概要
【魔法の迷宮】の【コインボス】。【???系】。
2022年8月8日のアップデートVer.6.2.2で実装された。
BGMは【立ちはだかる難敵】。討伐称号は「邪教司祭バニッシャー」。
魔法の迷宮の奥深くから
あざ笑う声が 響き渡った……。
初出はDQ4。【ギガデーモン】【ヘルバトラー】【アンドレアル】と共に【デスキャッスル】の結界を守る四天王の一角として登場した。
リメイク版では立ち位置が変わり裏ラスボスにまで昇格し、今作にも【究極エビルプリースト】として次のコインボスとして実装されている。詳しくはこちらを参照。
今作ではまた立ち位置が変わり、「邪神を崇める司祭」「【大魔王ゾーマ】をリスペクトしている」という設定になり、ポーズもゾーマのものから自己流にアレンジをしている。
なお、ゲーム作品においては重要ポジションの割に本名に関する設定が無く、常に「エビルプリースト」の肩書きで通しているが、本作ではアイテム名の文字数制限により「邪教司祭」と意訳される場面もある。
原典では戦闘開始時に【スモールグール】を引き連れつつ自身は【マホカンタ】を張って全体呪文による自爆を誘発させたり、リメイク版では前述の設定変更により主人公一味と魔王を同士討ちさせようと目論んだりと卑怯な点が目立つ。
一方でスモールグールとマホカンタ以外は攻撃呪文オンリーであり、一度トラップを見抜かれると後は単調に正攻法で攻めるだけのボスになってしまうという面もあった。
本作での戦闘スタイルは本体の呪文と無敵のお供による援護射撃で畳み掛けるという独自のものであり、攻撃呪文と炎・氷・風を使うこと以外に原典との共通点は存在せず、直近コインボスの【ムドー】やアンドレアルと比べてバトル内容の再現度は低め。
とはいえ、原典を忠実に再現しようとすると印象的となる特色がなさすぎる上に、呪文耐性ガン積みやこちらのマホカンタで台無しにされてしまい、実装時期やコインボスの地位に応じた難易度にならないので仕方ないといえば仕方ないか。
こうした事情により原作にはない呪文以外の攻撃手段を多数追加されたという点では、同じくお供&攻撃呪文という戦闘スタイルであった【ゲルニック将軍】と共通し、そのゲルニックとの差別化も図られている。
後に開催された2023年【モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル】では原典での行動を再現・強化した内容のバトルが実装され、更に11月22日より上記の四天王が一堂に会する【結界の守護者たち】の【ボスコイン】も実装された。
コインボス「エビルプリースト」
使用特技・呪文
エビルプリースト
- HP100%~
- 通常攻撃
- 【魔力強化の秘法】:自身に60秒間【呪文ダメージ増加】(30%上昇、【零の洗礼】などで解除可能)
- 【ドルマドン】:対象1人に620程度の闇属性呪文ダメージ(高確率で暴走する)
- 【イオグランデ】:自身の周囲に640~660程度の光属性呪文ダメージ
- HP90%~
- 炎の魔力が 収束する!:HP90%を下回ったタイミングで一度だけ使用。炎の魔力を呼び出す
- 【メルトハリケーン】:対象周囲に500~550程度の風属性ダメージ+30秒間【与ダメージ減少】(30%低下)
- HP75%~
- 氷の魔力が 収束する!:HP75%を下回ったタイミングで一度だけ使用。氷の魔力を呼び出す
- 【いてつくはどう】:対象+前方扇状にいる相手の有利な状態変化を解除
- 【ぶきみな念じボール】:対象周囲からランダムに280~320の闇属性ダメージ+【呪い】(最大HP小ダウン)+【呪文耐性低下】1段階×6回
- 魔力強化の秘法を使わなくなる
- HP60%~
- 地の魔力が 収束する!:HP60%を下回ったタイミングで一度だけ使用。地の魔力を呼び出す
- 【連続ドルマドン】:対象周囲からランダムに330~390程度の闇属性呪文ダメージ×3回(時折暴走する)
