L3/33 CC

Last-modified: 2021-01-24 (日) 12:05:45

イタリア RankI 駆逐戦車 Carro Armato Contro Carro

大きさ比べ

概要

カーデン・ロイド豆戦車のイタリア発展バージョン。機銃を防げる程度の装甲に火力も低いが、軽量であるため機動力は高い。また、その小ささによる視認性の低さは随一であり、上手く使えば大きな脅威になること間違い無いだろう。
ABだと大きな活躍は見込めないが、RBやSBで全身に草を貼ると林に完全に擬態でき、高い隠蔽性を発揮するので、RB等での運用を推奨する。
それからその可愛さも、本車を使用する十分な理由になるかもしれない…

車両情報(v1.89)

必要経費

必要研究値(RP)2900
車両購入費(SL)700
乗員訓練費(SL)200
エキスパート化(SL)1000
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)20
護符(GE)190

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング1.0
RP倍率1.0
SL倍率0.2 / 0.3 / 0.4
最大修理費(SL)90⇒137 / 140⇒212 / 170⇒237

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)24.4⇒28.3 / 14.0⇒16.3
俯角/仰角(°)-15/15
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
7.8⇒6.0
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
14 / 14 / 8
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
14 / 14 / 14
重量(t)3.2
エンジン出力(hp)61⇒75 / 38⇒43
2,600rpm
最高速度(km/h)46 / 42
実測前進~後退速度(km/h)45 ~ -6 / 40 ~ -6
最大登坂能力(°)***⇒*** / ***⇒***
視界(%)62
乗員数(人)2

武装

名称搭載弾薬数
主砲20 mm Fucile Controcarri S Mod.39 antitank rifle110

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入
費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
Perforante mod.35APHE0.141.7832424030211511

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯20060
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション170***
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
IIIフィルター250***
救急セット
昇降機構
IV変速機480150
エンジン

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

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解説

特徴

本車の特徴は何といってもその小柄さと低性能。機動力はそこそこあるのが救いだが、防御力は皆無、火力も砲ですらない「ライフル銃」というありさまで、活躍させるのは至難の業である。しかし、その小柄さを生かした低視認性は随一で、ゲームモードやマップにもよるが思わぬ奇襲を仕掛けて活躍することもままある。また、そもそも小さいので敵弾をよけやすいのも利点といえば利点か。
とにかく可愛い

 

【火力】
WT初登場の「対戦車ライフル銃」を搭載。低火力、低貫徹を地で行く。一応このBR帯なら一部の戦車を除いて貫通自体は容易ではあるが、やはり威力面で若干不安を覚える...なんて事はない。威力は低いが、1秒間隔で撃てるようになったので最初の1発で砲手を仕留めれば逃す事は絶対にない。相手からしたら絶望であろう。何より連射で敵をボコボコにする爽快感が(ryちなみに砲弾は徹甲榴弾なのだが、TNT換算で1.7gしか無いので殺傷範囲は狭い。乗員を狙撃するといった精密な射撃が求められる。
今までは射撃の動揺が大きく、連射も不可能だったがアップデートにより微妙にbuffされ、60発/分程度には連射が効き、かつ発砲時の動揺が無くなった。また、急停車しても一瞬で照準が静止するようになったのでかなり扱いやすくなった。

 

【防御】
ない。一応7㎜クラス機銃が防げる程度。…しいて言うと、本車の小ささそのものが回避力を上げる防御性能ともいえる。見つからないことが何より最大の防御なので、遮蔽物やマップの障害物を最大限利用して立ち回ろう。

 

【機動性】
唯一の取り柄。ランク1帯のイタリア戦車と比べるとかなり速い方。とはいっても他国戦車と比較すると、中戦車より速いが軽戦車より遅いといった具合。旗取りはなんとかできる、といった程度。元々馬力が低く、履帯も小さいためか坂道ではアンダーパワー気味である。また速度もそこまで早いわけではない。ただ、幸いなことに軽いため登坂力はそれなりにあり、小柄さと相まってトリッキーな立ち回りが可能である。これを生かせるかが勝負どころである。

 

史実

イタリア陸軍が偵察・警備用に開発した豆戦車、L3/33の現地改造がモデル。33は1933年型の意味。他にL3/35やL3/38がある。
L3/33はL3シリーズの初期型で、L3/35以降はリベット接合だったのに対し溶接を用いたのが特徴。ちなみに溶接からリベット接合に戻したのはイタリアの溶接技術が未熟(30年代は世界各国で溶接技術が未熟だった背景もある。)だったので生産性向上の為。

CCは対戦車型の意味で、L3/35が北アフリカで現地改造された物が多い。とはいっても元々豆戦車であるL3に対戦車砲を載せるのは難しく、対戦車ライフルや機関砲などを搭載した。基本的にはゾロターンS18/1000対戦車ライフルとS18/1100機関砲だが、中にはブレダM35 20mm機関砲やブレダSAFAT 12.7mm重機関銃を搭載した例もある。

