//航空機テンプレートバージョン17.01.1

*日本 RankIV 戦略爆撃機((現実では大型陸上攻撃機)) G8N1 / 連山 [#A1_Top]

//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ソ連 RankII 重戦闘機/戦闘攻撃機 Pe-3/Early 
//ただし、ここの機体名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:日本 RankIII 軽戦闘機 Ki-43-III otsu Hayabusa 一式戦闘機三型乙 隼

&attachref(./G8N.jpg,nolink);
**概要 [#A1-1_Summary]

//↓概要説明は実装時のバージョンや機体特性、武装、史実などページ全体の要点をとりまとめたものを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。

Update 1.29 にて追加された日本海軍のランク4の大型陸上攻撃機である。一つ前の[[四式重爆一型乙>Ki-67-I otsu]]と比べ、魚雷は積めなくなってしまっているものの、最大爆装量は三倍と防衛火力の大幅な改善が施されている。しかし、略符号が示すように本機は戦略爆撃機ではなく大型陸上攻撃機という分類なため、最大爆装量は2.4tと他国の大型四発爆撃機と比べると見劣りしてしまう。
*機体情報(v2.39.0.102) [#A2_Data]

//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//Ver.1.59の時点では、機体アイコンマウスオーバーで表示される性能表が開発状況に合致していない場合がありました。機体カスタマイズ(プレビュー)で画面左上の性能表で、最高速度・旋回時間・上昇速度の数値の下に黄色のバー(開発の進み度合いが判る)が表示されているとき、その数値は正確な数値を示していると言えます。念のためご確認ください。


**必要経費 [#A2-1_Costs]

|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|46,000|
|~機体購入費(SL)|155,000|
//|~機体購入費(&color(Red){GE};)|***|
//|~機体購入費($)|**.**|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|45,000|
|~エキスパート化(SL)|155,000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|820|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|440,000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|40|
|~護符(&color(red){GE};)|1,400|
//|~デカール枠解放(&color(blue){RP};)|***|

**BR・報酬・修理 [#A2-2_BR_Rewards_Repair]

|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|6.0 /6.3 / 6.3|
|~&color(Blue){RP};倍率|1.60|
//↑課金機体の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|0.90 / 1.70 / 4.70|
|~最大修理費(SL)|2,062⇒2,703 / 6,026⇒7,671 / 11,889⇒15,134|
**機体性能 [#A2-3_Statistics]

|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~(初期⇒全改修完了後)&br;【AB/RB&SB】|h
|~最高速度(km/h)|493⇒534 / 475⇒512|
|~|(高度7,620m時)|
|~最高高度(m)|11,156|
|~旋回時間(秒)|25.6⇒23.7 / 26.3⇒24.4|
|~上昇速度(m/s)|4.9⇒9.9 / 4.9⇒7.2|
|~離陸滑走距離(m)|489|
|>||
|~エンジン型式|中島 ハ45-24ル|
|~最大出力(hp)|1691⇒1991 / 1673⇒1825|
|~離陸出力(hp)|1839⇒2138 / 1821⇒1973|
//|~離陸推力(kgf)|****⇒**** / ****⇒****|
//X線画面でエンジンにカーソルを合わせると表示されるものを表記して下さい。
|>||
//|~毎秒射撃量(kg/s)|***|
|~燃料量(分)|min93 / max313|
|~搭乗員(人)|8|
|>||
|~限界速度(IAS)|680 km/h|
|~降着脚破損速度(IAS)|330 km/s|
|~フラップ破損速度(IAS)|(戦闘)500 km/h, (離陸)322 km/h, (着陸)270 km/h|
|~主翼耐久度|-2G ~ 3G|
//フラップ破損は大体の速度で大丈夫です。戦闘フラップの代わりに離着フラップ等がある場合は適宜表記を変更して下さい。
//主翼耐久度は主翼が折れる直前のGを表記して下さい。
//折れない場合は「-○○G」「○○G」と表記しても大丈夫です。
//一応の耐久度の限界値は設定されているらしいが、通常プレイでデータ取得が難しい場合(20G以上等)は公式英語Wikiやデータシートも参考に。
**武装 [#A2-4_MainWeapons]

|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分類|~名称|~搭載数|~装弾数|~搭載箇所|h
|BGCOLOR(#FFDDDD):~機銃&br;(単装)|BGCOLOR(#FFDDDD):~13.2mm&br;ニ式|2|600|側面|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~機銃&br;(連装)|BGCOLOR(#FFDDDD):~13.2mm&br;ニ式|1|400|機首|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~機関砲&br;(連装)|BGCOLOR(#FFDDDD):~20mm&br;九九式二号五型|3|1600|上、下、後部|

