中国 RankⅠ 軽戦車 Light Armored Car M8 Greyhound(CN)
概要
1.91"Night Vision"で実装された中国ツリーの初期車両。アメリカのM8 グレイハウンド(現在入手不可)と同一。Stuart Ⅲの砲に加えて強力な12mm機銃が使える。
車両情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | Free |
---|---|
車両購入費(SL) | Free |
乗員訓練費(SL) | free |
エキスパート化(SL) | 1,000 |
エース化(GE) | 10 |
エース化無料(RP) | 80,000 |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.0 / 1.0 / 1.0 |
RP倍率 | 1.0 |
SL倍率 | 0.10 / 0.10 / 0.10 |
最大修理費(SL) | free / free / free |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 19.0⇒37.6 / 11.9⇒20.0 |
俯角/仰角(°) | -10° / 20° |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 4.6 → 3.5 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 19 / 9 / 5 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 19 / 19 / 19 |
重量(t) | 7.9 |
エンジン出力(hp) | 210 / 110 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 101 / 91 |
最高後退速度(km/h) | 15 / 13 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 80 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 37mm M6砲 | 80 |
機銃 | 12.7mm M2HB機関銃 | 400 |
7.62mm M1919A4 機関銃 | 1500 |
弾薬*1
主砲
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
37 mm M6 | M74B1 | AP | 0.87 | - | 883 | 79 | 76 | 65 | 54 | 45 | 37 |
M51B1/B2 | APCBC | 0.87 | - | 883 | 87 | 84 | 73 | 60 | 50 | 41 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | Tires | 330 | 15 | 35 |
Improved Parts | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
37mm usa m3 APC | ||||
II | サスペンション | 380 | 17 | 40 |
ブレーキシステム | ||||
Improved FPE | ||||
砲火調整 | ||||
III | フィルター | 540 | 25 | 60 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
IV | 変速機 | 720 | 35 | 75 |
エンジン | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
オリジナル車両 | Light Armoured Car M8 |
---|---|
次車両 | M3A3 Stuart(CN) |
解説
特徴
アメリカ課金車両のLight Armoured Car M8と同一。
【火力】
- 主砲