L3シリーズの戦史

L3自体はイギリスのカーデンロイド豆戦車を参考にイタリアが独自開発した豆戦車で、本来の役割を超えてイタリア機甲戦力の中心を担った。
しかし、武装は重機関銃で砲塔を持たない上、装甲も歩兵のライフル弾を防ぐ程度なので歩兵相手はそれなりに強力なのだがエチオピア紛争やスペイン内戦でも活躍の裏で多くの損害を出している。
初の運用は1934年12月から1935年1月に行われたドイツ・ザールラント州での国民投票においてイタリア義勇軍の一部が警備任務で派遣された。
エチオピア紛争では、エチオピア軍は旧式装備が多く、歩兵を中心とした戦闘が多かったのだが機銃を防げる程度の装甲しか無かったL3は旧式の野砲でもしばしば損害を出したが、迅速な機動力と完全に装甲化された移動式機銃という点ではエチオピア軍兵士に対して大きな戦果を挙げた。しかし、しばしば現場から6.5mm重機関銃1挺だけでは火力不足とも指摘された。また、Lanciafiamme modello 35火炎放射器を搭載した型も送られ、最大40mという射程はエチオピア軍兵士に恐れられた。
スペイン内戦ではスペインのナショナリスト派とイタリア義勇軍がL3を使用したが、特にグアダラハラの戦いとサンタンデールの戦いで交戦したT-26のような軽戦車を相手に機銃だけでは無力(対戦車ライフル装備型はスペイン内戦時には無かった)で、しばしば戦車兵たちは対戦車砲を牽引してこれら戦車に対して挑んだ。豆戦車の正しい使い方である。
アルバニア攻略に際してイタリア陸軍のケンタウロス装甲師団所属の第31戦車連隊が装備していたが、同連隊はアルバニアの首都ティラン陥落には参加しなかった。
その後イタリアは第二次世界大戦へと突入し、西アルプスの戦いではL3装備の4個大隊が投入、ギリシャでの戦いでは第31戦車連隊投入されたが、L3が戦果を挙げても対戦車兵器を持つ相手に対して損害が増え、イタリア軍はL3を完全に能力不足と見做すようになった。
その後はユーゴズラビアでの戦闘に第31戦車連隊とリットリオ装甲師団所属の第33戦車連隊がL3を装備しており、同地を占領した。その後一部のL3が反乱の鎮圧と警備目的でユーゴズラビアに残置され、イタリア降伏後はドイツの手に渡っている。
北アフリカでの戦闘でもケンタウロス装甲師団所属の第31戦車連隊とアリエテ装甲師団所属の第32戦車連隊が投入された。この時両連隊ではL3以外にも新型のM13/40中戦車など本格的な戦車を持っていたが、1940年6月時点では依然として第31、32戦車連隊以外のも全て含めた339輌のL3が北アフリカに存在していた。この時のL3の任務は戦闘任務ではなく、連絡や牽引といった後方任務が中心であった。しかし、イギリス軍の反撃を受けて後退する際には撃破以外に損傷や車輌放棄も含めて一時期稼働車輌はゼロになった。1941年2月にはアリエテ装甲師団に続き、117輌(そのうち火炎放射器搭載型は24輌)のL3がM13/40等の戦車と共に反撃作戦に投入された。北アフリカにおいてイタリア軍の戦車部隊は少なくない被害と引き換えにイギリス軍に大損害を与えたが、1942年初頭には対戦車兵器や強力な戦車が充実していたイギリス軍相手にはL3では効果が無いと評価された。その後、北アフリカでは急速に前線から姿を消し、主に連絡や警備、牽引といった豆戦車本来の役目を果たすようになった。
東部戦線において使用されたが、極寒に加え予備部品の不足により戦闘よりも故障などの原因により稼働数はゼロになり「全滅」してしまった。
西部戦線においてもフランス領のコルシカ島占領任務に参加し、その後フランス本土でL3が警備目的で使用された。フランスに配備されたL3はイタリアの降伏後はドイツ軍に接収され、連合軍への攻撃へ使われた。フランス陥落後はシチリアのサルデーニャ島へ後退したが、それ以後使用されることは無かった。
イタリア降伏後の1943年9月8日にはドイツ軍からローマを防衛する際にL3が使用された他、対パルチザンなどで使われた。

小ネタ

◇派生型車両について。
元々運用コストが安かったので、他のイタリア戦車と比較して派生型車両が多い。火炎放射器を搭載した型、指揮戦車型、現地改造の自走迫撃砲型、戦車回収車型、架橋戦車型がある。

