日本 RankIV 駆逐戦車 Type 60 SPRG (C) / 60式自走無反動砲C型
Type 61共々規定迷彩色がわずかに変更された
概要
Ver1.65で実装された陸上自衛隊の自走砲。Warthunder初となる無反動砲を持つ車両。「マメタン」という愛称も持つ。
車両情報(v1.79)
必要経費
必要研究値(RP) | 82,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 240,000 |
乗員訓練費(SL) | 68,000 |
エキスパート化(SL) | 240,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 2,000 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 6.7 / 6.7 / 6.7 |
RP倍率 | 1.84 |
SL倍率 | 1.3 / 1.5 / 2.0 |
最大修理費(SL) | 3,520⇒*** / 5,040⇒*** / 6,220⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 8.8⇒17.4 / 5.9⇒7.0 |
俯角/仰角(°) | -20/15 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 13.0⇒10.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 10 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 10 / 10 / 10 |
重量(t) | 7.7 |
エンジン出力(hp) | 213⇒262 / 133⇒150 |
2,800rpm | |
最高速度(km/h) | 60 / 55 |
実測前進~後退速度(km/h) | 50 ~ -22 / 38 ~ -20 |
最大登坂能力(°) | 27⇒*** / 29⇒33 |
視界(%) | 68 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 106mm Recoilless Rifle Type 60 (B) x2 | 10 |
機銃 | 12.7mm Type 60 (B) machine gun x2 | 80 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
M344A1 | HEAT | 10.0 | 1650 | 502 | 433 | - | |||||
M361A1 | HESH | 10.0 | 5040 | 498 | 152 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 履帯 | 4,800 | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | 3,200 | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | 5,900 | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | 7,700 | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
△△△ | |
---|---|
![]() | |
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
△△△ | |
[添付] | |
条件 | △ |
説明 | △ |
研究ツリー
前車両 | (JP) M41A1 |
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派生車両 | - |
次車両 | Type 60 ATM |
解説
特徴
基本的にはABよりもRB・SBで真価を発揮する待ち伏せ運用が基本自走砲で、使い勝手はアメリカM56に近い物がある。
搭載弾薬数が少なく、連装な事もあってM56よりさらに特殊でユニークな車両となっているため、活躍するには慣れが必要になる。
BR6.7と、日本戦車では他に一緒に連れていく車両が無かったが、Type61がBRを下げられたため以前よりは組みやすくなった。
【火力】
無反動砲を2門装備しているため、連射できるのが強みである。
ただし、無反動砲だけあって初速は遅く、榴弾砲ほどではないが通常の戦車砲に比べると砲弾が山なりに落下する。
初期段階からHEATFSとHESH(粘着榴弾)の性格が異なる2種類の砲弾を使用できるため、貫通力で困ることは基本的に無いだろう。
HEATは貫通力が高い反面、加害範囲が狭いので、撃ち抜ける相手であればHESHをメインにしてもいいだろう。
2連装の無反動砲は、搭載弾薬数が片門5発、全部で10発と非常に少ないので、初期設定の同時発射のまま射撃していけばわずか5回で撃ち尽くしてしまう。
初期設定では左クリックで主砲・副砲同時発射となっているが、主砲・副砲それぞれ別の発射キーを設定をすれば完全に独立して運用する事が可能になる。必ず設定して使うことをお勧めする。
右側が主武装(主砲)、左側が副武装(副砲)の扱いになっている。
1発撃って敵への効果を確認してから即座に2発目を撃つ方が有効だろう。
