ドイツ RankIV 中戦車 Pz.Kpfw.V Ausf.G
車両情報(v2.15.1.55)
必要経費
必要研究値(RP) | 78,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 230,000 |
乗員訓練費(SL) | 68,000 |
エキスパート化(SL) | 230,000 |
エース化(GE) | 990 |
エース化無料(RP) | 620,000 |
バックアップ(GE) | 100 |
護符(GE) | 1,900 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 6.0 / 6.0 / 6.0 |
RP倍率 | 1.84 |
SL倍率 | 1.0 / 1.7 / 2.5 |
最大修理費(SL) | 4,400⇒*** / 4,800⇒*** / 6,120⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 19.0⇒37.7 / 11.9⇒20.0 |
俯角/仰角(°) | -8/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 9.6⇒7.4 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 80 / 50 / 40 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 110 / 45 / 45 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 44.3⇒44.8 |
エンジン出力(hp) | 930⇒1,145 / 531⇒600 |
2,500rpm | |
最高速度(km/h) | 51 / 46 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 125 |
乗員数(人) | 5 |
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 75 mm KwK42 cannon | 1 | 82 | ** |
機銃 | 7.92 mm MG34 machine gun | 1 | 4,700 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
7.5cm KwK 42 L/70 | PzGr 39/42 | APCBC | 6.8 | 0.0289 | 935 | 192 | 188 | 173 | 156 | 140 | 126 |
PzGr 40/42 | APCR | 4.75 | - | 1120 | 228 | 224 | 204 | 182 | 162 | 145 | |
Sprgr. 42 | HE | 5.74 | 0.725 | 700 | 11 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
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I | 履帯 | 4800 | *** | 220 |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | 4000 | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | 4500 | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
発煙弾発射機 | ||||
IV | 変速機 | 4600 | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 | ||||
PzGr 40/42 |
カモフラージュ
研究ツリー
派生元車両 | Pz.Kpfw.V Ausf.A |
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派生車両 | Pz.Kpfw.V Ausf.F |
解説
【防御力】
- 車体正面
- 上部
A型と比べて傾斜角度が若干浅くなっており、実質装甲圧は5mm~10mm程度低下している。 - 下部
装甲圧50mmで、従来型より10mm低下している。
- 上部
- 砲塔正面
装甲圧はほとんど変わっていないが、防楯下部に出っ張りが追加され、ショットトラップを誘発していた構造上の問題が改善された。
- 車体側面
- 上部
装甲圧は従来のものから10mm強化された50mmとなっている。 - 下部
41.5mmの垂直装甲となっている。同格はもちろん、格下相手でも貫通される大きな弱点。
