魔法/【ポイズン】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 03:29:56

単体を状態にして、敵をじわじわと弱らせていく魔法。
ゲーム上はあまり意識されることはないが、よく考えると、正義の味方やお子様のヒーローはあまりやってはいけないような非人道的な攻撃方法である。


FF3では無属性、FF6では毒属性のダメージも同時に与える。
基本的には地味な魔法だが、シリーズ作品によってはボスやHPの高いザコに効くこともあり、たまに意外な活躍を見せる。
やりこみプレイなどでは隠れると併用で超重要だったりする。
作品にもよるが、これの上位にあたるのがバイオである。


英語表記は「poison」。


FF3

クラス2の黒魔法
なお、ポイゾナを攻撃魔法として組み直したものがコレ。


バイオの下位魔法という設定と実際に無属性ダメージを与えられるため、「こんなにも早く無属性の攻撃魔法が手に入るの!?」と期待してしまいそうだが、対象にが成功するか否かの判定が優先されるので純粋な攻撃魔法として運用するのはやや難しい。
ダメージはあくまで『オマケ』である。

  • 味方が使った場合は非常に微妙なのだが、序盤にマミーに使われると厄介な魔法となる。
    毒にされるのはもちろん受けるダメージも結構大きく、連発されるとただでさえ少ない回復リソースをゴリゴリ削られるハメになる。

一応、基本成功率は60%と高い。

  • なのだが、同じクラス帯にブラインがいる。ついでに一つ下にスリプルもいる。
    ターン終了時に微妙なダメージをあたえるポイズンは、単体ではあまり役に立たないこともあり、やや影が薄い。

カナーンの町トーザスの村バイキングのアジトで700ギルで購入可能。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

効く確率が下がり、全く役に立たなくなった。
ザコ敵が使ってくると毒消しが必要になり、少しうっとうしい。

FF3(ピクセルリマスター版)

状態異常の成功判定よりもダメージの成功判定が優先されるようになり、さらに無属性ダメージ部分が大幅に強化された。
毒の効果のついでに微弱なダメージが入る魔法から、ダメージのついでに毒が入る魔法に新生した。
誤解されるどころか、本当に序盤から無属性攻撃魔法が使えるようになったのである。
サンダーが効かない相手にはこちらをかける、といった運用で今作の黒魔道士の使いやすさに貢献してくれる。
それと同時に敵が使ってくるポイズンもダメージが上がっておりなかなか危険。

  • この様な仕様になったのは後発のFF6PRと(属性だけ差し替えて)共有する為か?
    ただ、どの様な理由であれ従来より使い勝手が向上したのは嬉しい話ではある。

ドラゴンやベヒーモスなど、HPの高い大型モンスターには「他の状態異常は通らないが毒だけは通る」というものが多いため、削り手段としても有効。
ダメージ部分が物足りなくなってくる中盤以降も、こちらの使い方で活躍の場がある。

FF4

敵に微小なダメージを与え、さらに状態を付加する黒魔法
消費MP2、威力0、命中率90%、待ち時間1。
リディアはレベル10で修得。
テラ試練の山イベント後に使用可能。
パロムフースーヤは初期修得している。


「しぬぞ」で有名な「たかはしてつや」に非常に有効。
8000を超える毒ダメージに目を丸くしたプレイヤーは少なくないだろう。
ただそれ以外では、ゲーム後半はもちろん、前半でも出番はほとんどない。


なぜか腐った死体であるゾンビーにも効いてしまう。
某サイトの解析データによると毒耐性を持っているはずなのにしっかり毒のダメージで崩れていく。
剣をはずして素手で殴った方が早いのであまり意味はないが…

  • SFC版~GBA版(E3)までは、ボスフラグ以外の全ての毒耐性が機能していなかった。
    つまりボスフラグを持つ敵でなければこの魔法は有効(ストップなどと同じ)。
    GBA版(E4)以降は修正された。

眠り状態などにさせてくる敵と戦うときに、味方に全体がけしておく使い道ならあるかも。

  • たとえばルゲイエ戦とかルナドラゴン戦とか。プリンプリンセス戦ではもっと有効。
    バーサクにもかからないし、SFC・WSCならリボンでも毒を防がないので、それ以前のバトル中・もしくは該当バトルの最初のターンにリディアが味方に使っておけばよい。