- 37mmM6砲のAPCBCは最大貫徹力87mmでこのBRではスウェーデンのAPDSに次ぐトップの貫徹力。BR2.0のStuart Ⅲが装備しているものと同じで、会敵する全ての敵を正面から貫徹可能。仰俯角・砲旋回・装填速度はこのBRの平均程度。T-26(CN)と違い炸薬はないので、しっかり弱点を狙おう。
- 【使用可能な弾薬】
- 12mm機銃
- グレイハウンドの武装は37mm砲だけではない。砲塔上部の全周旋回可能なブローニングM2 12.7mm機関銃、これがとても強い。どれくらい強いかというと、同BRのM2A2が主砲として装備しているくらい。しかもこちらは高速で砲旋回できる上、稜線などを使い機銃だけを出せば、乗員を危険に晒すことなく一方的に攻撃できる。対空でも優秀で、優れた対空砲が揃う中国ではする必要はないが、国によってはこの機銃がついた戦車を対空戦車として運用するほど。ただし貫徹力は主砲ほどではなく、正面から貫徹できる敵ばかりではないので、使いどころは見極めよう。
12mm機銃の使い方
12mm機銃は(PCのデフォルト設定では)Spaceキーで機銃が向いている方向に撃つことができる。機銃の旋回は速く、砲の旋回が終わっていなくても機銃は旋回済みのことが多い。
「機関銃を選択」キーを設定することで、左クリックで機銃を撃つモードに切り替えることができる。この間主砲は操作不可能。戻すには「武器選択をリセット」キーを押す。機銃がどこを狙っているか分かるので当てやすくなるほか、視点も機銃視点に変わるので稜線から機銃だけ出したいときや、ABで航空機をターゲットしたときに出る見越し点も主砲ではなく機銃の偏差で計算されるので、対空するときに使える。
貫徹力は一部の初期戦車は正面から、ほとんどの戦車を側面から貫徹できる程度。貫徹できない敵でも、履帯(キャタピラ)部分をしつこく撃てば履帯を破壊し移動不能にできる。与えられるダメージはそれほど多くないので、テキトーにばら撒くのではなく、しっかり倒したい乗員がいる場所を狙う必要がある。
機銃は車長が操作しているので、被弾して車長が気絶してしまうと撃てなくなる。改造の「救急キット」を開発していれば、ABならどこでも、RBならA点などの占領ポイントで右下に表示される「^」キーを押すと一度だけ車長が復活する。占領ポイントでは主砲・機銃の弾薬補充も可能。
12mm機銃で正面から倒せる敵
実際に表示される機体名は日本語名になる(Ha-Go→ハ号など)。あまり出会わない車両や、トラックなどいかにも装甲が薄そうな車両、近距離・傾斜無しでのみ貫徹できる車両は省略している。車両名 備考 LVT(A)(1) 砲塔は端しか貫徹できない。乗員が後ろに2名いるので、背後に回らないと倒せない。 Flakpanzer I Sturmpanzer II 前にしか撃てない自走砲 BT-5 T-26 A13 Mk.I Tetrarch I Ha-Go 日本戦車は装甲が薄い車両が多い I-Go Ko AB41 Strv m/31 Strv m/38は貫徹不可。丸い筒がついてる方がm/31 - 7mm機銃
- 主砲と同じ方向にしか撃てない7mm機銃もついている。戦車には効かないがトラックや剝き出しの乗員には効く。
【防御】
一見薄そうだが、正面は12mm機銃、側面は7mm機銃に貫通されない程度の装甲があり、主砲の砲弾こそ防げないものの、こう見えて初期戦車のなかでは硬い部類に入る。背面は排気口部分が7mm機銃に抜かれてしまう。天板はないので航空機の機銃掃射を受けるとかなりの被害が出る。ABでは航空機が出る際には予告が出るので、あらかじめ機銃操作に切り替えておくか、物陰に身を隠しておこう。
弾薬配置
弾薬庫を積みすぎると弾薬庫誘爆が起きやすくなってしまう。65発以下か33発以下が砲塔内の弾薬庫が無くなるのでオススメ。
①から順番に消費される(つまり最後の数字の弾薬庫は弾を使い切るまで残り続ける)
公式wiki配置図リンク
弾薬庫の状態 | 満タン | 1を空に | 2を空に | 3を空に | 砲閉鎖以外 | 見た目の変化 |
---|---|---|---|---|---|---|
搭載弾薬数 | 80 | 73(+7) | 65(+15) | 33(+47) | 1(+79) | No |
【機動性】
ゲーム内でも最高クラスの速度を出すことができ、舗装された場所ならRBで最大90km/hまで加速できる。