- 上部
- 天板
A型から強化されたが、車体前部の狭い部分に留まっている。
- 履帯脇
シュルツェンが装備され、HEAT弾への耐性が増している。
【火力】
A型と同様のKwK 42を搭載する。使用可能な弾種も同一。
【機動性】
A型に劣るアップデートでA型のエンジン出力がG型と同等まで低下したため、機動性はほぼ変わりない。
後退速度は4km/hしかなく、最前線での戦闘には向いていない。
【総評】
前車両のPz.Kpfw.V Ausf.Aと比べて砲塔旋回速度、正面防御力ともに若干低下しているが、その割に強化された点はゲーム内でほぼ役に立たないものばかりとなっている。
火力自体はかなり高いので、ある程度なら格上相手でも立ち回れる。BR6.3のティーガーII(P)やヤークトパンター等のお供に連れて行くくらいがよいだろう。
史実
パンターシリーズ最後の量産型となったのがこのG型。パンターの完成型とも言えるだろう。1944年3月から1945年4月の終戦直前までMAN、ダイムラー・ベンツ、MNH社によって2953両が生産された。尚、当初の生産予定数は2650両だったが、F型の生産が進まなかったためこの数字となった。
D型からA型では砲塔を改良する仕様で生産されたが、G型では砲塔はそのままに、車体を変更して生産が行われた。そのため、G型とA型のもっとも大きな違いというのはやはり車体の形状だろう。D型及びA型までは車体側面上部の張り出し部分(弾薬庫なんかがある部分)の底面が、後部燃料格納部のみ下へ膨らんだ形状をしていたが、G型では前から後ろまで傾斜した直線デザインに変更されている。
これは生産の簡略化を図ったものであった。しかし、前から後ろまで直線にすると車幅が当時の鉄道輸送限界を超えてしまうという問題が発生した。そのため車体側面装甲の傾斜をA型までの50度から61度へと変更した。この傾斜角の変更は当然ながら防御力の低下を招くため、A型と同等の防御力を維持するために装甲厚を40mmから50mmへと変更している。この増厚に伴う重量の増加は車体前面下部の装甲を60mmから50mm、底面の装甲を30mmから25mmに減らし、さらに燃料タンクを30リットル分減らすことで全体重量のバランスをとった。なお、この車体側面を直線にするデザインは先行して開発されていたパンターⅡと共通する部分であり、その研究成果を参考にしたと考えられている。
その他の変更点としては操縦手前方にあった装甲ビジョンバイザーが防御上の観点から廃止されたこと、機関室上面の吸気口や排気口が小型化されたことなどである。
また、ゲーム内のモデルで特徴的な機関室上面の排気口に取り付けられた大きな装甲カバーや排気管に取り付けられた消炎排気マフラーは44年10月に採用されたものであり、すべてのG型の特徴というわけではない。同様にいわゆる「アゴ付き防盾」も44年9月に採用されたものであり、そのうえ普及進行が遅かったため終戦まで旧型の防盾を装備していた車両は多かった。
最後に「 ツィンメリット・コーティング 」についてであるが、A型の生産時から行われてきたコーティングの塗布はG型の生産に入ってからも行われており、廃止されたのは44年9月に入ってからであった。よってゲーム内のモデルはそれ以降(もっと言えば10月以降)の生産車であることがわかる。
余談だがパンターシリーズの中で最も成功したタイプと言われている。
小ネタ
量産され、実戦投入されたパンターにはD型、A型、G型の3つのタイプがある。
型式を見分ける際の点として、車体正面の機銃口・バイザーの有無や車体後部を見ると判別しやすい。
↑これがクルスクにて初投入された一番最初のパンター「D」型。
外見上の特徴は、
- キューポラが円筒
- 車体正面の機銃穴がない
- 後ろの排気筒は2本
↑次にこれがD型の問題点を幾つか改良して出来たパンター「A型」。
外見上の特徴は
- キューポラがお椀型になった
- 車体正面に機銃穴が出来た
- 後ろの排気筒は4本
↑A型を更に改良し、車体形状を変更したパンター「G型」。
外見上の特徴は
- 操縦手用のバイザー(車体正面にあった四角いやつ)がなくなった
- 砲塔正面のかまぼこに「アゴ」が出来た
- 分かりにくいがよく見るとD型、A型に比べて車体側面の傾斜が弱くなった
- WTのモデルでは隠れて見えないが、車体側面の形状が変わった
- 後ろの排気筒が2本に戻ったがカバーが付いた
ここでは見分け方の説明の為、分かりやすく外見上の違いを述べたが実際はD、A、G型それぞれもっと細やかな違いがある。そこは各型のページで確認していただきたい。
WTでG型以降のパンターに機関室のグリルを覆うように外付けされている謎の箱型の装置、なんだろうと疑問に思ったことはないだろうか。実はこれはエンジンの熱を利用した冬季用車内暖房装置である。
