MHP2Gにて追加された、狩猟笛の旋律効果。
自分の周囲に一瞬だけ高音を発生させる。
目次
概要
- 音爆弾と同様の効果を持ち、音に弱いモンスターに影響を与える。
自分や味方ではなく、モンスターに対して効果を発揮する旋律はこれが初である。
- 演奏の必要がある性質上、音爆弾のようにモンスターの挙動を見てから使用する、という事が難しい。
上手い人はディアブロスの潜行に合わせて演奏し、引きずり出す事ができるが、
音爆弾を使った方が早いし確実、という場合もしばしば。
しかし演奏モーションにはスーパーアーマーが付くため、
潜行時の風圧にあおられて音爆弾を投げるのに失敗する…という恐れがないのは利点の一つ。- 近年の作品では旋律周りの仕様変更に伴い、音爆弾と同等以上と言えるほど実用的な旋律になりつつある。
納刀アクションに明確なデメリットがある狩猟笛においては、抜刀状態で音爆効果を発動できる有用性は大きい
(MHRiseではそもそも納刀のデメリット自体もほぼ解消されているが)。
- 近年の作品では旋律周りの仕様変更に伴い、音爆弾と同等以上と言えるほど実用的な旋律になりつつある。
- 音爆弾と異なり音源の位置≒ハンターの位置であるため、
判定がシビアなモンスターには接近を余儀なくされることも。
また上記の性質上、潜行中のハプルボッカの誘導は自殺行為である。
- 空中を飛び回っているガブラスに関しては難しいテクニックも必要ないので、
音爆弾節約として有効ではある。ガブラス狩りに狩猟笛を担いで行くのもいいだろう。- デルクスを砂中から引っ張り出す際にも重宝する。
ガブラスと異なり移動が速いものの、事前に音符を揃えておき、
デルクスが真っ直ぐ進んで来たら演奏を始めるとうまく当てることができる。
- デルクスを砂中から引っ張り出す際にも重宝する。
- 笛吹き名人のスキルを発動させておくと高周波の判定距離が延びる。
MHW:Iで追加された笛吹き名人Lv2ではさらに延びる。
ただし、MHRiseの百竜スキル:大音量演奏では高周衝撃波の攻撃判定は拡大されない。
- 見た目のイメージから勘違いされ易いが、狩技の「音撃震」に高周波効果は無い。
MHXのPVにてこれを喰らったドスマッカォが怯んでいたため、
間違ったイメージがより刷り込まれているようだ。
同様にMHW:Iから追加の響周波【打】および【龍】にも高周波効果はない。
作品ごとの変遷
MHP2G
- 初登場作品。
旋律は黄色音符を3つ並べる事で発動する。
使用する際はガオレンズホロウやヴォルカニックロックなど、
演奏3に黄色音符が割り振られている狩猟笛が使いやすい。
これはぶん回しor柄殴りから演奏3に素早く派生できるためである。
MHP3~MHXX
- MHP3からは「高周波発生」に名称変更された。
さらに狩猟笛の演奏方法が変わり、音符さえ溜めておけばすぐに演奏できるようになったお陰で
以前に比べれば使いやすくなった。
が、それでも効果発動までのラグは長いため、使いこなすには先読みが必要となる。- 旋律完成に必要な音色は変わらず黄3つ。
MHP2Gから楽譜の変更がされていない、珍しい旋律の一つである。
- 旋律完成に必要な音色は変わらず黄3つ。
- MHXXでは演奏時間が短縮される狩技:アニマートハイの登場で
更に使い勝手が良くなった。
MHW(:I)
- MHWorldでは旋律を3つまで保存可能になり、
いずれかを選択して発動可能になったためますます使い勝手がよくなった。
- MHW:Iでは旋律発動までの時間が若干早くなり使い勝手が上がったが、
World時とはタイミングがズレるので注意が必要。- 同作からは全武器種に抜刀スリンガーアクションが追加されたが、
とっさに使おうとすると響音攻撃アクションに化けやすいことや、音爆弾を消耗すること、
高周波の発動が早くなっていることなどの要因もあり、
黄色音符をもつ笛であえて抜刀スリンガー音爆弾を使うメリットは少ないと言える。
- 同作からは全武器種に抜刀スリンガーアクションが追加されたが、
MHR(:S)
- MHRiseでは演奏システムがガラッと変わった影響で「高周衝撃波」という演奏効果に。
音爆弾効果と追加で衝撃波の攻撃判定が発生するようになり、
使い所が限られていた従来より攻撃的な旋律になった。
また、演奏そのものの高速化により高周波効果自体も歴代トップクラスで使いやすくなっている。- ただ、衝撃波は単発の割に演奏で発生するそれと比べると火力はかなり低い。
また攻撃範囲は音爆弾効果の範囲より狭い。音爆弾効果だけが敵に当たっても打撃音がするが
実際はある程度近づいていないとダメージが発生しないという幾分ややこしい仕様。
攻撃的にはなったもののどんな大型モンスターに対しても積極的に採用するほどの優位性ではない。
演奏モード:響ならば、コンボついでに1音足しておけば、任意のタイミングでサクッと演奏して追加ダメージを狙えるので、
単発火力は低いとは言えオマケ程度に狙っていくならば悪くない。
演奏モード:奏では、わざわざ2音揃える手間に対して火力が微妙なので、
積極的に組み込むほどの価値はない。
この音色の多くがコンボに組み込みにくい音色3なのもイマイチなところ。 - マルチプレイでは、高周衝撃波の範囲内にいる味方の数だけ追撃が発生するバグが存在していた。
この仕様により衝撃波の威力は最大で約4倍まで膨れ上がり*1、
元の威力が低かろうと実用の範囲内となっていたが、v3.1で修正された。
- ただ、衝撃波は単発の割に演奏で発生するそれと比べると火力はかなり低い。
- MHR:Sでは高周衝撃波自体に変更は無かったが、MR解禁により武器の攻撃力が跳ね上がったことで
衝撃波の威力も順当に高くなり、追加ダメージとしては中々侮れないものになった。
また、高周波+衝撃波で2Hit分を稼げるため、剛心や粉塵纏といった攻撃のヒット数を参照する新スキルとも相性が良い。
高周衝撃波を連打する運用に向いた笛の存在もあり、活躍の場は前作より増えたと言えるだろう。
MHF
- MHFでもシーズン10から音爆演奏という同様の効果が発揮できるようになった。
こちらは通常時にキックボタン一発で発動するので非常に使い勝手がいい。
G1以降は音爆弾同様に気絶や雪だるまを解除する効果も与えられ、
さらにスキル「喝」を発動していれば範囲内の味方を強化することもできる。
斬れ味を消耗するという欠点もあるが、そもそも多用する必要はないのであまり問題はない。
ただし秘伝書で嵐ノ型を適用していた場合は、音色変更に差し替えられて使用できなくなる。