装輪車両のため砂地や雪原などでは速度低下が激しいが、それでも大抵の戦車より速い。
【総評】
トップクラスの貫徹力を持つ主砲と12mm機銃を搭載し、戦場を所狭しと駆け回ることができる車輛。12mm機銃を上手く扱うことができれば対地・対空敵なしの強さを見せる。
【初心者向けコラム】
基本的なことは陸軍入門講座、陸軍基本戦闘や雑談用掲示板、質問用掲示板の検索・質問機能を活用して勉強しよう。
どこを狙えばよいか
戦車の真ん中の平たい部分を撃つといい。
たとえばIII号戦車の場合は機銃口と操縦手窓の間の平たい部分が弱点。
ここを撃つとこのように大ダメージを与えることができる。
この場合、車長・装填手に加え、砲手が黒くなっているので、13秒から8秒の間この戦車は砲撃できない。なお操縦手は気絶していないので移動はできる。あと一名倒せばRBでは撃破、ABでは20秒間何もできなくなり、その間に残りの乗員を倒せば撃破になる。
弱点を撃つ場合でもこのように斜めから撃つと貫徹できずダメージを与えられない。
状況に応じて撃つ場所を変える必要もある。
たとえば側面を撃つ場合は、車体前方を撃つと変速機や操縦手をノックアウトして動きを止めることができるが、反撃能力は残る。
逆に砲塔下を撃つと、反撃はできなくなるが、移動はできるためそのまま逃げられてしまう。
敵が横を向いているなら先に動きを止めて、二発目で反撃能力を奪いつつ残りの乗員を倒し撃破するのが基本。逆にこちらを向いているなら、砲塔を撃ち攻撃できなくしたほうがいいだろう。
戦車によって位置が違うが、弾薬庫を撃ち抜くと一撃で倒すこともできる。
戦場での動き方
低ランクで頻繁に出現するシナイ半島の三拠点支配、南側の左下スポーンを例に説明する。
【Step1】
シナイ半島の三拠点支配の場合、両チームの主要な動きを図にすると下図のようになる。
このマップはC2からA1に射線が通るようになっており、下図のティーガー(薄い黄色)の位置からCへ向かう敵戦車を鴨撃ちすることができる。そのため、A1が見える位置に来たら一旦足を止め、敵が通るのを待つといい。毎試合1~5両はここを通ってくれる。距離は約800mだが外さないよう測距をしておこう。
射撃チャンスは数秒しかない。グレイハウンドのM51B1の弾速は883m/sなので、図のように射線を通して撃つと約1秒後に着弾する。II号戦車C型はRBで36km/hほどなので1秒に10m進む。そのため、全長4.8mのII号戦車の場合、車体2つ分ほど前を撃つとちょうど狙った場所に命中する。他の中戦車でもおおむね同様だ。この辺りの測距や偏差の感覚は何百、何千試合とやるうちに分かるようになる。
【Step2】
戦車が通らなくなったらB点に向けて進む。遅れてやってきた敵を仕留められるよう、A1の監視は怠らないように。この場所はゲーム開始直後ではA1以外から射線が通らないので、双眼鏡で覗きっぱなしでもいい。ABでも双眼鏡で覗くと敵のマーカー表示が早くなる上、視点が高くなる関係上早く発見できる。図の点線のルートを通って直接Cを占領する不届き者がたまにいる(特に低ランクには多い)ので、確実に仕留めること。Cに入られると奪還のためにはリスクを冒してリス付近から射線が通るCに行かねばならず、面倒なことになる。
【Step3】
Bへ向かう途中の坂に大きな岩があるので、先ほどA1の敵を逃した場合ここでしばらく待機する。先ほど見えた敵はB1の南かこちらのリスからしか出られないので、ほぼ確実にB1の南から顔を出す。こちらは近くに大きな岩があるので、敵が油断してCを取ろうと出てくるまでは岩に隠れて、広い場所に出て逃げ場所が無くなったところで勝負を仕掛けよう。なお、味方が一番左端のルート(下図のルートA)を通っている場合、一本道なので必ず味方が迎撃してくれる。この場合B1の南を見張る必要はないが、味方が負けてマップから消えたらカバーしに行こう。
【Step4】
C付近の脅威がなくなったので、本格的にBへ向かう(もちろんCを占領してもいいが、索敵すべき範囲が広く、睨み合いになると面倒)。丘を登ったところに岩があるので、これに身を隠しつつ、Cキーで三人称視点を使い索敵する。砂漠マップなので稜線に変なものが生えていたら草か敵なのでよく観察しよう。もし敵がいたら、敵がこちらを貫徹できなさそう(グレイハウンドの場合はまずない)、こちらを見ていなさそうなら、敵との距離を測距やマップ位置で把握し、飛び出して仕留める。そうでないならよそ見をしたり、味方に発砲するまで待って、その隙に飛び出して仕留める。