ダメージ自体が毒耐性によって完全に「無効化」される。
FF4では、耐性で軽減・激減・吸収はあるものの、無効化というのは極めて稀。

  • これは前作同様に、毒が効くかどうかが優先されるため。当然、ダメージ自体は無属性。
    が、ダメージ自体で見ればまったく攻撃ソースにはならないのが前作と違うところ。
    だから他の状態異常対策の服毒戦法などで味方にぶっ放してもリスクはほとんどない。
  • 毒耐性ではなく、「実際に」毒が効くかどうかがポイント。
    SFC版~GBA版E3では毒耐性が機能していないので、実際には毒が効き、ダメージも入る。
    GBA版E4では毒耐性が機能しているので、毒耐性があれば毒は効かず、ダメージはない。
    毒耐性がないモンスターも、ボスフラグがあれば、魔法自体が効かないので、ダメージもない。

ポイズンアクスを使用しても発動する。

FF4(DS版)

DS版では直接ダメージを与える効果はなくなった+命中率が80%に下がったが、カイナッツォ等、毒が効くボスが増えている。
ダメージ間隔は短めなので、とりあえず試してもみるのも悪くない。

  • 強敵バルバリシアへも毒が有効となったが、肝心の使が全員パーティから外れているため、救済されているのは毒状態でありこの魔法では無い……。
    巨人戦ならば使用可能だが、こちらも強くなっておりごり押しで突破できるためポイズンの出番はほぼ無い。

今回はテラも初期修得している。
大人リディアはデータ上はレベル1で修得になっている。


今回はポイズンアクスを使用しても発動しなくなっている。


消費MPが少なく待機時間も短いので、連続魔で余分なMPを消費せず待機時間の短縮も行いたい場合のサブ魔法として使える。
MPがギリギリの状況だと微妙にMPが足りない場合も出て来る為、この魔法を活用し易い筈だ。
リディアは消費MP1・待機時間1のライブラが使えないので、この魔法が一番コストパフォーマンスが良い。
大人時代になるとケアルが使えなくなるので、一層活用価値が上がる。

FF4(PSP版)

ダメージを与えなくなり、毒状態を与える効果だけになった。

FF5

レベル2の黒魔法として登場。消費MP2。命中率は99。

  • 黒魔法ポイズンは非必中。FF5の魔法は必中でなければレベルの影響を受けて命中率が下がり、且つ相手の魔法回避率を参照する。

対象を猛毒状態にする。黒魔法では毒属性ダメージはなし
なのでボーンメイルでの「回復」には使えない。
猛毒状態のダメージは1回最大HPの1/16だが、逆に言うと16回分のダメージで確実に敵を倒せる。


カルナックの町クレセントの町で290ギルで習得可能。
レベル2の黒魔法なのにカーウェンには売っていない。

  • おかげでガルラのカウンタースリップを完封しながら毒殺することができない。

自力で猛毒状態を解除する敵は見当たらない。睡眠を自力で解除する敵もやはりいない。
つまり猛毒にできればこちらから意図的に解除しない限り確実に倒せ、眠らせれば殴らない限り半永久的に敵の行動を封じることができるということになる。
真向勝負では圧倒的に不利な低レベル攻略では、この特性を知っているのと知らないのとでは難易度に大きな差が出てくる。
ボスにも有効なケースがいくつかあるため、猛毒は制限プレイ等ではそれなりに出番がある。


アイアンクローイフリートキマイラブレインカロフィステリなど、ロッド禁止プレイでかなり重要。
対象を猛毒状態にして味方は隠れることで、何もせずに倒すこともできる。
魔法剣では毒属性がつき毒属性弱点の敵に魔法防御力無視の2倍ダメージ+猛毒の追加効果となる。

  • ダメージ部分だけは魔法剣バイオ(毒属性弱点の敵に魔法防御力無視の4倍ダメージ)の方が強い。

確実に当てたいなら「魔法剣ねらう」がオススメ。

  • FF5に毒属性弱点の敵は少なく、最初に登場するのはドリッピー(飛竜の谷)とバイオ入手から間もない。
    しかもそこまでに毒属性吸収や無効化する敵は結構いるため、魔法剣ポイズンの毒属性を生かす場面はないだろう。
    確実に猛毒化する手段としてはもちろん有効。
    一方、バイオは黒魔法としてポイズンロッドによる毒属性強化や防御無視効果があるので結構活用できる。