なお弾薬は出撃時にはまとめて種類と個数を選択するものの、戦闘中はそれぞれの砲で独立した扱いになっており、拠点での弾薬補給では主砲第1弾種、第2弾種、副砲第1弾種、第2弾種の順に満タンにしていくので非常にゆっくりと行われる(ない場合はスキップ)。
このため、主砲、副砲ともに撃ち尽くすと拠点での再装填にとても時間がかかり、結果として、副砲が一切使えない(補給待ちの)時間ができてしまう。
かと言って主砲ばかり使っても、結果的に副砲の弾薬の再装填までの時間を延ばすことになってしまう。
アサルトならともかく、前線で停止する可能性のあるランダムマッチでは致命的。
副砲を優先使用するか、そもそも均等に使用するのが最適解かとは思われるが、戦況をよく判断して使用する砲を選択したいところ。
ちなみに、主砲・副砲の操作を切り替える機能もキー設定することができるが、副砲視点時には砲が固定され動かせなくなるので思うように運用できない。
機銃は、12.7mmのスポットライフルが砲上部に2挺あり、800mまでであれば主砲の照準合わせに使える。測距銃の装填数は実銃(10発弾倉)より少なく5発程度でリロードが入るようだ。貫徹力はわずか3mmしかなく、対空射撃や軽装甲車両への銃撃には使えないため、あくまで測距専用と割り振ろう。だが、無いよりはマシで柵等のオブジェクト破壊や、敵戦車の生存確認、RBでの敵位置通報に有効活用できる。
無反動砲の特性上、中距離では弾道が大きく垂れるため、初弾命中を期するこの車両の特性も鑑みて、測距によって距離を確認してから射撃することを強く勧める。
【防御】
装甲は重機関銃を防げる程ではなく、隙間だらけなのでM56ほどではないが機銃掃射や砲撃支援で撃破される可能性も高い。また乗員数も3人と少なく、先に発見されれば即気絶である。
また、航空機からも狙われやすいので、常に気を付けて運用しよう。
車高が低く、アンテナが通常の車両よりも短くなっているなど、隠蔽性を重視した設計になっている。
ちなみに後部右側フェンダーの上に置かれている筒は弾薬である。誘爆に気を付けよう。
【機動性】
前進・後進ともに加速に優れ、最高速度はRBで55km/hで後退は20km/hと非常に頼もしい。
発射後の陣地転換やいざという時の転進も容易。機動力を活かして陣地占領などにも活用できるだろう。
旋回性能も良く扱いやすいが停止時の動揺が大きいので、サスペンションの改修を優先しよう。
史実
60式自走無反動砲は、陸上自衛隊が運用していた自走無反動砲。正式名称は60式自走106mm無反動砲。
60式自走無反動砲は1950年より開発が開始、戦後日本の陸上自衛隊が初めて開発した国産の対戦車任務を主眼に置いた装甲戦闘車輛であり、1960年に制式採用され、2008年に退役するまでおよそ48年に渡って日本を守り続けた。
愛称は「106SP」、小柄な車体と、任務上普通科隊員への近接火力支援がメインであったため「マメタン(※豆戦車の意)」という愛称があった。
開発経緯は1955年により自衛隊装備に対して予算の問題で再び予算の振り分けが行われ、かねてより自衛隊内で計画していた106mm無反動砲を、自走化させる計画を提案、三菱重工や小松製作所に打診を行い試作車を開発するも、三菱重工は同時期61式戦車の開発に集中したいのと、小松製の試作車が評価が高かった為小松単独で研究することとなった。その後研究に際しては三菱から研究資料を貰い研究を続け、1960年に60式自走無反動砲として制式採用される。
乗員は操縦手、砲手、装填手の3名。
60式自走無反動砲の特徴はその小柄な車体にあり、待ち伏せに適した構造になっている。
敵戦車を確実に破壊する為106mm無反動砲を二門搭載しており、照準用で106mm無反動砲と弾道が似ているスポッティングライフルを用いて試射し、修正することで命中率を高めた。また、主砲には昇降装置があり、地形にも適応もできた。しかし、昇降装置を用いると後でフタで塞ぐとはいえ砲手の足元に隙間ができ、降ろす際油断すると砲手が足を挟んで痛い思いをする危険性があった。
操縦はかなり難しく、古参の隊員が新兵を差し置いて操縦することも多々あり、装填手に関しては席は車体の進行方向に対して後ろ向きであり酔うこともあった。
自動装填装置が無いので、二発発射後は装填手が車外に出て再装填する必要があった。
運用としては、対戦車戦では待ち伏せてある程度距離を引きつけ、スポッティングライフルで試射を行いつつ照準修正、射撃可能ならば106mm無反動砲を二門発射、バックブラストで居場所が暴露される為即座にその場から後退するといった方法である。ちなみに迅速に後退するため、試作車輛には後ろにも操縦席があったが、量産型では無くなっている。他には陣地など非装甲目標への直接射撃など近接火力支援任務もあり、普通科隊員と接する機会が多かった。
小ネタ
砲塔昇降装置
史実欄で言及されている砲塔昇降装置は本ゲームでは実装されていない(砲塔を上げた際に立てる防弾板すらない現在のモデルでは防弾版は立った状態に修正されている)。
実車の砲塔昇降はかなり速いので実装された暁にはこの機能が役立つことが期待される
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- HESHをT肉の馬鹿でかい砲塔横に打ち込むの超楽しい -- 2017-03-13 (月) 12:24:00
- ps4でやってるだけど、主砲の照準が固定されて副砲の照準が動かせるのは? バグ? -- KAMU? 2018-03-15 (木) 12:15:24