【Step5】
丘を登ったところをクリアリングしても、このままBへ占領に行くのは得策ではない。Bは遮蔽物がほとんどなく、射線が通りやすいため、迂闊に突っ込むと袋叩きにされてしまう。ここでは北へ行くルートと、北東へ行くルートの2通りが考えられるが、今回は北ルートを想定する。下図のT-34(緑)の位置にはよく敵戦車がいるので、入念に索敵したい。
【Step6】
Bの北まで来たらBの上の方の手ごろな岩に陣取る。この場所はリスから出てくる敵を咎めることができ、なおかつ発見されづらい(ABでも先手を取りやすい)。味方が優勢で自分の前やすぐ後ろに味方がいる状態なら、何も考えずリスから出てくる敵を監視すればいい。そうでないならB付近の勘のいい敵に後ろから撃たれる場合があるので、警戒を解いてはいけない。腕に自信があるなら敵リス付近のクリアリングをした後Aの援護に行ってもいい。
基本的にBR1.0のグレイハウンドが会敵するBR2.0までの敵で抜けない敵はおらず、そこまで脅威となる敵はいない。しかし、BR1.7の他の機体をデッキに入れるなどするとBR2.7の敵ともマッチするため、抜けない場合も出てくる。
- 六四式六輪自動貨車など
- トラック系の車両は貫徹できないことはまずないが、しっかり乗員を狙わないと弾が貫徹したはいいものの、素通りして反撃されてしまう。12mm機銃でも十分なので敵の砲がある場所に撃ちまくると簡単に無力化できる。ちなみにほとんどのトラックは前に撃てない。
- T-70 (BR2.0)
- BR2.0以下でグレイハウンドの主砲で貫徹できない戦車はまずいないが、T-70は遠距離に限り正面装甲でM51B1を防ぐことができる。距離を詰めるか砲塔を撃つか、装甲が薄めなドライバーハッチを撃つと貫徹できる。
- B1 ter (BR2.7)
- 正面からは近距離でギリギリ操縦手窓を貫徹できるかどうか、側面は砲塔なら500m以内、車体なら200m程度でなんとか貫徹可能。少しでも傾斜がつくと貫徹が難しい。乗員も多く倒すことが難しいので味方に何とかしてもらうのが得策。
- 部品
- これがなくては修理ができない。砲閉鎖などが壊れた時点で応急修理ができるまで撃てないし、応急修理が終わっても弾の不発が頻発する。味方に手伝ってもらうか、占領ポイント内で本格的な修理ができる。
- 消火器
- エンジンなどを撃たれて出火した際、2回まで消火できるようになる。アップデートで未改修でも1回だけ消火できるようになった。出火中は修理ができず、時間経過で弾薬庫誘爆や乗員気絶がおき、遅かれ早かれ撃破されてしまう。
- 砲塔駆動機構
- 砲塔旋回が38%速くなる。
- 新砲弾
- 新砲弾が使えるようになる。開発砲弾だからといって強いとは限らない(グレイハウンドの開発砲弾はデフォルト砲弾の上位互換)。基本的に貫徹力が高い方が強いと言っていいが、炸薬の有無や傾斜耐性なども評価に関係する。
- 砲火調整
- 約40%ほど砲の誤差が減る。特に低ランク戦車は狙った場所に砲弾が飛ばないので、優先度は比較的高め。
- 昇降機構
- 砲の昇降速度が56%速くなる。
- 救急キット
- ABならどこでも、RBならA点などの占領ポイントで右下に表示される「^」キーを押すと一度だけ乗員が復活する。また、救急キットを使用可能な状態で乗員が残り1名になると自動で使用される。救急キットを使用可能でなければ一人で操縦できる機体を除き撃破される。
- 砲撃支援
- 砲撃支援ポイントが貯まった状態でデフォルトで5キーを押すとマップ上の近くの場所に支援砲撃できる。近くであればあるほど正確に砲撃できる。砲撃した地点には空から榴弾が降り注ぎ、基本的に当たらないが、当たるとほぼ全ての戦車は即死する。
- エンジン
- 速度が10%ほど速くなる。
- フィルター
- 速度が5%ほど速くなる。
- 変速機
- 速度が5%ほど速くなる。低ランク機体ではフィルターより必要RPが多い。
- サスペンション
- 車体の揺れが16%軽減される。検証では大きな差は出なかった。
- ブレーキ
- ブレーキをかけてから停止するまでの距離が0.7倍ほどになる。
- タイヤ・履帯
