ドイツ RankI 中戦車 Neubaufahrzeug(ノイバウファールツォイク)
概要
戦間期に各国で一瞬流行った多砲塔戦車のドイツ版。
高い火力を持つ一方でWTに実装されている多砲塔戦車の中でも最も装甲が薄い。
車両情報(v.1.51)
必要経費
必要研究値(RP) | - |
---|---|
車両購入費(GE) | 1750 |
乗員訓練費(SL) | 2300 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 180 |
デカール枠解放(RP) | *** |
基本性能情報
報酬・修理関係
AB | RB | SB | |
リワード(%) | *** | *** | *** |
---|---|---|---|
開発ボーナス(%) | +*** | ||
最大修理費(SL) | *** | *** | *** |
最大修理費(SL) 最大改良状態 | *** | *** | *** |
車両性能
AB | RB | SB | |
Battle Rating | 1.3 | *.* | *.* |
---|---|---|---|
Rank | I | ||
車種 | MT |
初期 | ⇒ | 最終 | |
重量(ton) | 23.4 | ||
---|---|---|---|
エンジン出力(hp) | 433 | ||
1,000rpm | |||
最高速度(km/h) | 32 | ||
最大登坂能力(°) | 36 | ||
砲塔旋回速度(°/s) | 4.8 | ||
仰俯角(°) | -10/22 | ||
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 20/13/13 | ||
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 15/13/13 | ||
再装填時間(sec) | 4.3 | ⇒ | **.* |
武装プリセット | * |
基本武装
名称(戦車砲) | 搭載弾薬数 | |
主砲 | 75 mm KwK37 | 80 |
---|---|---|
副砲 | 37 mm KwK36 | 50 |
機銃 | 7.92 mm MG13 ドライゼx3 | 5850 |
弾薬
75mm砲
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
Hl.Gr 38B | HEAT | 4.6 | 450 | 80 | 10 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Sprgr.34 | HE | 5.7 | 570 | 10 | - | |||||
K.Gr.rot Pz. | APBC | 6.8 | 440 | 56 | 54 | 50 | 46 | 42 | 38 | - |
37mm砲
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
PzGr | APHE | 0.69 | 762 | 65 | 64 | 52 | 40 | 30 | 23 | - |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PzGr 40 | APCR | 0.36 | 1020 | 91 | 90 | 48 | 22 | 2 | 1 | 20 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP(RP) | 購入費用(SL) |
I | Tracks | *** | *** |
---|---|---|---|
Parts | *** | *** | |
Turret drive | *** | *** | |
II | Suspension | *** | *** |
Brake system | *** | *** | |
FPE | *** | *** | |
Adjustment of Fire | *** | *** | |
III | Filters | *** | *** |
Elevation Mechanism | *** | *** | |
IV | Transmission | *** | *** |
Engine | *** | *** |
スキン