魔法剣ポイズン+ボーンメイル(毒属性ダメージ吸収、猛毒耐性)で回復に使える。
魔法剣バイオ(スリップ効果なし)でも全く同じ量のHPを回復できるのだが、バイオMP3に対しポイズンMP1なので、この用途では魔法剣ポイズンが完全上位互換。

FF5(ピクセルリマスター版)

iOS/STEAM版の初期~ver1.0.8までで、魔法剣ポイズンの追加効果が機能していなかったが、ver1.1.0および家庭用では猛毒状態にさせるよう修正された。

FF6

ラムウの魔石でのみ覚えられる意外とレアな攻撃魔法。習得スピードは5倍。
効果値は25。消費MP3。ヒット値100。

  • 最下級3属性魔法の効果値は20~22なので、それらより威力はちょっと高め。
    消費MPはファイアの4よりも1少ない。

前作5とは少々異なり、直接毒属性のダメージを与えると同時に毒状態にもする。
地味に全体化不可で、単体対象専用魔法である。


実はMPに対しての与ダメージがかなり高くコスパに優れる。毒耐性を持っていない敵なら追加ダメージで一発当てるだけでも倒せる。
(毒のダメージは時間経過毎に減少量が増える。)
魔法防御が低く物理防御が高くて、毒に耐性を持たない敵を狩る時に猛威を振るう。(例:アダマンキャリー)

  • FF4の感覚でポイズンを考えており、ただ毒を与えられるだけで攻撃力自体はショボい魔法だと思っていたので序盤にディッグアーマーが放ったポイズンの即死級のダメージに戦慄した。
    ああいう"圧倒的威力の初等魔法"を放ってくるボスには憧れる。
    いいんだよ、魔封剣のチュートリアルボスであるが故のバランス調整の結果だとしても。

ガウあばれるウェアラット」「プワゾンベンヌ」「スコーピオン」「ドゥドゥフェドゥ」「ハンプティ」で発動できる。

  • このうちウェアラットは最初から覚えているため、いきなり使うこともできる。

ポイズンロッド」「ダーククロー」でも発動できる(直接殴った場合は25%の確率)。
前者をアイテム使用した場合は魔法防御無視の強力なver。
これで発動する追加ポイズンは追加効果魔法のサガで、魔封剣リフレクの影響を受けない。
(※魔法で使う方はそれぞれ影響を受ける)
アイテム使用の方のポイズンは、やはりリフレクの影響は受けないが、魔封剣の影響は受けてしまう(MP吸収量0)。


3色魔法のヒット値は150なので、魔法回避0の敵が多い本作では一部敵を除きほぼ必中と解釈して問題ないが、ヒット値100のポイズンは回避値の補正により1%の確率で魔法回避0の相手でもミスが発生する。

CCFF7

マテリア『ポイズン』を装備すると使用可能。
消費MP2。敵にの効果を与える。
回避されることはないが、当たるのは敵一体のみ&無効の敵が多いのが難点。
ポイズン単独よりは属性魔法・技各種と合成して使用することのほうが多いと思われる。
バカンス系ミッションで永久ステータス「リジェネ」を相殺するのには便利。
ST魔法系、マテリアランク1。
ダーク&ヘル系、ポイズン剣スカイポイズンの材料になる。
神羅ビルのマテリアルームにいる研究員に体力の魔晄石を渡すと生成して貰える。
ショップアドレス「伍番街マテリア店」でも1000ギルで購入できる。