- 急な坂を上りやすくなる。履帯は強度も33%上がる。
【改修の順序】
改修の優先順位は人によって違うが、部品→消火器までは鉄板。部品がなければ修理できないし、消火器が無ければ1回しか消火できない。
グレイハウンドは初期弾が優秀なので問題ないが、初期弾が弱い機体は早急に新砲弾を開発したい。
改修順序の一例は、部品→消火器→砲塔駆動機構→M51B1砲弾→砲火調整→昇降機構→救急キット(RBなら不要)→砲撃支援→エンジン→フィルター→変速機→ブレーキ→サスペンション→タイヤ(履帯)…など
概要
搭乗員スキルは現状詳しいページがないので陸戦スキルの何がどう影響するのか、初心者や雰囲気でレベルを上げてきた中級者向けに簡単に解説する。
基本システム
搭乗員スキルはABなら100RP毎に3XP、RB・SBなら100RP毎に1XPもらえる。また課金する場合1GEで10XP、1000GEで17500XP(1.75倍)。搭乗員スキルは陸海空共通で陸で稼いだ経験値を空の搭乗員に使うこともできる。現在搭乗員のスキルレベルは、海*3≧空*4>陸*5の順に重要(多分)。また、同じスキルを持つ乗員が登場している場合*6、彼らのスキルの平均レベルが適用される。*7
陸海空共通スキル
- 自動修理
- 格納庫で修理*8にかかる時間が1/3倍になる。エース化等を全くせず乗員レベルだけを最大にした場合、あるいはその逆の場合2/3倍。
- 修理ランク
- 乗員が修理できる機体のランクが上がる。このランクが足りてない場合自動修理のスキルは最低レベルになる。
陸戦共通スキル
- 鋭い視力
- ABで敵のマーカーが出る距離やおそらくRBでの偵察可能距離に関係している。
基本的にABの場合で解説する。RBの場合は偵察できる距離と読み替えてほしい。
・絶対探知 正面以外の敵のマーカーが表示される距離。*9
・動線検出 正面の敵のマーカーが表示される距離。
・視線検出 視界内の敵のマーカーが表示される距離。
・絶対識別 正面以外の敵の車種を判別できる距離。
・動線識別 正面の敵の車種を判別できる距離。
・視線方向識別 視界内の敵の車種を判別できる距離。
・航空機検出 航空機のマーカーが表示される距離。
視界内の~とある項目は双眼鏡や砲手視点*10にすると3倍の距離になる。さらに改造の『強化照準器』*11を装備していると全ての距離が1.3倍される。
他にも壁の向こうの敵に視線を向けているときに、その敵のマーカーが表示される距離にも関係する。
…だが、この数値は実際の戦闘では役に立たない。
実際の視線検出距離はこの0.6倍ほどで、搭乗員スキルを全く上げない状態で約320m。絶対探知距離は50m程度。最大まで上げると+63%、さらにエース化すると+63%され、650m*12ほどになる。一瞬だけ砲手視点に切り替えることでマーカーが表示されるので、開幕から射線が通るマップ*13では視界にはいってもマーカーが表示されていないことが分かりやすい*14。
つまり、このスキルを上げないと視界内の300m~650m以内に敵が居てもマーカーが出なくなってしまう。RBでは偵察が成功する距離に関係する。
- 野戦修理
- 戦場での修理速度が最大2倍まで上がる。
- 機敏性
- 乗員の交代速度*15が上がる。(13秒→8秒)
- 生命力
- 乗員のHPが最大2倍まで増える。*16対空車両では航空機と装甲なしで撃ちあうことが多く、その場合乗員、特に砲手の体力しか頼れるものはないので上げておきたい。現verでは乗員のダメージ回復はなく、蘇生時間は約20秒で変化しない。
操縦手固有スキル
- 操縦力
- ギア切り替えが速くなり加速力と制動力が向上する。デフォルトのギア切り替え時間は1秒で、引き算で最大0.36秒短縮される。他の要因と合わせて0.1秒まで短縮できる。ブレーキの反応時間はデフォルトで0.14秒で、最大0.07秒まで下がる。操縦力最大の状態と最小の状態で比較してみたが、速度などに有意差は見られなかったため、現状機能しているかは不明。
砲手固有スキル
- 目標捕捉
- 照準精度、照準速度、垂直照準速度に影響する。手動操作ミサイルの方向転換速度にも影響する。
最大まで上げると砲旋回速度が1.5倍ほどになる。照準精度は目に見えて変わるほどではない。
- 測距
