日本 RankIII 高速魚雷艇 Type T-51b (1944) / 第十一号型魚雷艇
概要
日本のRank3で開発できる唯一の高速魚雷艇。25mm機銃3門と魚雷2本を持つ。機動力は並。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 18000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 77000 |
乗員訓練費(SL) | 22000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.3 / 2.3 / 2.3 |
RP倍率 | 1.36 |
SL倍率 | 1.5 / *** / *** |
最大修理費(SL) | 2010⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
艦橋装甲厚 (前/側/後)(mm) | Steel, 4 mm |
船体装甲厚 (前/側/甲板)(mm) | Steel, 4 mm |
主砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 0 mm |
排水量(t) | 86 |
最高速度(km/h) | 53⇒73 / **⇒52 |
乗員数(人) | 18 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 25 mm Type 96 | 単装 | 3 | 4500 | *** |
弾薬*1
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
25 mm/60 Type 96 | 汎用 | HEF-T/HEF/ AP-T/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
APTベルト | AP-T/AP-T/ AP-T/HEF | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 | |
HEITベルト | HEF-T/HEI HEI/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 450 mm Type 2 | 2 | 20 | - |
爆雷投下軌条 | Type 95 | 12 | 110 | 爆雷 |
魚雷 & 爆雷投下軌条 | 450 mm Type 2 | 2 | 120 | 爆雷 |
Type 95 | 12 |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
450 mm Type 2 | 1000 | 448 | 72⇒56 | 3⇒7 |
爆雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) |
---|---|---|
Type 95 | 160 | 100 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | No.13 class |
---|---|
次艦艇 | Type 11 |
解説
特徴
日本におけるランク2最初の高速魚雷艇である。
船体が長く、小回りは効かない。イギリスのFairmile級と同じような操舵感覚である。
主武装は25mm単装機銃3丁であり、アメリカの20mmエリコンMk.IIと同じ程度の貫通力を誇る。
同じBR帯の他国魚雷艇と比べ40mmなどの中型砲が搭載されていないが、ボート相手では25mmでも十分である。HEIの貫通力が10mmあるので敵船体を横薙ぎにしただけで相手はボロボロになるだろう。
もちろん対空用途にも非常に役立つ。2km前後から有効射程となるので覚えておこう。
魚雷は乙型魚雷艇と同様に2門搭載している。魚雷はむき出しなのでHEなどで誘爆を狙われると大変危険なため、早めに投射しリスクを減らしたい。
爆雷は12発も搭載できる。しかし機動力が乏しいため、狙って散布するのは非常に難しい。遅延時間を調整して擬似的な機雷原などは作れるが、むき出しなので誘爆リスクも有り扱いには細心の注意が必要だろう。
【火力】
アップデートにより25mm機銃は史実通り単装3門となった。前方・側方に対し2門を斉射可能であり、使い勝手は大幅に改善されたと言えるだろう。左斜め前方に対しては3門を斉射することも可能となっている。
【防御】
45㎝魚雷2本がむき出しで配置されているため、被弾時に誘爆する可能性が高い。装甲自体もかなり薄い。
【機動性】
このクラスの魚雷艇としてはかなり遅い。また、船体が長いため旋回性能もあまりよろしくない。
史実
甲型魚雷艇は日本海軍が建造した大型魚雷艇シリーズである。もともと日本海軍ではイタリアのMAS艇などに影響を受けた小型の魚雷艇を整備しようとしていたが、第2次世界大戦勃発後に欧州方面でドイツのSボートが活躍していたことから、これを参考にした大型魚雷艇を建造することになった。
第十号魚雷艇(T-51a)は最初の試作艇で、イタリアから輸入したMASに搭載されていたイソッタ・フラスキーニ製W18ガソリンエンジンをコピーした71号6型内火機関を4基搭載していた。しかし、高速艇建造経験が不足していたために様々な問題が発生し計画速力の30ノットには達しなかった。
完成後、第十号魚雷艇はトラックに配備されたものの空襲で撃沈された。
第十号魚雷艇から様々な点を改善した第十一号型魚雷艇(T-51b)は終戦までに8隻が建造された。このうち、第十二号は横浜ヨット銚子工場で完成後に横須賀に回航され、兵装を完備して竣工した直後に電動機から出た火花が気化したガソリンに引火し爆沈した。また、それ以外の艇は水上特攻部隊に配備されてはいたもののほとんど実戦投入は見なかった。数少ない例として、伊豆大島の波浮港に配備されていた1艇が敵潜水艦を攻撃したとされる。
また、第十六号魚雷艇はエンジンを2基のみ搭載して余ったスペースを倉庫として利用、川棚突撃隊で舟艇の母艇として運用された。
参考
Wikipedia/甲型魚雷艇
牧野茂, 福井静雄 編 (1987) 「海軍造船技術概要 上巻」今日の話題者, pp.716-719
小ネタ
この魚雷艇は実際にはT-51a(第十号魚雷艇)がモデルになっている。実際のT-51bは魚雷2本と25mm単装機銃3基を搭載していた。
この魚雷艇は2基のエンジンをフルカンギアで1本のシャフトに纏める変わった形式の機関を搭載している(4基2軸)。v1.95でモデリングが修正されたためゲーム内でもこれを見ることができる。
史実ではあまり成功したとはいえず、11号以降は4基4軸のスタンダードな構成になった。
外部リンク
コメント
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- 待ち伏せ特化だね。アグレッシブに動けないけど悪く無い。陸戦みたいな戦い方が求められる印象 -- 2021-06-04 (金) 17:12:13