//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**弾薬 [#A2-5_Shells]

[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~武装名|~ベルト名|~内訳|~費用(SL)|h
|BGCOLOR(#FFDDDD):~13.2mm&br;ニ式|既定|IT/AP-I/IAI/AP-I|-|
|~|徹甲弾|AP-T/AP-T/AP-T/IAI|50|
|~|汎用|IT/AP-I/AP-I/IAI|~|
|>|>|>||
|BGCOLOR(#FFDDDD):~20mm&br;九九式二号五型|既定|T/FI/AP-I|-|
|~|徹甲弾|AP-I/AP-I/AP-I/HEF-T|130|
|~|空中目標|HEF-T/FI/HEF-T/FI/AP-I|~|

//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座

//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページや他の個別ページにすでにある表から、書式をコピー&ペーストすると便利。「搭載武装解説」ページに表が無い場合、余力があれば表を作成したうえで「搭載武装解説」の該当ページにも掲載して頂けると、非常にありがたい。
**追加武装 [#A2-6_PayloadOptions]

//追加武装:無し

|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分&br;類|~名称|~搭&br;載&br;数|>|>|~影響【AB/RB/SB】|~費用&br;(SL)|~搭載条件|~備&br;考|h
|~|~|~|~最高速度&br;(km/h)|~上昇速度&br;(m/s)|~ターン&br;アラウンドタイム&br;(sec)|~|~|~|h
|>|>|CENTER:SIZE(12):|>|>|CENTER:SIZE(10):|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~B|~60kg&br;九七式&br;六番陸用爆弾|18|COLOR(Red):-1.0/-0.0/-0.0|COLOR(Red):-2.4/-1.0/-0.9|COLOR(Red):+2.4/+1.0/+1.1|-|-|合計搭載量&br;1080kg&br;(爆薬量455.4kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~B|~250kg&br;二十五番通常爆弾&br;二型|8|COLOR(Red):-1.4/-1.4/-1.4|COLOR(Red):-1.8/-1.8/-1.5|COLOR(Red):+1.1/+1.9/+2.1|600|-|合計搭載量&br;2000kg&br;(爆薬量915.2kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~B|~800kg&br;八〇番通常爆弾&br;一型|3|COLOR(Red):-1.4/-2.2/-1.4|COLOR(Red):-2.0/-2.0/-1.8|COLOR(Red):+1.3/+2.3/+2.5|680|14 in|合計搭載量&br;2400kg&br;(爆薬量1287kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>|
//分類...爆弾=B,魚雷=T,ロケット=R,ガンポッド=G,爆弾&爆弾=B&B,ロケット&爆弾=R&B
**機体改良 [#A2-7_Modifications]

''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~胴体修理|2,000|3,900|
|~|~ラジエーター|~|~|
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~13mm 銃座用 弾薬ベルト|~|~|
|~|~爆弾追加 800kg|~|~|
|~II|~コンプレッサー|2,300|4,400|
|~|~機体|~|~|
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~新しい13.2mm 機関銃|~|~|
|~|~1,500kg|~|~|
|~III|~主翼修理|3,400|6,600|
|~|~エンジン|~|~|
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~20mm 銃座用 弾薬ベルト|~|~|
|~IV|~インジェクター交換|4,400|8,500|
|~|~カバー交換|~|~|
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~新しい 20mm 機関砲|~|~|
//名称にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座関連


**カモフラージュ [#A2-8_Camouflage]

#fold(''クリックで表示''){{

|>|SIZE(12):|c
|>|~無塗装迷彩|
|>|&br;&attachref(./g8n_silver.jpg,60%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|無着色迷彩、日本、1944年11月。|
|>|~レッドオレンジ迷彩|
|>|&br;&attachref(./g8n_orange.jpg,60.5%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|基地損傷62.53|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|試製連山迷彩&br;(1944年10月)|
|>|~深緑迷彩|
|>|&attachref(./g8n_green.jpg,60.5%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|基地損傷33.67|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準単色ダークグリーン迷彩、日本、1945年。|
|>|~USAF迷彩|
|>|&attachref(./g8n_usaf.jpg,60%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|基地損傷48.1|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|米軍による鹵獲機&br;(1947年 ライトパターソン基地)|
|>||
}}



