イスラエル RankIV 中戦車 Magach 1

概要
Update 2.15 “Wind of change”にて追加された。マガフ(Magach)とは、アメリカ戦車M48/M60パットンのイスラエル軍採用車両に与えられた名称である。これ以降米パットンの発展とともに、イスラエル軍独自の改修が施されたマガフシリーズが続くことになる。
--加筆求む--
車両情報(v2.51.0.46)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 63,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 200,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 57,000 |
| エキスパート化(SL) | 200,000 |
| エース化(GE) | 800 |
| エース化無料(RP) | 520,000 |
| バックアップ(GE) | 40 |
| 護符(GE) | 1,700 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 7.7 / 7.7 / 7.7 |
| RP倍率 | 1.72 |
| SL倍率 | 1.2 / 1.8 / 2.0 |
| 最大修理費(SL) | 3,359⇒4,400 / 3,800⇒4,978 / 5,390⇒7,061 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 22.8⇒45.2 / 14.3⇒24.0 |
| 俯角/仰角(°) | -9/19 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 8.7⇒6.7 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 110 / 76 / 35 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 130 / 76 / 51 |
| 重量(t) | 44.9 |
| エンジン出力(hp) | 1,255⇒1,545 / 716⇒810 |
| 2,800rpm | |
| 最高速度(km/h) | 50 / 45 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
| 視界(%) | 117 |
| 乗員数(人) | 4 |
光学装置
| 倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| IR投光器 | - | 無 | - | - | - |
| 車長 | 9.9x-10.0x | 無 | - | - | オーバーライド 砲手気絶後、即座に射撃可 |
| 砲手 | 6.0x-8.0x | 無 | - | - | - |
| 操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | - | - |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 90mm M41 gun | 1 | 60 |
| 機銃 | 12.7mm M2HB | 1 | 600 |
| 機銃 | 7.62mm M73 | 1 | 6,000 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 90 mm M41 | M332 | APCR | 5.7 | - | 1,249 | 321 | 316 | 292 | 265 | 240 | 218 |
| T142E3 | HESH | 10.6 | 3.05 | 792 | 102 | ||||||
| M82 shot | APCBC | 10.91 | 137.2 | 853 | 185 | 183 | 173 | 161 | 150 | 140 | |
| M431 shell | HEATFS | 5.8 | 712.64 | 1,216 | 320 | ||||||
| M71 shell | HE | 10.55 | 1,210 | 823 | 20 | 20 | 18 | 17 | 16 | 16 | |
| M313 | Smoke | 10.7 | 50 | 821 | - | ||||||
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 12.7 mm M2HB | 既定 | API-T/I/ AP/API-T | 929 | 31 | 29 | 21 | 14 | 9 | 6 |
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 7.62 mm M73 | 既定 | AP/T | 853 | 13 | 12 | 7 | 3 | 2 | 0 |
車両改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 履帯 | 2,600 | 4,500 | 165 |
| 修理キット | ||||
| 砲塔駆動機構 | ||||
| M82(APCBC) | ||||
| II | サスペンション | 2,400 | 4,100 | 150 |
| ブレーキシステム | ||||
| 手動消火器 | ||||
| 砲火調整 | ||||
| T142E3(HESH) | ||||
| III | フィルター | 3,300 | 5,700 | 210 |
| 救急セット | ||||
| 昇降機構 | ||||
| M431(HEATFS) | ||||
| IV | 変速機 | 3,400 | 5,900 | 220 |
| エンジン | ||||
| 砲撃支援 | ||||
| M313(smoke) | ||||
| 距離測定器 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
アメリカのM48と同じである
【火力】
M48と同じで、初期弾が徹甲弾と榴弾というこの世の終わりのようなものなので、修理キットよりも先にM82弾を最低限開発しておくことをおすすめする
【防御】
M48(ry 同格相手には当てにできるものでは無いが、格下相手には突っ込んでも良いかもしれない程度の装甲、傾斜装甲などで角度が着いている部分は基本防げるが、少しでも狙う時間を与えてしまうと普通に格下でも抜かれるので突っ込むなら勢いよく突っ込もう
【機動性】
マガフ2ほどでは無いが、優秀な加速力を持ち、普通くらいの最高速を持っている、十分な性能である、だが後退は9km/hと、少々物足りない
史実
Magachは米国のM48またはM60戦車をイスラエルが運用する際に用いた名称である。
公式にはMerkevet Giborey Chayil (戦争英雄の戦車)を短縮したもので、その短縮した「マガフ」もヘブライ語では「破城槌」を意味する。

