クエスト/風かよふ、四季は巡る

Last-modified: 2024-04-28 (日) 13:05:27

MHR:Sで最後に配信されたイベントクエスト。
本項では、同日に配信された「あの日の笑顔が、灯火に揺らぐ」についても扱う。

目次

概要

  • 2023年7月27日に配信されたクエスト。
    これらのクエストをもって、MHR:Sの新規イベントクエスト配信は"一旦"終了となった。
  • 強化された2頭のモンスターを相手にするという点では凶双襲来クエストと一致しているが、
    いずれもそれらのクエストには含まれていない。

風かよふ、四季は巡る

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金受注・参加条件
MHR:SM★6狩猟クエスト大社跡64800zMR10以上


里長フゲン
怨虎竜と爵銀龍が、大社跡に
現れたぞ!いずれも小型の個体
だが、カムラの里とエルガドを
散々に苦しめたモンスターだ。
数々の困難に直面し、それを乗り
越えてきた日々を思い出しつつ、
武器を取って立ち向かうがいい!
  • 一見ただの2頭クエストであり、里長の言う通りかつての日々を思い出しつつ狩猟したい……
    ところだが、攻撃力が尋常じゃないくらい高く、なんとその攻撃倍率は脅威の23.5
    烈禍襲来クエストの21倍をも上回っており、たとえ最終強化した防具でも被弾すれば致命傷、
    スキルを欲張って傀異錬成で防御力を落としていれば一撃でキャンプ送りにもなりかねない、
    かつての体験版個体を彷彿させるような修羅の個体と化している。
    武具の準備は一切怠ってはならない。
    通常個体だと侮れば簡単にキャンプ送りになる。
  • どちらも最小金冠の個体となっているが、上述の通り攻撃力が非常に高く、少しでも気を抜けばたちまち返り討ちに遭うだろう。
    また、生態情報が「メインターゲットのみ」となっている通り、前作の最終イベントクエストとは異なり
    フィールドにはこの2頭しかいない。
    そのため、非ターゲットが出てくる各種クエストと比較して操竜によるダメージが期待しにくいのも痛い。
    とはいえどちらも操竜は扱いやすく強い部類であるため、ぜひ利用しておきたい。
    マガイマガドもメル・ゼナも状態によって操竜の強さが大きく変わってくるため、そこにも注意を向けられればベター。
  • 報酬は「故郷」「凱旋」などの称号。
    一方、高い難易度に反してなぜか報酬金がやたらと低く、並ぶマカ油も特濃マカ油となっている。

あの日の笑顔が、灯火に揺らぐ

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金受注・参加条件
MHR:SM★6狩猟クエスト城塞高地218880zMR10以上


提督ガレアス
……城塞高地に爵銀龍と怨虎竜が
姿を見せた。どちらも大型の個体
とのことだ。くれぐれも油断なき
よう…いや、カムラの里と我らの
王国を救った貴殿に、このような
心配は無用だな。猛き炎よ、この
狩猟、貴殿に託す。頼んだぞ。
  • こちらのクエストも攻撃倍率が23.5と驚異的な数値になっている。
    どちらも通常個体よりも攻撃が苛烈な傾向にあるため、一度の被弾が命取りになりかねない。
    連撃を得意とする原初を刻むメル・ゼナは特に注意したい。…攻撃倍率が異常なため連撃以前に一撃で葬られることも多いが。
  • 加えて「風かよふ~」とは対照的に、当クエストはどちらも最大金冠の個体が相手となっている。
    また、怨嗟響めくマガイマガドは開幕一極鬼火状態に移行してから大鬼火怨み返しを行う等、一部行動が変化している。
    元々MRでも指折りの戦闘能力を誇る2匹にさらなるパワーアップが施してあるため、苦戦は必至。
    「風かよふ~」をそこまで苦も無くクリアできた、という場合でも気を引き締めてかかるようにしたい。
    • 怨嗟マガドの開幕の都合上、水属性よりは雷属性が有利になりやすいか。
      いずれにせよ、原初とは弱点属性が異なるので武器持ち替えは怠らないようにしたい。
    • 強さに反することなくいずれも強力な操竜、特に操竜大技がトップクラスの威力であるため、有効に利用しよう。
      なお、原初を刻むメル・ゼナは血氣蝕裂状態になると操竜ができなくなることを忘れないよう。
  • 報酬は「闘志」「救国」などに加え、「猛き炎」が満を持して称号として登場。
    また、傀氣マカ油も出てくる。