- 測距の精度と距離に影響する。ゲーム内での説明は精度にのみ影響するような書き方だが、実際には測定可能距離と、測距速度にも大きく影響し、初期状態では800m、約7秒だったものが、スキル最大では1200m、約3秒半と測距儀の改造並みに性能が上がる。
車長固有スキル
- リーダーシップ
- すべての乗組員のスキルを最大10%向上させる。
装填手固有スキル
- 装填速度
- 武器のリロード-武器のロードに必要な時間を最大23%*17短縮する。オートローダーを搭載した車両には影響しない。装填時間が割合で減少するので、ISU-152のような装填時間が長い車両は特にその恩恵を実感できる。
無線手固有スキル
- 砲撃の支援精度
- 支援砲撃を要請してから砲弾が発射されるまでの時間を短縮する。(13秒→10秒)
- 砲撃支援要求時間
- 砲弾の散乱を減らすことにより、砲兵の照準精度を向上させる。(57m→45m)
- 無線通信
- 近くの味方の車両(航空機を含む)から攻撃を受けるなどして敵プレイヤーが表示される際の、範囲に影響する。(500m→1000m)
まとめ
プレイスタイルや車両によって上げたいスキルは異なる。エース化すればすべての乗員スキルをXPで最大まで上げたときと同じ効果が得られるので、SLやGEがあるならとにかくエキスパート化・エース化を目指すのがいい。装填速度・鋭い視力・生命力・目標捕捉・リーダーシップがよくオススメされる。
オプションから設定できるもの
- 画質
- 最低まで落とす*18と一部の草が表示されなくなり、RBで草に隠れている敵を見つけやすくなったり、HEATを撃つ際にその草を気にしなくてよくなったりする。アップデートで差がそれほど大きくなくなった。
- 音量
- 他プレイヤーのエンジン音を最大、それ以外を低くしてイヤホンをつけることでどちらから敵が来るか分かりやすくなる。陸戦をする上で重要なテクニック。視点を動かすことで音の大きさも変わるので、最も大きく聞こえる方向に敵が居ると分かる。RBの市街戦や対空ではほぼ必須。
コントロールで設定できるもの
- マウスホイール
- マウスホイールを「照準距離の制御」に割り当てておくと、砲手視点でマウスホイールを回したときに右上の数字が変わり、その数字の偏差を自動でとってくれる。つまり普通は1000m向こうの敵を撃つには敵の少し上を撃つ必要があるが、照準距離を1000mに合わせておくと敵を照準の中心に捉えて撃つだけで当たるようになる。後述の測距と組み合わせてRBでは遮蔽物から顔を出した敵を間髪入れずに撃つのに使ったり、逆に飛び出してすぐに照準をつけて撃つのに使う。ABでも偏差射撃や斜面での狙撃など使う場面は多い。
- 測距
- 測距キーを割り当てておくと、測距儀のついている機体で照準している場所との距離が右側に表示される。ABでは自動で行われている。戦後機体にはゼロインと言ってさらに自動で偏差を取ってくれるものもある。これ以外に敵機体の大きさやマップの目盛り、経験から距離を判断することもある。書いた人の割り当てキーはL。
- 分隊目標
- 共通項目から設定できる。見ている場所に分隊にしか見えない黄色のピンを打つ。マップを開く必要はない。分隊が居なくてもこのピンを打つ→マップでの測距・砲撃支援・同じ場所にマップ上でピンを打って、より正確な位置をチームに知らせる…など活用方法は多い。書いた人の割り当てキーは左Alt+左クリック。
- 反応乗数
- 正確な狙いをつけることが難しいと感じたときにこれを下げると、砲の微調整がしやすくなる。逆に高くすると振り向き速度が速くなる。
- エンジンオン/オフ
- 先述の音による索敵への対抗策。戦車は止まっていてもエンジン音がしてしまうので、エンジンを切ることによって一切音を立てないようにする。書いた人の割り当てキー(デフォルトのまま)はI。
- 迷彩
- 草の装飾を購入し、カスタマイズ→カモフラージュで取り付けることでRB・SBでの被発見率を下げることができる。機体によっては茂みと見分けがつかないことも。
小技・テクニック
- 砲身割り・履帯切り
- 敵の砲身を撃つことで無力化する必須テクニック。こちらの弾が貫徹できないような重装甲を持つ敵に対しても、先手をとって相手の砲身を撃つことで攻撃能力を奪え、優位に立つことができる。また、同様にして左右の履帯も破壊(こちらは12mm以上の機銃でも可能)することで、敵は修理が終わるまで置物になる。最後の悪あがきにも使えるので是非マスターしておこう。