**研究ツリー [#A2-9_Tree]

|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~前機体|''[[Ki-67-I otsu]]''|
|~派生機体|---|
|~次機体|''[[MiG-29N]]''|


#br
#br


*解説 [#A3_Explanation]


**特徴 [#A3-1_Characteristics]
戦略爆撃機と比べると上昇力に優れているため、とにかく高度をとることが重要だ。高度を上げると標的にされづらくなり、結果的に勝率を上げることができる。
連装20mm機銃は胴体上面と下面に全周型砲塔として、尾翼に限定指向型として、合計6丁が3箇所に搭載されている。また、13.2mm機銃は前方に連装で、胴体中央部両側面にはそれぞれ単装で配置されている。これらの銃座がほぼ全方位を射界に収めているので、他国の同ランク機と遜色ない自衛能力を持つ。AIに任せるより、自分で狙った方が撃墜できる可能性は大きく上がる。
また、胴体の耐弾性も良く、相当量の12.7mmや20mm弾の直撃にも耐えるので生存性は高い。ただし、エンジンや主翼に被弾すると容易にバランスを崩し、そのまま墜落という事態がままあるため、過信は禁物だ。
最大の弱点は&color(Purple){''2.4t''};という超貧弱な爆装で、苦労して目標に到達してもダメージを稼ぎにくい。ABなら根気よくリロードして何度も爆撃しよう。リロードがないRBでは、帰還前に他の爆撃機を銃座で撃墜するなど、爆撃以外でスコアを稼げなければ苦しい事になるだろう。
BRも上がり、格上と遭遇する機会も増えた。SBでジェット戦場にマッチングする期間中は、そっとデッキから外そう。
**立ち回り [#A3-2_HowToFight]

''【アーケードバトル】''
優秀な上昇能力で開幕と同時に高度を上げつつ前進し、味方の爆撃機と競合しないように注意しながら小規模基地を目指そう。相手も当然邀撃に上がってくるので一直線に向かってくる敵機を見つけたら味方爆撃機と編隊を組むか、迂回するのもアリ。
小規模基地破壊後は高度7000m以上を目安にしつつ飛行場上空を周回しつつ爆撃しているだけで大丈夫だろうが、執拗に迎撃する気概があるプレイヤーが居る場合があるので油断は禁物。
防御機銃の火力は高いが機体の耐弾性能は並のため、30mm以上の機関砲を翼に受けると一瞬で破壊されてしまう。
#br

''【海戦】''
彗星や流星に乗る過程で、機銃照準器を使った急降下爆撃を習得しておくとよい。
連山の場合はマウス照準円を利用した爆撃を行うと侵入角度が浅くなるため、700kh位で回避行動をとりながら爆撃を行う事ができる。

対空火力がきつくなってくるためしっかり迂回上昇しよう。
3000m以上でも対空砲に撃墜されてしまうことがあるので、4000m以上あると良い。
水平爆撃は重巡洋艦相手なら当たるが、駆逐艦やボートが相手だと回避されてしまうため、狙いは軽巡洋艦以上の動きの遅い艦を狙っていこう。
爆撃後は4発爆撃機としては優れた運動性で、相手の爆撃機を死角に回り込み機銃で撃墜してもよい。
#br


''【リアリスティックバトル】''
BRはかつてはあの[[B-29A-BN]]と同じ6.7だったが、アップデートで6.3に下がった。

活躍のためには、上昇力を活かした高高度からの爆撃や迎撃で試合進行に貢献しよう。幸い、上・下・尾部に20mm銃座が付いているので、迎撃時に積極的に射撃すれば、それなりの頻度で敵機を炎上や撃墜できる。ただし遠距離から積極的に銃座で弾幕を張りすぎると、敵機が近距離に接近してきたときには銃座がリロードタイム、ということも起こり得る。そのため敵機が自機の2kmから1.5kmの範囲ではやたらに弾幕を張るのではなく、少しずつ正確に射撃をする、というイメージで射撃するとよい。(0.8kmくらいになったら連射するのもあり).もし、銃座の弾切れや銃手が負傷して射撃が厳しい場合は足や機動力を使って的の射線から逃れよう。