余談

  • 前者のクエストはカムラの里長フゲンが依頼主で狩猟地が大社跡
    後者のクエストはエルガドの提督ガレアスが依頼主で狩猟地が城塞高地となっており、
    狩猟対象も含め「MHRise」と言う作品の最後のクエストということがかなり意識されている。
    イベントクエストの通例通り盟勇は連れて行けないものの、
    これまでに鍛え上げた装備、狩猟に対する知識、積み上げてきた技量の全てを発揮してクエストを成功させ、
    猛き炎である自分自身の実力を証明しよう。
    • ちなみに、マスターランクの集会所クエストや盟勇クエストではしばしば依頼主となっていたガレアスであるが、
      意外にもイベントクエストではこれが初めてとなる。
      また、(傀異討究クエストを除き)マガイマガドとメル・ゼナが同時に狩猟対象になるのも初めてのことである。
  • クエスト名は、双方とも各作品エンディング曲(日本語版)導入部の歌詞から引用されている。
    • MHRise:つなぐ花篝
    • MHR:S:Sunbreak
    本当の意味でモンスターハンターライズ:サンブレイクという作品の最後ともいえる本クエストにふさわしいといえよう。
    プレイされるときは、かつて貴方が猛き炎として出会ってきた数々のモンスターたちや
    カムラの里とエルガドでの物語に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
    ただし、どちらも思いを馳せる間もなくキャンプに叩き返されかねないクエストであることは重々承知しておくように
  • 開発スタッフによるプレイ映像「Developer’s Challenge Sunbreak」の最終回では、
    「あの日の笑顔が、灯火に揺らぐ」のクエストをプレイしているのだが、
    なんと防具装備なし、つまりでのクリアを達成している。
    開発陣にもとんでもない腕のハンターがいるのだろう。
  • 英語版での名前は「風かよふ、四季は巡る」が“Flagship Fight”
    「あの日の笑顔が、灯火に揺らぐ」が“Daily Practice”となっている。
    • 前者における“Flagship”は直訳すれば「旗艦」、転じて「重要なもの」や「顔となるもの」というような意味であり、
      メインモンスターの英訳も“Flagship Monster”である。
      クエスト名を訳すのであれば「メインモンスターとの戦い」といったところか。
      ライズ系列の看板である怨虎竜と爵銀龍との対決をそのまま表したタイトルと言えるだろう。
    • 一方、後者は直訳すると「毎日の練習/実践」といった意味になる。
      正真正銘最後のクエストである本クエにこのタイトルを付ける事で、
      このクエストも毎日の狩猟の一環に過ぎず、ハンターライフはこれからも続いていく、
      といった真意を込めた英名になっている…のかもしれない。
  • 前述した通り、本来ならこのクエストがMHR:S最後のイベントクエストになる…はずだったが、
    2023年9月23日に行われた『東京ゲームショウ2023』のカプコンステージライブ Day-1において、
    TGS2023特別クエストとして「烈禍襲来:奏でるは破滅の調べ」が登場。
    今までイベントクエストのなかったアマツマガツチの強化クエストであり、
    ハンター達へのサプライズという事で2023年9月25日から通常のイベントクエストとしても配信された。
    このため、事実上最後に配信されたのは本クエストではなく、この烈禍襲来クエストという事になる。
    • 「最後のイベントクエスト」が配信されたのにもかかわらず、
      何かしらのイベントの事情で別のクエストが配信される事例は過去作でもあり、
      MH3Gでは「狩人の頂」配信後にUSJとのコラボクエストが配信されており、
      MH4では(イベントでの先行配信があったとはいえ)「時代を翔ける龍」から7ヶ月も遅れて
      該当クエストが配信されたという経緯もあったりする。

関連項目

モンスター/マガイマガド
モンスター/メル・ゼナ
モンスター/怨嗟響めくマガイマガド
モンスター/原初を刻むメル・ゼナ
システム/イベントクエスト
クエスト/あの日の思い出 - 前作で最後に配信されたイベントクエスト。
クエスト/炎の如く、日々を力強く生きろ - 前作におけるマガイマガドの強化クエスト。