スウェーデン RankII 中戦車 Stridsvagn m/42 EH
概要
Ver1.97 “Viking Fury”にて実装された75mm砲を搭載するスウェーデンRankIIの中戦車。Lago Iの主砲を75mm砲に換装し、BR相応の火力を手に入れた。と、思うよね!(議論の余地有)
車両情報(v1.101.0.42)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 270 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.7 / 2.7 / 3.0 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | 0.6 / 1.1 / 1.3 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 14.3⇒20.5 / 8.9⇒10.9 |
俯角/仰角(°) | -15/25 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.67⇒5.9 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 55 / 30 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 55 / 25 / 25 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 22.3 |
エンジン出力(hp) | 635⇒782 / 363⇒410 |
2,300rpm | |
最高速度(km/h) | 47 / 42 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 81 |
乗員数(人) | 4 |
レーダー
なし
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 75 mm kan m/41 cannon | 1 | 59 | 10/30 |
機銃 | 8 mm ksp m/36 machine gun | 2 | 4000 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm kan m/41 | slpprj m/40 | AP | 6.6 | - | 580 | 85 | 83 | 74 | 64 | 55 | 48 |
slpprj m/40B | APBC | 6.3 | - | 590 | 85 | 82 | 73 | 43 | 54 | 46 | |
slpgr m/39 | APHE | 6.5 | 0.26 | 580 | 63 | 61 | 53 | 44 | 37 | 31 | |
sgr m/40 | HE | 6.43 | 0.58 | 570 | 9 | ||||||
rökgr m/22 | 発煙弾 | 6.43 | 0.0008 | 570 | 煙幕継続時間 20秒 |
名称 | ベルト名 | 弾種 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
8 mm ksp m/36 | 規定 | API-T/AP/I | 13 | 12 | 7 | 3 | 3 | 3 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 920 | 2,200 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 620 | 1,500 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
rokgr m/22 | |||
III | フィルター | 870 | 2,100 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
slpgr m/39 | |||
IV | 変速機 | 1,100 | 2,600 |
エンジン | |||
砲撃支援 | |||
slpprj m/40B |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
Lagoの発展版、37mmから解放されツーランク上の75mm砲を積めるようになり装甲もやや厚くなった。
とは言えあくまで砲は同国水準、装甲も頼りになる数字ではないのでLago同様慎重な立ち回りは必要となる。
なお余談であるがこの車体には今後長い付き合いとなる。
【火力】
前述の通り37mm砲から打って変わってIkv 72と同一の75mm砲を扱えるようになった。
AP弾の貫徹力は最大85mmとBR帯を見るとやや低めとなる。重戦車はもとより中戦車相手でも抜ける場所を見極める必要が出てくる可能性があるため気をつけたい。またKVのような重装甲車両はそもそも抜けない*2。このような重装甲車両は極力相手をしないように避けたいところである。
軽装甲や相手を機能停止に追い込み側面へ回り込めるような状態になれば、APHEを使用すると良いだろう。75mmクラスではダントツのTNT換算260Gというとんでもない量の炸薬を内部にお見舞いすることができる。
また細かい点で俯角は-15度と同格の中戦車ではもっとも深くまで下げる事が可能である。稜線沿いではかなり役立つ点であるので覚えておきたい。
【防御】
車体下部は相変わらず巨大な変速機が置かれているため砲弾をブロックしやすい。また車体傾斜部分は絶妙な角度のおかげで100mm近い見かけ上の装甲となるため案外車体の装甲は恵まれているとも言える。前方投影面積の40%近くは変速機で受け止められ、また傾斜部分も含めれば50%近くにまで達する…と聞けば案外悪くないように思える。
赤射線部分が100mm以上の装甲、または変速機で砲弾を受け止められる部分である。ただしソビエト製キャップなどを相手にする場合車体傾斜は機能しなくなる場合もあるので留意が必要。
……のだが、ここ以外は概ね50mm前後しかない。特に弱いのはやはり50mm程度の砲塔とわずか40mm程度のハッチであろう。
撃てと言わんばかりに鎮座しているハッチは右側は弾薬庫に一直線であるし、砲塔はLagoと同じく狭い空間に三人が詰まっているため抜かれればそのままお陀仏になり兼ねない。
【機動性】
Lago同様相変わらず良好である。
総評すると火力装甲共にややましになったが相変わらず他国と比べると劣る…といった戦車である。
良好な機動力と俯角を活かし裏取りや稜線沿いからの狙撃などで運用をすると上手く活かすことができるだろう。やっぱこれ軽戦車だ
史実
Stridsvagn m/42、略称Strv m/42は初めて75mm級の砲を搭載したスウェーデン製の軽戦車である。この車輌はまたランズベルク社製のラーゴII、III、IVとしても知られる。
1941年11月に最初に就役し、当時としては完全に水準を満たした戦車である。兵装は75mm L/34砲であり、良好な装甲と機動性を持っていた。
Strv m/42には原型が存在する。1930年代後半、AB ランズベルク社の社内呼称により、ラーゴ軽戦車と呼ばれた車輌がハンガリー陸軍のために生産されていた。
この車輌は車重16t、57mmカノン砲と機関銃3挺を装備していた。ラーゴ軽戦車もまた、ランズベルク社のStrv L-60軽戦車から開発された車輌である。スウェーデン陸軍はラーゴ戦車よりも大型で良好な戦車を指定し、この結果はStrv m/42、後にはStrv m/42 TMと呼ばれる戦車となった。この車輌の車重は22t、装甲車両とソフトスキン車輌に対抗するため75mm L/34砲を装備し、ドイツ軍の7.5 cm StuK 37 L/24と同様の性能を発揮した。Strv m/42 TMの変速装置は良好に機能せず、これらの車輌はStrv m/42 THとしても製造された。これらは新規の機械式変速装置を装備することがあり、Strv m/42 TVと呼ばれた。
1941年11月、100輌のStrv m/42が発注された。全車両が電磁式変速装置を装備している。Strv m/42 TMのTとはエンジンが2機であることを意味し、Mは電磁式であることを意味する。1942年1月、さらにまた60輌のStrv m/42が発注された。この生産ではボルボ社のライセンスの下で製造が行われ、最初の55輌には2機のスカニア・バビス603エンジンが装備された。また最後の5輌には新型エンジンが搭載された。これはボルボ A 8Bである。全ての車輌は最初の生産車輌が有した電磁式変速装置を新型の油圧式変速装置に交換しており、これらは全て改修が施されていた。エンジン1機を装備した車輌はStrv m/42 EHと呼称された。
1942年6月、また別に80輌がランズベルク社から発注され、内訳は70輌がStrv m/42 TH、10輌がStrv m/42 EHだった。1943年4月から1945年1月の期間中に282輌のStrv m/42が完成し、うち180輌はランズベルク社によって作られていた。102輌はボルボ社による。車輌の大多数すなわち225輌にはスカニアエンジンが搭載された。他の57輌にはボルボ社のエンジンが載せられている。
1957年から1960年にかけ、225輌生産されたStrv m/42 THおよびm/42 TV(全車がstrv m/42に2機のスカニア・バビス603エンジンを搭載したもの)がStrv 74へと作り直され、またEH型車輌(strv m/42にボルボ社製エンジンを積んだもの)はIkv 73歩兵支援車輌へ作りかえられた。砲塔は主要な海岸線に沿って配備される固定式の砲搭載トーチカに再利用されたが、しかし大部分は港湾、また希には空港の防衛に用いられた。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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