WM-23

Last-modified: 2026-03-25 (水) 21:03:46

イタリア RankII 戦闘機 WM-23

WM-23 Hanger I.webp

概要

Update 2.55 “Ninth Wave”にて追加された。
愛称は“Ezüst Nyil”(ハンガリー語で“銀の矢”の意味)

機体情報(v2.55.0)

必要経費

必要研究値(RP)9,200
機体購入費(SL)16,000
乗員訓練費(SL)4,500
エキスパート化(SL)16,000
エース化(GE)180
エース化無料(RP)190,000
バックアップ(GE)25
護符(GE)640

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング()2.3 / 2.3 / 2.3
バトルレーティング()--- / 2.3 / 2.3
バトルレーティング()2.3 /2.3 / ---
RP倍率1.18
SL倍率0.3 / 0.8 / 1.5
最大修理費(SL)506⇒630 / 1,008⇒1,256 / 1,352⇒1,685

機体性能

項目数値
(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)507⇒537 / 495⇒522
(高度4,500m時)
最高高度(m)9,600
旋回時間(秒)18.7⇒17.3 / 19.4⇒18.0
上昇速度(m/s)12.1⇒17.5 / 11.9⇒14.7
離陸滑走距離(m)250
最大出力(hp)828⇒936 / 818⇒880
離陸出力(hp)1,048⇒1,156 / 1,038⇒1,100
毎秒射撃量(kg/s)1.83
燃料量(分)min21 / max73
搭乗員(人)1
限界速度(IAS)650 km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)410km/h, (離陸)390km/h, (着陸)270km/h
主翼耐久度<-6G ~ 12G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃8.56 mm
Gebauer 1939.M
21,000機首
12.7 mm
Gebauer 1940.M GKM
2600機首

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
8 mm
Gebauer
機関銃
既定AP-T/AP/AP-T/AP73098630
地上目標AP-T/AP/AP-T73098630
ステルスAP/AP/AP73054210
 
武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7mm
Gebauer
1940.M GKM
既定T/Ball/Ball/
I/AP
760211912743
汎用AP/AP-I/HEF/
API-T/I
760211912743
空中目標API-T/AP-I/HEF760211912743
曳光弾API-T760211912743
ステルスAP-I/HEF760201811642

追加武装

追加武装:無し

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I
(1)
胴体修理56063080
ラジエーター
8.56mm弾薬ベルト
II
(1)
コンプレッサー63071085
機体
12.7mm弾薬ベルト
III
(2)
主翼修理70079095
エンジン
新しい8.56mm機関銃
IVカバー交換1,4001,600195
新しい12.7mm機関銃

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体Héja I
次機体Me 210 Ca-1 (HU)
 

解説

特徴

--加筆求む--

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
--加筆求む--

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

wm23-2.jpg

WM-23はハンガリーのヴァイス・マンフレート社によって開発された木製戦闘機である。
愛称はEzüst Nyil(ハンガリー語で“銀の矢”の意味)で、試作機が銀色でかつ高速機のような見た目からそう呼ばれた。

それまでハンガリー王立空軍は種々の制約から、まともな近代戦闘機を持っていなかった。
正式に空軍が設立する前後にはイタリアのフィアットCR.32CR.42のような複葉機しかなく、
近代戦闘機を手に入れることは最優先事項であった。

そんな折、ドイツでハインケル社のHe 112がメッサーシュミット社のBf 109との競争に敗れたことにより、
輸出向けに受注をしていることを聞いたハンガリーは、近代戦闘機を手に入れる機会を逃さずに36機の発注をした。

ところが、このHe 112の受注はハンガリーよりも日本やスペインなどが優先された他、
ドイツによる嫌がらせのごとく、あえて輸出を後回しにされていた。
また、He 112のデモ機(He 112 V9)が何とか届いたものの(これも先にルーマニアに回されていた)、
思っていたよりもエンジン出力はなく、事前に聞いていた最高速度よりも遥かに遅いことが判明した。

それでも近代戦闘機を是が非でも手に入れたいハンガリーは順番待ちの最後尾にされながらも生産を待つ日々が続いた。
ようやく日本やスペイン向けの生産が終わり、ついにハンガリーの番が回ってきたかと思いきや、
ルーマニアが発注に割って入ったことで、ルーマニア向けの機体が優先されてしまった。
やっと届いた3機のHe 112 B-1もエンジンはあえて出力を落とされたモンキーモデルで、
20㎜機関砲も外されているという酷いものだったという。こいつはひどい。

業を煮やしたハンガリーは、一向に入手できないHe 112に見切りをつけて、自国で近代戦闘機を開発することにした。
そこでヴァイス・マンフレート社に設計を依頼した。

