イギリス Rank2 艦上戦闘機
概要
イギリス空ツリープレミア枠のランクII艦上戦闘機。日本時間で2018年8月17日20:00~2018年9月6日16:30の間に開催されたイベント「Good Old S.U.M.M.E.R」にて景品として登場。イベント期間中に空タスクを5個獲得することで入手できた。
性能はアメリカのF4F-4とほぼ同じ。イギリスでは貴重な12.7mm M2ブローニング機銃を装備し、安定性とそこそこの運動性を併せ持つ無難な機体。同じくプレミアム機体のHellcat F MK IIやCorsair F Mk.IIとともに、イギリス空ツリーの中でラインナップに乏しいBR3.0帯のデッキを組む際に重宝する。
機体情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | - |
---|---|
機体購入費(SL) | - |
乗員訓練費(SL) | 4,700 |
エキスパート化(SL) | 32,000 |
エース化(GE) | 180 |
エース化無料(RP) | 380,000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | - |
デカール枠解放(RP) | 80,000 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.0 / 2.7 / *** |
RP倍率 | 1.18 (+100%) |
SL倍率 | 0.5 / 1.7 / *** |
最大修理費(SL) | -⇒950 / -⇒3,807 / ***⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | -⇒539 / -⇒517 |
(高度5,600m時) | |
最高高度(m) | 8,500 |
旋回時間(秒) | -⇒18.6 / -⇒19.9 |
上昇速度(m/s) | -⇒19.3 / -⇒14 |
離陸滑走距離(m) | 258 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 3.30 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | *** |
限界速度(IAS) | *** km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 12.7mm ブローニング | 6 | 1440 | 翼内 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
12.7mm M2ブローニング | 既定 | T/Ball/I/AP | - |
汎用 | AP/AP/AP/T/I | 10 | |
地上目標 | T/AP/AP/AP | 10 | |
曳光弾 | T/T/T/AP | 10 | |
ステルス | AP/I/AP | 20 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | **lbs (**kg) △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **lbs (爆薬量**kg) |
B | **kg (**kg) △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
T | **kg △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 投下可能速度 0-**km/h 投下可能高度 0-**m |
R | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 重量**kg |
G | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** 搭載時の 毎秒射撃量 **kg/s |
R & B | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 重量**kg |
**kg (**kg) △△ | * | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター | |||
**mm弾薬ベルト | |||
**mm銃座用弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | *** | *** |
機体 | |||
新しい**mm機関銃 | |||
新しい**mm銃座用機関銃 | |||
III | 主翼修理 | *** | *** |
エンジン | |||
**mm弾薬ベルト | |||
爆弾懸架装置 | |||
IV | インジェクター交換 | *** | *** |
**オクタン燃料使用 | |||
カバー交換 | |||
新しい**mm機関砲 | |||
ロケット懸架装置 |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