名称 | 条件 | 説明 |
Standard | - | 初期スキン |
---|
スキン画像
Standard |
---|
[添付] |
研究ツリー
前車体 | - |
---|---|
派生車体 | - |
次車体 | - |
解説
Ver.1.51にてドイツ待望の多砲塔中戦車、通称NbFzの登場である。
比較対象として同じ多砲塔戦車かつ同BRのT-35の名を挙げて説明する。
・「砲」
砲性能については文句の付けようがない。なにせBR1.3でありながら3号E型と4号C型の砲を両方装備しており、T-35と違いそれぞれAPCRとHEATを兼ね備えてるため貫通にも全く不足なく火力と貫通、俯角の取りやすさだけでなく、投射量にもすぐれるという男の夢のような2連装砲を備えている。T-35と違い砲身同士が近いので照準の誤差がすくないのも地味にありがたい。
唯一の欠点は砲口径の違いによる弾道落下の差で効率よく命中させづらいといった所か。
尚機銃砲塔が二つあるが7.62mm機銃なのでトラック系列にダメージを与えるぐらいしかできない。ただ機銃音が心地いいのはポイント高し。
ここまでが大きな強み
・「装甲」
主に車体下部を除く正面が恐ろしく薄い。T-35ですら正面装甲は1km以遠の砲弾ならある程度弾くというのに、NbFzに至ってはかのペラペラ装甲で知られるBT系列やT-26の16mmをも下回る13mm~15mmしかない。おまけでドイツ特有の傾斜なしの垂直装甲である。
一応下部と機銃砲塔の一部は20mmだが、この低BRとはいえ薄い事に変わりなく、そもそも下部は弾道の軌道上、最も当てづらい場所の一つであるため有り難味が薄い。
また多人数ゆえのしぶとさもなくはないが如何せん車体が狭く、人数も微妙なのでほとんど感じない。
・「機動性及び運動性」
機動性に関しては、中戦車の威厳をかけてかT-35より優秀。(中戦車だから当たり前だが)
が、砲塔旋回速度がKV-2より若干早い程度で恐ろしく遅い。これは明確にT-35に劣る欠点である。
というのもT-35はその劣悪な機動性故孤立したり、背後を取られやすいが、最低限の砲塔旋回と後方の副砲塔のおかげで普通に対処出来てしまう不思議戦車である。
しかしNbFzに至っては副砲塔がほぼ使えないだけでなく、旋回の遅い主砲塔に頼らざるを得ない点が大きな足枷となる。特に重鈍な戦車の少ない低BRなら尚更である。
総論
T-35と比較した場合火力面はNbFzに軍配が上がるが、柔軟性と装甲に関してはT-35に軍配があがる。
つまり極薄装甲の高火力戦車というドイツらしい多砲塔戦車となっている。(3号、4号の設計思想であるドイツ象徴の電撃作戦特有の機動性はないが・・・)
基本的には貫通の高さと俯角の深さを生かして狙撃に徹するのがベストだが、弾道落下を考慮しない零距離射撃(接射ではない)が可能であればその火力の高さを100%発揮して敵戦車を瞬殺出来るであろう。最も、好き好んでやるよりやらざるを得ない事の方が多いと思うが。
史実
1930年代。戦車の形態は既に進化を始めていたものの、それでも第一次世界大戦期の重火力突破用戦車のような形から抜け切れないでいた。
そんな中開発が進められていたのがNeubaufahrzeug(Nb.Fz)である。日本語にすると「新式車両」なのだが、ぶっちゃけどこが新式なのか分からない古い思想で固められた戦車。というのは今だから言えることで、同じような多砲塔戦車は同時期に各国でも開発が進められており、イギリスのインディペンデント重戦車、ソ連のT-35、SMKなどが存在しているところを見ると、一概にドイツだけが古い概念に捕らわれていたわけではない(尚殆どが試作止まりなのも各国共通)。
突破用ということもあり、当時としては大口径の75mm砲を大型砲塔に装備。その脇には37mm砲、大型砲塔の前後にはI号戦車の砲塔に酷似したシルエットの副砲塔を設け、ここには7.92mm機関銃が付けられるなどかなりの重武装を誇る。その目的は歩兵と中戦車の支援である。だが、装甲面で見てみると最大でも20mm程度、砲塔などに至っては10mm程度と貧弱であった。にも関わらず、その巨体から自重は23tにも及んだ。しかもエンジンは300馬力程度のものであったため、中軽戦車主体の機甲部隊にとってはお荷物でしかなかった。こうした理由から、1935年に2両の試作車が完成しさらに3両の装甲改良型が追加生産されたものの、1940年まで実戦に参加することはなかった。