本機の弱点としては、爆弾が最大800kg×3と、2.5tにも及ばない搭載量である。しかし、アップデートにより800kg爆弾3発で小基地1つと半分に戻された。これからは1つの基地当たりの投弾は2発でよい。

爆撃機にしては耐弾性や機動性は秀でているので、自機を狙っている敵戦闘機がいなければ爆撃後の敵機攻撃もひとつの手である。特に火力が高い20mm銃座で射撃すれば、即座に撃墜もあり得る他損傷で撤退を強いさせたり、あるいはバランスを崩して墜落or空中分解させることもできる。

総じてRBでの連山は、爆撃機らしからぬ上昇力、死角の少ない防衛火器、日本機ゆずりの運動性と耐弾力も兼ね備えた優秀な爆撃機である。しかし爆弾搭載量は少なめなので、爆撃後にすれ違った敵爆撃機を襲撃したり、あるいは補給を繰り返して敵チームのゲージを早く減らすようにしたり、その弱点を補いつつ勝利に貢献する方法を取り入れて運用することが求められる。

戦闘には関係ない要素だが、何故かアプデ後着陸後ブレーキを踏むとタイヤ周りから火花がでる演出が追加され、異様に短い滑走距離で減速できるようになった。
#br
''【シミュレーターバトル】''
BRが6.3に下げられたため、トップマッチならジェットに襲われる事はなくなったものの、レシプロ機でも高速・高火力な機体はいくらでもいる。増強された銃座はお守りでしかないと肝に銘じよう。
マイナスGに弱いのか、スティックでダウンピッチを乱暴に取ると空中分解するので、速度増大による機首上げモーメントはトリムで調整しよう。
爆装は相変わらずで、四発機の癖に辛うじて小基地を1つ壊せる程度しかない。高速と3発の800kg爆弾をなんとか活かすなら、前線を超えて車列を攻撃するのが良いか。出撃費は約2万SL、デッキに入れるかどうかはよく考えよう。
**史実 [#A3-3_History]
連山(れんざん)は、太平洋戦争で大日本帝国海軍が計画した四発陸上攻撃機。略符号はG8N、連合軍コードネームはRita(りた)。昭和18年7月27日に兵器名称付与標準が改定される以前は「十八試陸上攻撃機」、以降は「試製連山」と呼称された。
#fold(''クリックで表示''){{
昭和17年後半。ガダルカナル方面での戦闘が激しさを増してきた頃、海軍は今後の戦局の推移として「大型長距離爆撃機による基地攻撃が苛烈さを増す」との予測をたてていた。そのため既に開発中であった「銀河」に加え、新たに大型の四発爆撃機「十八試陸上攻撃機」の開発を決定する。
この試作機に対する要求概要は、
・速度:600Km/h以上、巡航370km/h
・発動機:誉(搭載は排気タービン過給機搭載の誉二四ル型となる)
・航続距離:爆弾搭載時6500km、無搭載時11000km
・武装:20mm機銃,最大爆弾搭載量4t(60kg×18,250g×8,800kg×3,1500kg×2,2000kg×2の何れか)又は魚雷2本(後に魚雷搭載要求は削除、理由は後述)
という当時としては非常に厳しい物であった。
 
試作指示は当時[[深山>http://wikiwiki.jp/warthunder/?G5N1]]の開発で大型機製造の経験があった中島航空機のみに対して為され、中島は松村健一技師を設計主任に据えて開発を行った。また設計においてはフィリピン攻略時に鹵獲されたB-17を調査して得られた情報や技術も参考にされている。
 
試作一号機は昭和19年10月に中島飛行機小泉製作所にて完成し、同月初飛行に成功。この初飛行時の様子について戦史叢書95巻では「計画性能が出せなかった」とされているが、計算上の最高速度等はほぼ達成しているので、これは排気タービン不調による高高度性能不足の点に言及しているのだと思われる。また全力試験は終戦まで行われていない為、世に出ている最高速度の数字は飛行テスト時の収集データからの推測値である。その後試作一号機は滑走試験中や着陸時の事故などによって損傷し、修理に時間を要したため海軍への引き渡しは昭和20年1月までずれ込む事になる。
 