以下wikipediaよりコピペ。

・L3/33(C.V.33、L33)
L3系列の最初の量産型。溶接構造。最初の生産ロットのセリエIはフィアット レベリM1914 6.5mm重機関銃1挺装備、セリエII からは 8mm重機関銃2挺装備。
・L3/35(C.V.35、L35)
L3系列の2番目の量産型。以降リベット接合構造。8mm重機関銃2挺装備。
・L3 増加装甲型
現地改修。
・L3 Lf(L3 火炎放射戦車)
L3/33、L3/35をベースに、通常型の機銃を撤去し、代わりに火炎放射器を装備した火炎放射戦車。「Lf」は「Lancia fiamme(ランチァ・フィアンメ、火炎放射器)」を示す。火炎放射戦車としては最も初期のものとされる。小型の車両のため車内に放射用燃料や放射用圧縮ガス(炭酸ガスもしくは圧縮空気)は収容できず、車体後部に専用の装甲トレーラー(燃料500Lと圧縮ガスを収容)を牽引、2本のホースで燃料・ガスを供給した。L3/38をベースに、車内に放射用燃料(60L)や放射用圧縮ガスを収容した、後期型も存在した。
・L3/ cc(L3 対戦車型)
基本的にはL3/35をベースに、8mm重機関銃2挺を撤去し、代わりにゾロターン S-18/1100 もしくは S-18/1000 20mm対戦車ライフル1門を装備した火力強化型。(ちなみに基本現地改造なのでWTに登場するタイプのようにL3/33にもちゃんと存在する。)は「cc」は「contro carro(コントロ・カルロ、対戦車)」を示す。北アフリカ戦線で、おそらく現地改修で少数(約82輌説あり)が改装されて使用された。
L3/33にゾロターンS/1000を搭載したタイプも北アフリカで現地改修によって生み出された。←WTに登場するヤツがコイツ。
Breda-SAFAT 12.7mm重機関銃1挺を装備したcc型もいくらか改装製造された。
スペイン内乱で使用された車両で、L3/33をベースに車体前方左側にブレダM35 20mm機関砲1門を装備した改造車輌が存在している。
・L3 自走迫撃砲
L3/35をベースに、ブリクシア45mm軽迫撃砲を戦闘室上面前方左側に架装したモーターキャリア。おそらく現地改修で少数が改装されて使用された。
・L3 r(L3 無線指揮車)
L3ベースの無線指揮車。「r」は「radio」を示す。武装を撤去し、無線機と地図机を装備。戦闘室上面から機関室後端にかけて大きな半円形のループアンテナを装備。
・L3 空挺戦車
L3ベースの空挺戦車。サヴォイア・マルケッティ SM.82を母機(SM.82 Carro armato)とし、その胴体中央下の窪みに埋め込まれる形で懸吊され(北および東アフリカへ)空挺輸送される。10輌のL3と数機のSM.82が改造された。
・L3 対空戦車
L3ベースの対空戦車。
・L3 回収戦車
L3ベースの回収戦車(戦車回収車)。
・L3 無線誘導戦車
L3ベースの無人ラジコン車。爆破作業用。
・L3 Passerella(パッセレッラ) もしくは L3 Gettaponte(ゲッタポンテ)
L3ベースの架橋戦車。車体前方にブリッジ、車体上面にウインチとアームを装備した工兵用車輌。数輌が改装された。
・セモヴェンテ L3 da 47/32
1939年に開発された、L3/35をベースに戦闘室装甲を取り払い、47mm対戦車砲を搭載した自走砲型。同砲を搭載・操作するには車体が小さすぎ、前面の防盾の他は、乗員を守る装甲も無かったために、試作のみに終わった。同砲が搭載された自走砲としては、L6ベースのセモヴェンテ da 47/32が量産された。
・L3/38(C.V.38、L38)
L3系列の最終型。本来ブラジルへの輸出向けに開発されたもので、ブラジル分の生産の後は、1942年から1943年のイタリア休戦まで生産された。少数がシチリア島防衛戦で使用された他は、ほとんどがドイツ国防軍に鹵獲されて使用された。片側4個の転輪を2個ずつの2組にしてトーションバーで懸架。第4転輪と誘導輪の間に張度調整用ローラーが片側1個。上部支持輪は片側2個。履帯も新型になっている。武装はマドセン7mm機関銃2挺(ブラジル輸出向け)もしくはブレダM31 13.2 mm重機関銃1挺もしくはセモヴェンテ形式でブレダM35 20mm機関砲1門とされる。
ちなみにL3をモデルにスペイン共和国向けに開発した軽戦車もある。

◇ゲーム内のモデリング
ゲーム内での表記はL3/33だが、戦闘室側面が溶接ではなくリベット止めで組み上げられているので厳密にはL3/35である。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算