Scharnhorst

Last-modified: 2024-03-17 (日) 03:15:00

ドイツ Rank V 巡洋戦艦 Scharnhorst-class, Scharnhorst,1943

Scharnhorst.jpg

概要

Update 2.13 “Winged Lions”にて追加された、シャルンホルスト級のネームシップ。優秀な装甲を持ち、また巡洋戦艦としては破格の60km/h*1に迫る高速艦である。

艦艇情報(v2.*)

必要経費

必要研究値(RP)320,000
艦艇購入費(SL)790,000
乗員訓練費(SL)230,000
エキスパート化(SL)790,000
エース化(GE)1,800
エース化無料(RP)780,000
バックアップ(GE)100
護符(GE)2,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング6.3 / 6.3
RP倍率2.02
SL倍率3.6 / 4.7
最大修理費(SL)14,960⇒20,270 / 23,530⇒31,883

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
シタデル装甲
(前/側/甲板)(mm)
150 / 350 / 80
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
170 / 140 / 80
船体鋼, 25 mm
上部構造物鋼, 16 mm
排水量(t)37902
最高速度(km/h)50⇒68 / 50⇒59
乗員数(人)1908

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲283-mm/54,5
SK C/34 cannon
三連装34501
副砲15 cm/55
SK C/28 cannon
連装44007
単装4200
対空砲10.5 cm
SK C/33 AA cannon
連装7840-
3.7 cm
SK C/30 mounting
連装84000-
2 cm/65
C/38 automatic cannon
四連装68000
2 cm/65
C/38 automatic cannon
単装102800

弾薬*2

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艦砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
283-mm/54.5 SK C/34283 mm Spgr. L/4,4 Kpf.ZHE31527.49900-76
283 mm Psgr. L/4.4APCBC3307.2189016579543493454422376
283 mm Spgr. L/4,4 Bd.ZSAP31516.7290012287269244224208184
283 mm Spgr. L/4,4 Zt.ZHE-TF31121.49900-76
 
武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
15 cm/55
SK C/28
Spgr. L/4.5 Kz (m.Hb)HE45.53,910835-37
Pzgr. L/3.7 (m.Hb)APCBC45.51,3209606281245204177157133
Spgr. L/4.4 Bdz (m.Hb)SAPBC45.53,3209605141122102887967
 
武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
10.5 cm
SK C/33
Sprgr. L/4.4 Zt.ZHE-TF15.11,550900-20
 

機銃

武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
3.7 cm SK C/30既定HE/APCBC878473635651
 
武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
2 cm/65
C/30 C/38
既定AP-T/AP/HEF-T/HEF363428232017

追加武装*3

分類名称搭載数費用
(SL)
搭載条件
魚雷533 mm G7a14220-

魚雷

名称重量
(kg)
爆薬量(kg)水中最大速度
(km/h)
(初期⇒改修)
射程
(km)
(初期⇒改修)
533 mm G7a1528358.481⇒566⇒14

カモフラージュ

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説明

研究ツリー

前艦艇SMS Von der Tann
派生艦艇
次艦艇
 
 

解説

特徴

--加筆求む--

 

【火力】
主砲にはAdmiral Graf Speeの主砲を更に改良した283mm SK C/34砲を装備している。長砲身化により貫通力等は多少上昇しているが所詮11インチ砲、一発の火力は戦艦としては最低クラス。しかし毎分3発と高い発射速度を誇るので手数で攻められるのが本艦の強みである。副砲にはNurnberg等に搭載されている15cm砲を搭載。使い勝手はよく駆逐艦やボートの処理等に非常に便利。
また本艦はSMS Von der Tann等の面白ネタ魚雷ではなく、使い慣れた3連装533mm魚雷を使用可能。発射可能な範囲も非常に広くとても使いやすい。
絶望的に対空能力の低かったSMS Von der Tannとは違い、本艦はIJN KongoParizhskaya Kommuna等には匹敵しないものの対空砲をそれなりに備えている。
主砲の射撃可能範囲は普通。後方へは主砲を1基しか指向出来ない為要注意。

 

【防御】
圧倒的の一言。舷側の主装甲は350mm~260mmで、1番から3番砲塔までしっかりカバーされているため、巡洋艦は勿論、戦艦でさえも撃ち抜かれる事は至近距離でなければまずない。また魚雷に対しても異様に硬く、3~4本程度の雷撃なら当たり前の様に防いでしまう。乗員も1908人とトップクラスに多く、装甲で本艦の右に出る艦はない。

本艦に乗っていて唯一注意すべき敵はHMS Marlboroughである。HE弾の炸薬量が88kgと非常に多く、榴弾で搭乗員をゴッソリ持っていかれる為、見かけたら手を出さずに逃げる様に。

 

【機動性】
SMS Von der Tannと同様本艦も戦艦としては非常に高速。RBでも59km/hと非常に快適で、操作感は戦艦というよりかは重巡洋艦に近い。

 