- 魔力強化の秘法を使うようになる
- ドルマドン、イオグランデ、メルトハリケーンを使わなくなる
- HP40%~
- 魔力が高まり 攻撃が激しさを増すッ!:HP40%を下回ったタイミングで一度だけ使用。すべての攻撃の与ダメージが15%上昇(永続、解除不可)+自身の不利な状態変化を解除
- ドルマドン、イオグランデ、メルトハリケーンを使うようになる
炎の魔力
- 炎の魔力が渦巻く……!:対象1人に380~420の炎属性ダメージ(非呪文)
氷の魔力
- 氷の魔力がざわめく……!:氷の床を設置。一定時間後に床上のキャラに440~460程度の氷属性ダメージ+【転び】
地の魔力
- 地の魔力がとどろく……!:前方直線範囲に460~490程度のダメージ+【ふっとび】
攻略
HPは159620~160000の間。闇属性に0.8倍の耐性がある。
HPが10%を下回ると怒る。
闇ダメージ減、呪文ダメージ減、呪いガード、転びガード、各弱体系耐性、推奨。
【被ダメージ軽減】52かつ闇耐性86%以上ならぶきみな念じボールを無効化できるため、呪いと弱体系耐性は不要になる。
そうでなくても【氷闇の月飾り】と【ダークタルト】だけでも被ダメージは150前後に抑えられ被害を大きく軽減できるので、この2つだけでも準備しておきたい。
Ver.6.2野良で主流となっている構成は
攻撃役2人(【片手剣バトルマスター】or【片手剣魔剣士】or【ムチまもの使い】)
補助役1人(【魔法戦士】)
回復役1人(【僧侶】or【ブーメラン賢者】or【ブーメラン旅芸人】)
【魔力強化の秘法】を消すために【零の洗礼】や【いてつくはどう】などが使える職を1人は入れておきたい。
耐性低下耐性が甘く、【デュアルブレイカー】込みであれば【フォースブレイク】【ダークネスショット】【ダークマター】などがほぼ確実に入る。
そのため、闇耐性持ちではあるものの、アタッカー兼バフ解除役として魔剣士を起用してもかなりのダメージを叩き出せる。
HPの低下で攻撃が激化するため、安定性よりも速攻性を重視したほうが結果的に安定しやすい。
サポート攻略
サポートオンリーで行く場合は、【天地雷鳴士】は【いのちだいじに】で【マジックバリア】を使ってくれるので入れておくと安定する。対闇属性の定番である【アビスセーラーセット】を着た【モーモン】もかなり有用。自身が賢者で行けば【マホステ】で呪文を完封し雨系特技で念じボールのダメージを減らせ、【零の洗礼】で強化も消せて相性がいい。
魔力強化の秘法はAIではいてつくはどう系の対象外で消してくれないので注意。難易度自体は低く、ヒーラー二人体制ならサポートオンリーでもそう苦戦する事もなく倒せる。
討伐報酬
コインボス「結界の守護者たち」
技構成は単体コインボス版と原典(およびその再現に特化したチャレンジバトル版)の折衷といったところ。
最初は他のボス3体をけしかけつつ自身は無敵状態で様子見し、3体が全滅して初めて本格的に動き出す。詳しくは【結界の守護者たち】を参照のこと。
2023年 モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル
こちらではスモールグール3匹を引き連れての登場。行動パターンもコインボス版と異なり、原典での行動を再現・強化した内容になっている。
エビルプリースト
- 【マホカンタ】
- 【ディバインスペル】
- 【メラゾーマ】
- 【メラガイアー】:HP減少後
- 【神速メラガイアー】:HP25%以降
- 【マヒャド】
- 【マヒャデドス】:HP減少後
- 【バギクロス】
- 【バギムーチョ】:HP減少後
スモールグール
- ツメできりさく
- ディバインスペル
- 仲間を呼ぶ
HP50%以降は攻撃呪文が確実に呪文暴走するが、ディバイスペルやスモールグールへのマホカンタ配りで攻撃の手が止まることが多い。
スモールグールは通常の雑魚版に比べ大幅に強化されており、特にHPは5万近くに登る。