機体設計はHe 112を参考にしつつ、胴体は金属フレームに合板を貼り付け、主翼も木製合板張りで組み立てられた。
また、エンジンにはWM K-14B 14気筒2列空冷星型エンジンが採用された。

試験飛行では最高速度530km/hに達し、ガラクタのようなHe 112より断然優速であった。
しかし、高速飛行時の振動に悩まされ、ついには墜落事故まで招くことになり、開発が滞ってしまう。
この頃には既にイタリアのRe.2000をベースに改良したHeja IIなどが空軍に配備されており、
WM-23と比較しても性能に大差がないこと、事故で失われた試作機を作る手間とコストが重くのしかかってきた。

結局、同時期に生産が始まっていたドイツのBf 109 F型やG型を購入する方が効率がいいと考えられ、
WM-23の開発は中止されるに至った。

小ネタ

幻の後継機 WM-123

WM-23の改良型としてWM-123 Ezüst Nyil IIなる戦闘機も構想されていた。
これは全金属製かつドイツのDB 605エンジンにみんな大好き20mm MG151機関砲を搭載したモデルだった。

しかし、Bf 109の導入を決定したことにより、計画は中止となった。


袖にされるハンガリー

滞るばかりであったHe112の入手に苦悩していたハンガリーは、国産戦闘機の開発を打ち出すより少し前、ドイツにHe112のライセンス生産の許諾を申し出ていた。
ドイツによる対洪輸出不履行は政治的理由による出し渋りが主因ではあったものの、それに加えて当時はルフトヴァッフェへの機体供給が最優先されており、思うように輸出用機体の生産に取り掛かれなかったという事情もここに重なっていた。
そのためか、ハンガリー国内でのライセンス生産は申請から間もない39年5月に許諾を得ることができたのだが、問題はエンジンだった。
ハンガリーは受領した機体の出力不足をひどく憂いており、並行してJumo211を始めとした相応しいエンジンのライセンス生産も打診したのだが、ドイツはこれを拒否。さらにこれが癪に障ったのか、ドイツは同年12月に当初の姿勢を翻しHe112のライセンス生産自体を認めない旨を通達。これによりハンガリーのHe112調達計画は、史実欄にある通り結実する事無く終わったのだった。

そもそも、ハンガリーは第一次大戦後に締結されたトリアノン条約の第128条*1によって明確に航空部隊の保有を禁じられており、王立空軍が正式な存在となったのは1938年の事であった。それを踏まえれば、新鋭機確保に対してハンガリーが抱いていた焦燥感の大きさは想像に固くない。


Gebauer機関銃

本機が搭載する武装であるGebauer機関銃は、第一次大戦中にフェレンツ・ゲバウエル銃器技師の手によって設計されたものである。
第一次大戦中に広まったプロペラ同調装置は画期的ではあったが信頼に足り得るものとは言い難く、同調装置の摩耗や歪み、さらにプロペラの整備や交換によってもしばしば同調の乱れをきたし、予期せぬ損失を招き続けていた。
各国が同調装置の改善に躍起になる中、フェレンツは従来の同調装置が撃発のタイミングを調節するだけで銃本体の作動に干渉していないことが事故の原因であると指摘、その上で既存の機関銃に同調装置を付加して機載する当時のやり方は既に時代遅れであると考え、自らは「エンジンの動力によって機銃を作動させる」という斬新なアプローチにより従来の同調装置を廃する、航空機への搭載を前提とする機銃=航空機関銃を提唱した。
オーストリア・ハンガリー空軍のヴゼラツ大佐はこれに感銘を受けて開発を推進、1918年6月には3番目のプロトタイプが空中発射試験に供され、1500発/分という驚異的な発射速度を記録しながら問題なく動作したとされている。試験の後100挺が発注されたものの、第一次大戦の終結に伴い生産は中止された。

その後は改良型や他弾薬に対応したモデルに加え、旋回機銃や車載、艦載向けにガス圧作動方式に変更した派生型も開発・製造された。
一例として、本機が機首に搭載するM.1940M GKMはエンジン駆動方式、弾薬はBreda-SAFAT 12.7x81mmSR弾を使用しており、翼内配置のM.1939Mはガス圧作動方式、弾薬は8x56mmR弾を使用している。*2

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。


*1 ARTICLE 128. The armed forces of Hungary must not include any military or naval air forces. No dirigible shall be kept.
*2 イタリアは1943年にM.1940M GKMの生産ライセンスを取得しているが、実際に製造していたかは不明。
Font Awesome Pro 6.6.0
利用規約 および 本サービスの利用ルール に違反している可能性があります。 至急、内容の見直しと適切な対応をお願いいたします。