スウェーデン RankIV 軽戦車 Pbv 501

概要
Update 2.31 "Kings of Battle"にて追加された。
ミサイルが無くなった代わりにBRが6.7になったBMP-1である。
車両情報(v2.19)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 71,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 210,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 61,000 |
| エキスパート化(SL) | 210,000 |
| エース化(GE) | 890 |
| エース化無料(RP) | 570,000 |
| バックアップ(GE) | *** |
| 護符(GE) | 1,800 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 6.7 / 6.7 / 6.7 |
| RP倍率 | 1.8 |
| SL倍率 | 1.1 / 1.5 / 2.0 |
| 最大修理費(SL) | 2,465⇒3,835 / 3,012⇒4,686 / 4,035⇒6,278 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | __._⇒__._ / __._⇒__._ |
| 俯角/仰角(°) | -4° / 30° |
| リロード速度(秒) (自動装填) | 6.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | - / *** |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 19 / 18 / 16 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 23 / 19 / 13 |
| 重量(t) | 11.9 |
| エンジン出力(hp) | 572 / 300 |
| *,***rpm | |
| 最高速度(km/h) | ***→73 / ***→66 |
| 最高後退速度(km/h) | 13 / 12 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
| 視界(%) | 70 |
| 乗員数(人) | 3 |
光学装置
| 倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
|---|---|---|---|---|
| IR投光器 | - | 有/無 | - | - |
| 車長 | **x-**x | 有/無 | 赤外線/熱線 | 第一/第二・三 |
| 砲手 | **x-**x | 有/無 | 赤外線/熱線 | 第一/第二・三 |
| 操縦手 | 1.0x | 有/無 | 赤外線/熱線 | 第一/第二・三 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 73 mm 2A28 cannon | 1 | 40 | ** |
| 機銃 | 7.62 mm PKT machine gun (coaxial) | 1 | 2 000 | - |
弾薬*1
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
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この表を搭載武装解説に作成してください
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 73 mm 2A28 cannon | PG-9 | HEAT | 2.6 | *** | 665 | 300 | 300 | 300 | 300 | 300 | 300 |
| OG-9 | HE | 3.7 | 0.735 | 290 | 11 | 11 | 11 | 11 | 11 | 11 | |
車両改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 履帯 | 4 100 | 6 800 | 220 |
| Improved Parts | ||||
| 砲塔駆動機構 | ||||
| II | サスペンション | 2 800 | 4 700 | 155 |
| ブレーキシステム | ||||
| Improved FPE | ||||
| 砲火調整 | ||||
| Airstrike | ||||
| III | フィルター | 5 100 | 8 500 | 280 |
| 救急セット | ||||
| 昇降機構 | ||||
| IV | 変速機 | 3 300 | 5 500 | 180 |
| エンジン | ||||
| ESS | ||||
| 砲撃支援 | ||||
| Improved optics | ||||
| NVD(暗視装置) | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
