イタリア RankII 中戦車 Fiat-Ansaldo M15/42
概要
Ver1.85で実装された、イタリア陸ツリーのランクII中戦車。
M14/41の更なる発展型。砲と装甲が強化され、またエンジンの更新によって良好な機動性を手に入れている。
車両情報(v1.97)
必要経費
必要研究値(RP) | 7900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 10000 |
乗員訓練費(SL) | 3000 |
エキスパート化(SL) | 10000 |
エース化(GE) | 110 |
エース化無料(RP) | 160000 |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | 530 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 2.3 / 2.3 / 2.3 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.3 / 0.6 / 0.9 |
最大修理費(SL) | 510⇒627 / 670⇒832 / 950⇒1160 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 17.9⇒24.8 / 11.2⇒13.2 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 3.77⇒2.9 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し/ - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 25 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 45 / 25 / 25 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 15.0 |
エンジン出力(hp) | 287⇒353 / 164⇒185 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 43 / 38 |
実測前進~後退速度(km/h) | 42 ~ -7 / 36 ~ -7 |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 82 |
乗員数(人) | 4 |
レーダー
なし
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 47 mm 47/40 mod.38 cannon | 1 | 111 | - |
機銃 | 8 mm Breda Mod.38 machine gun | 2 | 1812 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
47 mm 47/40 mod.38 | Granata Perforante mod.39 | APBC | 1.44 | 0.03 | 755 | 69 | 67 | 59 | 51 | 43 | 37 |
Granata mod.35 | HE | 2.37 | 0.15 | 364 | 5 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 履帯 | 460 | 630 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 390 | 530 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
III | フィルター | 580 | 790 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
IV | 変速機 | 750 | 1000 |
エンジン | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | M14/41 |
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次車両 | Pz.III N(IT) |
解説
特徴
M14/41と比べて火力と機動性が向上している一方、防御力の上昇は一部であるため凡庸となり、装甲に頼るのはやや難しくなっている。俯角減少も含め、改善された足を生かした立ち回りに切り替えて行く必要がある。
【火力】
M14/41と比べて初速が上がり、最大貫徹力が69㎜と上がっている。しかし他国の同格戦車と比較すると低めである為*2、格上相手にはうまく弱点を狙って行きたい。また榴弾をようやく扱えるようになり、非装甲車両への効率的な攻撃手段を得ている。研究して追加される弾種がないので、最初から強力な砲弾が使用可能である。
装填速度はM14/41から変わらず、他国は概ね装填速度が下がっていく中、かなりの速さを維持しており(3秒台~2秒台)、M13/40(III)から続く長所といえる。砲の仰俯角はそれぞれ5度ずつ減少した-10度であり、地形に対する柔軟性が少し失なわれた点には注意が必要となる。
車体が相変わらず揺れやすいので飛び出し撃ちが苦手なのは相変わらずである。加えて砲の精度が比較的に悪い方なため、研究をしないと弾ぶれに悩まされる。研究が終わっても500m以上の長距離射で精密射撃は期待できない方なので、遠距離での砲戦ではやや不利である。
【防御】
M14/41から全長が少し伸びており*3、側面からの被弾面積が上がっている。
砲塔装甲は据え置きであり、初期BRでは破格の装甲も、そろそろ不安を覚える頃合である。車体正面の装甲厚は30mmから50mmに増えているものの、機銃口部分や車体下部の装甲は変わっておらず、そちらは二重装甲つき傾斜や、変速機でガードできる可能性があるとは言え、ややアンバランスと言わざるを得ない。車体左側に構造用鋼4㎜の判定があるジェリカンが貼られており、空間装甲の役目を果たしている。一方でフェンダー左前方に置かれているジャッキの装甲判定は無くなってしまっている。ちなみに、排気管が装甲板で覆われているがこちらも判定はない。
砲塔内部の弾薬ラックの配置が変わり、約半分ほどに減ったため管理もしやすく、弾薬を満載した際の誘爆リスクが下がっている。しかし、エンジンがディーゼルからガソリンに変わった為、火災率が上がっている、始末の悪い事に、エンジンルームの吸気グリルの装甲厚が5㎜しかなく、航空機の7㎜機銃でもダメージが入る恐れがある。
全体としてはやや離れた距離からの格下の砲には耐性を持つが、BRの上昇分だけ敵の砲も強力になっているので、ハルダウン含め装甲で受けるリスクは上昇しており、より被弾を避ける意識に変えていく必要があるだろう。
【機動性】
重量が2トン近く増えたものの、エンジン出力が125馬力から170馬力と大幅に上がっており、機動性は改善された。ただし、この系列の登坂や不整地に弱いという特徴は残っており、若干もたついてしまう。また砲塔旋回速度は据え置き(フル改造で21.5度/秒)となっている。
↓具体的数値↓
ABの平原で最大速度42㎞/hの速度となった。M14/41より5㎞/h上がっておりより戦場を走り回れるようになった。
加速力もUPしており26㎞/hほどまではすぐに加速し、そこからはゆるく最高速度まで加速していく。
超信地旋回はできないが、旋回性能はさらにUPしており3㎞で旋回できる。
後進速度は-7km/hであり、M14/41より2km/h上がった。
史実
M15/42は第二次世界大戦期のイタリアの中戦車。
制式呼称の意味はそれぞれ、M=Medio(中戦車)、15=車重15t、42=1942年制式化。運用開始は1943年。
M11/39から始まりM13/40、M14/41と発展していった一連の系列車輌の中でも最後の車輌で、より強力なP40重戦車の実用化までの"つなぎ"的な役割があった。
北アフリカ戦線に投入されていた前身のM13/40やM14/41がマチルダ歩兵戦車やM3リー中戦車などの米英軍戦車に対して火力・装甲の面で性能不足であったことから、それらの面での強化を主に開発が進められた。
しかし、性能の向上は限定的で、結局のところ1943年の実用化時点で既に旧式化していた上、北アフリカ戦線も崩壊していた。
M15/42を装備した部隊として有名なのが、第135機甲師団"ArieteII"。
同機甲師団はイタリア降伏直後の1943年9月9日にローマへ侵攻したドイツ軍を迎撃したが、翌日10日の停戦合意により休戦、12日には正式に解散した。
休戦後、ドイツは占領地域に残存していたM15/42を接収し、さらに工場にあった未完成のM15/42を28輌追加で完成させた。
ドイツ軍におけるM15/42のほとんどは性能不足ゆえに、ユーゴスラビアの対パルチザン任務で運用された。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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