近寄りがたく感じるかもしれないが、実際は辞を低くして頼めば状況が許す限り付き合ってくれる人たちばかりだ。腕利きはNPC機なら2・3機まとめて引き受けてくれるので、生還の可能性は大幅に上がる。
敵機に襲撃されたら、ただ真っ直ぐ飛ぶのは避けたいところである。小刻みに動いたり、横滑り等を行って敵の射線軸をずらしつつ、なけなしの一号銃で僅かでも抵抗してみせよう。高度が高ければ敵機の動きも鈍くなりがちなので、多少余命が伸びる。

史実

陸上攻撃機の定義については一式陸攻の史実項目にある通りだが、その陸攻にも二通りの種類が存在していた。中型陸攻(中攻)と大型陸攻(大攻)である。
深山*3は大型陸攻に分類され、一式陸攻とほぼ同時期に開発がスタートされた物だが、例によって海軍から要求された性能が非現実的なまでに高く、元より四発機開発の経験に乏しい日本の技術陣にとり、当初から状況は厳しかった。
そこで開発にあたり、米国より試作旅客機DC-4Eの現物を購入、徹底したリバースエンジニアリングを行いそのデータが転用された。完成した機体の形状は原型機とは大きく異なり、三尾翼は双垂直尾翼に、主翼は中翼配置に改められている。
試製1号機は1941年4月に初飛行を行ったが、予定された新型エンジン「護」の実用化が間に合わず現行機の「火星」が搭載され、試験結果は要求性能を大きく下回った。その後「護」搭載機による試験飛行でも要求性能を上回らず、計画は打ち切られ生産は試作機6機に終わった。陸軍でもこの四発機に注目し、キ85の番号を与えて採用計画を進めていたが、開発中止により立ち消えとなった。
なお、開発中止には一式陸攻の成功も関係していて、高性能な一式陸攻が大攻の開発を消極的にさせたという見方もある。つくづく報われない機体である。そも運動性が物を言う雷撃任務に、戦略爆撃機をも凌ぐ巨人機を宛てる発想自体がナンセンスであり、完成機も船舶への攻撃には使用されず、陸上輸送機に改修され魚雷等の輸送任務に従事した。
そもそも原型機DC-4Eからして、あのアメリカをして手に余ると言わしめた程の、技術的贅沢の粋を凝らした実証機であり、先進性故に実用上の洗練からは外れた未完の大器*4であった。そこから貪欲に、あるいは愚直にあらゆる新機軸を取り入れた深山もまた、未完に終わる運命は避け難かったのかもしれない。「アメリカ側は日本海軍による軍事転用を見抜き、わざと価値の無い物を売りつけた」とすら言われるが、その巨体に余る程の新技術を満載したDC-4E・深山の飛来無くして、後の連山の開発は成し得なかったのもまた事実である。

小ネタ

機体の大きさはなんとB29とほぼ同サイズでゲーム中1位。...だったのだが、BV238の実装により、現在は2位。


外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • やっと開発できたけど、RBだと基地爆撃ミッションに当たらなくて上手く活躍させられないな… -- 2017-01-26 (木) 20:02:17
  • 3.2tしか積めない、鈍重鈍足、図体だけは無駄にデカイ、防護機銃は大したことない、防弾性能も日本クオリティ。同格が4t積んで急降下爆撃してたり、5t爆弾で部隊ごと消し去ってたりするのに、3.2tの爆弾に四苦八苦しながら飛んで12.7mmに3秒で落とされる機体。唯一ピッチの効きだけはとても良いので空中分解は簡単。日本に重爆を求めちゃダメだわ。 -- 2017-02-05 (日) 02:29:57
    • 史実でもゲームでもゴミだしこれしか実装できるやつないのよ… (--; -- 2017-02-05 (日) 03:05:26
  • 護(まもり)エンジンが惑星だとまもるエンジンになってるな...まあいつものことだけど -- 2017-02-11 (土) 16:51:50
    • 今回搭載するエンジンはまもるっ -- 2017-02-11 (土) 23:05:08
      • 空冷14気筒で大馬力。まだ試験搭載中の彼はマイナスGに耐えることができるのでしょうか。 -- 2017-02-15 (水) 20:42:18
      • P47「なんだあのデッカイ物・・・ヴェア゛!(8門ブローニングAPI-Tシャワー)」 -- 2017-02-16 (木) 02:02:35
      • 深山「ああもう・・・ああ最悪・・・」機体が燃え尽きました -- 2017-02-16 (木) 09:31:38
      • 申レN -- 2017-02-17 (金) 20:00:28
    • 隔離されたホモたちの唯一の居所さんすき -- 2017-02-17 (金) 20:55:35
    • KBTIT「今回搭載するエンジンはまもるっ」 -- 2017-02-17 (金) 21:13:28
      • 上に同じ考えのやついたわ… -- 枝主 2017-02-18 (土) 00:21:45
  • 乗る前に経験値ボックスだとか散々なことを言われていた機体のため、残念な子なんだろうな~。と思っていましたが、使ってみると強いですし楽しいですねw。(B17Eが地獄だと言うことがよくわかりました………………………。(AB) -- 2017-02-16 (木) 02:10:07
  • 7000まで登ってもメッサースピットにすぐ追いつかれて落とされるのつらい -- 2017-02-20 (月) 00:59:24
  • 改修始めたんだが、250k何発で小基地壊せる? -- RB 2017-02-25 (土) 15:47:42
    • 自己解決しました(小基地一つに全投下してたら一瞬で800k開発終わりました -- 木主 2017-02-25 (土) 19:02:32
  • 真後ろに付かれると一瞬で機銃手が全滅する。機銃手全滅、パイロット一人気絶、もう一人が真っ赤で辛うじて飛べるって状況が多々ある せめてパイロットの座席以外にも防弾板置いてあげて... -- 2017-02-27 (月) 15:52:32
    • 70年ぐらい前にタイムスリップして -- 2017-02-28 (火) 21:30:19
    • WTのツリー位置やBR、運用開始が1943年だけど計画開始が37年に初飛行は41年でガッチリ防弾装備が当時必要とされてなかったから多少はね? まぁデビュー時期的に考えたらマッチする連中が先進的すぎるんですけどねお相手さん -- 2017-02-28 (火) 21:52:20
  • 吞竜開発終わったんでテストフライトしたけど旋回性能はフラップ開けば言われてるほどひどくなかったけどロール性能が低すぎるわ。水平に戻るのに何秒かかってんだよ -- 2017-03-15 (水) 23:44:21
    • WT内ではBV238に次いで第2位の大きさだし重爆のロールはこんなもんだから仕方がない、B-29も同じくらいロールが重いしそもそも重爆が急旋回なんてするもんじゃない。あとzawazawa使って -- 2017-03-15 (水) 23:58:11
  • 深山四機に突っ込みめった打ちにされた後マウザー飛燕に殺された俺 -- 2021-03-25 (木) 13:20:25
  • 日本の深山は弱すぎる -- カワウソ? 2023-12-03 (日) 18:40:50

*1 これでも1.43アップデートで上昇力が、1.53からは機動性と速度が強化され、実装時の飛行艇以下の足回りと比べればマシになっている
*2 生還しても赤字だが
*3 連合軍によるコードネームは「Liz(もしくはLitz)」 コードネームの責任者バージェス大佐に当時生まれたばかりの娘、エリザベス氏の名に因んだとも伝わる。
*4 DC-4Eの成果を踏まえ、改めて計画を練り直し簡素化を図って誕生したのが、あのDC-4である。故に両機に設計上の共通部分はないが、同じ名前を受け継いでいる