Non standard bicolor camouflage | |
条件 | △ |
説明 | △ |
研究ツリー
解説
特徴
--加筆求む--
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
「Martlet」は第二次大戦時の艦上戦闘機。アメリカの艦上戦闘機F4Fの海外輸出型で、主にイギリス海軍によって運用された。
1939年の終わり頃、フランスではJoffre級航空母艦に搭載する艦上戦闘機をアメリカから購入することを決定した。これはアメリカのF4F-3をベースとしながら、下記のような変更が加えられている。
・武装を12.7mm M2ブローニング機銃からフランス標準の7.5mm機銃4挺に変更。
・エンジンを1段2速過給機付き*2のR1820-G205Aに換装。
・そのほかの計器類もフランス仕様に変更。
こうしてフランスへの導入が決定した機体はG-36Aと呼称された。ところが肝心のJoffre級航空母艦は1940年6月のドイツ軍によるフランス侵攻によって完成に至らず、また同年にはフランスがドイツに降伏したことにより、フランス海軍へ引き渡されるはずだったG-36Aは宙に浮いてしまった。
これに目を付けたのが当時のイギリス海軍で、現行の艦上戦闘機の後継として、G-36Aの導入を図ったのである。当時のイギリスが運用していた艦上戦闘機はシーグラディエーターやフェアリーフルマーで、シーグラディエーターは複葉機ゆえの陳腐化が激しく、またフルマーも単葉機ながら単発2座戦闘機ゆえの鈍重ぷりが祟り、ドイツ軍の戦闘機に対抗するのは厳しいものがあった。そのため旧式の複葉機や鈍重な単発2座機よりも性能的に優れた、単発単座の全金属製単葉戦闘機であるG-36Aに白羽の矢が立ったのであった。*3
イギリス海軍ではまず、上述のG-36Aを間に合わせとして受領し運用した。この機体はイギリスへ引き渡されるにあたって、武装をフランス製7.5mm機銃から12.7mm M2ブローニング機銃4挺へと変更し、また電装系や無線通信機器がイギリスの規格に併せて換装されていた。ただ本機の主翼は折り畳み機構が搭載されていなかったため、イギリス海軍の小柄な空母ではあまり多くを運用することはできず、陸上基地で運用された機体もあった。これらの機体はMartlet Mk.Iと呼称され、緒戦のイギリス海軍の貴重な航空戦力の一翼を担い、1940年12月にはスカパ・フローの防空に上がった本機がドイツ軍爆撃機を撃墜した。ちなみにこれは第二次大戦中にイギリスが導入したアメリカ製戦闘機の初撃墜記録である。
このMartlet Mk.Iでの運用経験を踏まえて、1941年上旬にはイギリス海軍からアメリカへ新たな艦上戦闘機の発注が為された。この機体はMartlet Mk.Iと同じくF4F-3を原型としながら、以下のような変更が加えられている。
・エンジンをR1830-S3C4-G(1段2速)に換装。
・武装を12.7mm機銃4挺から6挺へ増備。
・主翼の折り畳み機構を搭載*4
・操縦席背部の防弾板の追加や防弾防漏タンクの採用といった防弾装備の充実。
これらの変更が加えられた新たな機体はMartlet Mk.IIと呼称され、1941年8月ころから部隊配備が開始された。またMartlet Mk.IIで採用されたこれらの変更はアメリカ海軍でも参考にされ、F4F-4開発の際にはMartlet Mk.IIの仕様が下敷きとされた。
ちなみにこれと同じころ、F4F-3A相当の機体をギリシャ軍でも導入しているのだが、1941年4月にギリシャがイタリアに降伏するまでに配備が間に合わなかった。この機体はギリシャ降伏時にジブラルタルにあったため、現地のイギリス軍が接収し、Martlet Mk.IIIとして運用した。Martlet Mk.IIIは主翼折り畳み機構が搭載されていなかったため、陸上基地でのみ運用された。
さらにその後イギリスでは各部の細かな部分に変更を加え、より自国での運用に適した形の機体をアメリカへ発注した。この機体はこれまでのMartletとは異なりF4F-4を原型とし、エンジンはこれまでよりも強力なR1820-40Bに変更されていた。この機体はMartlet Mk.IVと呼ばれ、より小柄で丸みを帯びたカウリング形状がその特徴である。
この他にもイギリスではFM-1やFM-2、F6Fといったアメリカ製戦闘機を艦上戦闘機として運用した。また戦争も後半になってくると、自国の航空機にもやや余裕ができ、スピットファイアを艦上機化したシーファイアを自国の機動部隊へ配備できるようになっていった。これらのより高性能な機体の採用と前後して、その陰に隠れるようにMartletは徐々にイギリス海軍から姿を消していった。
とはいえ、大戦緒戦を戦い抜き、イギリス海軍にとっての最も辛い時期を支えた戦闘機が本機であるという事実に変わりはない。その意味で、本機はまさしく名機であったと言えるだろう。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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