それでも実戦に投入される機会があったのは、戦力に余裕が無かったことに尽きる。
1940年半ば、装甲改良型の3両はノルウェーをめぐる戦いにおいてI号戦車やII号戦車といった当時既に旧式化していた戦車主体で構成された第40特別編成戦車大隊に組み込まれ投入されることとなった(言ってみれば在庫処分部隊)。(何枚か残ってる進軍中とかの写真はノルウェーに展開した時のパレードで撮ったらしい)
しかしそんな旧式戦車でもここノルウェーでは大いに役に立つことになる。ノルウェー軍にはまともな対戦車兵器が無く、搭載する75mm砲の榴弾は絶大な威力を発揮した。味方ドイツ兵にとってその巨体も勇ましく見えたに違いない。
歩兵支援に評価を得たNbFzだったが、貧弱な足回りが災いし進軍中に1両が故障。味方陣地での擱座は普通なら復帰できるところ、不運なことにこの戦車には交換パーツが無かった。この巨体では回収も困難であり、いつまでも道を塞いでおくわけにはいかないとその後爆破された。
その後もバルバロッサ作戦に投入されるなどしたが、最終的に残った車両がどうなったのか定かではない。「強そう」な見た目からプロパガンダや演説用の台などに使われ、生産量に対し露出が多い戦車である。
外部リンク
コメント
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- 掲載されてるスクリーンショットだとぶりぶりざえもんにしか見えない・・・まさか狙って撮影したんだろうかw -- 2015-09-16 (水) 14:45:42
- どの分野でもいるけど、他所行って他所の知識を脈絡無く繋げようとする奴って嫌い -- 2015-09-16 (水) 17:46:29
- ネタ的にこの木主は小学生かな? -- 2015-09-16 (水) 18:07:42
- 小学生の方がレベルが高いんじゃないだろうか -- 2015-09-16 (水) 18:08:23
- どの分野でもいるけど、他所行って他所の知識を脈絡無く繋げようとする奴って嫌い -- 2015-09-16 (水) 17:46:29
- 75mm砲が細い方の砲身から。37mm砲が太い方の砲身から発射されてるんだが・・・ -- 2015-11-02 (月) 03:22:55
- 砲塔を最大まで上に傾けると37mmが75mmよりちょっと上にさらに上がるというバグも発見したゾ。装甲というか砲塔周りの金属部品を貫通してるゾ -- 2015-11-08 (日) 02:22:44
- レンタル当たったので使ってみたが、37mmと75mmは弾道が違いすぎて当てにくい。そして副砲があること以外に特に強みがない。結局四号の方が使いやすかった。 -- 2016-01-12 (火) 20:27:04
- ノイバウフォールつおいくない -- 2016-02-06 (土) 16:36:08
- 対空戦車の機関砲が鬼門だけど37ミリ徹甲榴弾と75ミリ徹甲弾のダブルパンチでだいたいの敵戦車が一撃爆散するからキルレシオはなかなか良い -- 2016-02-15 (月) 20:09:38
- ノイバウフォールツォイクではなくノイバウファールツォイクでは? -- 2016-02-16 (火) 00:00:22
- 車輌名を正しい物に直しました -- 2016-03-26 (土) 23:59:02
- 装甲ぺらぺらだけど乗員が多くて意外とタフな戦車。さすがに前線で弾受け出来るほどタフじゃないけど火力がずば抜けてるから細心の注意を払えば前線で充分活躍できる。 -- 2016-05-10 (火) 10:35:43
- こいつの半額当たったがそれでも高く感じる。コレクション枠かな? -- 2016-07-31 (日) 15:32:25
- 半額オメデトー?(´・ω・`)わたしは3割引き当たって買おうかドウシヨウカ -- 2016-08-21 (日) 21:04:38
- 5ヶ月の時を経て75%オフが当たったので買ってみた、人が多くなって、ドアノッカーがおまけに付いたPz4C、乗ってて楽しい -- 2017-01-14 (土) 02:53:55
- 半額オメデトー?(´・ω・`)わたしは3割引き当たって買おうかドウシヨウカ -- 2016-08-21 (日) 21:04:38
- 火力だけは有るから街中なんかでうっかり遭遇するとワンパンでこいつに撃破される。 -- 2016-10-04 (火) 20:10:26
- 紙装甲戦車を一撃で鉄屑 -- 2017-11-09 (木) 18:40:55