史実

北岬沖海戦

海戦の概要は様々な資料にあるため割愛するが、結果としてシャルンホルストが失われドイツ側の敗北になった。
11月エーリヒ・バイ少将は前任のクメッツ大将が病気により急遽戦闘群を引き継ぐことになった、同少将は非常に優秀な人物であったが駆逐艦隊の指揮の経験しかなく大型艦はシャルンホルストが初めてであった。そして十分に慣れる暇もなく12月末の北岬沖海戦を迎えることとなる。
JW55B船団の存在を確認したドイツ海軍司令部はバレンツ海海戦による大型艦に対するヒトラーの不信を取り除くため、何としてでも船団を捕捉撃沈しようとシャルンホルストに出航を命じた。しかし、その命令は東部戦線を決定づける物であり何としても撃沈せよ(同様の文章を複数回送信)としながらも「有力な敵戦力」が存在する場合は撤退せよという曖昧なものであった。
だが、シャルンホルストが狙ったJW55B船団は英本国艦隊司令長官ブルース・フレーザー大将がシャルンホルストを引きずり出す為の囮であった。英側はフレーザー大将にフリーハンドを与えた上に、ウルトラ情報(暗号解読による情報)等によりドイツ側の行動を把握することができていた。一方ドイツ側は空軍の非協力な索敵や海軍司令部の情報伝達のミスや誤情報、命令の遅延により、次第に不利な状況に置かれいった。
しかし、シャルンホルストは英側のミスや偶然により船団まであと一歩という所まで2度接近することができたが、2度とも英側の優秀なレーダー(探知距離はドイツ側の2倍ほど)により護衛の巡洋艦3隻(フォース1)による迎撃を受けた、極地特有の日照時間の少なさや吹雪による視界の悪さも相まって常に先手を取られたシャルンホルストは1度目の接敵の際メインレーダーを破壊され後部レーダー(探知範囲が大幅に劣る)のみとなった上「有力な敵戦力」に遭遇したため離脱した。
2度迎撃を受けた上、天候の悪化、新たな敵艦隊の発見(デューク・オブ・ヨークのフォース2)により撤退を開始したシャルンホルストであったが、フォース1の追跡を受け、またフォース2の誤った位置情報によりフォース2にも捕捉されてしまう。フォース2からの攻撃を受けたシャルンホルストは応戦しながら変針し離脱を図った。
シャルンホルストを補足した英側であったが、駆逐艦や巡洋艦は荒天を利用したドイツ側の操艦により速力を発揮できず、デューク・オブ・ヨークは速力差により徐々に離されつつあった。ついには射撃レーダーの有効範囲(最新の装置を搭載)の限界に達し、フレーザー大将は反転を命じたがその最後の斉射がシャルンホルストの右舷機関部に命中し速力が22ktまで低下してしまった。これに気が付いた英側は追跡を再開しシャルンホルストを補足撃沈することができた。
この海戦を決定づけた物は正確で迅速な情報とレーダーを始めとした電子機器の優劣、そして運であったと言える。英側は常にシャルンホルストの動静を知ることが出来たが、ドイツ側は索敵不足や情報の大幅な遅延、未伝達、誤情報と常に不利な状況であった。また日照時間が少ない上に吹雪で視界が悪い状態での索敵レーダーの大幅な性能差やレーダー射撃技術の差によりドイツ側は常に先手を取られていた。
それでも離脱しかけていたシャルンホルストの運命を決定したのは古今東西の海戦においてしばしば発生するラッキーヒットであった、20000m以上の距離から放たれた大落下角の砲弾がシャルンホルストの薄い水平装甲を破り機関部に命中したことは不運の一言に尽きるであろう。
後にデーニッツ元帥は2度船団に接近しておきながら離脱したことを攻撃精神が不足していたと批判したが、彼の発した命令と矛盾する上、1度目の離脱の後シャルンホルストは撤退せず、索敵を続け2度目の襲撃を試みていることから攻撃精神は十分であり、死亡したバイ少将に責任を擦り付ける為ではないかと思われる。

 
シャルンホルスト級戦艦
1Scharnhorst-
2Gneisenau?-

小ネタ

小ネタと言うには余りに有名だが、上の「史実」にもあるようにシャルンホルストの沈没で終わった北岬沖海戦にて、シャルンホルストは多数の巡洋艦と戦艦デューク・オブ・ヨーク擁するイギリス艦隊にたった1隻で対峙し必死に奮戦した。
その姿は海戦後に、イギリス艦隊司令ブルース・フレーザー長官を持ってして「私は君たちの誰かが戦力が倍以上の相手と戦うことを要求された時、今日のシャルンホルストを思い出し、シャルンホルストのように立派に戦うことを望む。」と言わしめた程であった。
本艦の砲塔はとある戦車に搭載することが決められていた、その名もラーテ

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 ABではなんと68km/hである
*2 爆薬量はTNT換算
*3 爆薬量はTNT換算