前述の通りミサイルをもがれたBMP-1で軽戦車らしい良好な足回りをなど、BR比で割と優秀な性能を持ち、フィンランドツリーのPT-76 (FI)を触った人なら直ぐに使いこなせるはず。最大の弱点はBRが孤立している為Strv 74かStrv 81のお供をしなければならない事だろう。
【火力】
300mm貫通のHEAT弾を使用していくことになるが、加害範囲が狭いので弱点狙撃必須。地味に砲塔旋回速度が遅いのでそこも注意。ソ連戦車らしく俯角がほとんど取れず、弾速も遅いため優秀な足を活かす近距離戦がオススメ。
【防御】
そんなものは無い。正面装甲こそM2重機関銃を防げるが側面は抜かれる。微妙に遅い砲塔旋回と合わせて側面、背面を取られたら終わりだと思っていいが無駄にデカい車体故に徹甲弾相手は耐える時もあるものの、耐える時以上に砲撃支援がかすって死ぬことの方が多いので期待しない様に。
【機動性】
かなり優秀。未改修時点でもかなり使えるので積極的に拠点を取ろう。
史実
Pansarbandvagn 501(パンサルバンドヴァグン フェムフンドラノル)とは、1994年から2008年までスウェーデン軍によって運用されていたBMP-1歩兵戦闘車の派生形である。
東西冷戦の最前線だった東ドイツ軍には派生型含め約1133両のBMP-1が配備されていたものの、冷戦は熱戦になることはなく1990年にドイツは平和的に再統一を果たし、BMP-1も他の兵器と同じようにドイツ連邦軍に引き継がれ約764両が再編された6つの東ドイツ師団に装備された。
しかし、これらの車両を再評価のために検査したところドイツ軍の基準の多くを満たしていない事が発覚。その多くが武装や装甲といった戦闘要素ではなく安全面や人間工学などの品質だった。今後もBMP-1を運用するにはこれらの問題を解決する必要があったためアップグレードは速やかに計画され、1991年の1月から3月にかけてプロトタイプへの改造が行われ満足のいく結果を得たのちに「BMP-1A1 Ost*2」として標準化、最終的に581両が改造された。以下、変更内容
1、至る所に使用されていたアスベストを全て除去
2、後部ドアにあった燃料タンクを発泡スチロールで充填
3、マルダーと同じヘッドランプを付けウインカー、ホーン、格納式サイドミラーも設置
4、ミサイルランチャーと誘導装置を取り外す
これらのBMP-1A1 Ostは一時的な訓練用車両としての用途や政治的理由の為に製作された故に、段々とより高性能なマルダー1A3に置き換えられ1994年までに全てのBMP-1が退役した。
当初ドイツはこの大量の車両に興味を示していなかったものの、周辺の国家からは安価な歩兵戦闘車が手に入る絶好の機会として注目されドイツにとってもBMP-1A1 Ostへの改修費を回収できる魅力があった。その後ドイツにあった多くのBMP-1A1 Ostが1両約50000ドイツマルク*3という破格でギリシャに売却された。
1992年の防衛決定(Försvarsbeslutet 1992)でスウェーデン軍の深刻な装甲車不足の解消が急務となっていたものの当時のスウェーデンは財政危機が起きており、高価な西側製兵器の導入は難しく、Strf 9040も開発中であったため今すぐに手に入れることが出来なかった。そんな中ドイツに大量のBMP-1があるという情報がスウェーデンの元にも入り、試験用車両5両を購入。試験ではBMP-1は西側の基準に適合できるほど優れてはいないとされたものの、水上航行能力は湖の多いスウェーデンにとって魅力的で1994年6月には合計433両(350両+共食い整備用83両)のBMP-1を約33000ドイツマルクで購入した。しかし、ギリシャと違いスウェーデンが購入したBMP-1はほとんどが未改修であった為一度チェコへ送りBMP-1A1 Ost相当に改修されたのち、「Pbv 501」としてスウェーデン軍に配備された。
1996年になると、Pbv 501の納入が開始されたもののいくつかの問題点があった。まず、BMP-1は歩兵戦闘車であるものの雪上での機動力が極めて悪い事が判明し、肝心な兵員輸送能力に関してもただでさえ小さいBMP-1の兵員室は大柄なスウェーデン人にとっては小さすぎており、現場からの不満に軍は2000年という早い時期に運用を停止するという決断を下した。このため一度も部隊に支給される事なく保管されたPbv 501もあった。さらに2005年にPbv 501を段階的に退役させ二度と配備しないという決定がされ、すべての車両が数年間倉庫でホコリを被ることになったものの2008年の12月にPbv 501への改修をしたチェコの企業がチェコ国内のBMP-1の整備のためとしてほぼ全てを買い取った。
しかしPbv 501はイラクへ売られ、2015年には最低52両のPbv 501を積んだ車列がイラクに向かうのを目撃されていて、さらに250両ほどがイラクへ送られた可能性がある。これらの取引はスウェーデンの法律に触れていたもののスウェーデンは何もできなかった。
また、同社にPbv 501の在庫はまだあり2022年には56両が正式な許可の元ウクライナに運ばれた。
小ネタ
73mm砲用の弾薬には射撃時にニトログリセリンが放出されるという欠陥があったが、スウェーデンとドイツは73mm砲を使わない事によってこの問題を解決した。
外部リンク
コメント
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