戦局の悪化を挽回すべく専用の生産工場設置着手まで行われ、1次量産32機の生産指令もなされている。だが昭和20年にはいると戦略物資たるアルミを多大に消費する大型機を大量整備する余力がなくなった事から同年6月末には試作4機、半完成4機で量産計画は放棄。代わって機体を鋼製にした連山改の設計中に終戦となる。

海軍に領収された1・2号機は空襲を避ける為、三沢海軍飛行場へ空輸して飛行試験が行われた。しかし三沢が空襲を受けた際に大破。未領収の3・4号機は小泉製作所に隣接していた小泉飛行場に残置。3号機が空襲で破壊され、終戦時は4号機のみが小破状態で残されていた。この4号機は米軍に接収され、アメリカ合衆国本土へ移送されたがエンジン未完で装着されていなかった為テストもされず廃棄されたとされる。(日本航空機総集・中島航空機編より)
 
だが上記の4号機については異説もある。試作1・2号機の三沢への空輸の際に操縦を担当した大平吉郎氏(当時少佐)のメモによると「4号機は小泉飛行場で爆撃を受けて破壊されており、空輸されたのは被災した他の連山から部品取り等をして整備した試作3号機である」とされている。またアメリカ到着後も「オハイオ州のライトパターソン・テストセンターへ直接飛行し、テスト飛行も1回され優秀な成績を収めたとされる説」と「移送はされたが現地での発動機整備が上手くいかず、複数の発動機が不調で飛行不能になった為そのままスクラップにされたという説」があり、当時の記録が発見されていないためどちらが真実なのかはわかっていない。
 
開発当初は試製中の2トン魚雷を2本搭載し、敵艦隊の防衛火網の射程外から&color(Red){編隊統制雷撃};((統制雷撃:扇状に複数魚雷を発射し命中を狙う投射法。本来は水上艦艇の雷撃方法である。魚雷の飽和攻撃が目的。))を任務の一つとしたが「2t魚雷の試作失敗」「運用上の制約と目的の変化」「通常の魚雷攻撃では帰還が望めない」などの点から魚雷搭載要求は取り下げられたとされる。
爆弾は次世代機向けに150番(1.5t)・200番(2t)・300番(3t)の大型爆弾を開発中だった。だが150番は昭和18年に制式化されるも不具合の調整が上手くいかず昭和19年には開発を放棄。200番.300番も最終的には開発放棄され実用化はされなかった。
}}

大型爆弾について
#fold(''クリックで表示''){{
・仮称150番通常爆弾
まず、日本海軍の呼ぶ通常爆弾とは徹甲能力を付与した対艦爆弾である。地上施設などさほど硬くない目標には陸用爆弾を用いた。通常爆弾は、装甲化された艦を沈める必要上、良好な鍛鋼を弾体に用いる必要があった。また強固にするため弾体が分厚く、炸薬量は少ない。陸用爆弾はさほどの強固さを求められないため弾体が薄く、そのぶん炸薬量が大きい。また単価が安い。日本にとり、機能ごとにこうした各種爆弾を作ることは、鋼材・レアメタルの入手や冶金技術力などの条件から求められた事であった。

昭和13年ごろの日本海軍では、中攻・大艇用に重量1500kgの大型魚雷のほか、重量1t~3tに及ぶ大型爆弾の開発も構想していた。目的は爆弾による戦艦の撃沈で、九一式徹甲弾のように水中舷側攻撃を考慮した形跡がある。昭和15年の構想では、仮称150番通爆は全重が1500kg、炸薬600kgと仕様が求められている。昭和16年9月1日、5230発の150番通爆の整備計画が立てられた。その後、昭和17年7月14日、計画構想そのものは完了したが実験は済んでおらず、その後終戦まで実験は完成を見なかった。これはもはや重要な計画とはみなされず、研究が伸ばし伸ばしにされたためである。

・2000kg爆弾
昭和16年5月研究開始。昭和16年12月に計画終了予定、ただし試製せず。理由は他の計画が大量に存在し、この計画を実行する余裕がなかったためだった。搭載機は新型の大攻か大艇を予定したものと思われる。