仕組みとしてはシャッターで冷却ファンに蓋をして機関室の暖かい空気を外部に出さず、専用のダクトに流すことで戦闘室に暖かい空気を導入するというものであった。
また右側の吸気グリルの上にも開閉式のシャッターが装着され、これを閉鎖することでラジエーター水温を上げるというギミックが盛り込まれていた(機関室の温度を上げることができるが、やりすぎるとエンジンがオーバーヒートするので水温計が80℃以上になるとシャッターを開放する必要があった)。
外部リンク
コメント
【注意事項】
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- ABでIS-2相手に対して、500mで接敵、砲弾は、何が有効だろうか。 -- 2016-07-27 (水) 00:48:04
- ノーマルIS-2ならAPCBCで砲塔も車体も抜けるじゃろ -- 2016-07-27 (水) 01:09:47
- F型の下位互換だしAと比べても微妙、果てはD型に対して全面的に優れてるわけでもない。5.7でいいっしょ -- 2016-07-27 (水) 01:14:54
- 実は度重なるパッチで砲塔旋回速度はA型より僅かに速くなってるんだ…というよりもF型遅すぎ -- 2016-07-27 (水) 08:30:58
- なんやかんなでパンターシリーズ(パンツも含めて)の中で一番戦績がいいのはなぜなんだ…とりあえず弱いって感じた人は裏取りに徹すればなんとかなるから… -- 2016-08-15 (月) 00:33:48
- なんだかんだ言って前の型とBR変わんないから、前のパンターでなれたのがこの子でいかせるんじゃない? -- 2016-08-23 (火) 21:48:41
- こいつの顎はカタログスペック以上に謎の固さをもっているので危険187㎜の貫徹力を持ってもなぜか抜けない -- 2016-08-28 (日) 00:02:32
- 顎のふちにあたったんじゃないの?防盾のふちは裏側に100mmの装甲が隠れてるから、187mmじゃ抜けんよ。 -- 2016-08-28 (日) 00:06:00
- APCR開発すれば少しだけましになるけど開発するまでがきつすぎる。せめて二段目くらいならいいのに、なぜ一番最後にしたんだ?少しでも赤に抵抗させないためか? -- 2016-09-08 (木) 20:47:54
- パンター兄弟は上位マッチばかりで苦労やね。RBメインでスナイプに徹すると大分マシ。 -- 2016-09-14 (水) 23:27:04
- RBで6.0はかなり微妙。一方的に殴るか殴られるかばっか。ちなみに殴られるのはT29とかミサイル付き紅茶野郎とか、C・・・ -- 2016-09-25 (日) 21:05:38
- 課金戦車が一番の脅威になってて草 頭使えよ -- 2016-09-26 (月) 08:36:29
- パンター兄弟は上位マッチばかりで苦労やね。RBメインでスナイプに徹すると大分マシ。 -- 2016-09-14 (水) 23:27:04
- コイツの砲塔の弱点狙撃したのに5連続ではじかれた何これ -- 2016-10-14 (金) 14:18:55
- まさか改修してないとか言うオチじゃないよな? -- 2016-10-15 (土) 04:52:23
- 砲塔装甲と防盾の重なってる部分に当たったとか -- 2016-10-15 (土) 07:41:59
- 駄目や…全く駄目や.史実で優秀機だったってほんまかいな -- 2016-10-28 (金) 19:38:02
- ソ連の鹵獲車両になればBR下がるけどもうAがいるから無理だろうね -- 2016-10-28 (金) 19:49:42
- P-51に近い何かを感じる -- 2016-11-20 (日) 19:19:05
- IS-2とかに車体の角ばっかり抜かれる…… -- 2016-11-02 (水) 08:19:36
- 側面の10mm装甲増は何対策だったんだろうか -- 2016-11-19 (土) 13:29:02
- 対戦車ライフル(14.5mm)にギリギリぶち抜かれない厚さじゃない? -- 2016-11-20 (日) 17:46:04
- HEAT弾対策だゾ。 -- 2016-11-20 (日) 19:47:02
- なるほど.. -- 2016-11-23 (水) 12:41:48
- 下部のことかゾ、HEATもそうだがやはり対戦車ライフル対策ゾ -- 2016-11-23 (水) 13:01:16
- G型で車体側面の形状が変更されて、側面傾斜50度のままだと横幅が鉄道輸送の限界を超えてしまうってことで傾斜を61度に緩くした。でもそれだと防御力が低下しちゃうってことで装甲厚を10㎜増した。その分、底板とかが薄くなってる。 -- 2017-03-02 (木) 13:43:30
- 顎付き‼ -- 2017-03-02 (木) 07:28:50