- 砲塔旋回+(超)信地旋回
- 砲塔旋回と方向転換キーのみを押すことでできる超信地旋回を同時に行うことで、より早く砲を指向することができる。グレイハウンドは装輪車両なので信地旋回はできず、前進しながら曲がらなければならない。
- 無敵状態
- WTではリスポーンした直後の機体は20秒間無敵状態になり、その間は左下の戦車図が点滅する。移動すると無敵時間が速く減るので、リスキルに対抗するときは移動せず砲塔だけを動かして攻撃したい。逆にリス地の敵を攻撃する場合には機銃で当たり判定を確かめてから撃つことが多い。
- 自爆方法
- 自爆はJキーの長押しでできるが、Esc→「機体を脱出」の方が素早く自爆できる。特にキルスト機から脱出する際によく使うテクニック。
分からないことがあるんだけど…
このwikiの掲示板で調べたり質問したりすれば大抵答えは見つかる。書き込む前に注意事項は一通り読もう。
- 質問掲示板
- 質問用の掲示板。高度な質問でも博識のWT民が答えてくれることが多い。
- 雑談用掲示板
- 最も多くの人が集まる掲示板。ホットな話題はここで見ることができる。
- 各国雑談板
- ページ下部にも書いてあるが、陸海空がごちゃ混ぜになっている。中国ツリーの進め方などはここで質問するといい。
- 機体コメント欄
- このページの下にあるコメント欄。バランス調整前のコメントが残っている場合もあるので注意。機体の特性などについてはここで質問するといい。
- 不具合・仕様変更掲示板
- 名前の通り不具合・仕様変更についての掲示板。
- 編集会議
- 名前の通りwiki編集についての話をする掲示板。
- 自由掲示板/戦車に関する質問を解決しあうスレ
- 名前の通り戦車に関する質問をする掲示板。ゲーム内の性能ではなく、現実の戦車の性能や運用などについての高度な質問がされている。
- 自由掲示板/雑談板で話しづらいことを話すスレ
- 名前の通り雑談板で話しづらいことを話す掲示板。あまりゲーム本編に関係ないことなどが話されている。
史実
*19
第二次世界大戦中にアメリカのフォードによって開発されたM8装甲車は、1943年から終戦までヨーロッパと太平洋で主にアメリカ軍とイギリス軍によって使用された。戦後その一部はレンドリースにより台湾にも供給されたが、同時期にM24やM41が大量に供給されたこともあり実戦を経験することは無く、警察の暴動鎮圧車両として使用された。
M8軽装甲車は、第二次世界大戦時にアメリカ陸軍が運用した汎用装輪装甲車である。開発・生産はフォード・モーター社が行った。1943年に生産が開始され、1945年の生産終了までに約8,600両が生産された。
1941年にアメリカ軍の軍需部門は、37mm砲を装備した新型の高速対戦車車両の開発を計画した。この車両は、ダッジ WCやジープの車体後部にM3 37mm砲を搭載した対戦車車両の後継とする事が考えられており、3軸6輪の装甲車体に37mm砲と同軸機銃を搭載した砲塔を装備し、前面装甲は12.7mm弾に対抗、側面の装甲は7.62mm弾に対抗可能という要求仕様であった。
この要求に対し、スチュードベーカー製のT21、フォード製のT22、クライスラー製のT23の3種類のよく似た試作車両が開発され、1942年4月にフォード製のT22が制式採用されてM8装甲車と命名された。制式採用された時点で既に、ドイツ軍の戦車に対して37mm砲では能力不足である事が明らかであったため、本来予定されていた戦車駆逐大隊での対戦車用途ではなく、偵察戦闘車として運用される事となった。
M8装甲車は3軸6輪の装輪装甲車で、車体前上部にオープントップ式の旋回砲塔を搭載、ここに37mm砲を装備している。砲塔上には更に、ピントルマウントまたはリングマウントを介して12.7mm重機関銃M2を搭載可能である。全長5mほどの小型の車体であり、装輪式のため平地や路上での高速移動が可能であることから、主に偵察などに使用された。ドイツ陸軍の装甲車と比べるとシンプルで生産性・整備性に優れたが、車高が低いこともあり、路外踏破性能はそれほど高くなかった。
小ネタ
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