・150番5号爆弾
昭和15年10月までには十四試150番5号爆弾1型が試作されたと推定される。全重1498.6kg、炸薬量496.2kg。日本海軍が想定していた将来戦艦の上面装甲は225mmであった。ただし試製されたといっても、この装甲を打ち破れる性能が付与できたかには大きな疑問が残る。また昭和15年時点で九五式大攻、十三試陸攻、九六式陸攻、九七式大艇、一式陸攻のいずれもがこの爆弾の装備に適さないか、あるいは開発に失敗している。昭和17年1月、十六試陸攻用に大型5号爆弾の整備が求められた。つまり連山用である。7月14日に計画完了、昭和18年初期から生産、並行して試験するという見通しが立てられた。昭和18年中には三式150番5号爆弾として制式化されたと推定される。全重1498.6kg、炸薬496.2kg(九一式爆薬)。ただし、この爆弾は250m/sまでの激突速度しか耐えられず、300m/sで自壊を起こした。昭和19年1月に入っても改善のための実験を完了できず、年内に実験がおおよそで切り上げられ、計画が中止されたと推定される。このため試製にとどまり、量産はされていない。また最終的にどの程度の装甲を貫通できたのか、225mmを貫通しえたのかに関しては不明である。

・200番、300番5号爆弾
昭和13年ごろの構想による。200番は大艇用、300番は大攻専用である。昭和17年7月14日の段階で200番5号が計画中とあるが、これらもその後研究が進まず、計画にて終了となったと思われる。

・なんでそんなんなったのか?
WTで革命爆弾が猛威を振るうのを見れば、大きな爆弾をぶつければ簡単に沈むだろうと考えるのはごく妥当な発想である。だがちょっと待ってほしい。なぜ150番爆弾は完成しなかったのだろうか?

まず水平爆撃自体の精度が非常に低いことが挙げられる。無誘導で爆弾を高高度から落としてもまず命中しないうえ、相手艦が高速で退避行動をとっては偶然以上の命中を期待できない。海軍が昭和13年の時点で舷側破壊効果に目をつけているのは、この命中しなかった際の近弾を利用したいという思惑があると思われる。

次に相次いで大型攻撃機の開発が失敗したこと。また大艇など大型機による艦艇の襲撃自体がまともには成立しないレベルであったことなどが挙げられる。このため開発ペースが戦争初期から中期にかけて落ちた。機材が用意できないまま戦局がさらに悪化、終盤に入れば生産力も開発能力も落ちた。従ってわずかな数の試験機材は揃えられても、戦闘に投入できるほどの大規模な部隊は用意できなくなっていた。こうなるともはや既存のもので精いっぱいとなり、新規開発の兵器は顧みられなくなる。

さらにもう一つ、大きな要因として冶金技術力・レアメタルの入手などの条件が厳しかった事による。150番5号爆弾は金質が悪いために最後まで完成を見ていない。どうしても弾体が割れてしまい、割れてしまえば半爆か不貫通で使い物にならない。こうした条件から、戦艦を撃沈できる大型爆弾について、日本では80番程度のものしか実用化できなかったのだろう。

参考文献:兵頭二十八『日本海軍の爆弾』光人社。
}}
**小ネタ [#A3-4_Tips]
#fold(''陸軍機?海軍機?''){{
本機のその大柄な見た目から本機を陸軍の大型陸攻と想像するかもしれないが、本機は対艦攻撃を想定して試作された&color(Blue){''海軍機''};である。
}}
[[連山の写真&初飛行のフィルム>http://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln6/RENZAN.html]]

//----

//--加筆求む--

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//--加筆求む--


*外部リンク [#A4_Links]

#br

●[[WarThunder公式英語Wiki>https://wiki.warthunder.com/G8N1]]
//↑対応する航空機のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/

#br

●[[WTフォーラム・データシート>https://forum.warthunder.com/index.php?/topic/202475-nakajima-g8n1/]]
//↑対応する航空機のデータシートのURLを添付。WTフォーラム航空機データシートトップ→ http://forum.warthunder.com/index.php?/forum/312-aircraft-data-sheets/

#br

●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%B1%B1_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。

#br
*コメント [#A5_Comments]

&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
----
#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
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#endregion

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