(Magach 1)
実はイスラエル国防軍は1955年から58年にかけて米国に対しM47を売ってくれないかと交渉していた。しかし朝鮮戦争に自ら介入し痛手を負った米国は、更に中東情勢が悪化したらまた米国が損害を被るという国民感情から神経質になっており、NOを突きつけられた。
しかしソ連が1950年代半ばから、主にチェコスロバキアを通じて、シリアとエジプトに非常に大量の比較的近代的な兵器を供給し始め1956年にスエズ危機を引き起こすと中東における影響力の低下を恐れた米国は西ドイツを通じて当時最新の40両のM48A1及びM48A2Cを極秘裏にイスラエルへ輸出した。
このとき同時に西ドイツ製の兵器もホロコーストの賠償として多数がアメリカにも秘密のままイスラエルに渡ったとされている。
その後この秘密取引が明るみに出たあと1965年にアメリカ軍から正式にM48A1とM48A2Cが追加移送され、後にM48A2も100両送られている。これらの車両が名前を変え、A1はMagach 1、A2とA2CはMagach 2として1967年の第三次中東戦争までは米国仕様のまま運用され、良好な戦績を収めた。
まぁこう言ってはなんだが要するにMagach1は名前が変わっただけのM48A1である…。
その後1973年に第四次中東戦争が勃発する頃には、搭載されていた90mm砲は時代遅れであると判断され、105mm砲搭載のMagach 3へと改修されていくこととなる。最終的にMagach1,Magach2の総数は250両を数えた。
Magach 2との外見的差異は少々分かりづらいが
・特徴的なT字型のマズルブレーキ (2はY字型)
・履帯の上部転輪が5つ(2は3つ)
・フロントフェンダー形状が丸みを帯びている(2は角ばっている)
・特徴的な大型3連ヘッドライト
などから判別できる。(別にゲーム内ではわざわざ判別する必要もないが…)

(三連ヘッドライト)
最後のヘッドライトはそのまま改修されたMagach 3まで使用されているが、こちらは主砲が105mm砲へ換装されているため容易に判別できる。
小ネタ
マガフ1と2の違い
マガフ地獄へようこそ!
マガフ1と2はマガフシリーズの中でも初期の、米国製90mm砲を搭載した型である。
ガソリンエンジンを搭載した型であり、のちのシリーズが信頼性向上のため出力に劣るディーゼルエンジンを積んだ関係上、最も機動性の高いマガフである。
| 変化点 | Magach 1 | Magach 2 | 注釈 |
| 重量 | 44.9 t | 47.8 t | |
| エンジン出力 | 810 hp | 825 hp | |
| PWR | 18.0 hp/t | 17.3 hp/t | 後期マガフで最も高いのはGal Batashと7Cの16.5 hp/t |
| 搭載弾数/即応弾数 | 60発/23発 | 64発/27発 | 砲塔後部弾薬庫は変わらず、砲塔リングに沿った弾薬庫が4発増えている |
| 車長機銃(12.7mm M2)の弾数 | 600発 | 1400発 | |
| 後進ギア数 | 2段, 8.3kph | 2段, 8.4kph | 違いは体感できない。 |
(2.29.0.56のデータマインより作成))
その他の違いとしては、測距儀の世代がマガフ1だけ古いこと(過去のアップデートで測距儀の世代ごと性能差が廃止された)、車体装甲がマガフ1だけ容積装甲として設定されていること(防護分析上違いはない)が挙げられる。
まとめると、マガフ1は若干加速がよく、マガフ2は車長機銃の弾数が多いのが利点である。
マガフの車長機銃は旋回が遅く迎角も取れない(対空でほぼ使えない)ため、基本的にどちらか選ぶならばマガフ1で良いだろう。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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