FF7本編にポイズンは登場せず、対象を毒状態にする魔法はバイオが担っている。

FF9

ビビが使用する黒魔法W黒魔法
対象を60%の確率で状態にする。ダメージはなし。
雷のつえ」で使用・修得できる。

FF11

黒魔道士赤魔道士暗黒騎士が習得可能な黒魔法。水属性の弱体魔法に分類される。
対象を状態にする。毒のスリップダメージは弱体魔法スキルに比例して多くなる。
「ポイズン」と「ポイズンII」が存在し、上位になるほど効果や効果時間、消費MPなどが増大する。
また、本作ではポイズンのガ系に相当する範囲魔法として、「ポイゾガ」や、敵専用の「ポイゾガII」「ポイゾガIII」が存在する。
「ポイゾガ」は黒魔道士、暗黒騎士が習得可能。
語尾が「ズ」から「ゾ」に変化しているため、一見「ポイゾナ」のガ系を思わせる名称になっている。


詳細はこちら→ポイズン

FF12

緑魔法。『緑魔法2』のライセンス習得で使用可能。
相手1体を「猛毒」状態にする。基本命中率60%。
範囲版としてタクシクがある。

FF12IZJS

黒魔法に変更された。『黒魔法5』のライセンス習得で使用可能。
基本命中率65%。

FF14

呪術士の魔法。対象とその周囲の敵に毒を与える魔法。


新生ではプレイヤー側からは削除された。
敵が使う物としては、攻撃対象としている相手を毒の状態異常にする効果。
詠唱が存在しない(無詠唱魔法の)為、使われると同時に毒状態に陥る。
……が、30秒もしないで解除される上、毒によるダメージも少ない為、これ単体で脅威となる事はほとんどない。

FFT

大地に染み渡る、復讐の赤い血よ
その使命を果たせ・・・ ポイズン!

 
黒魔道士のアクションアビリティ『黒魔法』で使える魔法。
範囲魔法。状態になると行動後に最大HPの1/8のダメージ。
必要Jpは少ないものの、成功率が高いわけでもなく、成功しても2、3回ダメージを受けて自然回復してしまう。
リジェネ状態を打ち消して毒状態にできる。

FFTA

赤魔道士銀のレイピアで、錬金術士ドルイドメイスで覚える「赤魔法」「錬金術」の魔法。
対象を状態にする。

FFTA2

錬金術士ドルイドメイスで覚える「錬金術」の魔法。対象を状態にする。
赤魔道士は覚えなくなった。


魔法剣」のひとつである「ポイズン剣」はこの魔法を宿した攻撃という設定。

光の4戦士

闇魔法。単体をにする。消費AP2。


通用する敵は多いが、現在HPに対するダメージである上、攻撃力に困ることはそんなにないため、あまり出番はないだろう。
エクストラダンジョンの硬い敵との戦いでは多少有効な場合もあるが。

FFL

レベル2の黒魔法。消費MPは2。単体を状態にする。
ポイゾナと掛け合わせるとマジックミサイルを習得できる。


アルバは初期アビリティで既に他のレベル2黒魔法と共に取得済み(他のキャラは購入しないと使用不可)。

TFBL

ケフカアーデンの技。
の効果。

PFF

敵専用魔法。
単体にダメージを与え、追加でにする。
パッと見ではバイオとの性能差はなく、ポイズンを使ってくる敵はほとんど居ない。
原作準拠に合わせて、ポイズンかバイオかで分けてあると思われる。

FFRK

レア1の黒魔法アビリティ。対象単体に中確率でを付与する魔法。初期回数は4。
生成に必要なオーブ(極小)は黒3個、闇3個。

FFEX

黒魔法の1つ。魔法球を発射し、対象をの状態異常にするデバフ魔法。
敵ではトードなどが使う。

  • というより、臭い息やステラドライブでまとめて状態異常にさせられる中にあるイメージが強い。

チョコボの不思議なダンジョン2

小難しい本により発動。
小難しい本により発動する魔法は7種類あるが、ポイズンのハネを持っていなければ任意に選択することはできない。
画面範囲内にいる敵全体に効果でターン経過毎に徐々にHPを減らす。耐性のある相手には無効。


不思議なハネは、毒のツメ毒よけのクラ(修正値+1~5)を壊す、
ウェッジのサブイベントで気絶回数2回の場合はジェシーの左隣、気絶回数4回以上の場合は所長の左隣に来た時に話し掛けてそれぞれ任意に貰う、
復活ダンジョンシドタワー)かひみつのダンジョンクリア時にランダムで入手できる。


復活ダンジョン攻略時のシロマはこのハネを初期所持している。